JPS59222843A - ネガ型湿し水不要平版印刷版の製法 - Google Patents

ネガ型湿し水不要平版印刷版の製法

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JPS59222843A
JPS59222843A JP9580683A JP9580683A JPS59222843A JP S59222843 A JPS59222843 A JP S59222843A JP 9580683 A JP9580683 A JP 9580683A JP 9580683 A JP9580683 A JP 9580683A JP S59222843 A JPS59222843 A JP S59222843A
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JP
Japan
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coating
photosensitive layer
photosensitive
silicone
printing plate
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JP9580683A
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Katsumi Watanabe
克巳 渡辺
Norio Kawabe
川辺 紀雄
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/0048Photosensitive materials characterised by the solvents or agents facilitating spreading, e.g. tensio-active agents

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明はネガ型湿し水不要平版印刷版の製法に関するも
のである。更に詳しくは、塗布むら、ピンホールやハジ
キなどを生じることなく、感光層塗液を支持体上に塗布
乾燥またはキーアしぞ得られる感光層を有するネガ型湿
し水不要平版印刷版の製法に関するものである。
〈従来技術〉 シリコーンゴム層をインキ反撥層上する湿し水不要平版
印刷版の中でも、支持体に裏打ちされた感光層上にシリ
コーンゴム層を塗設してなるネガ型湿し水不要平版印刷
版として9例えば特開昭55−110249.特開昭5
6−80046にキノンジアジド化合物を含む感光層の
上にインキ反発性/リコーンゴム層を設けてなる予備増
感きれた平版印刷版が提案されている。
このような湿し水不要平版印刷版の感光層は感光性組成
物を適当な溶媒に溶解し、支持体の上に塗布して、しか
る後、乾燥またはキュアして得られるものであるが、か
かる感光性組成物に含まれるキノンジアジド化合物は比
較的低分子であること、さらに重合体であったとしても
重合度が低いなど塗布に当って感光層塗液の粘度を上け
ることができず、かつ溶解度の点で限られた範囲の溶媒
しか用いられないなどの理由で、得られる感光層は膜厚
が不均一になったり、クレータ−、ピンホールまたは・
・ジキが多く発生したり、塗膜表面が失透するなど、塗
膜特性上程々の欠点がみられた。
このため、美観上商品としての価値を損なうばかりでな
く、印刷物上に非画像部の汚れまたは逆に画像部の白ぬ
けなどの欠点がみられる。
従来、ハジキやピンホールのない均一な感光層を得るだ
め、塗布液の溶媒の選択、特定の高分子化合物の添加、
塗布液の濃度アップ、塗布回数の増加、厚く塗布するこ
と、塗布方法の変更などが行なわれているが、これらに
よっては、上記塗工性の問題は完全に解決するまでに1
は至っていない。
〈発明の目的〉 支持体」二に感光層塗液を塗布、乾燥またはキュア後、
シリコーンゴム層を塗設して得られるノ・ジキ、ピンホ
ールのない均一な感光層を有するネガ型湿し水不要平版
印刷版の製法を提供することが本発明の目的である。
〈発明の構成〉 本発明者らは、上記目的を達成するため9種々研究を重
ねた結果、キノンジアジド化合物を含有する感光性組成
物にフッ素系界面活性剤およびシリコーン系界面活性剤
から選ばれる少なくとも1種を溶媒を除く全組成物中の
OO1重量係以上5重量%以下、好ましくは0.01重
量%以上2重量%以下含有せしめた感光性組成物を溶媒
に溶解し、これを支持体に塗布し、乾燥またはキュアし
て感光層とし、この上にシリコーンゴム層を塗設してネ
ガ型湿し水不要平版印刷版を製造する方法、更に好まし
くはキノンジアジド化合物を含有する感光性組成物にフ
ッ素系界面活性剤およびシリコーン系界面活性剤で、か
つ非イオン性界面活性剤から選ばれる少なくとも1種を
溶媒を除く全組成物中の001重量重量上5重量%以下
、好ましくは0.01重量係以上2重量係以下含有せし
めた感光性組成物を溶媒に溶解し、これを支持体に塗布
し乾燥またはキュアして感光層とし、この上にシリコー
ンゴム層を塗設してネガ型湿し水不要平版印刷版とする
ことによって達成されることを見い出して本発明に到達
した。
本発明の組成物に添加されるフッ素系界面活性剤、シリ
コーン系界面活性剤を更に詳しく説明する。
ここでいうフッ素系界面活性剤とは通常の界面活性剤の
疎水性基の炭素に結合した水素の代りに。
その一部または全部をフッ素で置換したものをいい、従
来の界面活性剤の分類に従って列記すれば以下のように
なる。
イオン性界面活性剤としてRfCOOM 。
RfSO2N(R’)2CH2COOM、 RfBNR
’C2H40503M、 RfSo3M。
n、、BNR′(cH2)mop (OH)2(Rfは
アルキル基のHの一部または全部を下でおきかえたフッ
化炭素基(C数3〜20)、BはCo、 802. R
’はHまたは低級アルル基、MはH,アルカリ、アルカ
リ土類金属など1mは1〜10の整数)の構造をした陰
イオン性界面活性剤、 RfBNHC2H4NR’、、
=’、HX。
R,BNHC2H,NR,・x−(xは)・ロゲノ酸根
、他は前出と同じ)の構造をした陽イオン性界面活性剤
RfBNH(C2H4) N+(R’)2(CH2)m
COO−の構造をした両性界面活性剤が挙げられる。
非イオン性界面活性剤としてRfOH。
RfBN (C2H40)nH(nは1〜20の整数)
の構造をしたものが挙げられる。
高分子界面活性剤として−CH2−CH(COOCH2
Rf) −の構造をしたものが挙げられる。
さらにここでいうシリコーン系界面活性剤とは通常の界
面活性剤の疎水性基の炭化水素部位の一部またはすべて
がケイ素、−1:たはンロキサンに置換されたものをい
い、従来の界面活性剤の分類に従って列記すれば、以下
のようになる。
イオン性界面活性剤としての’)3Si (CH2)。
C0OH。
HOOC(CI(2)nS 1 (CH5)20 S 
1(CH3)2(CH2)nC00H。
[(CH,)、SiO]2SiCH3(CH2)、O2
0,Hの構造をし7た陰イオン性界面活性剤。
は1〜20の整数)などの構造をした非イオン性界面活
性剤が挙げられる。
これらの界面活性剤のなかでも特に非イオン性界面活性
剤が本発明の効果が著しい。非イオン性界面活性剤とは
先にあげた構造式からも明らかなようにイオンに解離す
る基を有しない界面活性剤をいう。
本発明のフッ素系およびシリコーン系界面活性剤は洗浄
剤、浸透剤、乳化剤、繊維仕上剤、可溶化剤、帯電防止
剤9分散剤、塗料添加剤、化粧品用オイル、粉末処理用
オイル等として一般に用いられているものであるが9本
発明者らは本発明の界面活性剤を感光層塗液に、該感光
層塗液の溶媒を除く全組成物中の5重量%以下という少
量の添加で感光層塗液のレベリング、−)、た塗布溶媒
の支持体に対する界面張力を下げて濡れ性を改良し。
塗工性を良くすることによって版性能に何ら悪影41与
えること々く、ハジキ、ピンホールのない均一な膜厚の
感光層を与えることを見い出したのである。本発明の界
面活性剤の感光層塗液への添加量は該感光層塗液の後記
溶媒を除く全組成物中の001重量%以上5重量%以下
の範囲で、より好ましくは0.011重量%上2重量係
以下の範囲である。5重量%を越えて添加した場合9版
(A性能。
特に感光層とシリコーンゴム層の接着に悪影響を与える
。さらに001重量係より少ない場合はその効果が小さ
くて本発明の目的が達成できなくなる。
本発明の界面活性剤は単独あるいは混合して使用される
以下1本発明の界面活性剤の代表的具体例を例示する。
〔例示界面活性剤〕
CF C0OH,C,F、5COOH,C8F、、C0
OH,C9F、、C0OH。
  11 CHF2(CF2)2COOK、 CHF2(CF2)
9C:OOK、 CHF2(CF’ρ、、GOOK。
CF3(CF2)6(CH,、)5COONa、CF、
(CF2)6CHCH(CH2)2or、COONa。
CF、(CF2)、CF(CF3)(CH2)、。CO
ONa、CF、(CF2)6COONH,。
C8F、、So□N(Et)CH2CH2K、 C8F
、、So、H,C8F、、So、Na。
C8F、、So、Li、 C8F、、So3に、 C,
F、−(CH2)5So3Na。
C,F、−(CH2)、5o3Na、  CHF2(C
F2)、PO(OH)2゜C8F、、5o2NEtC2
H40PO(OH)2゜(C8F、、502NKtCH
2CH20)2POONH4゜C,F、5CONHC,
H6鱈Mθ2CH2CH2COO−。
CF  C0NHC3H,N+Me3ニー 、C8F、
7So2NHC3H6N+Me5X   。
C8F、、5o2NKt (CH2)20POCOC6
H5)2゜C8F、、5o2NEt(C2H,lo)1
4H,C8F、、E102NEtC2H4(QC3H6
)50H。
C8F、、5o2NH(C2H40)nH,C8F、、
5o2NKt(CH2CH20)nH(n −1−20
) 、  (C2H5)、5i(CH,、)nCOOH
(n=6〜10)。
C6H3(CH,)2Si (CH2)2COOH。
HOOCC2H4Si (Me)20Si (Me)2
C2H4COOH。
(CH,)、Si OSi (CH3)25 CH2C
0OH。
C(CH3)3Si O〕、5l(CH,) −(CH
2)、O20,H(アミン塩)。
(C4H7O)2Si (QC2H,NH,、)2・2
R’C0OH。
C(CH3)、5fO)3Si (CH2)3NH(C
H2)2NH2゜CHO(C7H40)、]3SiC2
H4Coo (C,、H40)3H。
(CH,)3SiC6H4−QC2H40H、C,8H
,Si(:O[C2H40)nH]3゜[(CH3)、
SiO]3SiC,H60(C2H40)、2CH3。
CH,(QC,、H4)、QC3J(66ti (CH
3)2−0(si (Me)、、 Ot S i (C
H,)2−C,H60(C,、H40) −CH。
〔(CH,)2SiOSi (CH3)20 )、、 
si (CH3)C3H60(C2H40) CH3゜
3 (BuSi (CH3)2012Si (CH3)C3
H60(C2H40)、、CH3゜n0at−8i (
CH3)20Si (CM、)2C3H60(C2H4
0)、6CH3゜(CH3)3S i−[O8i (C
H3)2〕、=O8i (CH3)2C3H60(C2
)(、l!、CH3x/y =O/6 、0/16 、
3/7 、3/12 、3/16 、6/12 、9/
16Si[: (OCH2CH,、)。0R)4゜C,
H7O(C2H40′)n(C3H60)I]]−CH
,、CH(OH)CH2QC3H6Si (C13)2
0[Si (CH3)20]XSi (CH3)2−C
3H60CH2CH(OH) CH2(QC,H,)。
(QC,、H4)nOC4H7゜ (CH,)3SiO−[Si (CH3)20]XSi
 (CH3)2(C2H40)、1CH,。
HO−[:Si (OR’) (OCOR) O+H。
(CH,)3Si[:O8i (CH,)2)、−2(
CH2)、0(CH2CH20)nH。
(CH,)3Si(CH2Si (CH3)2〕1.2
(cI(2)、o (CH2(J120)nH。
(cH3)3S l(S 1(cH3)2)、〜2(c
H2)、O(cH2CH20′)nH。
これら本発明の界面活性剤は市販品として例えば次のよ
うな会社の商品名として容易に入手することができる。
フッ素系界面活性剤として゛メガファツク”(犬日本イ
ンキ化学)、゛エフトップ″(東北用’t4)、”サー
フロン” (旭硝子) 、  ゛−yターシーr−ント
” (ネオス)、゛フロラード″(住方スリーエム)、
″モンフロー”(花王アトラス/ I C工)。
” ソ=−ル”  (テュポン・ファーイースト)等の
商品名で販売されている。
7リコ一ン系界面活性剤として“”SH”、”SRX”
 (トーン・シリコーン)等の商品名で販売されている
フッ素系界面活性剤のうち陽イオンタイプとして、エフ
トップEF1ろ2.フロラードFC134。
フッ素系界面活性剤のうち陰イオンタイプとして、エフ
トップEF10:2. EFl 0ろ、EF104゜E
Fl、05.FiF112.KF123A、]1EF1
23B。
KF306 A、KF501 、フロラードFC95゜
Fe2B、FCl26.FCl28があり、フッ素系界
面活性剤のうち両性タイプとしてエフトップEF700
があり、フッ素系界面活性剤のうち非イオンタイプとし
てフロラードFC170,FC170C。
FC430,FC431、FCl76、エフトップKF
121、EF122A、EF122B、EF122BA
EF122 C,EF122A3.EF126.EF1
27゜EF301  、 1iiF302.  EF3
0ろ、  EF304.  EF305があシ、7リコ
ーン系界面活性剤として5H7PA、  5H28PA
、  5H29PA、  SHろOPA 。
19H34PA、5H29,E3H50,5H3748
゜5H3749,5H3771,5H8414,5RX
294A。
5RX295,5RX298,5H3747,5H21
PA。
SH3746、FOAMKILL639J  (Cnu
cib]、eChemicaコ社)がある。
本発明の感光層塗布液に用いられる塗布溶媒の具体例と
しては2例えばエチルセロンルブ、メチルセロソルブ、
ブチルセロソルブ、メチルセロソルブアセテート、エチ
ルセロソルブアセテート。
ジメチルホルムアミド、ジオキサン、メチルエチルケト
ン、アセトン、テトラヒドロフラン等が挙げられる。こ
れらは単独あるいは混合して適宜使用される。このうち
、特に好ましいのはエチルセロソルブ、メチルセロンル
ブ、メチルセロソルブアセテート、エチルセロソルブア
セテート、テトラヒドロフラン、ジオキサンである。
本発明に係る湿し水不要平版印刷版を製造する場合、使
用に適した支持体は特に限定されないが。
通常の湿し水不要平版印刷版に用いられ、または提案さ
れているものならばいずれでもよい。例えばアルミニウ
ム、亜鉛、銅、鉄等の金属板、及び亜鉛、銅、クロム等
が蒸着された金属9紙、ポリエチレンテレフタレート、
ポリスチレン、ポリプロピレン等のようなプラスチック
フィルムまたはシート、ゴム弾性を有するシート、また
は金属が蒸着または金属箔がラミネートされた紙もしく
はプラスチックフィルム等が挙げられる。
本発明において使用する感光性物質はキノンジアジド化
合物である。
以下、その代表的なものを例示すれば下記の通りである
。公知のO−キノンジアジド化合物であればいずれでも
よいが、特に好適な0−キノンジアジド化合物としては
、米国特許第3,046.120号明細書に記載されて
いる1、2−ベンゾキノンジアンド−4−スルホン酸ク
ロリドまたはナフトキノン−1,2−ジアジド−5−ス
ルホン酸りロリドトフェノールマタハクレゾール・ホル
ムアルデヒド樹脂とのエステル、米国特許第ろ6ろ57
09号明細書に記載されているピロガロール アセトン
樹脂とO−ナフトキノンジアジドスルホン酸クロライド
のエステル、特開昭55−59466.55−1102
49、 56−80046号明細書に記載されているナ
フトキノンジアジド化合物等が挙げられる。
本発明における感光層塗液の塗布方法としては。
ディップコーティング、ロールコーティング、リバース
ロールコーティング、エアドクターコーティング、ブレ
ードコーティング、ロントコ−ティング、ナイフコーテ
ィング、スクイズコーティング、グラビアコーティング
、キャストコーティング、カーテンコーティング、スプ
レーコーティング、押出コーティング、回転塗布等の方
法が用いられ、感光層膜厚は01〜1067m2が好ま
しい。
乾燥またはキュア温度は通常提案されている温度。
例えば30〜1so℃、好ましくは60〜150℃の範
囲である。
さらに本発明に用いる感光層塗液には他の種々の目的の
ために、必要に応じて充てん剤、結合剤。
色素、染料、顔料、増感剤、塗布性改良のだめの本発明
以外の界面活性剤、及び他の常用の添加剤及び助剤を含
有することができる。
本発明で用いられるインキ反発性シリコーンゴム層も特
に限定されず、湿し水不要平版印刷版で通常提案されて
いるものが用いられる。例えば。
シリコーンゴム層は9次のようなくり返し単位を有する
分子量数千〜数十万の線状有機ポリシロキサンを主成分
とするものである。
ここTRは炭素数1〜10のアルキル基あるいはフェニ
ル基であり、Rの60%以上がメチル基であるものが好
ましい。
このような線状有機ポリシロキサンをまばらに架橋して
ソリコーンゴムとする。そのために架橋剤が添加される
架橋剤としては、いわゆる室温(低温)硬化型のシリコ
ーンゴムに使われるものとして、ア士トキシ7ラン、ケ
トオキンムシラン、アルコキノンラン2アミノソラン、
アミトンランなどがあり。
通常線状有機ポリシロキサンとして末端が水酸基である
ものとくみ合わせて、各々脱酢酸型、脱オキシム型、脱
アルコール型、脱アミン型、脱アミド型ノシリコーンゴ
ムとなる。これらの7リコーンゴムには、さらに触媒と
して少量の有機スズ化合物等が添加されるのが一般的で
ある。
本発明における7リコ一ンゴム層塗液の塗布方法として
も特に変ったところはなく公知の方法。
例えば感光層塗布のところに記載された方法で行なわれ
る。
シリコーンゴム層膜厚は05〜50 g、7m2.  
好ましくは05〜2067m2である。キュア温度は通
常提案されている温度1例えば30〜150℃である0 本発明にかかわる湿し水不要平版印刷版の製造方法とし
ては、特に通常の製造方法と異なるところはなく、一般
的方法が適用されることは言うまでも々いが1例えば支
持体に感光層を通常の方法で塗設して、必要ならばその
上に接着層を設けてから1通常の方法によって、さらに
その上にシリコーンゴム層を設けて、必要ならばその上
にカバーフィルムをラミネートして1本発明で目的とす
る感光層の塗工性の改良された湿し水不要平版印刷版が
製造される。
支持体と感光層の接着等の改良が必要ならば。
公知のプライマ層9例えばフェノールホルムアルデヒド
樹脂のようなものをプライマ層として用いることは何ら
さしつかえなく1本発明の目的をそこなうものではない
かくして得られた平版印刷版の製版方法としては、特に
通常の製版方法と異なるところはなく。
一般的方法が適用きれることは言うまでもない。
例えば、カバーフィルムをつけた1捷1寸だけ剥ぎとっ
てから刷版製版用フィルムを真空密着させて、超高圧水
銀灯、メタル・・ライドランプ、ケミカル灯などを用い
て露光してから、かかる湿し水不要平版印刷版で通常提
案されている現像液で現像すると、非画像部として感光
層とその上のノリコーンゴム層の残った部分1画像部と
してノリコーンゴム層のみが除去され、その下の感光層
が露出した部分またはノリコーンゴム層と感光層の両方
が除去されて支持体表面またはプライマ層が露出しだ部
分からなる印刷版が得られる。
以下実施例を挙げて本発明を例証するが、これにより本
発明の実施態様が限定されるものではない。
実施例1.比較例1 厚み0.24niのアルミ板(住方軽金属製)にフェノ
ールホルムアルデヒドレゾール樹脂(スミライトレジン
pc−i、住方デュレズ製)を1μの厚みに塗布し、1
90℃、3分間キュアしたものを支持体として、この上
に下記の感光性組成物を塗布し、120℃、2分間加熱
処理して厚さ2μの感光層を設けた。
ナフトキノン−1,2−ジアジド−5−スルホン酸トフ
ェノールホルムアルデヒドノボラック樹脂の部分エステ
ル(IR法によるエステル化度47%)       
       100重量部4.4′−ジフェニルメタ
ンジイソシアネートろ0重量部 ジブチル錫ジラウレート     02重量部FC43
0(非イオン性フッ素界面活性剤、住方スリーエム社製
)0,1重量部 ジオキサン          740重量部続いてこ
の上に下記の組成のシリコーンゴム組成物を回転塗布後
、120℃、露点30.2分間湿熱硬化させて2μのシ
リコーンゴム層を設ケて。
湿し水不要平版印刷版を作成した。
ジメチルポリンロキザン(分子量約25,006゜末端
水酸基)           100重量部ビニルト
リス(メチルエチルケトキンム)シラン       
           8重量部ジプチル錫ジアセテー
ト     02重量部γ−アミノプロピルトリメトキ
シシラン1重量部 アイソパーE(エッソ化学製、脂肪族炭化水素系溶剤)
             1800重量部一方、上記
感光層塗液からFe2ろ0を除いた以外はすべて同じに
して湿し水不要平版印刷版を作成した。このようにして
得られた両方の印刷版にメタルハライドランプ(岩崎電
気11製アイドルフィン2000)を用い、1mの距N
ILでUVメーター(オーク製作所、タイプUV402
A)で6m W/cm ’の照度で全面露光を6秒施し
た。次いで、塩基処理液(アイソパーH/ブチルカルピ
トール/エチルセロソルブ/エタノールアミン−901
515101重量比)に1分間浸漬すると全面が褐色に
着色する。着色した印刷版を風乾燥し、ごみのような異
物に対する感光層の塗工性を評価したところ、界面活性
剤FC430が入っていない印刷版において、異物の周
囲は感光層がはじいており、白くぬけていたが、FC4
30が入っていた方はかかる欠点はみられなかった。か
かる感光層のノ・ジキ部位では感光層が塗布されていな
いので画像形成能がないため、印刷物の欠点となる。
実施例2 実施例1と同じ支持体に三菱鉛筆 DERMATOGRAPI(”7600−15 (赤鉛
筆)を用いて2X2.の四角形状の梯子様の絵をかき。
さらにその上にナフトキノン−1,2−ジアジド−5−
スルホン酸トフェノールノボラノク樹脂の部分エステル
(エステル化度47チ)の20重i%のジオキサン溶液
に下記表1に記載した界面活性剤を前記部分エステルに
対して1重量係添加したものをバーコータ寺6で塗布す
る。次いでセツティング60秒してから140℃でろ0
秒乾燥したものについて、かかるジオキサン溶液が鉛筆
の線から四角形の内側にはじいた距離(m表示)を塗工
性の相互比較上の評価値とした。
次いで5H30PA、5H3748,ろ749 、37
71を用いたものの上に実施例1と同様にしてシリコー
ンゴム層を塗設してから製版したものは、印刷版として
充分な性能を有していた。
実施例3 実施例2と全く同様にして塗工性のテストを行ない1表
2の結果を得た。
これらの界面活性剤については実施例1のFe2ろ0の
場合と同様にして湿し水不要平版印刷版とし9次いで製
版して塗工性の改良された良好な画像の印刷版が得られ
た。
実施例4 実施例1と同じ支持体で大きさ170x250mmの上
に下記の組成の感光層塗液をバーニータナ6で塗布し、
60秒セツティング後125℃のオーブン中で30秒間
キュアさせ、膜厚2.0g7m2とした。
ナフトキノン−1,2−ジアジド−5−スルホン酸トフ
ェノールホルムアルデヒドノボラツク樹脂ノ部分エステ
ル(エステル価52 % ) I DO重量部ミリオネ
ーhMR200(日本ポリウレタン製)30重量部 ジブチル錫ジアセテート     02重量部パラトル
エンスルホン酸08重fL 部界面活性剤(Fe2ろO
(非イオン性フッ素系界面活性剤、住方スリーエム製)
または5H28PA(非イオン性シリコーン系界面活性
剤、トーレシリニーン製)            0
5重量部感光層塗液の濃度20%、溶媒はTHF/酢酸
カルピトール−50750とする。このようにして感光
層を塗布した版の表面光沢の評価によれば。
かかる界面活性剤がない場合、失透が著しく、この上に
シリコーンゴム層を設けても商品の美観上問題があり商
品価値を損うが、上記の界面活性剤を入れた場合、失透
もなく9表面の光沢は充分であり商品として良好な印象
を与えるものが得られる。
かかる感光層塗設物の上に実施例1と同様にしてシリコ
ーンゴム層を設けて得られた印刷版を保護フィルムとし
てポリプロピレンフィルム(厚さ8μ)でラミネートシ
、メタルハライドランプ2KWで1mの距離で4秒全面
露光してから1次いでその上にネガフィルムを真空密着
させ、同じランプで45秒露光して、カバーフィルムを
はキトリ。
次の組成からなる現像液でもって現像すると良好な画像
の印刷版が得られる。
アイソパーH90重量部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  フッ素系界面活性剤およびシリコーン系界面
    活性剤よシ選ばれる少なくとも1種を溶媒を除く全組成
    物中の0.01重量%以上5重量%以下含有し、かつキ
    ノンジアジド化合物を含有する感光性組成物を溶媒に溶
    解し、これを支持体に塗布し。 乾燥またはキュア後、その上にシリコーンゴム層を塗設
    することを特徴とするネガ型湿し水不要平版印刷版の製
    法。
  2. (2)  フッ素系界面活性剤およびシリコーン系界面
    活性剤が非イオン性界面活性剤であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のネガ型湿し水不要平版印刷
    版の製法。
JP9580683A 1983-06-01 1983-06-01 ネガ型湿し水不要平版印刷版の製法 Pending JPS59222843A (ja)

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