JPS59222515A - 転炉の補修方法 - Google Patents
転炉の補修方法Info
- Publication number
- JPS59222515A JPS59222515A JP9591783A JP9591783A JPS59222515A JP S59222515 A JPS59222515 A JP S59222515A JP 9591783 A JP9591783 A JP 9591783A JP 9591783 A JP9591783 A JP 9591783A JP S59222515 A JPS59222515 A JP S59222515A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- converter
- slag
- molten slag
- repaired
- repairing
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- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21C—PROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
- C21C5/00—Manufacture of carbon-steel, e.g. plain mild steel, medium carbon steel or cast steel or stainless steel
- C21C5/28—Manufacture of steel in the converter
- C21C5/42—Constructional features of converters
- C21C5/44—Refractory linings
- C21C5/441—Equipment used for making or repairing linings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術的分野〕
本発明は耐火物粉末の溶射吹付による転炉の補修方法に
関する。
関する。
転炉の内張り材は、溶鋼による機械的摩耗、スラグとれ
んがの反応等によって損傷される。この損傷個所の熱間
における補修法の一つとして、耐火物粉末を水あるいは
溶剤と混合して損傷個所に吹付けることが行われている
。しかしながら、このスラリー状物の吹付けにより形成
される施工体は、内張りれんがとの付着性と緻密性に欠
け、吹付は材そのものの強度不足によって十分な耐用が
得られないという欠点があった。
んがの反応等によって損傷される。この損傷個所の熱間
における補修法の一つとして、耐火物粉末を水あるいは
溶剤と混合して損傷個所に吹付けることが行われている
。しかしながら、このスラリー状物の吹付けにより形成
される施工体は、内張りれんがとの付着性と緻密性に欠
け、吹付は材そのものの強度不足によって十分な耐用が
得られないという欠点があった。
これ等の欠点を解消するために、近年、炭化水素系燃料
と酸素、あるいは灯油と酸素による高温火焔中に耐火物
粉末を飛行さセ、飛行中に耐火物粉末を熔融乃至は半溶
融して損傷部位に吹付ける溶射補修法が適用され、高耐
用施工体が得られるるようになった。
と酸素、あるいは灯油と酸素による高温火焔中に耐火物
粉末を飛行さセ、飛行中に耐火物粉末を熔融乃至は半溶
融して損傷部位に吹付ける溶射補修法が適用され、高耐
用施工体が得られるるようになった。
しかしながら、転炉炉内の雰囲気温度は１６００°Ｃ程
度から１０００℃程度に変動し、また、補修のタイミン
グ一番こよっては５００℃以下にまで低下する場合があ
る。溶射施工体の溶射直後の温度は２０００℃程度であ
り、溶射施工体は２０００°Ｃ程度から転炉炉内雰囲気
温度まで急激に温度降下する。このような温度変動に溶
射施工体が曝されると、熱収縮による応力が発生し、こ
のため施工体に亀裂が発生したり、甚だしい場合には、
内張りから剥離脱落をするという問題を生じている。
度から１０００℃程度に変動し、また、補修のタイミン
グ一番こよっては５００℃以下にまで低下する場合があ
る。溶射施工体の溶射直後の温度は２０００℃程度であ
り、溶射施工体は２０００°Ｃ程度から転炉炉内雰囲気
温度まで急激に温度降下する。このような温度変動に溶
射施工体が曝されると、熱収縮による応力が発生し、こ
のため施工体に亀裂が発生したり、甚だしい場合には、
内張りから剥離脱落をするという問題を生じている。
本発明の目的は、かかる溶射補修法における欠点を解消
するために、施工体における温度変化による熱応力の発
生を緩和して亀裂発生のない施工体を得ることができる
溶射補修方法を提供するものである。
するために、施工体における温度変化による熱応力の発
生を緩和して亀裂発生のない施工体を得ることができる
溶射補修方法を提供するものである。
本発明は、転炉の出鋼、排滓後、溶融スラグの一部を転
炉内に残存させたまま、補修用耐火物粉末を内張り溶損
部に溶射によって吹付けて緻密質の施工体を形成させた
後に、転炉を傾動させてスラグを施工体上にコーティン
グさせて、このスラグのコーティング層を溶射施工体へ
の温度変化に対する緩和作用をもたせて、施工体の亀裂
発生と剥離を防止するものである。
炉内に残存させたまま、補修用耐火物粉末を内張り溶損
部に溶射によって吹付けて緻密質の施工体を形成させた
後に、転炉を傾動させてスラグを施工体上にコーティン
グさせて、このスラグのコーティング層を溶射施工体へ
の温度変化に対する緩和作用をもたせて、施工体の亀裂
発生と剥離を防止するものである。
溶射に際しては、損傷部位にスラグが覆わない位置にま
で転炉を傾動させたのち、まず、溶射機に耐火物粉末を
添加しないで、高温火焔のみを内張り損傷面に当てて加
熱して、付着しているスラグを熔融除去する。その後、
補修用耐火物粉末を、 火焔中に供給
して内張り損傷面に溶射する。
で転炉を傾動させたのち、まず、溶射機に耐火物粉末を
添加しないで、高温火焔のみを内張り損傷面に当てて加
熱して、付着しているスラグを熔融除去する。その後、
補修用耐火物粉末を、 火焔中に供給
して内張り損傷面に溶射する。
供給する補修用耐火物粉末としては、良好な輸送性をも
ち、火焔中で比較的容易に溶弊され、しかも耐用性の面
から内張り材と同質材料であることが望ましい。例えば
転炉内張りの補修用としては、Ｍｇ０７５重量％、ＡＱ
２０３２５重量％のものが好適に使用される。粉末の粒
径は、火焔の熔解能力にもよるが、通常１０〜２１０μ
ｍのものが使用される。緻密質の溶射施工体は、はぼ損
傷個所を埋める程度の深さと範囲に形成する。
ち、火焔中で比較的容易に溶弊され、しかも耐用性の面
から内張り材と同質材料であることが望ましい。例えば
転炉内張りの補修用としては、Ｍｇ０７５重量％、ＡＱ
２０３２５重量％のものが好適に使用される。粉末の粒
径は、火焔の熔解能力にもよるが、通常１０〜２１０μ
ｍのものが使用される。緻密質の溶射施工体は、はぼ損
傷個所を埋める程度の深さと範囲に形成する。
この緻密質の耐火物溶射施工体を形成した後、直ちに転
炉を傾動させて、転炉内に残存する溶融スラグを溶射施
工体上に流動せしめて、スラグによる被覆層を設ける。
炉を傾動させて、転炉内に残存する溶融スラグを溶射施
工体上に流動せしめて、スラグによる被覆層を設ける。
この高温火焔の溶射吹付けによって、残存するスラグの
温度低下を避けることができ熔融状態にあるスラグは転
炉の傾動によって、施工体上を覆い、これが、溶射吹付
は施工体への雰囲気温度の低下の影響を低減させること
ができ、熱応力の発生を少くし、亀裂の発生を防止でき
るという効果を奏することができる。
温度低下を避けることができ熔融状態にあるスラグは転
炉の傾動によって、施工体上を覆い、これが、溶射吹付
は施工体への雰囲気温度の低下の影響を低減させること
ができ、熱応力の発生を少くし、亀裂の発生を防止でき
るという効果を奏することができる。
次に本発明を実施例によって説明する。
１７０トン転炉において出鋼後、スラグ約１トンを残存
せしめた。そして、炉底の約２Ｍの範囲の損傷個所に溶
射による補修を行った。
せしめた。そして、炉底の約２Ｍの範囲の損傷個所に溶
射による補修を行った。
オイル１７００β／時と酸素３２０ＯＮ ｎ？ ７時に
よって形成された燃焼火焔で損傷部位に付着しているス
ラグを除去した後、同燃焼火焔中にＭｇ０７５重量％と
ＡＱｚＯ３２５重量％からなり、粒度２１０μ以下の溶
射粉末を３０００ｋｇ／時の供給速度で飛行させて、１
５分間で厚みｌＱｃｍの溶射吹付施工体を炉底損傷部位
に形成した。溶射補修終了後、直ちに炉体を直立させ、
熔融スラグを流動させて、炉底補修部位を前記の残存せ
しめたスラグによってコーティングし、残りのスラグば
除去した。熔射禎修後、溶銑装入まで約１０分間要し、
雰囲気温度は１６００℃から１０００℃に低下したが、
施工体の亀裂は発生せず、溶射施工体本来の耐食性を示
し、２０回のチャージに耐える耐用性を示し、熱衝撃に
よる剥離は認められなかった。
よって形成された燃焼火焔で損傷部位に付着しているス
ラグを除去した後、同燃焼火焔中にＭｇ０７５重量％と
ＡＱｚＯ３２５重量％からなり、粒度２１０μ以下の溶
射粉末を３０００ｋｇ／時の供給速度で飛行させて、１
５分間で厚みｌＱｃｍの溶射吹付施工体を炉底損傷部位
に形成した。溶射補修終了後、直ちに炉体を直立させ、
熔融スラグを流動させて、炉底補修部位を前記の残存せ
しめたスラグによってコーティングし、残りのスラグば
除去した。熔射禎修後、溶銑装入まで約１０分間要し、
雰囲気温度は１６００℃から１０００℃に低下したが、
施工体の亀裂は発生せず、溶射施工体本来の耐食性を示
し、２０回のチャージに耐える耐用性を示し、熱衝撃に
よる剥離は認められなかった。
Claims (1)
- ■、転炉を出鋼後に内面補修するに際し、精錬時の溶融
スラグの一部を炉内に残存させた状態で損傷部を溶射法
により補修し、その後該溶射補修部の表面に前記溶融ス
ラグをコーティングすることを特徴とする転炉の補修方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9591783A JPS59222515A (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | 転炉の補修方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9591783A JPS59222515A (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | 転炉の補修方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59222515A true JPS59222515A (ja) | 1984-12-14 |
| JPS6235449B2 JPS6235449B2 (ja) | 1987-08-01 |
Family
ID=14150625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9591783A Granted JPS59222515A (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | 転炉の補修方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59222515A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5772931A (en) * | 1996-12-20 | 1998-06-30 | Dofasco Inc. | Slag coating process |
| CN111850229A (zh) * | 2020-06-29 | 2020-10-30 | 湖南华菱湘潭钢铁有限公司 | 一种转炉炉衬装料侧的维护方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57166480A (en) * | 1981-04-06 | 1982-10-13 | Kawasaki Steel Co | Reinforcement of flame sprayed repair layer for refractory lining |
-
1983
- 1983-05-30 JP JP9591783A patent/JPS59222515A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57166480A (en) * | 1981-04-06 | 1982-10-13 | Kawasaki Steel Co | Reinforcement of flame sprayed repair layer for refractory lining |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5772931A (en) * | 1996-12-20 | 1998-06-30 | Dofasco Inc. | Slag coating process |
| CN111850229A (zh) * | 2020-06-29 | 2020-10-30 | 湖南华菱湘潭钢铁有限公司 | 一种转炉炉衬装料侧的维护方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6235449B2 (ja) | 1987-08-01 |
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