JPS622237B2 - - Google Patents
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- JPS622237B2 JPS622237B2 JP59005310A JP531084A JPS622237B2 JP S622237 B2 JPS622237 B2 JP S622237B2 JP 59005310 A JP59005310 A JP 59005310A JP 531084 A JP531084 A JP 531084A JP S622237 B2 JPS622237 B2 JP S622237B2
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Landscapes
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、溶融金属処理容器の内張り部位、と
くにRH、DH式真空脱ガス装置の内張り部位のう
ちでもつとも損傷の著しい溶鋼吸引部の内張り補
修方法に関するものである。 〔従来技術とその問題点〕 製鉄窯炉の内張りには、通常耐火れんが、耐火
キヤスタブルによるライニングが施されている。
内張り材は、溶銑、溶鋼の溶融金属、スラグ、高
温ダスト等によつて損傷される。損傷部位は、含
水キヤスタブルによる湿式吹付け、圧入等によつ
て補修され、遂には、内張り材を解体し、再構築
される。 近年、これらの内張り損傷部位の補修法とし
て、高温燃焼火焔内に耐火粉末を飛行させ、溶射
耐火粉末を吹付ける溶射補修法の適用が活発であ
る。 ところでRH式あるいはDH式真空脱ガス装置の
内張り部位のうちでもつとも損傷の著しい部位
は、溶鋼吸引部である。これらの部位は、通常マ
グネシア・クロムれんがで内張りされているが、
溶鋼の吸引、還流によつて著しく損傷され、操業
回数が多くなると局部的に内張りれんがが脱落す
る。局部的な溶損のみで、内張りれんがを再構築
すると、炉材原単位、原単価が高くなるため、円
筒状の鋼板枠を溶鋼吸引部に設置し、内張りれん
がと鋼板枠の空間に、含水耐火物を圧入する補修
が採用されている。この種の方法としては、特開
昭54−107404号公報（昭和54年８月23日発行）に
記載の溶融金属流動部の側壁補修方法、あるいは
特開昭57−51225号公報（昭和57年３月26日発
行）に記載の真空脱ガス装置上昇管の補修方法が
ある。しかしながら、これらの方法では、溶融金
属処理容器の局部損傷部位には、スラグ、地金が
深く浸透しているため、含水耐火物で埋め込まれ
ても、補修直後は内張り機能を果たすが、溶損が
進行するとスラグ、地金が軟化溶融し、含水耐火
物は剥離損傷するという問題がある。 〔発明の目的〕 本発明は、このような従来の問題を解消し、局
部的な損傷部位に対して信頼性の高い補修方法を
提供することを目的とするものである。 〔発明の構成〕 本発明は、内張り損傷部のスラグ、地金等の付
着物を溶射バーナの火焔によつて溶融除去した
後、引続き溶射バーナにより損傷度の大きい損傷
部に耐火物粉末を溶射して該損傷部を充填補修
し、しかる後、圧入管を連結した型枠を配設し
て、該圧入管からキヤスタブルを型枠と損傷部全
体表面間に形成された空間部に圧入充填して、損
傷部全体にキヤスタブル耐火物による補修層を形
成することを特徴とする溶融金属処理容器の内張
り補修方法であり、内張り損傷部に付着したスラ
グ、地金等を溶射バーナ火焔で溶融除去して、こ
の時の残熱の作用と相俟つて損傷部に対する溶射
層或いはキヤスタブル耐火物層の接着性を充分確
保し、損傷部の中、特に損傷度の大きい損傷部
（例えば耐火物欠落部等の凹部）をキヤスタブル
耐火物層より緻密質で強固な溶射層で充填補修し
て、該部を強化し、しかる後、この溶射層を含む
損傷部全体に型枠を用いてキヤスタブル耐火物を
圧入し、密に充填して全体として耐用性が良好な
溶射層のみで補修層を形成する場合に比し、格段
に低コストの補修層を形成するものである。 〔発明の具体的説明〕 以下、本発明を図面に基づいて具体的に説明す
る。 第１図はRH式真空脱ガス装置の断面図であ
る。脱ガス槽１０は上部槽１１、下部槽１２に大
別され、下部の還流管部１２Ａには浸漬管１２Ｂ
が接続されている。なお、前述した溶鋼吸引部と
は還流管部１２Ａと浸漬管１２Ｂを指している。
１３は取鍋である。 第２図は、中央の一点鎖線より右側は新炉のと
きの状態で、左側は下部槽１２の使用が300ch時
点の溶損状態を示す断面図、第３図は第２図の
−線における横断面図である。還流管部のれん
が１は著しく損傷され、部分的に抜け落ちが生じ
ている（斜線部）。溶鋼処理後、当該部位には第
４図の２で示すように溶鋼が付着している。 このように局部損傷を受けている部分の補修法
としては、従来より、第４図に示す圧入法によつ
て補修を行つている。この場合局部溶損部には地
金付着があり、地金付着層を内在した状態で内張
り層が形成される。この状態で操業が実施される
と内張り層が溶損されるに従つて、地金付着層２
が軟化溶融し、圧入内張り材３が早期に脱落損耗
される。なお第４図中４は圧入内張り材を圧入す
るための注入管、６は型枠である。 本発明では、第５図のａに示すように、まず溶
射バーナー５によつて地金付着層を溶流除去す
る。溶流除去後、溶射火焔中に耐火粉末を飛行さ
せ、局部損傷部位に集中的に溶射肉盛りする。バ
ーナー５の操作は、固定した状態で行ない、溶融
耐火粉末を過溶融状態にせしめ、局部損傷部細部
まで、火焔流によつて溶流充填する。第５図ｂに
おけるＡ部はその充填された溶射層である。その
後、通常の圧入方法と同様に型枠６を内張りれん
がの内側に設置し、その空間に注入管４より含水
耐火物を圧入して内張りを形成させる（第５図
ｃ）。 〔実施例〕 次に実施例について従来法と比較して説明す
る。 300トン炉容のRH式真空脱ガス装置において、
溶鋼吸引部は、一般壁面より損耗が著しく、特に
浸漬管の耐用は160ch程度であり、溶鋼上昇管で
50ch使用した後、下降管で50ch使用され、100ch
毎に交換される。還流管部は通常400ch程度の耐
用であり、400ch毎に内張りが再構築されてい
る。300ch時点で還流管部のれんがが一部脱落し
た。この状態で操業を継続すると、他のれんがの
脱落を進行させるばかりでなく、局部損傷部位の
侵食進行によつて鉄皮貫通を引き起こすことにな
る。 従来方法では、鋼製の枠を還流管部に設置し、
Al2O3＝90％、SiO2＝10％の耐火キヤスタブルを
水分15％を加えて圧入する。約５時間の養生時間
を経て操業に入る。補修後、30ch時点で、局部
損傷部位に存在していた地金の軟化溶融層Ｂの進
行が鉄皮にまで至り、溶鋼処理中に真空槽内の溶
鋼が漏れた（第６図）。 次に本発明の補修実施例について説明する。 320ch時点で還流管部のれんがが３枚脱落した
ときの実施例について説明する。LPG＝40Nm3／
Hr、O2＝200Nm3／Hrの溶射火焔によつて、脱落
部位の付着物を約10分間要して溶流除去した。そ
の後0.2mm以下の粒度を有するMgO＝50％、
Al2O3＝50％の耐火材粉末を100Kg／Hrの供給速
度で、脱落部（長さ300×高さ250mm）に溶射し
た。バーナーは損傷部３個所の位置で固定し、１
個所約６分間溶射し、３回繰り返した。最初の３
分間粉末を供給し、残り３分間は溶融耐火粉末を
溶流埋め込むために加熱した。 損傷部が広いために、溶射後、鋼板枠を還流管
内に設置し、Al2O3＝90％、SiO2＝10％の耐火キ
ヤスタブルを水分15％を加えて圧入し、約５時間
養生し、操業に入つた。当下部槽は、その後
500chまで使用し、本発明による補修の効果を確
認した。下表はその効果を示すものである。
くにRH、DH式真空脱ガス装置の内張り部位のう
ちでもつとも損傷の著しい溶鋼吸引部の内張り補
修方法に関するものである。 〔従来技術とその問題点〕 製鉄窯炉の内張りには、通常耐火れんが、耐火
キヤスタブルによるライニングが施されている。
内張り材は、溶銑、溶鋼の溶融金属、スラグ、高
温ダスト等によつて損傷される。損傷部位は、含
水キヤスタブルによる湿式吹付け、圧入等によつ
て補修され、遂には、内張り材を解体し、再構築
される。 近年、これらの内張り損傷部位の補修法とし
て、高温燃焼火焔内に耐火粉末を飛行させ、溶射
耐火粉末を吹付ける溶射補修法の適用が活発であ
る。 ところでRH式あるいはDH式真空脱ガス装置の
内張り部位のうちでもつとも損傷の著しい部位
は、溶鋼吸引部である。これらの部位は、通常マ
グネシア・クロムれんがで内張りされているが、
溶鋼の吸引、還流によつて著しく損傷され、操業
回数が多くなると局部的に内張りれんがが脱落す
る。局部的な溶損のみで、内張りれんがを再構築
すると、炉材原単位、原単価が高くなるため、円
筒状の鋼板枠を溶鋼吸引部に設置し、内張りれん
がと鋼板枠の空間に、含水耐火物を圧入する補修
が採用されている。この種の方法としては、特開
昭54−107404号公報（昭和54年８月23日発行）に
記載の溶融金属流動部の側壁補修方法、あるいは
特開昭57−51225号公報（昭和57年３月26日発
行）に記載の真空脱ガス装置上昇管の補修方法が
ある。しかしながら、これらの方法では、溶融金
属処理容器の局部損傷部位には、スラグ、地金が
深く浸透しているため、含水耐火物で埋め込まれ
ても、補修直後は内張り機能を果たすが、溶損が
進行するとスラグ、地金が軟化溶融し、含水耐火
物は剥離損傷するという問題がある。 〔発明の目的〕 本発明は、このような従来の問題を解消し、局
部的な損傷部位に対して信頼性の高い補修方法を
提供することを目的とするものである。 〔発明の構成〕 本発明は、内張り損傷部のスラグ、地金等の付
着物を溶射バーナの火焔によつて溶融除去した
後、引続き溶射バーナにより損傷度の大きい損傷
部に耐火物粉末を溶射して該損傷部を充填補修
し、しかる後、圧入管を連結した型枠を配設し
て、該圧入管からキヤスタブルを型枠と損傷部全
体表面間に形成された空間部に圧入充填して、損
傷部全体にキヤスタブル耐火物による補修層を形
成することを特徴とする溶融金属処理容器の内張
り補修方法であり、内張り損傷部に付着したスラ
グ、地金等を溶射バーナ火焔で溶融除去して、こ
の時の残熱の作用と相俟つて損傷部に対する溶射
層或いはキヤスタブル耐火物層の接着性を充分確
保し、損傷部の中、特に損傷度の大きい損傷部
（例えば耐火物欠落部等の凹部）をキヤスタブル
耐火物層より緻密質で強固な溶射層で充填補修し
て、該部を強化し、しかる後、この溶射層を含む
損傷部全体に型枠を用いてキヤスタブル耐火物を
圧入し、密に充填して全体として耐用性が良好な
溶射層のみで補修層を形成する場合に比し、格段
に低コストの補修層を形成するものである。 〔発明の具体的説明〕 以下、本発明を図面に基づいて具体的に説明す
る。 第１図はRH式真空脱ガス装置の断面図であ
る。脱ガス槽１０は上部槽１１、下部槽１２に大
別され、下部の還流管部１２Ａには浸漬管１２Ｂ
が接続されている。なお、前述した溶鋼吸引部と
は還流管部１２Ａと浸漬管１２Ｂを指している。
１３は取鍋である。 第２図は、中央の一点鎖線より右側は新炉のと
きの状態で、左側は下部槽１２の使用が300ch時
点の溶損状態を示す断面図、第３図は第２図の
−線における横断面図である。還流管部のれん
が１は著しく損傷され、部分的に抜け落ちが生じ
ている（斜線部）。溶鋼処理後、当該部位には第
４図の２で示すように溶鋼が付着している。 このように局部損傷を受けている部分の補修法
としては、従来より、第４図に示す圧入法によつ
て補修を行つている。この場合局部溶損部には地
金付着があり、地金付着層を内在した状態で内張
り層が形成される。この状態で操業が実施される
と内張り層が溶損されるに従つて、地金付着層２
が軟化溶融し、圧入内張り材３が早期に脱落損耗
される。なお第４図中４は圧入内張り材を圧入す
るための注入管、６は型枠である。 本発明では、第５図のａに示すように、まず溶
射バーナー５によつて地金付着層を溶流除去す
る。溶流除去後、溶射火焔中に耐火粉末を飛行さ
せ、局部損傷部位に集中的に溶射肉盛りする。バ
ーナー５の操作は、固定した状態で行ない、溶融
耐火粉末を過溶融状態にせしめ、局部損傷部細部
まで、火焔流によつて溶流充填する。第５図ｂに
おけるＡ部はその充填された溶射層である。その
後、通常の圧入方法と同様に型枠６を内張りれん
がの内側に設置し、その空間に注入管４より含水
耐火物を圧入して内張りを形成させる（第５図
ｃ）。 〔実施例〕 次に実施例について従来法と比較して説明す
る。 300トン炉容のRH式真空脱ガス装置において、
溶鋼吸引部は、一般壁面より損耗が著しく、特に
浸漬管の耐用は160ch程度であり、溶鋼上昇管で
50ch使用した後、下降管で50ch使用され、100ch
毎に交換される。還流管部は通常400ch程度の耐
用であり、400ch毎に内張りが再構築されてい
る。300ch時点で還流管部のれんがが一部脱落し
た。この状態で操業を継続すると、他のれんがの
脱落を進行させるばかりでなく、局部損傷部位の
侵食進行によつて鉄皮貫通を引き起こすことにな
る。 従来方法では、鋼製の枠を還流管部に設置し、
Al2O3＝90％、SiO2＝10％の耐火キヤスタブルを
水分15％を加えて圧入する。約５時間の養生時間
を経て操業に入る。補修後、30ch時点で、局部
損傷部位に存在していた地金の軟化溶融層Ｂの進
行が鉄皮にまで至り、溶鋼処理中に真空槽内の溶
鋼が漏れた（第６図）。 次に本発明の補修実施例について説明する。 320ch時点で還流管部のれんがが３枚脱落した
ときの実施例について説明する。LPG＝40Nm3／
Hr、O2＝200Nm3／Hrの溶射火焔によつて、脱落
部位の付着物を約10分間要して溶流除去した。そ
の後0.2mm以下の粒度を有するMgO＝50％、
Al2O3＝50％の耐火材粉末を100Kg／Hrの供給速
度で、脱落部（長さ300×高さ250mm）に溶射し
た。バーナーは損傷部３個所の位置で固定し、１
個所約６分間溶射し、３回繰り返した。最初の３
分間粉末を供給し、残り３分間は溶融耐火粉末を
溶流埋め込むために加熱した。 損傷部が広いために、溶射後、鋼板枠を還流管
内に設置し、Al2O3＝90％、SiO2＝10％の耐火キ
ヤスタブルを水分15％を加えて圧入し、約５時間
養生し、操業に入つた。当下部槽は、その後
500chまで使用し、本発明による補修の効果を確
認した。下表はその効果を示すものである。
上述したように、本発明においては、溶射バー
ナ火焔によつて、付着スラグ、地金を溶融除去
し、この時の残熱の作用と相俟つて損傷部に対す
る溶射層或いはキヤスタブル耐火物の接着性が充
分に確保されるので、強固な補修層が形成され
る。また、特に損傷度の大きい部分は緻密質で強
固な溶射層によつて重点的に補修強化されている
ので、損傷が進行し難く、キヤスタブル耐火物層
のみの補修層に比し補修層全体の耐用性が格段に
向上する。さらに、キヤスタブル耐火物層は型枠
を用いて圧入され損傷部に密が充填されるので、
強固で耐用性も良好な補修施工体を得ることがで
きる。さらに、溶射層は損傷度の大きい部分のみ
に充填形成し、補修層を全て溶射層で形成しない
ので、溶射層のみの場合に比し、格段に低コスト
の補修層を形成することができる等の効果を奏す
るものである。
ナ火焔によつて、付着スラグ、地金を溶融除去
し、この時の残熱の作用と相俟つて損傷部に対す
る溶射層或いはキヤスタブル耐火物の接着性が充
分に確保されるので、強固な補修層が形成され
る。また、特に損傷度の大きい部分は緻密質で強
固な溶射層によつて重点的に補修強化されている
ので、損傷が進行し難く、キヤスタブル耐火物層
のみの補修層に比し補修層全体の耐用性が格段に
向上する。さらに、キヤスタブル耐火物層は型枠
を用いて圧入され損傷部に密が充填されるので、
強固で耐用性も良好な補修施工体を得ることがで
きる。さらに、溶射層は損傷度の大きい部分のみ
に充填形成し、補修層を全て溶射層で形成しない
ので、溶射層のみの場合に比し、格段に低コスト
の補修層を形成することができる等の効果を奏す
るものである。
第１図はRH式真空脱ガス装置の構造を示す断
面図、第２図は第１図の装置の新炉のときの状態
と溶損時の状態とを比較して示す縦断面図、第３
図は第２図の−線における横断面図、第４図
は従来法による補修方法を示す断面図、第５図は
本発明による補修方法を示す説明図、第６図は従
来法による溶鋼の漏れを説明する断面図である。 １：還流管れんが、２：地金付着層、３：圧入
内張り材、４：注入管、５：溶射バーナー、６：
型枠、１０：脱ガス槽、１１：上部槽、１２：下
部槽、１２Ａ：還流管部、１２Ｂ：浸漬管、１
３：取鍋、Ａ：溶射層、Ｂ：地金の軟化溶融層。
面図、第２図は第１図の装置の新炉のときの状態
と溶損時の状態とを比較して示す縦断面図、第３
図は第２図の−線における横断面図、第４図
は従来法による補修方法を示す断面図、第５図は
本発明による補修方法を示す説明図、第６図は従
来法による溶鋼の漏れを説明する断面図である。 １：還流管れんが、２：地金付着層、３：圧入
内張り材、４：注入管、５：溶射バーナー、６：
型枠、１０：脱ガス槽、１１：上部槽、１２：下
部槽、１２Ａ：還流管部、１２Ｂ：浸漬管、１
３：取鍋、Ａ：溶射層、Ｂ：地金の軟化溶融層。
Claims (1)
- １ 内張り損傷部のスラグ、地金等の付着物を溶
射バーナの火焔によつて溶融除去した後、引続き
溶射バーナにより損傷度の大きい損傷部に耐火物
粉末を溶射して該損傷部を充填補修し、しかる
後、圧入管を連結した型枠を配設して、該圧入管
からキヤスタブルを型枠と損傷部全体表面間に形
成された空間部に圧入充填して、損傷部全体にキ
ヤスタブル耐火物による補修層を形成することを
特徴とする溶融金属処理容器の内張り補修方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP531084A JPS60149888A (ja) | 1984-01-14 | 1984-01-14 | 溶融金属処理容器の内張り補修方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP531084A JPS60149888A (ja) | 1984-01-14 | 1984-01-14 | 溶融金属処理容器の内張り補修方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60149888A JPS60149888A (ja) | 1985-08-07 |
| JPS622237B2 true JPS622237B2 (ja) | 1987-01-19 |
Family
ID=11607696
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP531084A Granted JPS60149888A (ja) | 1984-01-14 | 1984-01-14 | 溶融金属処理容器の内張り補修方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60149888A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02190418A (ja) * | 1989-01-19 | 1990-07-26 | Nkk Corp | 脱ガス槽の交換方法 |
| JPH02106451U (ja) * | 1989-02-07 | 1990-08-23 | ||
| JP4516934B2 (ja) * | 2006-05-25 | 2010-08-04 | 新日本製鐵株式会社 | 精錬容器の補修方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5744728A (en) * | 1980-08-27 | 1982-03-13 | Honda Motor Co Ltd | Motor cycle equipped with supercharged engine |
| JPS57166487A (en) * | 1981-04-06 | 1982-10-13 | Kawasaki Steel Co | Flame spraying repair for opening of refining vessel |
| JPS586869A (ja) * | 1981-07-02 | 1983-01-14 | Mitsubishi Electric Corp | コイル材料の巻戻し制御方式 |
-
1984
- 1984-01-14 JP JP531084A patent/JPS60149888A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5744728A (en) * | 1980-08-27 | 1982-03-13 | Honda Motor Co Ltd | Motor cycle equipped with supercharged engine |
| JPS57166487A (en) * | 1981-04-06 | 1982-10-13 | Kawasaki Steel Co | Flame spraying repair for opening of refining vessel |
| JPS586869A (ja) * | 1981-07-02 | 1983-01-14 | Mitsubishi Electric Corp | コイル材料の巻戻し制御方式 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60149888A (ja) | 1985-08-07 |
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