JPS5921975B2 - 嵩高ノントルク糸の製造方法 - Google Patents

嵩高ノントルク糸の製造方法

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JPS5921975B2
JPS5921975B2 JP7647576A JP7647576A JPS5921975B2 JP S5921975 B2 JPS5921975 B2 JP S5921975B2 JP 7647576 A JP7647576 A JP 7647576A JP 7647576 A JP7647576 A JP 7647576A JP S5921975 B2 JPS5921975 B2 JP S5921975B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は嵩高ノントルク糸の製造方法に関し、摩擦円板
を使用した5軸外接型板ヨリ装置より同時に得られた2
糸条のうちの1本を、隣接配置された同様な装置より得
られた1本と合糸して1糸条となし、SヨリとZヨリで
トルクが打ち消された1本のノントルク糸を製造する方
法を提供するものである。
互にヨリ方向が逆の仮ヨリ加工された2本の糸条を合糸
することによってトルクが釣合ってノントルク糸とする
ことは公知の技術である。
例えばSヨリ加熱してSヨリ方向のトルクを有する仮ヨ
リ加工糸をZヨリ加熱してZヨリ方向のトルクを有する
仮ヨリ加工糸を、それぞれ別々に製造した後1編立給糸
前あるいは織機コヨ糸として用いるに際し引揃えること
が行なわれていた。
この方法はヨリ方向の異なる仮ヨリ糸をそれぞれ別々に
製造する必要がある。
またこの方法は仮ヨリ機上で合糸するのではないが、生
産性からみて実質的に2ユニツトで1糸条しか製造でき
ないことになり非能率的であるために特殊なケース、た
とえばトルクのない太繊度糸を必要とするときなどに採
用されているのにすぎない。
また、特公昭49−1267号、特開昭48−5005
4号公報に提案されている方法は、いずれも1糸条の仮
ヨ1月こ際して1ユニツトの仮ヨリ装置を用いたもので
あり、本質的には従来思想を踏襲したもので、実生産に
おいてはユニット間距離の増大による仮ヨリ機全体の床
面積の拡大をきたすと共に、設備費のアップも避けられ
ず、いずれもコスト上昇の要因となる。
本発明者らは、前記従来技術の欠点を解消するために、
1ユニツトの仮ヨリ装置で2糸条を同時に加工する装置
を開発し、5軸の外接型摩擦仮ヨリ装置を発明した。
この装置は、基本的には複数の摩擦円板を装着させた5
個の回転軸を有し、中心の軸を含む2組の隣接する3軸
の摩擦円板に接して各1糸条、計2糸条が独立して加工
されるように構成したもので、1ユニツトの仮ヨリ装置
でSヨリまたはZヨリのいずれか一方向の仮ヨリ糸が同
時に2本加工できるものである。
本発明は、前記特殊構造の5軸外接型板ヨリ装置を利用
したものであって、次の工程より構成されるものである
(1)少なくとも1枚の摩擦円板が装着可能で同一方向
に回転する5個の軸のうち、4個は四辺形の4つの頂点
を形成し他の1個はその四辺形内に位置するように配置
されており、前記四辺形内に配置された軸と2つの隣り
合う頂点に配置した2個の軸からなる3個の軸を1組と
する計2組の軸群のうち各組の軸群において、任意の一
軸から隣り合う軸組に、時計回り、または反時計回りに
順次らせん階段状に、1枚ずつ摩擦円板を互にオーバー
ラツプさせ、かつ、2組の軸群ともに、糸条の進行方向
からみて、糸条と接触する摩擦円板の順序のらせん方向
と、摩擦円板の回転方向を同一方向に装着した1ユニツ
トからなる5軸外接型摩擦仮ヨリ装置を複数の錘に並列
に配置した仮ヨリ機において (2)各ユニット毎に交互にSヨリ、Zヨリが可能とな
るよう配置し く3)1ユニツトの摩擦仮ヨリ装置で加工された同一ヨ
リ方向を有する2糸条のうちの1糸条を、それぞれ隣の
ユニットのヨリ方向が逆の1糸条と合糸し、 (4)実質的に1ユニット当り1本のノントルク糸とし
て巻き取る。
以下に図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明に用いる1ユニツトからなる5軸の外接
型摩擦仮ヨリ装置の一例の要部を示す側面図、第2図は
同平面図である。
該装置において、回転可能に支持された軸A、B、C,
D、Eは四辺形の各頂点に配置さね、四辺形内に軸Cが
配置されている。
そして各軸にはそれぞれ2枚の摩擦円板alta2tb
ltb2tC1tC2tdltd2te1.C2が装着
されて1ユニツトを構成する。
またこれらの摩擦円板は隣接する1組の軸C2D、Eに
ついてみるとe1→d1→c1→e2→d2→c2の順
で互いにオーバーラツプするように時計回りの方向にら
せん階段状に積み上げられている。
同様にもう1組の軸A、B、Cではb1→c1→11→
b2→C1→a2の順で互いにオーバーラツプするよう
に時計回りの方向にらせん階段状に積み上げられている
すなわち2組の相隣合うA。B、CおよびC,D、Eの
3軸において各摩擦円板が時計回りの方向に順次位置が
高くなるように取り付けられている。
第1図、第2図の仮ヨリ装置において5軸を反時計回り
の方向(図中矢印)に回転させると、糸条Y1はまず摩
擦円板c2に接しついでd2.C2に接し、再びcl、
dl、elの順に接して摩擦仮ヨリされ、Z方向の加熱
を受けZ方向のトルクを有する仮ヨリ加工糸となる。
同様に糸条Y2は摩擦円板a21 C2t b2 、
al t C12blに接してZ方向に加熱されZ方向
のトルクを有する仮ヨリ加工糸となる。
第3図は摩擦円板の組み方を変えた別の5軸の外接型摩
擦仮ヨリ装置の一例の要部を示す平面図である。
該装置において、摩擦円板は隣接する1組の軸C,D、
Eにd1→e1→c1→d2→e2→c2の順で、互い
にオーバーラツプするように反時計回りの方向に階段状
に順次高くなるように取り付けられている。
また隣接する他の1組の軸A。B、Cにはa1→c1→
b1→a2→c2→b2の順て互いにオーバーラツプす
るように反時計回りの方向にらせん階段状に順次高くな
るように取り付けられている。
第3図のように摩擦円板を取り付けた5軸仮ヨリ装置の
各軸を時計回りの方向(図中矢印)に回転させると、糸
条Y1は摩擦円板c2.e2.d2゜C1,el t
dl の順に接して摩擦仮ヨリされS方向の加熱を受け
S方向のトルクを有する仮ヨリ加工糸となる。
同様に糸条Y2は摩擦円板b2.c2゜a2 t bl
t C1t alの順に接してS方向に加熱され、S
方向のトルクを有する仮ヨリ加工糸となる。
摩擦円板の接触面を構成する材質はゴム糸(ウレタンゴ
ムなと)非ゴム系(セラミック系など)などを用いるこ
とができる。
次に第4図を参照して本発明に係るノントルク糸の製造
方法を説明する。
第4図において、糸パツケージ11から引出された糸条
は、1錘毎に2糸条を1組として送出しローラ12,1
2’から供給される。
糸条は5軸外接型摩擦仮ヨリ装置15 、15’によっ
て仮ヨリされると共に、ヨリを固定するための熱処理装
置13 、13’によってヨリが固定される。
ここで14.14’は糸条を熱処理装置に充分接触させ
るための押えピン、20はガイドである。
なお、本発明では、仮ヨリ機を構成する送出しローラか
らヨリ固定用熱処理装置、5軸外接型摩擦仮ヨリ装置に
至る一系列の工程を錘と呼ぶ。
隣接する各錘の1ユニツトからなる仮ヨリ装置15.1
5’は互に反対方向の仮ヨリを与えるように、摩擦円板
の回転方向および円板の5軸への取付順序を逆に設定し
ておく。
すなわち仮ヨリ装置15は第1図、第2図で示したよう
にZ方向の加熱が付与されるように、仮ヨリ装置15′
は第3図で示したようにS方向の加熱が付与されるよう
に設定したものである。
Zヨリを与えられた糸条16,17は、互に相隣り合う
ヨリ方向が逆の糸条と合糸される。
すなわちZヨリを与えられた糸条17は、Sヨリナ与え
られた隣のユニットの糸条18と合糸される如く、Zヨ
リの糸条16は図示しない左のユニットのSヨリの糸条
と、Sヨリの糸条19は図示しない右のユニットのZヨ
リ糸条と合糸され嵩高ノントルク糸条となる。
かくの如くして合糸されたノントルク糸は、所望の糸形
態、糸物性を得るため、単糸交絡装置23、熱処理装置
24などを経て巻取装置26で巻き取られる。
22は2ndローラ、25は3rdローラ21は集束用
ガイドである。
また、第4図において、このような方法で左右に多数の
仮ヨリ装置のユニットを並べたとき、最左端、最右端の
ユニットで加工されるそれぞれのうちの2糸条のうち1
糸条は合糸するもう一方の糸条がなく、ユニット数Uと
巻取り装置数Uの関係はu=U−1となるが、この場合
、実質的に1ユニット当り金糸後1本のノントルク糸の
巻き取りが可能という要件を阻害するものではない。
なお5軸外接型摩擦仮ヨリ装置を使用して得られたSヨ
リの糸とZヨリの糸とを合糸して、嵩高ノントルク糸を
得る本発明の方法においては、糸条繊度りとフィラメン
ト数Nとの間には下記の条件を具備することがより好ま
しい。
D≧100 N≧30 前記条件を満足する範囲内において仮ヨリ加工を施すこ
とにより、毛羽の発生を著しく低下させかつ捲縮特性の
良好な糸条とすることができる。
(実施例3) 本発明の実施条件、加工できる繊維等については次のと
おりであるが、これのみに限定されるものではない。
(1)適用できる糸条およびその組合せ 供給糸条はポリアミド系、ポリエステル系、ポリアクリ
ル系、ポリオレフィン系などの熱可塑性ポリマからなる
糸条である。
この場合合糸する2糸条の組合わせは同一ポリマ、同一
特性の糸条の組合わせのほか、ポリマ断面形状、染色性
、固有粘度、配向度などの特性の異なる2糸条を組合わ
せることも可能である。
(2)適用できる糸形態と実施方法 イ 上記熱可塑性合成繊維の延伸糸をすでに述べた装置
、方法で仮ヨリ加工後合糸する。
口 上記熱可塑性合成繊維の未延伸糸あるいはプレオリ
エンテッドヤーン(高配向未延伸糸; POY)を延伸
後引続いて、あるいは延伸と同時にすでに述べた装置、
方法を用いて仮ヨリ加工後合糸する。
(口の工程の方法がより好ましい) (3)加工速度 %ニMa2)一口については200m/分以五好ましく
は300m/分以上の速度で実施することが好ましい。
合糸前の糸条は繊度の小さいもので加工できるので、熱
固定効果の面からも高速加工に適性がある。
(4)合糸方法 隣のユニットの糸条との組合わせ方法は第5図に示すよ
うに3つの場合が考えらね、いずれも採用できる。
(5)単糸交絡 A 合糸後のノントルク糸条の集束性を向上するために
は合糸後の糸条を空気噴射ノズルなどの集束手段を用い
て単糸間にカラミを付与するとより一層の効果がある。
(6)合糸後の熱処理 SヨリとZヨリの2糸条を合糸したあとの糸条は、両糸
のトルクが釣合って見掛は上ノントルク糸となっている
ノントルク糸としてはこれで目的は達せられているが、
捲縮によるストレッチ性を殺減する場合には、合糸後の
糸条を熱処理するとより一層の効果がある。
単糸交絡処理、熱処理は、いずれか一方を行なってもよ
いし、両方実施してもよい。
またその順序は、単糸交絡を行なってから熱処理しても
よいしその逆でもよい。
(7)合糸前に上前の如き(5) 、 (6)項の処理
を行なってもよい。
(8)第4図に例示した装置において、図示していない
が熱板13 、13’の下方lこ、熱固定をより完全に
行ない、かつ走行糸の安定を計るための冷却接糸板を設
置することも好ましい。
本発明の方法は、摩擦円板を取り付けた5軸外接型板ヨ
リ装置を利用して2糸条1組としてSヨリの糸とZヨリ
の糸を製造し、Sヨリの糸とZヨリの糸を製造し、Sヨ
リの糸とZヨリの糸の各1木兄を合糸するように構成し
た点に特徴があり、次の効果を奏する。
■ 2糸条の仮ヨリ加工を1ユニツトの仮ヨリ装置を用
いて行なうため、装置がコンパクトで錘間の距離を大き
くとる必要がない。
■ 従来方法のように、合糸後の1糸条当り2ユニツト
分の仮ヨリ工程を必要とせず、1ユニツトの工程で2糸
条合糸が可能であるため設備費も安く、低コストで生産
できる。
■ ヨリ方向の異なる2糸条を互に隣のユニット同志で
合糸するため、ユニット間の糸条特性差が分散されて、
全体として糸条品質のバラツキが小さく、より均一な品
質のノントルク系が得られる。
■ 2本の仮ヨリ加工糸条を合糸するため、仮ヨリ加工
は細繊度で行なって毛羽発生を防止し、合糸による全繊
度および単糸数のアップが計れる。
このため全繊度が大きく、単糸数の多い嵩高ノントルク
糸が得られる。
■ 高速加工が可能となる。
たとえば、150Dの嵩高ノントルク糸を得る場合、本
発明によれば、75Dの仮ヨリ加工糸を得た後2本合糸
すればよい。
この場合、150Dにくらペア5L)の加工糸は繊度が
小さいため仮ヨリ熱板からの熱の伝達が早く、熱固定効
果がよい。
このため熱板長および熱板温度を一定にして比較すると
、75Dの場合はより高速化が可能となる。
以下に実施例をあげて本発明を詳述する。
実施例 1 第4図ζこ示した装置配列において、第1図および、第
3図の5軸外接型摩擦仮ヨリ装置を交互に設置して、該
装置に145デニール、36フイラメントの高配向ポリ
エチレンテフタレート未延伸糸(複屈折=31X10−
3)を3147?Z/分で供給し600??Z/分で延
伸(延伸倍率1.91倍)しつつ同時に仮ヨリ加工を行
なった(ヨリを固定するための熱板長を2.4mとし、
温度を210℃とした)。
なお5軸外接型摩擦仮ヨリ装置は、ウレタンゴム製の摩
擦円板を5軸について各2枚取り付け、その回転数は6
.80 Orpmとした。
第1図の装置で仮ヨリ加工されたZヨリ方向のトルクを
有する2糸条のうち1糸条(第1図、糸条y)と、第3
図の装置で仮ヨリ加工されたSヨリ方向のトルクを有す
る2糸条のうちの1糸条(第3図、糸条Y1)を単糸交
絡処理および熱処理を行なうことなく第5図の方法1で
合糸した後巻取った。
得られた糸条は153.8デニール、72フイラメント
のほとんどトルクを有しない微細な捲縮を有するノント
ルク嵩高糸であった。
実施例 2 実施例1と同条件で仮ヨリ加工を行ない1合糸に引続い
て単糸交絡用ノズル(第4図の23)を用いて空気圧8
kg/crAで単糸交絡させた後、第4図の2ndロ
ーラ22と3 rdローラ25との間で、3rdローラ
の周速に対して10%のオーバーフィード条件で190
℃に加熱した1、5mの中空熱板を通して熱処理して巻
き取った。
得られた糸条は160.3デニール、72フイラメント
はとんどトルクのない糸条で集束性に優れた嵩高系であ
った。
実施例 3 引取速度3000m/minで紡出した全繊度およびフ
ィラメント数の異なる高配向ポリエチレンテレフタレー
ト未延伸糸を第4図に示した装置に供給し、実施例1と
同じ条件で延伸と同時ζこ仮ヨリ加工を行なった後、単
糸交絡および熱処理を行なうことなく第5図の方法3に
より2糸条を合糸して巻き取った。
一方比較のため引取速度3000m/minで紡出した
高配向ポリエチレンテレフタレート未延伸糸と前記と同
じ条件で延伸しつつ、従来の3軸外接型摩擦仮ヨリ装置
(ウレタンゴムの摩擦円板6**枚装置)によりS方向
に加熱しトルク糸を得た。
得られた各加工糸の特性値を表1に示した。
表1から明らかなように、本発明の方法を採用すれば、
従来方法に比し毛羽を減少させ、かつ捲縮特性(CR)
の良好な加工糸を得ることができる。
すなわち実れ2〜5に注目すると、従来方法では毛羽が
多発するが本発明の方法では毛羽の発生はみられない。
特に顕著な効果を発揮する範囲としては全繊度が100
デニール以上で単糸数が30本以上であることがわかる
なお表1の各特性値は次の方法で測定した。
挿入ヨリ数:仮ヨリ装置とヨリ固定用熱板の間で糸条を
サンプリングし、検撚機を用 いて挿入されているヨリ数を測定す る。
毛 羽:東しKK製の毛羽計数装置(L−DT104
−01)を使用して測定 する。
CR:嵩高糸サンプルを10回巻のカセにして、90℃
の潜水中で20分間処 理する。
ついで自然乾燥(24時間)した後に、表示デニールの
1/25 グの荷重と表示デニールの2倍の荷 重をかけ、長さLAを読む。
ついで2倍の荷重を除いたときの長さLB を読み次式からCRを算出する。
CR@−(LA−LB)/LA× 00
【図面の簡単な説明】
゛第1図は本発明に用いる1ユニツトからなる5軸外接
型摩擦仮ヨリ装置の一例の要部を示す側面図、第2図は
同平面図、第3図は別の摩擦円板の組み方を示す平面図
、第4図はノントルク糸の製造工程の説明図、第5図は
本発明による合糸方法の説明図である。 A 、 B 、 C、D 、 E−・−・一軸、al、
a2.bl。 1)2tC1tC2,dl 、d2.el、e2”””
摩擦円板、11・・・・・・パッケージ、12・・・・
・・送出ローラ、13 、13’・・・・・・熱処理装
置、14 、14’・・・・・・押えピン、i s 、
i s’・・・・・・5軸外接型摩擦仮ヨリ装鳳16
.17・・・・・・Zヨリ糸条、18,19・・・・・
・Sヨリ糸条、20・・・・・・ガイド、21・・・・
・・集束ガイド、22・・・・・・2ndローラ、 2
3・・・−・・単糸交絡装置、24・・・・・・熱処理
装置25・・・・・・3rdローラ、26・・・・・・
巻取装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 少なくとも1枚の摩擦円板が装着可能で同一方向に
    回転する5個の軸のうち、4個は四辺形の4つの頂点を
    形成し他の1個はその四辺形内に位置するように配置さ
    れており、前記四辺形内に配置された軸と2つの隣り合
    う頂点に配置した2個の軸からなる3個の軸を1組とす
    る計2組の軸群のうち各組の軸群において、任意の一軸
    から隣り合う軸組に、時計回り、または反時計回りに順
    次らせん階段状に、1枚ずつ摩擦円板を互にオーバーラ
    ツプさせ、かつ、2組の軸群ともに、糸条の進行方向か
    らみて、糸状と接触する摩擦円板の順序のらせん方向と
    、摩擦円板の回転方向を同一方向に装着した1ユニツト
    からなる5軸外接型摩擦仮ヨリ装置を複数の錘に並列に
    配置した仮ヨリ機において、各ユニット毎に交互にSヨ
    IJ、Zヨリが可能となるよう配置し、1ユニツトの摩
    擦仮ヨリ装置で加工された同一ヨリ方向を有する2糸条
    のうちの1糸条を、それぞれ隣のユニットのヨリ方向が
    逆の1糸条と合糸し、実質的に1ユニット当り1本のノ
    ントルク糸として巻き取ることを特徴とする嵩高ノント
    ルク糸の製造方法。
JP7647576A 1976-06-30 1976-06-30 嵩高ノントルク糸の製造方法 Expired JPS5921975B2 (ja)

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JP7319089B2 (ja) * 2019-05-27 2023-08-01 Tmtマシナリー株式会社 仮撚加工機
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