JPH0280628A - 複合撚り糸の製造方法 - Google Patents
複合撚り糸の製造方法Info
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- JPH0280628A JPH0280628A JP23322088A JP23322088A JPH0280628A JP H0280628 A JPH0280628 A JP H0280628A JP 23322088 A JP23322088 A JP 23322088A JP 23322088 A JP23322088 A JP 23322088A JP H0280628 A JPH0280628 A JP H0280628A
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Classifications
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- D—TEXTILES; PAPER
- D02—YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
- D02G—CRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
- D02G3/00—Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
- D02G3/22—Yarns or threads characterised by constructional features, e.g. blending, filament/fibre
- D02G3/26—Yarns or threads characterised by constructional features, e.g. blending, filament/fibre with characteristics dependent on the amount or direction of twist
- D02G3/28—Doubled, plied, or cabled threads
- D02G3/286—Doubled, plied, or cabled threads with alternatively "S" and "Z" direction of twist, e.g. Self-twist process
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H1/00—Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously
- D01H1/11—Spinning by false-twisting
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D02—YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
- D02G—CRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
- D02G1/00—Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics
- D02G1/20—Combinations of two or more of the above-mentioned operations or devices; After-treatments for fixing crimp or curl
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、S撚りとZ撚りを交互に出現させ全体として
撚掛は糸に似た特徴を持つ複合撚り糸の製造方法に関す
る。
撚掛は糸に似た特徴を持つ複合撚り糸の製造方法に関す
る。
従来の類似の構造を持つ糸の製造方法においては、糸を
巻きつけたスピンナを高速回転させて撚りを与える方式
のものであって、このスピンナを交互に正転・逆転させ
てS撚りとZ撚りを交互に出現させるようにしている(
特公昭63−42011号公報参照)。
巻きつけたスピンナを高速回転させて撚りを与える方式
のものであって、このスピンナを交互に正転・逆転させ
てS撚りとZ撚りを交互に出現させるようにしている(
特公昭63−42011号公報参照)。
上記の製造方法にあっては、高速回転するスピンナを交
互に正転・逆転させる場合に、スピンナの正確な正転・
逆転の制御が難しく又スピンナの慣性等のため迅速な正
転・逆転の切り換えができないという問題点があった。
互に正転・逆転させる場合に、スピンナの正確な正転・
逆転の制御が難しく又スピンナの慣性等のため迅速な正
転・逆転の切り換えができないという問題点があった。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、簡単
な制御で迅速にS撚りとZ撚りを交互に出現させる複合
撚り糸の製造方法を提供することを目的としている。
てなされたものであり、その目的とするところは、簡単
な制御で迅速にS撚りとZ撚りを交互に出現させる複合
撚り糸の製造方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成させるために、本発明の複合撚り糸の製
造方法にあっては、2組のフィードローラ間に糸を送給
し、このフィードローラ間の糸に一定方向の撚りを与え
るニップ式ツイスタを配置し、このニップ式ツイスタの
ニップを所定サイクルでON−OFFさせてS撚りとZ
撚りを交互に出現させると共にこれらの撚りを固定させ
る複合撚り糸の製造方法としたものである。
造方法にあっては、2組のフィードローラ間に糸を送給
し、このフィードローラ間の糸に一定方向の撚りを与え
るニップ式ツイスタを配置し、このニップ式ツイスタの
ニップを所定サイクルでON−OFFさせてS撚りとZ
撚りを交互に出現させると共にこれらの撚りを固定させ
る複合撚り糸の製造方法としたものである。
また、フィードローラ間の糸に一定方向の撚りを与える
ニップ式ツイスタは1組とすると、S撚りとZ撚りの間
に無撚りを出現させる複合撚り糸の製造方法となる。
ニップ式ツイスタは1組とすると、S撚りとZ撚りの間
に無撚りを出現させる複合撚り糸の製造方法となる。
そして、フィードローラ間の糸に一定方向の撚りを与え
るニップ式ツイスタは2個以上として、これらのニップ
式ツイスタのON−OFFサイクルを相互に関係付ける
と、いくつかの撚数と撚方向を含む複合撚り糸の製造方
法となる。
るニップ式ツイスタは2個以上として、これらのニップ
式ツイスタのON−OFFサイクルを相互に関係付ける
と、いくつかの撚数と撚方向を含む複合撚り糸の製造方
法となる。
上記のように構成された複合撚り糸の製造方法にあって
は、一定方向の撚りを与えるニップ式ツイスタのニップ
を所定サイクルでON−OFFさせるだけであり、撚り
を与えるツイスタの駆動はそのままにして、糸へのニッ
プのON−OFF(接触−非接触)だけでS撚りとZ撚
りを交互に出現させることができる。
は、一定方向の撚りを与えるニップ式ツイスタのニップ
を所定サイクルでON−OFFさせるだけであり、撚り
を与えるツイスタの駆動はそのままにして、糸へのニッ
プのON−OFF(接触−非接触)だけでS撚りとZ撚
りを交互に出現させることができる。
また、フィードローラ間の糸に一定方向の撚りを与える
ニップ式ツイスタは1組であっても、ニップを所定サイ
クルでON−OFFさせる間に糸の送給という時間的な
ずれが作用することによって、S撚りと無撚りとZ撚り
の交互の出現も可能となる。
ニップ式ツイスタは1組であっても、ニップを所定サイ
クルでON−OFFさせる間に糸の送給という時間的な
ずれが作用することによって、S撚りと無撚りとZ撚り
の交互の出現も可能となる。
そして、フィードローラ間の糸に一定方向の撚りを与え
るニップ式ツイスタは2個以上して、これらのニップ式
ツイスタのON−OFFサイクルを相互に関係付けると
、S撚りと無撚りとZ撚りの交互の出現を複合させて、
所望の撚数と撚方向を所望の位置と順序で出現させるこ
とも可能となる。
るニップ式ツイスタは2個以上して、これらのニップ式
ツイスタのON−OFFサイクルを相互に関係付けると
、S撚りと無撚りとZ撚りの交互の出現を複合させて、
所望の撚数と撚方向を所望の位置と順序で出現させるこ
とも可能となる。
実施例について図面を参照して説明する。
第1図は1個のニップ式ツイスタを用いた場合の実施例
を示す模式図である。なお、第1図、(a)は撚りの固
定用としてヒータを使ったもの、第1図(b)は撚りの
固定用としてエア交絡を使ったものを示す、第1図にお
いて、前フィードローラ1と後フィードローラ2の2&
[lのフィードローラ1.2間で、糸3は一定のフィー
ド比で保持されつつ送給される。このフィードローラ1
.2間にニップ式ツイスタ4が配置され、前フィードロ
ーラ2とニップ式ツイスタ4の間に撚りを固定するヒー
タ5が配置されている(第1図(a)の場合)、なお、
固定用としてエア交絡を使ったものにあっては、後フィ
ードローラ2とニップ式ツイスタ4の間にエア交絡6が
配置されている。これらヒータ5、エア交絡6等の撚り
固定部はそれぞれツイスタ4の下流側に限定されるもの
ではなく、上流側に配設されてもよい、なお、ヒータ5
は撚りを熱固定するものであり、接触式又は非接触式の
何れでもよい、また、エア交絡6は、例えば特公昭61
−10570号公報にしめされた様な3角筒内等の糸を
エア噴流によって8の字に掻き混ぜて、糸の要所にリン
クを設けて、撚りを固定するものである。
を示す模式図である。なお、第1図、(a)は撚りの固
定用としてヒータを使ったもの、第1図(b)は撚りの
固定用としてエア交絡を使ったものを示す、第1図にお
いて、前フィードローラ1と後フィードローラ2の2&
[lのフィードローラ1.2間で、糸3は一定のフィー
ド比で保持されつつ送給される。このフィードローラ1
.2間にニップ式ツイスタ4が配置され、前フィードロ
ーラ2とニップ式ツイスタ4の間に撚りを固定するヒー
タ5が配置されている(第1図(a)の場合)、なお、
固定用としてエア交絡を使ったものにあっては、後フィ
ードローラ2とニップ式ツイスタ4の間にエア交絡6が
配置されている。これらヒータ5、エア交絡6等の撚り
固定部はそれぞれツイスタ4の下流側に限定されるもの
ではなく、上流側に配設されてもよい、なお、ヒータ5
は撚りを熱固定するものであり、接触式又は非接触式の
何れでもよい、また、エア交絡6は、例えば特公昭61
−10570号公報にしめされた様な3角筒内等の糸を
エア噴流によって8の字に掻き混ぜて、糸の要所にリン
クを設けて、撚りを固定するものである。
第2図はニップ式ツイスタ4の作動原理を示す図面であ
る。第2図(a)は、ニップ式ツイスタ4が糸3にニッ
プするON(接触)状態を示し、糸3はニップ式ツイス
タ4の前後でS撚り又はZ撚りされる0次に、第2図(
b)のように、ON(接触)状態が保持される一定時間
の間は、糸3は撚り戻しされつつ送給されるため、S撚
りとZ撚りの間に無撚りが形成ささる。更に、第2図(
c)のように、ニップ式ツイスタ4.が糸3を解放する
OFF (非接触)状態になると、S撚りもニップ式ツ
イスタ4を通過する。そして、第2図(d)のように、
ニップ式ツイスタ4が再び糸3をニップするON状態に
おいて、ニップ式ツィスタ4の前後の糸3は第2図(a
)と同じS撚りとZ撚りとなる。このにょうに、ニップ
式ツイスタ4のニップを単にON−OFFさせるだけで
、S撚りと無撚りとZ撚りを交互に出現させることがで
きる。
る。第2図(a)は、ニップ式ツイスタ4が糸3にニッ
プするON(接触)状態を示し、糸3はニップ式ツイス
タ4の前後でS撚り又はZ撚りされる0次に、第2図(
b)のように、ON(接触)状態が保持される一定時間
の間は、糸3は撚り戻しされつつ送給されるため、S撚
りとZ撚りの間に無撚りが形成ささる。更に、第2図(
c)のように、ニップ式ツイスタ4.が糸3を解放する
OFF (非接触)状態になると、S撚りもニップ式ツ
イスタ4を通過する。そして、第2図(d)のように、
ニップ式ツイスタ4が再び糸3をニップするON状態に
おいて、ニップ式ツィスタ4の前後の糸3は第2図(a
)と同じS撚りとZ撚りとなる。このにょうに、ニップ
式ツイスタ4のニップを単にON−OFFさせるだけで
、S撚りと無撚りとZ撚りを交互に出現させることがで
きる。
第3図はS撚り・Z撚りの出現比率を示すグラフ図であ
る。ニップ式ツイスタ4のニップのON−OFFのタイ
ミングを調整すると、第3図(a)のように、Smりと
無撚り(0表示の部分)とZ撚りをほぼ均等に出現させ
ることが可能となる。また、例えば、ニップOFFの時
間をより短くすると、第3図(b)のように、無撚り(
0表示の部分)が減ってS撚りとZ撚りの出現比率を高
めることも可能となる。なお、第3図(a)及び第3図
(b)の何れにおいても、S撚りと2撚りはある糸の長
さの平均では相殺される。また、第3図は理想的な撚り
を表示しており、実際の糸の顕微鏡的観察下においては
、各撚りのパターンの間に遷移領域等を有しているが、
前記のように全体として実撚り部が配置されていれば実
用上の問題はない。
る。ニップ式ツイスタ4のニップのON−OFFのタイ
ミングを調整すると、第3図(a)のように、Smりと
無撚り(0表示の部分)とZ撚りをほぼ均等に出現させ
ることが可能となる。また、例えば、ニップOFFの時
間をより短くすると、第3図(b)のように、無撚り(
0表示の部分)が減ってS撚りとZ撚りの出現比率を高
めることも可能となる。なお、第3図(a)及び第3図
(b)の何れにおいても、S撚りと2撚りはある糸の長
さの平均では相殺される。また、第3図は理想的な撚り
を表示しており、実際の糸の顕微鏡的観察下においては
、各撚りのパターンの間に遷移領域等を有しているが、
前記のように全体として実撚り部が配置されていれば実
用上の問題はない。
第4図及び第5図は本発明に使用されるニップ式ツイス
タの斜視図である。第4図はベルトを使ったニップ式ツ
イスタであり、第5図はディスクを使ったニップ式ツイ
スタであり、このように、糸3をニップして撚りを入れ
るものであればよい。
タの斜視図である。第4図はベルトを使ったニップ式ツ
イスタであり、第5図はディスクを使ったニップ式ツイ
スタであり、このように、糸3をニップして撚りを入れ
るものであればよい。
第4図において、2組の回転ベルトllaと11bが互
いに交差して、糸3をニップして、糸3に撚りを入れる
。これらの回転ベルトllaと11bを連動して糸3よ
り離すと、糸3は解放状態となり、これらの回転ベルト
llaとllbを連動して糸3に近づけて所定圧で糸3
をニップさせると、糸3に撚りが入る。このように、ベ
ルトを使うニップ式ツイスタにおいては、ニップのON
−OFFは、回転ベルト11aとllbを糸に対して遠
近させるという簡単な動作で実現できる。なお、回転ベ
ルト11aとllbの回転はそのままでよい、第5図は
、一部の円板面を対向させて配置した2組の回転ディス
ク12a、12bを互いに逆回転させる。この対向面に
て糸3をニップして糸3に撚りを入れるものである。こ
のディスクを使うニップ式ツイスタにおいても、回転デ
ィスク12a、12bを糸3に対して遠近させるという
簡単な動作で、ニップのON−OFFが実現できる。ま
た、第4図、第5図示のいずれのツイスタにおいても、
糸3の糸道を各ツイスタのニップ点から外すことによっ
てON−OFFさせることもできる。
いに交差して、糸3をニップして、糸3に撚りを入れる
。これらの回転ベルトllaと11bを連動して糸3よ
り離すと、糸3は解放状態となり、これらの回転ベルト
llaとllbを連動して糸3に近づけて所定圧で糸3
をニップさせると、糸3に撚りが入る。このように、ベ
ルトを使うニップ式ツイスタにおいては、ニップのON
−OFFは、回転ベルト11aとllbを糸に対して遠
近させるという簡単な動作で実現できる。なお、回転ベ
ルト11aとllbの回転はそのままでよい、第5図は
、一部の円板面を対向させて配置した2組の回転ディス
ク12a、12bを互いに逆回転させる。この対向面に
て糸3をニップして糸3に撚りを入れるものである。こ
のディスクを使うニップ式ツイスタにおいても、回転デ
ィスク12a、12bを糸3に対して遠近させるという
簡単な動作で、ニップのON−OFFが実現できる。ま
た、第4図、第5図示のいずれのツイスタにおいても、
糸3の糸道を各ツイスタのニップ点から外すことによっ
てON−OFFさせることもできる。
なお、原料となる糸3は、延伸仮撚加工糸、紡績糸又は
フィラメント糸等種々の糸が使用される。
フィラメント糸等種々の糸が使用される。
−例として、延伸仮撚加工糸より複合撚り糸を製造する
場合の機器配置を第6図に示す、第6図において、パッ
ケージ13から解舒される糸3は第1のフィードローラ
14、第2のフィードローラ15及び第3のフィードロ
ーラ16を経てパッケージ17に巻き取られる。第1の
フィードローラ14と第2のフィードローラ15間の上
流にヒータ18を、下流に仮撚機(ツイスタ)19を配
置して、加熱−熱固定−解撚を連続して行うものである
。第2のフィードローラ15と第3のフィードローラ1
6間は糸3の再熱連続処理等を可能とする区間であり、
延伸仮撚装置に標準的に装備されている。この第2のフ
ィードローラ15と第3のフィードローラ16間に、再
熱連続処理に代えて又は付加して、撚りを固定するヒー
タ5とニップ式ツイスタ4を配置すれば、種々の用途に
用いられる意匠糸としての複合撚り糸が得られる。この
ように、公知の延伸仮撚装置に簡単な付加又は改造を行
うことによって本発明の実施例を適用することもできる
。
場合の機器配置を第6図に示す、第6図において、パッ
ケージ13から解舒される糸3は第1のフィードローラ
14、第2のフィードローラ15及び第3のフィードロ
ーラ16を経てパッケージ17に巻き取られる。第1の
フィードローラ14と第2のフィードローラ15間の上
流にヒータ18を、下流に仮撚機(ツイスタ)19を配
置して、加熱−熱固定−解撚を連続して行うものである
。第2のフィードローラ15と第3のフィードローラ1
6間は糸3の再熱連続処理等を可能とする区間であり、
延伸仮撚装置に標準的に装備されている。この第2のフ
ィードローラ15と第3のフィードローラ16間に、再
熱連続処理に代えて又は付加して、撚りを固定するヒー
タ5とニップ式ツイスタ4を配置すれば、種々の用途に
用いられる意匠糸としての複合撚り糸が得られる。この
ように、公知の延伸仮撚装置に簡単な付加又は改造を行
うことによって本発明の実施例を適用することもできる
。
第7図は2個のニップ式ツイスタを用いた場合の実施例
を示す模式図である。なお、第7図(a)は撚りの固定
用としてヒータを使ったもの、第7図(b)は撚りの固
定用としてエア交絡を使ったものを示す、第7図におい
て、前フィードローラlと後フィードローラ2の2&I
lのフィードローラL2間で、糸3は一定フイード率で
保持されつつ送裕される。このフィードローラ1.2間
に2個のニップ式ツイスタ4a、4bが配置され、ニッ
プ式ツイスタ4bとフィードローラ2の間に撚りを固定
するヒータ5が配置されている(第7図(a)の場合)
、なお、固定用としてエア交絡を使ったものにあっては
、ニップ式ツイスタ4bとフィードローラ2の間にエア
交絡6が配置されている。ニップ式ツイスタ4a、4b
は、第4図又は第5図のものが使用され、各々撚りの強
さを変えることができる。また、撚りの方向は同一でな
ければならないという必然性はなく、同方向又は異方向
でもよい、しかし、そのニップのON−OFFのタイミ
ングを各々バラバラとするのではなく、相互に関係付け
られたものとすると、撚りの加算・成算・付加等の複合
撚りを得ることができる。
を示す模式図である。なお、第7図(a)は撚りの固定
用としてヒータを使ったもの、第7図(b)は撚りの固
定用としてエア交絡を使ったものを示す、第7図におい
て、前フィードローラlと後フィードローラ2の2&I
lのフィードローラL2間で、糸3は一定フイード率で
保持されつつ送裕される。このフィードローラ1.2間
に2個のニップ式ツイスタ4a、4bが配置され、ニッ
プ式ツイスタ4bとフィードローラ2の間に撚りを固定
するヒータ5が配置されている(第7図(a)の場合)
、なお、固定用としてエア交絡を使ったものにあっては
、ニップ式ツイスタ4bとフィードローラ2の間にエア
交絡6が配置されている。ニップ式ツイスタ4a、4b
は、第4図又は第5図のものが使用され、各々撚りの強
さを変えることができる。また、撚りの方向は同一でな
ければならないという必然性はなく、同方向又は異方向
でもよい、しかし、そのニップのON−OFFのタイミ
ングを各々バラバラとするのではなく、相互に関係付け
られたものとすると、撚りの加算・成算・付加等の複合
撚りを得ることができる。
第8図は2個のニップ式ツイスタを用いた場合の複合撚
りの一例としてのS撚り・Z撚りの出現比率を示すグラ
フ図である。第8図(a)は1個目のニップ式ツイスタ
によって2撚り一無撚り−3撚りを均等間隔で入れたも
のである。第8図(b)は2個目のニップ式ツイスタに
よってZ撚り一無撚り−S撚りを、1個目のニップ式ツ
イスタのものとはずらせて均等間隔に入れたものである
(1個目のニップ式ツイスタの無撚りに2個目の二ツブ
式ツイスタのS撚り又はZ撚りが加算されるようにずら
す)。これら2個のニップ式ツイスタの撚りが加算され
ると、第8図(C)に示す二段のS撚り又はZ撚り(無
撚りがない)が交互に入ったものが得られる。このよう
に、2個のニップ式ツイスタとすると、撚りのパターン
を自在に変更して種々のニーズに対応する複合撚り糸を
得ることができる。
りの一例としてのS撚り・Z撚りの出現比率を示すグラ
フ図である。第8図(a)は1個目のニップ式ツイスタ
によって2撚り一無撚り−3撚りを均等間隔で入れたも
のである。第8図(b)は2個目のニップ式ツイスタに
よってZ撚り一無撚り−S撚りを、1個目のニップ式ツ
イスタのものとはずらせて均等間隔に入れたものである
(1個目のニップ式ツイスタの無撚りに2個目の二ツブ
式ツイスタのS撚り又はZ撚りが加算されるようにずら
す)。これら2個のニップ式ツイスタの撚りが加算され
ると、第8図(C)に示す二段のS撚り又はZ撚り(無
撚りがない)が交互に入ったものが得られる。このよう
に、2個のニップ式ツイスタとすると、撚りのパターン
を自在に変更して種々のニーズに対応する複合撚り糸を
得ることができる。
〔発明の効果]
本発明は、上述のとおり構成されているので、次に記載
する効果を賽する。
する効果を賽する。
一定方向の撚りを与える二ツブ式ツイスタのニップを所
定サイクルでON−OFFさせるだけであり、撚りを与
えるツイスタの駆動はそのままにして、糸へのニップの
ON−OFF (接触−非接触)だけでS撚りとZ撚り
を交互に出現させることができるので、簡単な制御で迅
速にS撚りとZ撚りを交互に出現させることができる複
合撚り糸の製造方法である。
定サイクルでON−OFFさせるだけであり、撚りを与
えるツイスタの駆動はそのままにして、糸へのニップの
ON−OFF (接触−非接触)だけでS撚りとZ撚り
を交互に出現させることができるので、簡単な制御で迅
速にS撚りとZ撚りを交互に出現させることができる複
合撚り糸の製造方法である。
また、フィードローラ間の糸に一定方向の撚りを与える
ニップ式ツイスタは1個であっても、ニップを所定サイ
クルでON−OFFさせる間に糸の送給という時間的な
ずれが作用することによって、S撚りと無撚りとZ撚り
が交互の出現して、1個のニップ式ツイスタのニップの
ON−OFFという単純な操作でも複合撚り糸が得られ
る方法である。
ニップ式ツイスタは1個であっても、ニップを所定サイ
クルでON−OFFさせる間に糸の送給という時間的な
ずれが作用することによって、S撚りと無撚りとZ撚り
が交互の出現して、1個のニップ式ツイスタのニップの
ON−OFFという単純な操作でも複合撚り糸が得られ
る方法である。
そして、フィードローラ間の糸に一定方向の撚りを与え
るニップ式ツイスタは2個以上として、これらのニップ
式ツイスタのON−、OFFサイクルを相互に関係付け
ると、S撚りと無撚りとZ撚りの交互の出現を複合させ
て、所望の形状のS撚りとZ撚りを交互に出現させるこ
ととなり、種々のニーズに対応した複合撚り糸を簡単な
制御で迅速に得られる方法である。
るニップ式ツイスタは2個以上として、これらのニップ
式ツイスタのON−、OFFサイクルを相互に関係付け
ると、S撚りと無撚りとZ撚りの交互の出現を複合させ
て、所望の形状のS撚りとZ撚りを交互に出現させるこ
ととなり、種々のニーズに対応した複合撚り糸を簡単な
制御で迅速に得られる方法である。
第1図は1個のニップ式ツイスタを用いた場合の実施例
を示す模式図、第2図はニップ式ツイスタの作動原理を
示す図面、第3図はS撚り・Z撚りの出現比率を示すグ
ラフ図、第4図及び第5図はニップ式ツイスタの斜視図
、第6図は延伸仮撚加工系より複合撚り糸を製造する場
合の機器配置図、第7図は2個の二ンブ式ツイスタを用
いた場合の実施例を示す模式図、第8図は2個の二ンブ
式ツイスタを用いた場合の複合撚りの一例としてのS撚
り・Z撚りの出現比率を示すグラフ図である。 12・・・フィードローラ、3・・・糸、4・・・ニッ
プ式ツイスタ、5・・・ヒータ、6・・・エア交絡。
を示す模式図、第2図はニップ式ツイスタの作動原理を
示す図面、第3図はS撚り・Z撚りの出現比率を示すグ
ラフ図、第4図及び第5図はニップ式ツイスタの斜視図
、第6図は延伸仮撚加工系より複合撚り糸を製造する場
合の機器配置図、第7図は2個の二ンブ式ツイスタを用
いた場合の実施例を示す模式図、第8図は2個の二ンブ
式ツイスタを用いた場合の複合撚りの一例としてのS撚
り・Z撚りの出現比率を示すグラフ図である。 12・・・フィードローラ、3・・・糸、4・・・ニッ
プ式ツイスタ、5・・・ヒータ、6・・・エア交絡。
Claims (3)
- (1)2組のフィードローラ間に糸を送給し、このフィ
ードローラ間の糸に一定方向の撚りを与えるニップ式ツ
イスタを配置し、このニップ式ツイスタのニップを所定
サイクルでON−OFFさせてS撚りとZ撚りを交互に
出現させると共にこれらの撚りを固定させる複合撚り糸
の製造方法。 - (2)フィードローラ間の糸に一定方向の撚りを与える
ニップ式ツイスタは1組とされ、S撚りとZ撚りの間に
無撚りを出現させる請求項1記載の複合撚り糸の製造方
法。 - (3)フィードローラ間の糸に一定方向の撚りを与える
ニップ式ツイスタは2個以上とされ、これらのニップ式
ツイスタのON−OFFサイクルを相互に関係付けて複
合撚りを得る請求項1記載の複合撚り糸の製造方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23322088A JPH0280628A (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 複合撚り糸の製造方法 |
IT8948375A IT1232231B (it) | 1988-09-16 | 1989-09-15 | Metodo per produrre un filo a torsione composita |
DE3931110A DE3931110A1 (de) | 1988-09-16 | 1989-09-18 | Verfahren zum herstellen eines fadens mit verschiedenen gedrehten bereichen |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23322088A JPH0280628A (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 複合撚り糸の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0280628A true JPH0280628A (ja) | 1990-03-20 |
Family
ID=16951640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23322088A Pending JPH0280628A (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 複合撚り糸の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0280628A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006506558A (ja) * | 2002-11-14 | 2006-02-23 | デイヴィッド アーサー リー、 | 糸を製造する装置 |
KR100649400B1 (ko) * | 2004-11-25 | 2006-11-28 | 주식회사 새 한 | 인터레이스를 부여한 저수축 가연사의 제조방법 |
JP4891265B2 (ja) * | 2006-01-27 | 2012-03-07 | 平田機工株式会社 | 部品供給装置 |
US11724877B2 (en) | 2017-08-08 | 2023-08-15 | Walmart Apollo, Llc | Universal gripper for tote and sub-tote transport |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5697317A (en) * | 1979-12-28 | 1981-08-06 | Dainippon Printing Co Ltd | Electro-optic display element and its production |
JPH03287122A (ja) * | 1990-04-02 | 1991-12-17 | Seiko Epson Corp | 液晶表示体の製造方法 |
JPH0456920A (ja) * | 1990-06-26 | 1992-02-24 | Matsushita Electric Works Ltd | 調光素子 |
JPH0561017A (ja) * | 1991-08-30 | 1993-03-12 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 調光材料 |
-
1988
- 1988-09-16 JP JP23322088A patent/JPH0280628A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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