JPS59216890A - ピリドベンズオキサジン誘導体の製法 - Google Patents
ピリドベンズオキサジン誘導体の製法Info
- Publication number
- JPS59216890A JPS59216890A JP8882683A JP8882683A JPS59216890A JP S59216890 A JPS59216890 A JP S59216890A JP 8882683 A JP8882683 A JP 8882683A JP 8882683 A JP8882683 A JP 8882683A JP S59216890 A JPS59216890 A JP S59216890A
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- lower alkyl
- compound
- chloride
- sulfuric acid
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はピリドベンズオキサジン誘導体の製法に関する
。更に詳しくは9本発明は式〔式中+R1は水素原子又
は低級アルキル基を。
。更に詳しくは9本発明は式〔式中+R1は水素原子又
は低級アルキル基を。
X、及びX、は同じ又は異なるハロゲン原子を意味し+
”tは式 n (式中+ R1は低級アルキル基を+ R4及びR3は
同じ又は興なる低級アルキル基を意味する。)で表わさ
れる基を意味する。〕で表わされる化合物を酸ハライド
及び硫酸と反応させて式(式中+ RI + xI及び
X2は前記に同じであり。
”tは式 n (式中+ R1は低級アルキル基を+ R4及びR3は
同じ又は興なる低級アルキル基を意味する。)で表わさ
れる基を意味する。〕で表わされる化合物を酸ハライド
及び硫酸と反応させて式(式中+ RI + xI及び
X2は前記に同じであり。
R6は水素原子又は低級アルキル基を意味する。)で表
わされる化合物を製する方法に関する。
わされる化合物を製する方法に関する。
化合物(1)は、医療上有用なピリドベンズオキサジン
誘導体C特開昭57−46986号公報参照)の中間体
として重要な化合物である。
誘導体C特開昭57−46986号公報参照)の中間体
として重要な化合物である。
化合物(I)から化合物(II)への製法については。
ポリリン酸エステルを用いる方法が公知である(前記公
報参照)。しかし、この方法は150’0という高温を
必要とすること、廃棄物として大量のリン系化合物が生
成すること、及び収率が低いことなど、工業的製法とし
ては必ずしも満足できるものではない。
報参照)。しかし、この方法は150’0という高温を
必要とすること、廃棄物として大量のリン系化合物が生
成すること、及び収率が低いことなど、工業的製法とし
ては必ずしも満足できるものではない。
本発明者らは、化合物(n)の工業的に有利な製法につ
いて鋭意研究を重ねた結果1本発明を完成するに至った
。
いて鋭意研究を重ねた結果1本発明を完成するに至った
。
即ち1本発明は化合物(I)を酸ハライド及び硫酸と反
応させることからなる化合物(II)の製法である。
応させることからなる化合物(II)の製法である。
原料化合物(I)は公知の方法または参考例に示した方
法により製造され、結晶として単離後または反応液のま
まで本発明方法の原料として用いることができる。
法により製造され、結晶として単離後または反応液のま
まで本発明方法の原料として用いることができる。
本発明の反応を行なうには、化合物(I)及び酸ハライ
ドの混合物に硫酸を添加すればよい。添加方法は特に限
定されず、室温下0.5〜60分間で加えるのが好まし
いが、冷却下または加温下に添加してもよい。この反応
は硫酸の添加終了時点でほとんど終了しているが、さら
に室温乃至150℃の温度範囲に5〜120分間保ち。
ドの混合物に硫酸を添加すればよい。添加方法は特に限
定されず、室温下0.5〜60分間で加えるのが好まし
いが、冷却下または加温下に添加してもよい。この反応
は硫酸の添加終了時点でほとんど終了しているが、さら
に室温乃至150℃の温度範囲に5〜120分間保ち。
反応の完結を図ってもよい。
本発明において使用される酸ハライドは脂肪族系、芳香
族系など各種のものがある。具体的には、たとえば、塩
化アセチル、塩化プロピオニル、塩化ルーブチリル、塩
化ベンゾイルなどがあげられ、これらは単独または二種
以上混合して使用される。酸ハライドの使用量は化合物
(■)1部に対し0.2〜20部の範囲(重量比)が好
適である。
族系など各種のものがある。具体的には、たとえば、塩
化アセチル、塩化プロピオニル、塩化ルーブチリル、塩
化ベンゾイルなどがあげられ、これらは単独または二種
以上混合して使用される。酸ハライドの使用量は化合物
(■)1部に対し0.2〜20部の範囲(重量比)が好
適である。
硫酸は濃度90%(重量)以上が好ましく。
その使用量は化合物(I)1部に対し0.1〜5部の範
囲(重量比)が好適である。
囲(重量比)が好適である。
反応終了後、生成した化合物(II)は9反応液を冷却
するか、もしくは冷却後難溶性の溶媒を添加して析出さ
せ、これを濾取することにより容易にかつ高収率で得る
ことができる。
するか、もしくは冷却後難溶性の溶媒を添加して析出さ
せ、これを濾取することにより容易にかつ高収率で得る
ことができる。
本発明の方法は、緩和な条件下で単純な操作により目的
化合物を高収率かつ高純度で得ることができ、工業的に
きわめて有用な製造方法で5− ある。
化合物を高収率かつ高純度で得ることができ、工業的に
きわめて有用な製造方法で5− ある。
次に実施例及び参考例を記載する。
実施例1
ジエチル(7,8−ジフルオロ−8−メチル−2,3−
ジヒドロ−4H−1,4−ベンズオキサジン−4−イル
)メチレンマロネー) 1.0009と塩化アセチル2
−の混液に室温下97%硫酸0.5dを加え、更に外温
80〜90℃のオイルバス上で1時間加熱する。反応液
に氷水を加え。
ジヒドロ−4H−1,4−ベンズオキサジン−4−イル
)メチレンマロネー) 1.0009と塩化アセチル2
−の混液に室温下97%硫酸0.5dを加え、更に外温
80〜90℃のオイルバス上で1時間加熱する。反応液
に氷水を加え。
析出する結晶を濾取し、水洗し、9.10−ジフルオロ
−8−メチル−7−オキソ−2,8−ジヒドロ−7H−
ピリド(1,2,8−d、e )(1,4)ベンズオキ
サジン−6−カルボン酸エチルエステルs 17I11
9(収率98.9%)をえた。融点261℃。
−8−メチル−7−オキソ−2,8−ジヒドロ−7H−
ピリド(1,2,8−d、e )(1,4)ベンズオキ
サジン−6−カルボン酸エチルエステルs 17I11
9(収率98.9%)をえた。融点261℃。
元素分析値 CゆH,、No4F’、として計算値 0
58.25. H4,24,N 4.58実測値 0
58i31. H4,80,N 4.52−〇− 実施例2 ジエチル(7,8−ジフルオロ−8−メチル−2,3−
ジヒドロ−4H−1,4−ベンズオキサジン−4−イル
)メチレンマロネー)1.0009と塩化ベンゾイル1
−の混液に室温下97%硫酸0.5−を加え、更に外温
100〜110℃のオイルバス上で20分間加熱する。
58.25. H4,24,N 4.58実測値 0
58i31. H4,80,N 4.52−〇− 実施例2 ジエチル(7,8−ジフルオロ−8−メチル−2,3−
ジヒドロ−4H−1,4−ベンズオキサジン−4−イル
)メチレンマロネー)1.0009と塩化ベンゾイル1
−の混液に室温下97%硫酸0.5−を加え、更に外温
100〜110℃のオイルバス上で20分間加熱する。
反応液に氷水を加え、析出する結晶を濾取し水洗する。
得られた混晶をジエチルエーテル20t+7に懸濁し濾
取し、9.10−ジフルオロ−3−メチル−7−オキソ
−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド(1,2,8−de
) (1,4)ベンズオキサジン−6−カルボン酸エ
チルエステルazswuic収率71.6%)をえた。
取し、9.10−ジフルオロ−3−メチル−7−オキソ
−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド(1,2,8−de
) (1,4)ベンズオキサジン−6−カルボン酸エ
チルエステルazswuic収率71.6%)をえた。
融点261’O6実施例8
7.8−ジフルオロ−2,8−ジヒドロ−8−メチル−
4H−1,4−ベンズオキサジン1.009 。
4H−1,4−ベンズオキサジン1.009 。
オルトギ酸エチル0.889及びイソプロピリデン
ンマロネート(メルトゆム酸) 0.789の混液を1
10〜120℃で2分間加熱する。固化した反応混合物
(イソプロピリデン(7,8−ジフルオロ−2,3−ジ
ヒドロ−8−メチル−4H−1,4−ベンズオキサジン
−4−イル)メチレンマロネート)に塩化アセチル8−
を加えて溶液として1次いで室温下97%硫酸0.5−
を加え。
10〜120℃で2分間加熱する。固化した反応混合物
(イソプロピリデン(7,8−ジフルオロ−2,3−ジ
ヒドロ−8−メチル−4H−1,4−ベンズオキサジン
−4−イル)メチレンマロネート)に塩化アセチル8−
を加えて溶液として1次いで室温下97%硫酸0.5−
を加え。
さらに同温5分間保つ。反応液と氷水を加え。
析出する結晶−を濾取し、水洗し、9.10−ジフルオ
ロ−8−メチル−7−オキソ−2,8−ジヒドロ−7H
−ピリド(1,2,8−as ) (1,4)ベンズオ
キサジン−6−カルボン酸874■(収率57.5%)
をえた。融点800℃以上。
ロ−8−メチル−7−オキソ−2,8−ジヒドロ−7H
−ピリド(1,2,8−as ) (1,4)ベンズオ
キサジン−6−カルボン酸874■(収率57.5%)
をえた。融点800℃以上。
参考例
7.8−ジフルオロ−2,8−ジヒドロ−8−メチル−
4H−1,4−ベンズオキサジン1.009オルトギ酸
エチル0.88g、イソプロピリデンTOネート0.8
69及びトルエンlO−の混液を1.5時間還流する。
4H−1,4−ベンズオキサジン1.009オルトギ酸
エチル0.88g、イソプロピリデンTOネート0.8
69及びトルエンlO−の混液を1.5時間還流する。
微量の粘性分解物を熱時濾夫し、濾液を減圧下濃縮する
。残渣をクロロホルム−石油エーテルより再結晶すると
イソプロピリデン(7,8−ジフルオ0−2.1−ジヒ
ドロ−8−メチル−4H−1,4−ベンズオキサジン−
4−イル)メチレンマロネー) 1.489が得られた
。融点186〜187℃。
。残渣をクロロホルム−石油エーテルより再結晶すると
イソプロピリデン(7,8−ジフルオ0−2.1−ジヒ
ドロ−8−メチル−4H−1,4−ベンズオキサジン−
4−イル)メチレンマロネー) 1.489が得られた
。融点186〜187℃。
9−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)式 〔式中、RIは水素原子又は低級アルキル基を、xl及
びX、は同じ又は異なるハロゲン原子を意味し+ R4
は式 (式中+Jは低級アルキル基を+ R4及びR。 は同じ又は異なる低級アルキル基を意味する。)で表わ
される基を意味する。〕で表わされる化合物を酸ハライ
ド及び硫酸と反応させることを特徴とする式 (式中、 R,、X、及びX、は前記に同じであり。 R6は水素原子又は低級アルキル基を意味する。)で表
わされる化合物の製法。 (2、特許請求の範囲第1項において、R8がメチル基
、R6がエチル基、xI及びX、がフッ素原子である化
合物の製法。 (3) 特許請求の範囲第1項においてR,がメチル
基+ R6が水素原子V X、及びX、がフッ素原子で
ある化合物の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8882683A JPS59216890A (ja) | 1983-05-20 | 1983-05-20 | ピリドベンズオキサジン誘導体の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8882683A JPS59216890A (ja) | 1983-05-20 | 1983-05-20 | ピリドベンズオキサジン誘導体の製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59216890A true JPS59216890A (ja) | 1984-12-06 |
JPH0359904B2 JPH0359904B2 (ja) | 1991-09-12 |
Family
ID=13953736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8882683A Granted JPS59216890A (ja) | 1983-05-20 | 1983-05-20 | ピリドベンズオキサジン誘導体の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59216890A (ja) |
-
1983
- 1983-05-20 JP JP8882683A patent/JPS59216890A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0359904B2 (ja) | 1991-09-12 |
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