JPS62267267A - ピラゾ−ル誘導体およびその製造法 - Google Patents

ピラゾ−ル誘導体およびその製造法

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JPS62267267A
JPS62267267A JP11147986A JP11147986A JPS62267267A JP S62267267 A JPS62267267 A JP S62267267A JP 11147986 A JP11147986 A JP 11147986A JP 11147986 A JP11147986 A JP 11147986A JP S62267267 A JPS62267267 A JP S62267267A
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Toshiaki Sato
敏明 佐藤
Katsuyuki Morimoto
勝之 森本
Eiichi Oya
大屋 栄一
Susumu Yamamoto
進 山本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 童り上の利用先顆 本発明は、4−アルコキシカルボニルピラゾール−5−
0−チオカルバモイル誘導体、4−アルコキシカルボニ
ルピラゾール−5−3−カルバモイル誘導体および4−
アルコキシカルボニルピラゾール−5−スルホニルクロ
ライド誘導体の製造法に関する。
4−アルコキシカルボニルピラゾール−5−〇−チオカ
ルバモイル誘導体、4−アルコキシカルボニルピラゾー
ル−5−3−カルバモイル誘導体および4−アルコキシ
カルボニルピラゾール−5−スルホニルクロライド誘導
体は医薬、農薬等の中間体として有用である。例えば、
特開昭59−122488号公報、特開昭59−219
281号公報、ヨーロッパ特許公開87780号公報等
に記載の除草剤の中間体として有用である。
従来卑茨梃 特開昭59−122488号公報には、5−ヒドロキシ
ピラゾール誘導体を原料とする5−クロロスルホニルピ
ラゾール誘導体の合成法が記載されている。
すなわち、4−カルボキシ−5−ヒドロキシピラゾール
誘導体をオキシ塩化リンと加熱反応させることによりク
ロル化し、これに硫化ソーダを作用させ、5−メルカプ
トピラゾール誘導体を得、更に塩素と反応させることに
より4−カルボキシピラゾール−5−スルホニルクロラ
イドを得ている。
I Me               MeMe 〔特開昭59−122488) 前記の従来技術では、問題点として以下のような点があ
げられる。
■原料に4位にカルボン酸エステルをもつピラゾールを
用いた場合、エステルの加水分解に由来する4−カルボ
ン酸ピラゾールが副生ずる。4位−カルボン酸エステル
を目的物とする場合にはさらにエステル化工程を必要と
する。
■反応試剤として多量のオキシ塩化燐燐を使用するため
、反応終了後過剰のオキシ塩化燐を除去処理する必要が
ある。経済的に不利なだけでなく、廃液中の燐分処理が
必要となり必ずしも工業的には有利とはいえない。
■長時間、高温の反応条件を必要とする。エネルギーコ
ストの面から、工業的に不利である。
■収率が低い。
間 点を解′するための手 および 明のE本発明者ら
は、一般式(■): 〔式中R1は、低級アルキル基またはフェニル基を示し
、R2は水素原子または低級アルキル基を示し、R3は
低級アルキル基を示す。〕で表わされる5−ヒドロキシ
ピラゾール誘導体を塩基の存在下、ジアルキルチオカル
バモイルハライドと反応させることにより一般式(■)
:(式中R’ は、低級アルキル基またはフェニル基を
示し、R1は水素原子または低級アルキル基を示し、R
3は低級アルキル基を示し、R4,R%はそれぞれ独立
して低級アルキル基を示す。〕で表わされるピラゾール
誘導体が得られることを見い出し、次に一般式(1)で
表わされるピラゾール誘導体を加熱転位させることによ
り、一般式(): 〔式中R1は、低級アルキル基またはフェニル基を示し
、Rtは水素原子または低級アルキル基を示し、R3は
低級アルキル基を示し、R’、R%はそれぞれ独立して
低級アルキル基を示す。〕で表わされるピラゾール誘導
体が得られることを見い出した。更に一般式(I[[)
で表わされるピラゾール誘導体を、水または水を含む酢
酸もしくはハロゲン化炭化水素等の不活性溶媒の存在下
、塩素と反応させることにより一般式(■):■ R1 〔式中R1は、低級アルキル基またはフェニル基を示し
、R2は水素原子または低級アルキル基を示し、R3は
低級アルキル基を示す。〕テ表わされるクロロスルホニ
ルピラゾール誘導体が得られることを見い出した。
本光凱■製造工程 (II)     CX :ハロゲン原子〕■ (IV) 〔式中R1、R2、R’l 、R4およびR5は前記と
同じ意味を示す。〕 化合物(■)は、ベンゼン、トルエン、アセトン、エチ
ルメチルケトン、アセトニトリル、クロロホルム、二塩
化エタン、テトラハイドロフラン、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド、ピリジン、トリエチルアミ
ン等の溶媒中、塩基の存在下、化合物(I[)に対し、
1.0〜3当量、好ましくは、1.2当量のジアルキル
チオカルバモイルハライド ジメチルチオカルバモイルクロライドと化合物(11)
を、0℃から溶媒の還流温度にて、好ましくは 80℃
付近にて、1時間から1日、通常、数時間反応させるこ
とにより収率良く合成される。
塩基としては、例えば水素化ナトリウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
、ピリジン、トリエチルアミン等が挙げられる。反応後
、反応混合物を濃縮したのち、または反応混合物をその
まま水または氷水に加え、エーテル、ベンゼン、クロロ
ホルム、酢酸エチル等の不活性溶媒にて抽出し、水洗す
ることにより化合物(I)を単離することができ、再結
晶等の方法により精製することができる。また、場合に
よっては、反応後、不溶性の固型物を濾別し、濾液を濃
縮するだけで、化合物(1)を純度良く単離することも
できる。
化合物(III)は、高沸点不活性溶媒または無溶媒系
にて、化合物(1)を150〜250℃、好ましくは、
200℃付近にて5分から3時間、加熱することにより
合成される。通常200℃にて1時間以内で、はぼ定量
的に転位反応が完結する。
化合物(III)は、反応混合物を減圧蒸留することな
どにより単離精製されるが、通常、反応混合物をそのま
ま次の反応に使用することができる。
化合物(IV)を得る反応は、化合物(II[)を、水
、塩酸、水−酢酸、水−二酸化エタン、水−塩化メチレ
ンあるいは水−クロロホルム等の不活性溶媒系に溶解あ
るいはけん濁し、化合物(III)に対し、3〜6当量
、好ましくは、3〜4当量の塩素を、−20〜40℃、
好ましくは、0〜20℃にて加えることにより実施され
る。化合物(IV)は、反応混合物を氷水に注ぎ、エー
テル、ベンゼン、塩化メチレン、二塩化エタンあるいは
、クロロホルム等の不活性溶媒を用いて抽出することに
より単離することができ、必要な場合には、更に減圧蒸
留により精製することができる。
大隻廻 以下に本発明の具体的実施例を示すが、本発明は以下の
実施例に限定されるものではない。
実施斑上 0−(4−エトキシカルボニル−1−メチルピラゾール
−5−イル)N、N−ジメチルチオカーバメートの合成 CI13 5 4−エトキシカルボニル−5−ヒドロキシ−1−メチル
ピラゾール10.0g、ジメチルチオカルバモイルクロ
ライド8.0g及びアセトニトリル200nlの混合物
に、無水炭酸カリウム9.7gを加え、加熱還流下7時
間攪拌した。放冷後置体を濾別し、濾液を濃縮すると、
粗製の目的物16.4gを固体として得た。融点102
〜103℃大施桝叢 5−(4−エトキシカルボニル−1−メチルピラゾール
−5−イル) N、N−ジメチルチオカーバメートの合
成 l     11 CI3  0 実施例1で得られた粗製の0−(4−エトキシカルボニ
ル−1−メチルピラゾール−5−イル)N、N−ジメチ
ルチオカーバメート16.4 gを200℃にて1時間
加熱し、転位反応を行ない、粗製の目的物を黒褐色油状
物として得た。
大豊且1 4−エトキシカルボニル−1−メチルピラゾール−5−
スルホニルクロライドの合成 CI。
実施例2で得られたS−(4−エトキシカルボニル−1
−メチルピラゾール−5−イル) N、N −ジメチル
チオカーバメートに酢酸60m1及び水40m7!を加
え、10〜15℃にて、塩素を1.5時間にわたり吹込
んだ。反応後、反応混合物を氷水に注ぎ、エーテルにて
抽出し、抽出溶液を水洗、乾燥後、溶媒を留去すると、
粗製の目的物13.9gを油状物として得た。減圧蒸留
により精製すると、目的物10.4g(沸点107〜1
15℃10、3 m1g)を得た。(実施例1からの収
率69.8%)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中R^1は、低級アルキル基またはフェニル基を示
    し、R^2は水素原子または低級アルキル基を示し、R
    ^3は低級アルキル基を示し、R^4、R^5はそれぞ
    れ独立して低級アルキル基を示す。〕で表わされるピラ
    ゾール誘導体。
  2. (2)一般式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中R^1は、低級アルキル基またはフェニル基を示
    し、R^2は水素原子または低級アルキル基を示し、R
    ^3は低級アルキル基を示す。〕 で表わされる5−ヒドロキシピラゾール誘導体を塩基の
    存在下、ジアルキルチオカルバモイルハライドと反応さ
    せることを特徴とする一般式( I ):▲数式、化学式
    、表等があります▼( I ) 〔式中R^1は、低級アルキル基またはフェニル基を示
    し、R^2は水素原子または低級アルキル基を示し、R
    ^3は低級アルキル基を示し、R^4、R^5はそれぞ
    れ独立して低級アルキル基を示す。〕で表わされるピラ
    ゾール誘導体の製造法。
  3. (3)一般式(III): ▲数式、化学式、表等があります▼(III) 〔式中R^1は、低級アルキル基またはフェニル基を示
    し、R^2は水素原子または低級アルキル基を示し、R
    ^3は低級アルキル基を示し、R^4、R^5はそれぞ
    れ独立して低級アルキル基を示す。〕で表わされるピラ
    ゾール誘導体。
  4. (4)一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中R^1は、低級アルキル基またはフェニル基を示
    し、R^2は水素原子または低級アルキル基を示し、R
    ^3は低級アルキル基を示し、R^4、R^5はそれぞ
    れ独立して低級アルキル基を示す。〕で表わされるピラ
    ゾールチオカルバモイル誘導体を加熱転位させることを
    特徴とする一般式(III):▲数式、化学式、表等があ
    ります▼(III) 〔式中R^1は、低級アルキル基またはフェニル基を示
    し、R^2は水素原子または低級アルキル基を示し、R
    ^3は低級アルキル基を示し、R^4、R^5はそれぞ
    れ独立して低級アルキル基を示す。〕で表わされるピラ
    ゾール誘導体の製造法。
  5. (5)一般式(III): ▲数式、化学式、表等があります▼(III) 〔式中R^1は、低級アルキル基またはフェニル基を示
    し、R^2は水素原子または低級アルキル基を示し、R
    ^3は低級アルキル基を示し、R^4、R^5はそれぞ
    れ独立して低級アルキル基を示す。〕で表わされるピラ
    ゾール誘導体を、水または水を含む酢酸もしくはハロゲ
    ン化炭化水素等の不活性溶媒の存在下、塩素と反応させ
    ることを特徴とする一般式(IV): ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) 〔式中R^1は、低級アルキル基またはフェニル基を示
    し、R^2は水素原子または低級アルキル基を示し、R
    ^3は低級アルキル基を示す。〕 で表わされるクロロスルホニルピラゾール誘導体の製造
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106866532A (zh) * 2017-04-07 2017-06-20 江苏省农用激素工程技术研究中心有限公司 吡嘧磺隆中间体4‑乙氧羰基‑5‑磺酰胺基‑1‑甲基吡唑的合成方法
CN107162977A (zh) * 2017-06-02 2017-09-15 江苏省农用激素工程技术研究中心有限公司 氯吡嘧磺隆中间体的合成方法

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