JPS5888361A - 3−アミノ−1,4−ビス(アルコキシカルボニル)マレイミド類およびその製法 - Google Patents

3−アミノ−1,4−ビス(アルコキシカルボニル)マレイミド類およびその製法

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JPS5888361A
JPS5888361A JP18689381A JP18689381A JPS5888361A JP S5888361 A JPS5888361 A JP S5888361A JP 18689381 A JP18689381 A JP 18689381A JP 18689381 A JP18689381 A JP 18689381A JP S5888361 A JPS5888361 A JP S5888361A
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amino
bis
alkoxycarbonyl
maleimide
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福井 喜代志
Junichiro Kita
淳一郎 北
Yasuhiko Yokoo
横尾 泰日児
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Ube Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、新規化合物である3−アミノ−1,4−ビ
ス(アルコキシカルボニル)マレイミド類およびその製
法である。さらに詳しくは、この発明000R’ (式中 R1およびR2は、それぞれ、炭素数1〜4の
アルキル基を示す。)で表わされる3−アミノ−1,4
−ビス(アルコキシカルボニル)マレイミド類および 式   R’O−C−C0OR’ ++           (71) H (式中 R3およびR4は、それぞれ、炭素数1〜4の
アルキル基を示す。)で表わされるアルコキシイミノ酢
酸エステルと。
(式中 R1およびR2は、それぞれ、前記と同一の意
味を有する。)で表わされるN−(アルコキシカルボニ
ル)アセチルカルバミン酸エステルヲ反応させることを
特徴とする式〔1〕で表わされる3−アミノ−1,4−
ビス(アルコキシカルボニル)マレイミド類の製法であ
る。
式(1)で表わされる3−アミノ−1,4−ビス(アル
コキシカルボニル)マレイミド類は、新規<i合物であ
り、医薬、農薬、さらにはこれらの中間体として有用で
ある。
式〔■〕で表わされるアルコキシイミノ酢酸エステルの
具体例としては、メトキシイミノ酢酸メチル、メトキシ
イミノ酢酸エチル、メトキシイミノ酢酸ブチル、エトキ
シイミノ酢酸メチル、エトキシイミノ酢酸エチル、エト
キシイミノ酢酸ブチル。
プロポキシイミノ酢酸プロピル、ブトキシイミノ酢酸ブ
チルなどが挙げられる。
式(1)で表わされるN−(アルコキシカルボニル)ア
セチルカルバミン酸エステルの具体例としては、N−(
メトキシカルボニル)アセチルカルバミン酸メチル、N
−(メトキシカルボニル)アセチルカルバミン酸エチル
、N−(メトキシカルボニル)アセチルカルバミン酸ブ
チル、N−(−1−トキシカルボニル)アセチルカルバ
ミン酸メチル。
N−(エトキシカルボニル)アセチルカルノくミン酸エ
チル、N−(プロポキシカルボニル)アセチルカルバミ
ン酸メチル、N−(7’ロボキシカルポニル)アセチル
カルバミン酸エチル、N−(ブトキシカルボニル)アセ
チルカルバミン酸エチルなどが挙げられる。
この発明における反応は1反応溶媒の不存在下。
または反応溶媒、たとえばベンゼン、トルエン。
クロロベンゼン、ジクロロベンゼンなどの芳香族炭化水
素、塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、塩化エ
チレンなどの・・ロゲン化炭化水素?メタノール、エタ
ノール、プロパノール。ブタノールなどのアルコール類
の存在下に行なわれる。
反応方法としては、アルコキシイミノ酢酸エステルとN
−(アルコキシカルボニル)アセチルカルバミン酸エス
テルを接触させる任意の方法を採用することができ、こ
れらの添加順序釦ついては特に制限はない。
アルコキシイミノ酢酸エステルの使用量は、N−(アル
コキシカルボニル)アセチルカルバミン酸エステル1モ
ル当り、1モル以上であることが好ましい。
反応は、一般に、20〜150℃の範囲の温度で、1〜
50時間行なわれる。
目的生成物である3−アミノ−1,4−ビス(アルコキ
シカルボニル)マレイミドは、たとえばつぎのような方
法で1反応生成混合物から分離取得することができる。
反応を反応溶媒の不存在下に行なった場合1反応生成混
合物傾溶媒を加え、溶解度の差を利用して、目的生成物
を単離することができる。反応を前記反応溶媒の存在下
に行なった場合、目的生成物が結晶として析出する場合
と、目的生成物が反応溶媒中に存在する場合がある。前
者の場合は。
r過によって目的生成物を単離することができる。
後者の場合は、溶媒を蒸留などの公知の方法によって回
収した後、残渣から溶解度の差を利用して目的生成物を
単離することができる。′この発明によって得られる式
(1)で表わされる3−アミノ−1,4−ビス(アルコ
キシカルボニル)マレイミドの具体例としては、3−ア
ミノ−1,4−ビス(メトキシカルボニル)マレイミド
、3−アミノ−1−エトキシカルボニル−4−メトキシ
カルボニルマレイミド、3−アミノ−1−ブトキシカル
ボニル−4−(メトキシカルボニル)マレイミド、3−
アミノ−4−エトキシカルボニル−1−(メトキシカル
ボニル)マレイミド、3−アミノ−1,4−ビス(エト
キシカルボニル)マレイミド、3−アミノ−1−メトキ
シカルボニル−4−(プロポキシカルボニル)マレイミ
)’、3−7ミノーl−エトキシカルボニル−4−(プ
ロポキシカルボニル)マレイミド、3−アミノ−4−ブ
トキシカルボニル−1−(& )キシカルボニル)マレ
イミドなどが挙げられる。
つぎに実施例を示す。実施例において、3−アミノ−1
,4−ビス(アルコキシカルボニル)マレイミドの収率
は、使用したN−(アルコキシカルボニル)アセチルカ
ルバミン酸エステル基準の収率である。
実施例1 エトキシイミノ酢酸エチル2.9’OfとN−(エトキ
シカルボニル)アセチルカルバミン酸二fA。
2.03fの混合物を室温で攪拌しながら52日間反応
させた。
反応後、得られた反応混合物にベンゼン1〇−を加えて
1過し、−3−アミノ−1,4−ビス(エトキシカルボ
ニル)マレイミドのu晶1.o y (39%)を得た
。これをベンゼンで再結晶して、融点180〜181 
’Cの無色針状結晶を得た。その元素分析値をつぎに示
す。
OHN 分析値  46.92 4.69 10.77計算値 
 46.88 4.72..10.93(Cl0HI2
N206として) r液を100−105℃の油浴上で、混合物から溶媒を
留去しながら、2.5時間加熱した。加熱後、混合物を
室温まで冷却し、混合物にベンゼン1OWteを加えて
r過し、3−アミノ−1,4−ビス(エトキシカルボニ
ル)マレイミドの結晶1.35v(53%)をさらに得
た。
実施例2 エトキシイミノ酢酸エチル7.78fとN−(エトキシ
カルボニル)アセチルカルバミン酸エチル5.45 f
の混合物を加熱して、90〜100℃で3時間反応させ
た。
反応後、得られた反応混合物にベンゼン3〇−を加えて
1過し、3−アミノ−1,4−ビス(エトキシカルボニ
ル)マレイミドの結晶4.08 t (59%)を得た
i−1液を100〜105℃の油浴上で、溶媒を留去し
ながら、5時間加熱した。放冷後、混合物にベンゼン2
0rnlを加えて1過し、3−アミノ−IA−ビス(エ
トキシカルボニル)マレイミドの結晶1.59y(2o
%)をさらに得た。
実施例3 エトキシイミノ酢酸エチル2.9oyとN−(エトキシ
カルボニル)アセチルカルバミン酸エチル4.069を
含むベンゼンlO−を加熱し、還流下に7時間反応させ
た。
反応後、得られた反応混合物を室温まで冷却してd1過
し、3−アミノ−1,4−ビス(エトキシカルボニル)
マレイミドの結晶1.971F(38%)を得た。
特許出願人  宇部興産株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (式中 R1およびR2は、それぞれ、炭素数1〜4の
    アルキル基を示す。)で表わされる3−アミノ−1,4
    −1=’ス(アルコキシカルボニル)マレイミド類。 H (式中 R3およびR4は、それぞれ、炭′素数1〜4
    のアルキル基を示す。)で表わされるアルコキシイミノ
    酢酸エステルと。 (式中 R1およびR2は、それぞれ、炭素数1〜4の
    アルキル基を示す。)で表わされるN−(アルコキシカ
    ルボニル)アセチルカルバミン酸エステルを反応させる
    ことを特徴とする (式中 11およびR2は、それぞれ、前記と同一の意
    顛を有する。)で表わされる3−アミノ−1,4−ビス
    (アルコキシカルボニル)マレイミド類の製法。
JP18689381A 1981-11-24 1981-11-24 3−アミノ−1,4−ビス(アルコキシカルボニル)マレイミド類およびその製法 Granted JPS5888361A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63162673A (ja) * 1986-12-25 1988-07-06 Nippon Soda Co Ltd イミノアセチル誘導体,その製造方法及び殺菌剤

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JPH02106102U (ja) * 1989-02-10 1990-08-23

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