JPS59216721A

JPS59216721A - 車両用空調装置の空気導入装置

Info

Publication number: JPS59216721A
Application number: JP9071383A
Authority: JP
Inventors: Kunihiro Noto; 能登　邦広; Yoshinori Fukasaku; 良範深作; Hiroaki Mizoguchi; 溝口　博明
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1983-05-25
Filing date: 1983-05-25
Publication date: 1984-12-06
Also published as: JPS6222804B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は、車両用空調装置の空気導入装置に係シ、特に
プロワ装置の内外気切替箱を大型にすることなく内気の
吸込風量を増大し、かつ騒音の低減を図ることのできる
車両用空調装置の空気導入装置に関する。

〔発明の背景〕

一般に、車両用空調装置の空気導入にあたっては外気を
導入することが行われている。そして、この空気導入装
置は、従来、外気を取入れる口と、内気を取入れる口と
を設け、これを１枚のダンパによって切替え、あるいは
開度を調整することによシ内外気を混合して取入れるこ
とが行われてきた。しかし、とのダンパの操作によって
空調に必要な空気量を得られるだけの開口面積をもつ空
気導入口を開閉しなければならず、そのため１枚のダン
パによってのみ内外気の切替えを行なおうとするとダン
パの大きさを太きくしなければならない。このため、こ
のダンパ１枚を操作するものにあっては、とのダンパの
大きさに合う大きさの内外気切替箱を必要とする。また
、このようなダンパを操作するには大きな操作力を必要
とするため、近年、例えば実公昭５７−２４５６６号公
報に記載される如き、２枚のダンパを観音開きにした空
気導入装置が考案されている。すなわち、この従来の車
両用空調装置の空気導入装置は第１図、第２図に示す如
き構成を有している。

図において、中空直方体に形成された内外気切替箱１の
頂壁ＩＡには、外気導入口２が設けられ、底壁ＩＦには
スクロールケーシング３の内部に連通ずる内外気導入口
４が設けられている。そして前記内外気切替箱１の側壁
ＩＢ、ＩＣ，ＩＤ。

ＩＤ中の相対向する二側壁ＩＢ、ＩＤには、第１゜第２
の内気導入口５，６が開設されている。前記内外気切替
箱１の内部には、外気導入口２の側壁ＩＤ側の半部と第
１の内外気導入口５との開度を調節する第１の内外気切
替ダンパ７と、外気導入口２の側壁ＩＤ側の半部と第一
２の内気導入口６との開度を調節する第２の内外気切替
ダンパ８とが設けられておシ、前記第１．第２の内外気
切替ダンパ７．８の軸９，１０はダンパ操作部１１し、
連係されている。

前記ダンパ操作部１１は、第１．第２の内外気切替ダン
パ７．８の各軸９，１０に取シ付けられたリンク１２，
１３、両リンク１２．１３を結ぶロッド１４．第１の内
外気切替ダンパ７の軸９に連結されたリンク１２端部に
結合されたワイヤ１５とを有して構成されている。

前記した如き構成を有する空気導入装置１００は、第１
の内気導入口５を乗員側に向けてプロワ装置２００のス
クロールケーシング３上に取付けられ、ダンパ操作部１
１を操作することによって第１．第２の内外気切替ダン
パ７．８の開度が同期調節されるものであり、プロワ装
置２００が起動されると、前記第１．第２の内外気切替
ダンパ７．８の開度に応じて外気導入口２からは外気９
が、第１．第２の内気導入口５，６からは内気すがそれ
ぞれ導入され、これら外気導入口２と第１゜第２の内気
導入口５，６から導入された外気ａ。

内気すおよびこれらの混合気は内外気導入口４からスク
ロールケーシング３内に導かれ、プロワ装置２００のモ
ータ１６に取シ付けられたファン１７の送風作用により
送出口３Ａから送出されるものである。

このような従来の車両用空調装置の空気導入装置にあっ
ては、第１．第２の内外気切替ダンパ７゜８を連動させ
るために、１つの切替ダンパで内外気を切替でいるもの
に比べ、第２の切替ダンパ側にも操作機構を設けなけれ
ばならないと共に、切替ダンパを操作するに２つの切替
ダンパを連動して操作しなければならないため大きな操
作力を用いなければならないという欠点を有している。

まだ、従来の車両用空調装置の空気導入装置にあっては
、第１．第２の内外気切替ダンパを切替えて内気を導入
する際、プロワ装置が最大作動時内気導入口より供給さ
れる空気量が足りず騒音を生じるという欠点を有してい
る。この騒音を消去するには内外気切替箱を大型にしな
ければならないという欠点を有している。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、プロワ装置の内外気切替箱を大型にす
ることなく、内気の吸込風景を増大させ、かつ、騒音を
低減することのできる車両用空調装置の空気導入装置を
提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は、外気導入口と内気導入口の切替を１枚の内外
気切替ダンパで行うと共に、内気導入口の設けられた内
外気切替箱の側壁に隣接する２つの側壁にそれぞれ内気
を導入する補助内気導入口を設け、前記ダンパを所定角
度よシ外気導入ロ全開まで前記補助内気導入口の開閉を
行うダンパが開閉できるようにすることにより、プロワ
装置の内外気切替箱を大型にすることなく内気の吸込風
景を増大させ、かつ、騒音を低減しようというものであ
る。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の実施例について説明する。

第３図には、本発明の一実施例が示されている。

図において、プロワ装置２００のスクロールケーシング
３上に空気導入装置３００が取シ付けられている。この
ブロワ装置２００は第１図、第２図に示した従来例と同
一である。また、空気導入装置３００の内外気切替箱２
０の頂壁２０Ａには外気を導入するための外気導入口２
１が設けられておシ、この内外気切替箱２０の底壁には
第４図に示す如くブロワ装置２００のスクロールケーシ
ング３の内部に連通ずるベルマウス２２が設けられてい
る。また、この内外気切替箱２０の側壁２０Ｂ、２０Ｃ
，２０Ｄ、２０Ｅの内の１つ、側壁２０Ｂには、内気導
入口２３が設けられている。

また、内外気切替箱２０の側壁２０Ｂに隣接する側壁２
０Ｃと側壁２０Ｅには内気を導入するための補助内気導
入口（以下フラッパと称す。）２４゜２５が設けられて
いる。

前記内気導入口２３には、内外気切替箱２０の外壁に格
子２６が取付けられている。この格子２６は、内外気切
替箱２０内に大きなゴミが入シ込まないようにするだめ
のものである。まだ、内気導入口２３の内外気切替箱２
ｏ内側には、内気導入口２３を閉塞する内外気切替ダン
パ２７がシャフト２８に固着されておシ、このシャフト
２８の回転によって、内外気切換ダンパ２７が回動する
ように構成されている。また、この内外気切替ダンパ２
７は、略９ｏ度回動すると前記外気導入口２１を密閉す
るように構成されている。この内外気切替ダンパ２７の
両面には、パツキン２７Ａ。

２７Ｂが取シつけられている。このパツキン２７Ａ。

２７Ｂは内気導入口２３七外気導入口２１の密閉性を良
くするだめのものである。この内外気切替ダンパ２７の
両サイドには、第４図に示す如くロー２２９，３０が設
けられている。このローラ２９は、第５図に示す如く内
外気切替ダンパ２７に取シ付けられているケーシング３
１によって回転自在に支持されている。ローラ３０もロ
ーラ２９同様に支持されている。このローラ２９゜３０
は、第４図に示す如く、内外気切替ダンパ２７が内気導
入口２３を閉塞しているときに、フラッパ２４，２５を
閉塞するフラッパドア３３゜３４が、フラッパ２４，２
５を開口しないように押えつける役目を果している。ま
た、内外気切替ダンパ２７の連結されているシャフト２
８は、内外気導入箱２０の側壁２０Ｃ，２０Ｅによって
支持されており、側壁２０Ｃ側は、貫通され、外部に突
出している。この突出した部分に、リンク３５が取付け
られておシ、このリンク３５には、さらにリンク３６が
係合して側壁２０Ｃの外面に　−取シ付けられている。

このリンク３６に：ｔｄ、’ツイヤ３フが結合されてお
シ、このワイヤ３７を引くことによって、内外気切替ダ
ンパ２７が開くように構成されている。

一方、フラッパドア３３．３４は、第４図に示す如く軸
３８．３９に回動自在に支持されている。

この軸３８．３９は、共に、側壁２０Ｂと側壁２０Ｄに
固定されている。このフラッパドア３３゜３４は、共に
、内外気切替ダンパ２７よりも小さく構成されている。

また、このフラッパドア３３゜３４の側壁側にはパツキ
ン４０．４１が取りつけられている。このパツキン４０
．４１は、共にフラッパ２４．２５を密閉できるように
するだめのものである。また、このフラッパドア３４に
は、バネ４２Ａ、４２Ｂが、また、フラッパドア３３に
も、図示されていないが、フラッパドア３４と同様、バ
ネが取りつけられている。このバネ４２Ａ。

４２Ｂは、内外気切替ダンパ２７に取９つけられている
ローラ２９の抑圧が、該ダンパ２７の回動によって解除
されたときに、ある角度自動的に７ラツパドア３４が回
動しフラッパ２５を開口するためのものである。このフ
ラッパドア３３．３４は、回動が自在であシ、プロワ装
置２００の作動によって生じる内外気切替箱内の負圧に
よって充分開くものであるが、負圧が生じるのをまたず
に内気の補給をするためバネが取り付けられている。

したがって、このバネは必ずしも設ける必要はない。

このように構成されるものであるから、外気導入時は、
第４図に示す如く、内外気切替ダンパ２７は、内気導入
口２３を閉塞し、ローラ３０゜２９によって、フラッパ
ドア３３．３４を押圧し、フラッパ２４，２５を閉塞し
ている。このため、外気導入時は、単室内にプロワ装置
２００によって送シ込れる空気は、外気導入口２１から
取シ込れるものだけである。

次に、内外気切替ダンパ２７を開いていくとローラ２９
，３０が移動し、該ダンパ２７がある角度まで回動する
と、ローラ２９．３０によるフラッパドア３４．３３の
押圧が解除される。この解除によって、バネの作用によ
シフラッパドア３４゜３３は、第６図に示す如く、所定
角度開く。この状：甜で窒調機を移動すると、外気と、
内気が混合されて車室内に導入されることになる。

さらに内外気切替ダンパ２７が開かれていき、外気導入
口２１を完全に閉塞すると、内気循環空調となる。この
ときは最大冷房時である。このときは、ファン１７はフ
ル回転となる。この際、内気導入口２３から供給される
空気量と、フラッパドア３３．３４の開度（バネによる
）によって供給される空気量とでは、足シないときはさ
らに、内外気切替箱２０内が負圧状態になり、との負圧
によってフラッパドア３３．３４はさらに開くことにな
る。

したがって、本実施例によれば、主内気導入口の外、フ
シツバを２つ設けているだめ、従来装置よりも、内気吸
込風量を多く確保するできるも、内外気切替箱を大型に
する必要がない。

また、本実施例によれば、内気導入口の外、２つの７ラ
ツパが設けられているため、内気導入時に生じる吸込空
気による騒音を小さくすることができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、プロワ装置の内
外気切替箱を大型にすることなく、内気の吸込風量を増
大させ、かつ、騒音を低減することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の空気導入装置の斜視図、第２図は第１図
の断面図、第３図は本発明の実施例を示す斜視図、第４
図は第３図図示実施例の断面図、第５図は第４図図示ロ
ーラの一拡大図、第６図は第３図図示実施例の動作状態
を示す断面図である。２０・・・内外気切替箱、２０Ｂ、２０Ｃ，２０Ｄ。２０Ｅ・・・側壁、２１・・・外気導入口、２２・・・
ベルマウス、２３・・・内気導入口、２４．２５・・・
フラッパ、２７・・・内外気切替ダンパ、２９．３０・
・・ローラ、３３．３４・・・フラッパドア。代理人　弁理士　高橋明夫

Claims

【特許請求の範囲】１６中空直方体に形成され頂壁には外気導入口が設けら
れ、かつ底壁にはスクロールケーシングに連通する内外
気導入口が設けられた内外気切替箱の任意の側壁に主内
気導入口が設けられ、該主内気導入口に隣接する側壁に
補助内気導入口を設け、前記内外気切替箱の内部には、
外気導入口と主内気導入口を開閉する内外気切替ダンパ
と、前記内外気切替ダンパが前記主内気導入口を開くと
き、前記補助内気導入口を開くドアを設けたことを特徴
とする車両用空調装置の空気導入装置。２、特許請求の範囲第１項記載の発明において、上記補
助内気導入口を開閉するドアの開操作は上記内外気切替
箱内の負圧によって行うようにしたことを特徴とする車
両用空調装置の空気導入装置。３、特許請求の範囲第１項又は第２項記載の発明におい
て、上記補助内気導入口は、上記内気導入口に隣接する
２側面に設けたことを特徴とする車両用空調装置の空気
導入装置。