JPS637781Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS637781Y2 JPS637781Y2 JP17079983U JP17079983U JPS637781Y2 JP S637781 Y2 JPS637781 Y2 JP S637781Y2 JP 17079983 U JP17079983 U JP 17079983U JP 17079983 U JP17079983 U JP 17079983U JP S637781 Y2 JPS637781 Y2 JP S637781Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- damper
- opening
- indoor
- outdoor
- air conditioner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 6
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007791 dehumidification Methods 0.000 description 1
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 1
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
- Ventilation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は風量調節用のダンパーを備えたウイン
ド形の空気調和機に関する。
ド形の空気調和機に関する。
従来、この種の空気調和機は実開昭57−36515
号として開示され第１および第２図に示すように
構成されている。これを同図に基づいて概略説明
すると１は筐体、２はこの筐体１内を室内側３お
よび室外側４に画成しかつこれら室内側３と室外
側４とを連通する開口５を設けた仕切板である。
６は室内モータ、７はクロスフロー形の室内フア
ン、８は蒸発器であり、これら部材は前記室内側
３に設置されている。９は室外モータ、１０はク
ロスフロー形の室外フアン、１１は凝縮器であ
り、これら部材は図示しない圧縮機と共に前記室
外側４に設置されている。１２は外気導入用のダ
ンパーで、前記仕切板２であつて室内側３および
室外側４の両上流側すなわち室内フアン７および
室外フアン１０の回転により生じる風上側に回動
自在に設けられており、ダンパー１２の開放時に
室外側４の通風路の一部を閉塞するように構成さ
れている。なお、図中実線矢印は空気の流れを示
す。
号として開示され第１および第２図に示すように
構成されている。これを同図に基づいて概略説明
すると１は筐体、２はこの筐体１内を室内側３お
よび室外側４に画成しかつこれら室内側３と室外
側４とを連通する開口５を設けた仕切板である。
６は室内モータ、７はクロスフロー形の室内フア
ン、８は蒸発器であり、これら部材は前記室内側
３に設置されている。９は室外モータ、１０はク
ロスフロー形の室外フアン、１１は凝縮器であ
り、これら部材は図示しない圧縮機と共に前記室
外側４に設置されている。１２は外気導入用のダ
ンパーで、前記仕切板２であつて室内側３および
室外側４の両上流側すなわち室内フアン７および
室外フアン１０の回転により生じる風上側に回動
自在に設けられており、ダンパー１２の開放時に
室外側４の通風路の一部を閉塞するように構成さ
れている。なお、図中実線矢印は空気の流れを示
す。
このように構成された空気調和機において、機
器の冷房運転は通常ダンパー１２を閉塞した状態
で行われ、筐体１内の通風路は室内側３と室外側
４とに仕切板２およびダンパー１２によつて独立
構成され、蒸発器８は室内空気の除湿・冷却作用
を、凝縮器１１は放熱作用をそれぞれ行うことに
よつて機器は冷房運転を行う。また、除湿運転は
ダンパー１２を開放することによつて行われ、こ
のとき冷媒回路は冷房運転時と同じ冷凍サイクル
を構成したままである。ダンパー１２の開放によ
つて室外側４の通風路の一部分が閉塞され、室外
フアン１０による室外側送風量が低下し、ダンパ
ー１２の室内側３と室外側４との間に静圧差が生
じるため、外気が室内に導入される。前記外気は
高温の凝縮器１１を通過した高温外気であり、こ
の高温外気は蒸発器８を通過し、除湿冷却された
室内空気と混合してこれを加熱し、いわゆる除湿
運転を行う。
器の冷房運転は通常ダンパー１２を閉塞した状態
で行われ、筐体１内の通風路は室内側３と室外側
４とに仕切板２およびダンパー１２によつて独立
構成され、蒸発器８は室内空気の除湿・冷却作用
を、凝縮器１１は放熱作用をそれぞれ行うことに
よつて機器は冷房運転を行う。また、除湿運転は
ダンパー１２を開放することによつて行われ、こ
のとき冷媒回路は冷房運転時と同じ冷凍サイクル
を構成したままである。ダンパー１２の開放によ
つて室外側４の通風路の一部分が閉塞され、室外
フアン１０による室外側送風量が低下し、ダンパ
ー１２の室内側３と室外側４との間に静圧差が生
じるため、外気が室内に導入される。前記外気は
高温の凝縮器１１を通過した高温外気であり、こ
の高温外気は蒸発器８を通過し、除湿冷却された
室内空気と混合してこれを加熱し、いわゆる除湿
運転を行う。
ところが、従来の空気調和機においては、ダン
パー１２の開放により吸気運転しか行われないと
いう欠点がある。
パー１２の開放により吸気運転しか行われないと
いう欠点がある。
〔考案の概要〕
本考案はこのような事情に鑑みなされたもの
で、開口を選択的に開閉するダンパーの一側縁ま
たは仕切板の一方の開口縁にダンパーを中開度の
位置に回動したときに開口の一方側を閉塞する補
助ダンパーを設けるというきわめて簡単な構成に
より、吸気運転のみならず吸・排気同時運転を行
うことができる空気調和機を提供するものであ
る。以下、その構成等を図に示す実施例によつて
詳細に説明する。
で、開口を選択的に開閉するダンパーの一側縁ま
たは仕切板の一方の開口縁にダンパーを中開度の
位置に回動したときに開口の一方側を閉塞する補
助ダンパーを設けるというきわめて簡単な構成に
より、吸気運転のみならず吸・排気同時運転を行
うことができる空気調和機を提供するものであ
る。以下、その構成等を図に示す実施例によつて
詳細に説明する。
第３図ａおよびｂは本考案に係る空気調和機の
除湿運転状態を示す簡略図である。同図におい
て、第１および第２図と同一の部材については同
一の符号を付し、詳細な説明は省略する。同図に
おいて、２１は前記開口５を選択的に開閉する風
量調節用のダンパーで、開口５内に位置する枢軸
２２に枢支され両開口縁５ａ間に配設されてい
る。２３は前記枢軸２２を曲率の中心とする曲面
２３ａをもつた補助ダンパーで、前記ダンパー２
１の一側縁すなわち前記室外フアン１０近傍の側
縁に設けられており、ダンパー２１を中開度の位
置に回動したときに開口５の一方側を閉塞するよ
うに構成されている。ここで、ダンパー２１の中
開度の位置には、全閉状態すなわちダンパー２１
が開口５を閉塞する位置からダンパー２１が時計
方向に回動して補助ダンパー２３が一方の開口縁
５ａから離間する直前の位置までをいう。
除湿運転状態を示す簡略図である。同図におい
て、第１および第２図と同一の部材については同
一の符号を付し、詳細な説明は省略する。同図に
おいて、２１は前記開口５を選択的に開閉する風
量調節用のダンパーで、開口５内に位置する枢軸
２２に枢支され両開口縁５ａ間に配設されてい
る。２３は前記枢軸２２を曲率の中心とする曲面
２３ａをもつた補助ダンパーで、前記ダンパー２
１の一側縁すなわち前記室外フアン１０近傍の側
縁に設けられており、ダンパー２１を中開度の位
置に回動したときに開口５の一方側を閉塞するよ
うに構成されている。ここで、ダンパー２１の中
開度の位置には、全閉状態すなわちダンパー２１
が開口５を閉塞する位置からダンパー２１が時計
方向に回動して補助ダンパー２３が一方の開口縁
５ａから離間する直前の位置までをいう。
なお、２４および２５はそれぞれが互いに対向
するようにダンパー２１と補助ダンパー２３の
上、下部に設けられた天面板と底面板である。
するようにダンパー２１と補助ダンパー２３の
上、下部に設けられた天面板と底面板である。
このように構成された空気調和機においては、
機器の冷房運転は通常第４図ａに示すようにダン
パー２１を閉塞した状態で行われる。また除湿運
転はダンパー２１を開放することによつて行われ
る。すなわち、第４図ｂに示すようにダンパー２
１が中開度の位置に回動したときに室外側４から
室内側３に流れる空気流のみとなり吸気運転が行
われる。そして第４図ｃに示すように、ダンパー
２１が中開度の最終位置からさらに時計方向に回
動したときに開口５の両側が開放されてダンパー
２１が全開状態となり、室外側４から室内側３お
よび室内側３から室外側４に空気流が流れて吸・
排気同時運転が行われる。
機器の冷房運転は通常第４図ａに示すようにダン
パー２１を閉塞した状態で行われる。また除湿運
転はダンパー２１を開放することによつて行われ
る。すなわち、第４図ｂに示すようにダンパー２
１が中開度の位置に回動したときに室外側４から
室内側３に流れる空気流のみとなり吸気運転が行
われる。そして第４図ｃに示すように、ダンパー
２１が中開度の最終位置からさらに時計方向に回
動したときに開口５の両側が開放されてダンパー
２１が全開状態となり、室外側４から室内側３お
よび室内側３から室外側４に空気流が流れて吸・
排気同時運転が行われる。
なお、本実施例においては、補助ダンパー２３
を室外フアン１０近傍のダンパー２１の側縁に設
けて吸気と吸・排気同時運転が行われる例を示し
たが、室内フアン７近傍のダンパー２１の側縁に
設ければ排気と吸・排気同時運転を行わせること
ができる。
を室外フアン１０近傍のダンパー２１の側縁に設
けて吸気と吸・排気同時運転が行われる例を示し
たが、室内フアン７近傍のダンパー２１の側縁に
設ければ排気と吸・排気同時運転を行わせること
ができる。
また、本実施例においては、補助ダンパー２３
をダンパー２１の一側縁に設ける例を示したが、
本考案はこれに限定されるものではなく、第５図
に示すように枢軸２２を曲率の中心とする曲面２
６ａをもつた補助ダンパー２６を仕切板２の一方
の開口縁５ａに設けても実施例と同様の効果を奏
する。この場合、同図において実線で示すダンパ
ー２１が開口５を全閉しているため、機器は冷房
運転を行うが、この状態よりダンパー２１が２点
鎖線で示すように時計方向に回動すると、開口５
の一方側あるいは両側を開放するため、機器は除
湿運転を行う。
をダンパー２１の一側縁に設ける例を示したが、
本考案はこれに限定されるものではなく、第５図
に示すように枢軸２２を曲率の中心とする曲面２
６ａをもつた補助ダンパー２６を仕切板２の一方
の開口縁５ａに設けても実施例と同様の効果を奏
する。この場合、同図において実線で示すダンパ
ー２１が開口５を全閉しているため、機器は冷房
運転を行うが、この状態よりダンパー２１が２点
鎖線で示すように時計方向に回動すると、開口５
の一方側あるいは両側を開放するため、機器は除
湿運転を行う。
以上説明したように本考案によれば、ダンパー
の一側縁または仕切板の一方の開口縁にダンパー
を中開度の位置に回動したときに開口の一方側を
閉塞する補助ダンパーを設けたので、吸気または
排気運転のみならず吸・排気同時運転を確実に行
わせることができる。
の一側縁または仕切板の一方の開口縁にダンパー
を中開度の位置に回動したときに開口の一方側を
閉塞する補助ダンパーを設けたので、吸気または
排気運転のみならず吸・排気同時運転を確実に行
わせることができる。
第１図は従来の空気調和機を示す斜視図、第２
図ａおよびｂは同じく空気調和機の冷房、除湿運
転状態を示す簡略図、第３図ａおよびｂは本考案
に係る空気調和機の除湿運転状態を示す簡略図、
第４図ａ，ｂおよびｃはダンパーの開度状態を示
し、それぞれ全閉状態図、中開度状態図、全開状
態図、第５図は他の実施例におけるダンパーの動
作状態を示す簡略図である。 １……筐体、２……仕切板、３……室内側、４
……室外側、５……開口、７……室内フアン、１
０……室外フアン、２１……ダンパー、２３……
補助ダンパー。
図ａおよびｂは同じく空気調和機の冷房、除湿運
転状態を示す簡略図、第３図ａおよびｂは本考案
に係る空気調和機の除湿運転状態を示す簡略図、
第４図ａ，ｂおよびｃはダンパーの開度状態を示
し、それぞれ全閉状態図、中開度状態図、全開状
態図、第５図は他の実施例におけるダンパーの動
作状態を示す簡略図である。 １……筐体、２……仕切板、３……室内側、４
……室外側、５……開口、７……室内フアン、１
０……室外フアン、２１……ダンパー、２３……
補助ダンパー。
Claims (1)
- 筐体内を室内側および室外側に画成しかつこれ
ら室内側と室外側とを連通する開口を設けた仕切
板と、前記室内側および前記室外側にそれぞれ配
設された室内フアン、室外フアンと、前記開口を
選択的に開閉するダンパーとを備え、このダンパ
ーの一側縁または前記仕切板の一方の開口縁にダ
ンパーを中開度の位置に回動したときに開口の一
方側を閉塞する補助ダンパーを設けたことを特徴
とする空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17079983U JPS6077939U (ja) | 1983-11-02 | 1983-11-02 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17079983U JPS6077939U (ja) | 1983-11-02 | 1983-11-02 | 空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6077939U JPS6077939U (ja) | 1985-05-31 |
| JPS637781Y2 true JPS637781Y2 (ja) | 1988-03-07 |
Family
ID=30372764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17079983U Granted JPS6077939U (ja) | 1983-11-02 | 1983-11-02 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6077939U (ja) |
-
1983
- 1983-11-02 JP JP17079983U patent/JPS6077939U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6077939U (ja) | 1985-05-31 |
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