JPH05180503A - 窓用空気調和機の構造 - Google Patents

窓用空気調和機の構造

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JPH05180503A
JPH05180503A JP35839091A JP35839091A JPH05180503A JP H05180503 A JPH05180503 A JP H05180503A JP 35839091 A JP35839091 A JP 35839091A JP 35839091 A JP35839091 A JP 35839091A JP H05180503 A JPH05180503 A JP H05180503A
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JP
Japan
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cold air
air
air outlet
louver
passage
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Pending
Application number
JP35839091A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Fukuzawa
幹夫 福澤
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Toyotomi Kogyo Co Ltd
Toyotomi Co Ltd
Original Assignee
Toyotomi Kogyo Co Ltd
Toyotomi Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は冷風を得る窓用空気調和機によっ
て室内の空気の除湿をするとき、室温低下を防止する構
造に関するものである。 【構成】 冷凍サイクルを枠体1内に備えた窓用の空気
調和機において、枠体1前面にエバポレータ4で得た冷
却空気を吹き出す冷気吹出口5を設ける。該冷気吹出口
5には空気の吹出方向の変更と冷気吹出口5の前面を閉
ざす回転式のルーバを備えると共に、冷気吹出口5付近
の冷風通路7と室外とを連絡するバイパス路10を設け
る。該バイパス路10にはルーバ9と共動するダンパー
11を設け、該ルーバ9が冷気吹出口5を封鎖する時に
ダンパー11を開き、また開放位置でダンパー11を閉
ざすようにしている。また、該冷気吹出口5を封鎖する
ルーバ9の封鎖板9aと冷気吹出口5との間に間隙12
を設けており、この為、冷気吹出口5にルーバ9の封鎖
板9aを位置させて、バイパス路10から冷気を排出し
て室温の低下を防いでも、除湿した冷気の一部は必ず室
内に戻されるので、室内の除湿効果は得られるものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、窓用空気調和機の除湿
運転時の、室温低下を防止する構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】窓用空気調和機は、枠体内にエバポレー
タ・コンデンサー・コンプレッサ等よりなる冷凍サイク
ルを備え、室外側にコンデンサーを備え、室内側にエバ
ポレータを備え、室内の空気を冷風に変えると共に除湿
し、冷凍サイクルにより発する排熱は、室外へ放出する
ものである。
【0003】そして、空気調和機を運転中は、室内を冷
房すると同時に除湿の作用があるが、気温の低い時に冷
房を必要とせず除湿のみをしたい時がある。しかし、空
気調和機の運転中は必ず空気の冷却と除湿が行なわれる
から、室内空気の温度低下は防ぐことができず、このた
め、除湿専用機では冷却した空気を加熱して室内に送り
出すことが行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般の空気調和機で除
湿時に室温を下げない手段として、使用者が送風量を減
じたり、間欠運転操作をする方法がとられているが、こ
のような使用法でも依然室温が下がってしまう問題があ
り、使い勝手はあまりよくないものであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では室内空気と室外空気の湿度差に着目し、
除湿希望時に外が雨降りのように湿度が異常に高い場合
を除き、冷却空気の一部を室外に排出することで、室内
の温度低下を食い止めようとするものである。
【0006】即ち、枠体1内にコンプレッサー2とコン
デンサー3とエバポレータ4とを備え、枠体1の室外側
にコンデンサー3を、枠体1の室内側にエバポレータ4
を位置させ、冷気吹出口5とエバポレータ4の空気取入
口6とを枠体1前面に並設し、エバポレータ4から冷気
吹出口5への冷風通路7に送風ファン8を設け、該冷気
吹出口5付近に回転式のルーバ9を備え、ルーバ9は冷
気の吹出方向の変更と冷気吹出口5の前面を閉ざす窓用
空気調和機において、冷気吹出口5付近の冷風通路7と
室外とを連絡するバイパス路10を設け、該バイパス路
10を開閉するダンパー11はルーバ9と共動し、該ル
ーバ9が冷気吹出口5の封鎖時にダンパー11を開き、
開放位置でダンパーを閉ざすと共に、該冷気吹出口5を
封鎖するルーバ9の封鎖板9aと冷気吹出口5との間に
間隙12を設けて封鎖時にも空気の通過を可能としたこ
とを特徴とする窓用空気調和機の構造としたものであ
る。
【0007】また、この時のバイパス路10を枠体1の
側板の内側に形成する時には、枠体1側板のバイパス路
10側の内側に断熱材13を張り付け、バイパス路10
内で結露を防止するようにすると良い。
【0008】
【作用】空気調和機に備えているエバポレータ4・コン
デンサー3・コンプレッサー2等よりなる冷凍サイクル
を運転すると、冷媒を圧縮した時の熱をコンデンサー3
により放熱し、コンデンサー3で液化した冷媒がエバポ
レータ4に循環して室内空気を冷却するサイクルが行な
われる。
【0009】冷媒が気化する時に冷やされたエバポレー
タ4を通過して冷風となった室内空気は、送風ファン8
にて冷風通路7を経て枠体1の前面の冷気吹出口5から
室内に吹き出す。この冷気吹出口5付近に設けた回転式
のルーバ9は冷気の吹き出し方向を変えるものである。
また、エバポレータ4は室内空気が通過する時に室内の
湿気をドレン化し適当な方法で室外へ排出するものであ
る。
【0010】この発明では冷気吹出口5付近の冷風通路
7と室外とを連絡するバイパス路10を設け、バイパス
路10にはダンパー11を設けてルーバ9と共動したか
ら、ルーバ9を動かすことによって冷気の吹き出し方向
を変えるだけでなく、冷気吹出口5が封鎖する付近では
バイパス路10の通過空気量を変更することができる。
そして、ルーバ9の封鎖板9aが冷気吹出口5を閉鎖し
た時にはバイパス路10は完全に開くものである。
【0011】従って、室内の湿度が低下して冷風を必要
としない時期に、除湿を行なう時(ドライ運転という)
には、ルーバ9を回転して冷気吹出口5を閉方向に回転
すると、バイパス路10はダンパー11によって開か
れ、除湿された冷風が室内に送られると共に、一部の冷
風はバイパス路10を経て室外側へ排出し、室温低下を
防ぎ、除湿を行なうものである。
【0012】即ち、この発明では室外へ排出した空気量
と同じ量の空気が隙間風として室内に入って来るが、外
が雨降りの様に異常に湿度が高い時は別にして、この流
入空気の湿度は除湿開始時の室内湿度と大きな違いがな
く、また温度は室内に比べて普通は高温であり、空気調
和機から室内に戻される空気が除湿されているから、室
温を極端に下げることなく室内を除湿することができた
ものである。
【0013】また、ルーバ9の封鎖板9aは冷気吹出口
5との間に封鎖時でも間隙12を設けたから、冷風の一
部は必ず室内に戻され、冷気吹出口5を閉ざしても送風
ファン8で送られる空気の全量が室外に排出されて室内
は取り入れた外気と同じ条件になって除湿できないとい
うトラブルは防げる。
【0014】また、この時のバイパス路10は枠体1の
側板の内側に形成すると作り易いが冷風がバイパス路1
0を通過するとき、枠体1の内側で結露する問題があ
る。この発明ではバイパス路10に面する枠体1の内側
に断熱材13を張り付けてあるので結露を防止する作用
がある。
【0015】
【実施例】以下、実施例を示す図により説明すると、図
1は本発明品の横断面図、図2は拡大した要部横断面図
で、ルーバ「開」の状態を示す。図3は拡大した要部横
断面図で、ルーバ「閉」の状態を示す。図4空気調和機
の縦断面図であり、夫々共通する部品は同一符号で示し
ている。
【0016】1は窓用空気調和機の枠体、2は枠体1内
に設けたコンプレッサー、3はコンデンサー、4はエバ
ポレータであり、該空気調和機は窓部の室内・外を境に
して取り付けられ、室外側にコンデンサー3、室内側に
エバポレータ4を設けている。5は室内側の正面に設け
た冷気吹出口、6は室内側の正面に冷気吹出口5と並設
した空気取入口であり、空気取入口6はエバポレータ4
の前面に位置しており、空気取入口6と冷気吹出口5は
冷風通路7で連通している。8は冷風通路7に取り付け
た送風ファンである。
【0017】9は冷風通路7の冷気吹出口5に設けた回
転式のルーバで、風向羽根9bと冷気吹出口5の封鎖板
9aを備え、冷気吹出口5から吹き出す風向きを変更す
る。また、封鎖板9aはルーバ9が大きく回転した時に
冷気吹出口5を封鎖すると共に、封鎖時でも冷気吹出口
5との間に間隙12を形成している。
【0018】10は冷気吹出口5付近の冷風通路7と室
外とを連絡するバイパス路、13はバイパス路10に対
面する枠体1の内側に張り付けた断熱材、11は冷気吹
出口5付近のバイパス路10に設けたダンパーで、実施
例のダンパー11は常開形であり、ルーバ9操作時にル
ーバ枠体によってダンパー11が押されてルーバ9と一
緒に開閉動作を行なっている。そして、図2に示す冷気
吹出口5の封鎖時にはダンパー11を開き、図3に示す
開放位置ではダンパーを閉ざすものである。また、断熱
材13はバイパス路10へ冷風が通過するとき、枠体1
内に結露することを防止している。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上のような構成・作用を持つ
もので、ルーバ9は通常は冷風を窓用空気調和機の冷気
吹出口5より室内側へ通風する時の風向を任意に変化さ
せ、また、エバポレータ4は室内の湿度をドレン化して
除湿する機能を持つことによって、従来の窓用空気調和
機としての機能を充分備えているものである。
【0020】一方、気温が低下しても湿度が高いために
ドライ運転をしたい時には、ルーバ9を回動して冷風冷
気吹出口5を封鎖方向に回転すると、バイパス路10を
あけると共に、封鎖板9aが冷気吹出口5から室内に戻
される空気を制限するので、除湿運転(ドライ機能)を
希望する時の、室内温度の冷え過ぎという問題点が解消
した。
【0021】また、冷風がバイパス路10へ回ると、空
気調和機の枠体1内で結露する心配があるが、バイパス
路10に面する枠体1の内側に断熱材13を張り付けた
から、結露が防止できたもので、何等の弊害はない。
【0022】このように、ルーバ9の回動により冷風冷
気吹出口5を適当に封鎖する操作だけで室内温度低下を
防止できるから、空気調和機の運転を間欠にしたり、送
風ファンの回転を落とすなどの複雑な手段を必要とせ
ず、便利なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明品の実施例を示す横断面図である。
【図2】本発明品の実施例のルーバ「閉」の状態を示す
拡大した要部横断面図である。
【図3】本発明品の実施例のルーバ「開」の状態を示す
拡大した要部横断面図である。
【図4】本発明品の実施例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 枠体 2 コンプレッサー 3 コンデンサー 4 エバポレータ 5 冷気吹出口 6 空気取入口 7 冷風通路 8 送風ファン 9 回転式のルーバ 9a 封鎖板 10 バイパス路10 11 ダンパー 12 間隙 13 断熱材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体1内にコンプレッサー2とコンデン
    サー3とエバポレータ4とを備え、枠体1の室外側にコ
    ンデンサー3を、枠体1の室内側にエバポレータ4を位
    置させ、冷気吹出口5とエバポレータ4の空気取入口6
    とを枠体1前面に並設し、エバポレータ4から冷気吹出
    口5への冷風通路7に送風ファン8を設け、該冷気吹出
    口5付近に回転式のルーバ9を備え、ルーバ9は冷気の
    吹出方向の変更と冷気吹出口5の前面を閉ざす窓用空気
    調和機において、冷気吹出口5付近の冷風通路7と室外
    とを連絡するバイパス路10を設け、該バイパス路10
    を開閉するダンパー11はルーバ9と共動し、該ルーバ
    9が冷気吹出口5の封鎖時にダンパー11を開き、開放
    位置でダンパーを閉ざすと共に、該冷気吹出口5を封鎖
    するルーバ9の封鎖板9aと冷気吹出口5との間に間隙
    12を設けて封鎖時にも空気の通過を可能としたことを
    特徴とする窓用空気調和機の構造。
  2. 【請求項2】 バイパス路10は枠体1の側板の内側に
    形成し、枠体1側板のバイパス路10側の内側には断熱
    材13を張り付け、バイパス路10内で結露を防止する
    ことを特徴とする請求項1記載の窓用空気調和機の構
    造。
JP35839091A 1991-12-28 1991-12-28 窓用空気調和機の構造 Pending JPH05180503A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006226556A (ja) * 2005-02-15 2006-08-31 Corona Corp 一体型空気調和機
KR100891543B1 (ko) * 2009-01-09 2009-04-03 영동공업 주식회사 내진 및 신축용 복식 이음관
US11085651B2 (en) 2018-01-09 2021-08-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Air conditioner

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