JPS5920917Y2 - ワ−クの薄肉円筒部の中ぐり作業におけるビビリ防止装置 - Google Patents

ワ−クの薄肉円筒部の中ぐり作業におけるビビリ防止装置

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Publication number
JPS5920917Y2
JPS5920917Y2 JP1006479U JP1006479U JPS5920917Y2 JP S5920917 Y2 JPS5920917 Y2 JP S5920917Y2 JP 1006479 U JP1006479 U JP 1006479U JP 1006479 U JP1006479 U JP 1006479U JP S5920917 Y2 JPS5920917 Y2 JP S5920917Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
thin
presser
fastener
cylindrical part
walled cylindrical
Prior art date
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Expired
Application number
JP1006479U
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English (en)
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JPS55111734U (ja
Inventor
慎次 綾部
紀之 中山
Original Assignee
株式会社日立製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社日立製作所 filed Critical 株式会社日立製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はワークの薄肉円筒部の中ぐり作業において、上
記薄肉円筒部の剛性不足によりビビリ(振動)が発生し
て、加工面が荒れたり、切削工具が損傷を受けたりする
のを防止する装置に関するものである。
従来この種装置には第4図に示すごとくワーク1の中ぐ
りする薄肉円筒部1aの外周数箇所をボルト支え15a
、15bにねしこんだボルト16により中心に向って締
付けて、上記薄肉円筒部の剛性を高めるようにしていた
しかし、このようにすると、複数個の締付ボルト16を
個々に締付けるため作業が面倒で工数が嵩むと共に、強
く締め過ぎると、ワークが変形して、加工後の真円度が
狂い、また弱過ぎると効果がない。
本考案はこの点にかんがみなされたもので、作業性が良
く、しかもビビリ防止効果の大きいビビリ防止装置を提
供するものである。
以下本考案の一実施例を図面とともに説明する。
1は薄肉円筒部1aを中ぐり盤(ボーリングマシン)に
よって中ぐりするワーク、例えば゛図示のごとく薄肉円
筒部1aの先端のインロー嵌合面Pを加工するポンプケ
ーシングで、その加工にあたっては先づワークの取付足
1bを固定台2の基板部2a上に載置し、吸込口フラン
ジ1Cを固定台の側板部2bに締め金具3によって締付
は固定する。
次いでワークの薄肉円筒部1aの外周数箇所を下記のご
とく構成したビビリ防止装置4により押える。
すなわち5a、5bは上記薄肉円筒部1aの両側におい
て、一端部を前記薄肉円筒部の中心軸線と平行を威す軸
線上で回転できるように固定台の基板部2aにそれぞれ
枢着され、これより薄肉円筒部1aの外周に沿い延びて
、他端部が互にねし締め6により結合される締め具支え
、7は上記面締め具支え5a、5bの途中数箇所にそれ
ぞれ設けられた弾性締め具で、これは下記のごとく構成
されている。
すなわち8は両締め具支え5a、5bに固定された保持
筒、9は保持筒内側の穴10に摺動自在に嵌合し、その
先端部が保持筒8より突出した押圧子で、先端部を残し
て中空に形成され、その基端部外周に抜止め用の鍔部9
aが設けられている。
12は押圧子の中空部11内に挿入されたバネ、13は
先端部が押圧子の中空部11内に嵌合し、中間部が保持
筒の反押圧子側の端板8aにねしこまれて、ナラI・1
4により締付は固定された押え棒で、この押え棒により
上記バネ12を押圧しており、これにより締め具支え5
a、5bを鎖線図示のごとく開いた状態では押圧子9が
その抜止め用の鍔部9aが保持筒の押圧子嵌合穴10の
内端縁に係合するまで一杯に先方に押出されている。
そして締め具支え5a、5bを実線図示のごとく結合す
ることにより締め具の押圧子9がバネ12の圧力に抗し
多少保持筒8内に引込んだ状態で、その先端がワークの
薄肉円筒部1aのタト周に当接して、薄肉円筒部を中心
に向って加圧し、この円筒部の剛性を増大する。
また押圧子9と保持筒8との嵌合部および押圧子9と押
え棒13との嵌合部によってビビリ抑制用の摩擦ダンパ
か構成される。
なお各弾性締め具7の押圧力が均一になるように薄肉円
筒部1aの外周締付は箇所の凹凸形状に応じてバネ12
の圧力を押え棒13の固定位置を変えて適宜調整する。
また締め具7の押圧力が適当な大きさになるように機種
毎にあらかじめ実験により選定しておく。
本考案は上記のごとく両締め具支え5a、5bを結合す
るだけでワークの薄肉円筒部の中心へ向って外周数箇所
を同時に適当な圧力で押圧することができ、従来の複数
本の締付ボルトを個々に締付ける場合に比し、作業が容
易で、短時間に行うことができ、工数を低減できる。
また押圧力が常に一定しており、ワークの薄肉円筒部の
外径寸法が寸法誤差等により多少変っても押圧力が大き
く変化することはないので、締付は過ぎや締付は不足を
生ずることがない。
また、締め具の保持筒と押圧子との嵌合部および押圧子
と押え棒との嵌合部が摩擦ダンパとして作用するので、
ビビリの発生を確実に防止できる等の効果がある。
なお弾性締め具の押圧子9を中空に形成せずに、その基
端部をバネで押圧するようにしてもよい
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2図は側面
図、第3図は弾性締め具の詳細を示す断面図、第4図は
第1図に対応する従来のものを示す図面である。 、ワーク、1a:薄肉円筒部、2;固定台、4;ビビリ
防止装置、5a、5b;締め具支え、6;ねじ締め、7
;弾性締め具、8;保持筒、8a;端板、9;押圧子、
11;中空部、12;バネ、13;押え棒、14.ナラ
I・。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 固定台上に固定したワークの薄肉円筒部の両側にお
    いて、前記薄肉円筒部の中心軸線と平行を威す軸線上で
    回転できるように一端部をそれぞれ前記固定台に枢着さ
    れ、これより前記薄肉円筒部の外周に沿って延びる2本
    の締め具支えと、これら締め具支えの途中数個所に固定
    された保持筒内に押圧子が摺動自在に嵌込まれ、該押圧
    子がバネにより押圧されその先端部が保持筒より前記薄
    肉円筒部側へ突出した弾性締め具とを備え、前記締め具
    支えの他端部を互に結合することにより前記締め具の押
    圧子が前記ワークの薄肉円筒部の外周数個所を中心へ向
    って同時に締付けるようにしたワークの薄肉円筒部の中
    グリ作業におけるビビリ防止装置。 2 弾性締め具の押圧子を先端部を残して中空に形成し
    、この中空部内にバネを挿入し、このバネを、先端部が
    上記中空部内に嵌込まれ、中間部が保持筒の反押圧子側
    の端板にねしこまれてナツトにより固定された押え棒に
    より押圧した実用新案登録請求の範囲第1項記載のワー
    クの薄肉円筒部の中ぐり作業におけるビビリ防止装置。
JP1006479U 1979-01-31 1979-01-31 ワ−クの薄肉円筒部の中ぐり作業におけるビビリ防止装置 Expired JPS5920917Y2 (ja)

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JP1006479U JPS5920917Y2 (ja) 1979-01-31 1979-01-31 ワ−クの薄肉円筒部の中ぐり作業におけるビビリ防止装置

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Publications (2)

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JPS55111734U JPS55111734U (ja) 1980-08-06
JPS5920917Y2 true JPS5920917Y2 (ja) 1984-06-18

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JPS55111734U (ja) 1980-08-06

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