JPS5920839Y2 - ポンプ注液式液体容器における液体逆流防止装置 - Google Patents
ポンプ注液式液体容器における液体逆流防止装置Info
- Publication number
- JPS5920839Y2 JPS5920839Y2 JP1671280U JP1671280U JPS5920839Y2 JP S5920839 Y2 JPS5920839 Y2 JP S5920839Y2 JP 1671280 U JP1671280 U JP 1671280U JP 1671280 U JP1671280 U JP 1671280U JP S5920839 Y2 JPS5920839 Y2 JP S5920839Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- air
- passage
- air passage
- pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ポンプ注液式液体容器における液体逆流防止
装置に関するものであり、液体容器転倒時において内容
器内の液体が中栓内の空気通路を通ってエアーポンプ側
へ逆流するのを防止することを目的とするもので゛ある
。
装置に関するものであり、液体容器転倒時において内容
器内の液体が中栓内の空気通路を通ってエアーポンプ側
へ逆流するのを防止することを目的とするもので゛ある
。
以下、添付の図面を参照して本考案の実施例にかかるポ
ンプ注液式液体容器の液体逆流防止装置を説明する。
ンプ注液式液体容器の液体逆流防止装置を説明する。
第１図において、符号１は容器本体、２は容器本体１に
対して開閉自在な蓋体、３は真空二重瓶製の内容器、４
は蓋体２内に配設されたベローズ式のエアーポンプ、５
はエアーポンプ４を押圧操作する押え蓋、６は内容器開
口に嵌挿される中栓、７及び８は液体汲上管及び液体注
出管、９は注液補助管である。
対して開閉自在な蓋体、３は真空二重瓶製の内容器、４
は蓋体２内に配設されたベローズ式のエアーポンプ、５
はエアーポンプ４を押圧操作する押え蓋、６は内容器開
口に嵌挿される中栓、７及び８は液体汲上管及び液体注
出管、９は注液補助管である。
前記中栓６内には、エアーポンプ４の吐出口１０と内容
器３内とを連通ずる空気通路１１と、液体汲上管７と液
体注出管８とを連通ずる液体通路１２とが形成されてい
る。
器３内とを連通ずる空気通路１１と、液体汲上管７と液
体注出管８とを連通ずる液体通路１２とが形成されてい
る。
符号１３及び１４は空気通路１１の空気入口及び空気出
口である。
口である。
前記液体通路１２は中栓６のほは沖央部に形成される一
方、前記空気通路１１は液体通路１２の外側にこれを囲
繞する如く形成された環状空所１８の一部を仕切板１９
．１９で区画して円弧状断面形状に形成されている。
方、前記空気通路１１は液体通路１２の外側にこれを囲
繞する如く形成された環状空所１８の一部を仕切板１９
．１９で区画して円弧状断面形状に形成されている。
この液体容器は、押え蓋５を押圧操作してエアーポンプ
４を駆動せしめ、該エアーポンプ４からの加圧空気を空
気通路１１を通して内容器３内に吹き込み、該加圧空気
によって内容器３内の液体Ｗを液体汲上管７、液体注出
管８及び注液補助管９を通して外部へ押し出すようにな
っている。
４を駆動せしめ、該エアーポンプ４からの加圧空気を空
気通路１１を通して内容器３内に吹き込み、該加圧空気
によって内容器３内の液体Ｗを液体汲上管７、液体注出
管８及び注液補助管９を通して外部へ押し出すようにな
っている。
本実施例では、前記空気通路１１内には、該空気通路１
１の通路断面形状と略同形であって前記空気人口１３を
閉塞し得る形状の板状弁１５が上下摺動自在に配置され
ている。
１の通路断面形状と略同形であって前記空気人口１３を
閉塞し得る形状の板状弁１５が上下摺動自在に配置され
ている。
該板状弁１５の下面には、前記空気通路１１の内側面に
摺接する脚１６，１６．１６が一体に突設されている。
摺接する脚１６，１６．１６が一体に突設されている。
（第５図参照）又、板状弁１５の外周縁には、切欠状の
小通路１７．１７が液体容器転倒時（即ち閉弁時）にお
いて空気通路１１の空気入口１３，１３．１３と連通し
ないようにして形成されている。
小通路１７．１７が液体容器転倒時（即ち閉弁時）にお
いて空気通路１１の空気入口１３，１３．１３と連通し
ないようにして形成されている。
前記板状弁１５は、液体容器正立時には、脚１６゜１６
．１６を空気通路１１底面に当接して空気通路１１の中
間に位置しており、エアーポンプ４からの加圧空気は、
前記小通路１７．１７を介して内容器３内に圧送される
。
．１６を空気通路１１底面に当接して空気通路１１の中
間に位置しており、エアーポンプ４からの加圧空気は、
前記小通路１７．１７を介して内容器３内に圧送される
。
液体容器転倒時には、第３図に示すように板状弁１５は
、重力及び内容器３内からの逆流液Ｗの液圧によって空
気人口１３側に摺動して空気人口１３を閉塞し、エアー
ポンプ４内への液体Ｗの逆流を防止するように作用する
。
、重力及び内容器３内からの逆流液Ｗの液圧によって空
気人口１３側に摺動して空気人口１３を閉塞し、エアー
ポンプ４内への液体Ｗの逆流を防止するように作用する
。
この時、板状弁１５の脚１６，１６．１６は、板状弁１
５の摺動ガイドとして作用するとともに板状弁１５の摺
動ストロークを短縮し且つ板状弁１５を補強する作用を
も有している。
５の摺動ガイドとして作用するとともに板状弁１５の摺
動ストロークを短縮し且つ板状弁１５を補強する作用を
も有している。
板状弁１５の小通路１７．１７は図示の実施例の如く切
り欠き状であってもよいがこれに換えて空気人口１３と
非対応位置に小孔として形成してもよい。
り欠き状であってもよいがこれに換えて空気人口１３と
非対応位置に小孔として形成してもよい。
尚、本実施例においては手動式のエアーポンプを備えた
ものについて説明したが、本考案は電動式のエアーポン
プを備えたものにも適用可能なことは勿論である。
ものについて説明したが、本考案は電動式のエアーポン
プを備えたものにも適用可能なことは勿論である。
続いて本考案のポンプ注液式液体容器における液体逆流
防止装置の効果を述べる。
防止装置の効果を述べる。
即ち、本考案によれは沖栓６内に形成された空気通路１
１内に、該空気通路１１の通路断面形状と略同形であっ
て空気通路１１の空気人口１３を閉塞し得る形状の板状
弁１５を上下摺動自在に配設したので、液体容器転倒時
には板状弁１５が重力及び内容器３内からの逆流液Ｗの
液圧によって空気人口１３側に摺動してこれを閉塞する
こととなり、板状弁１５の作動性が著しく向上する。
１内に、該空気通路１１の通路断面形状と略同形であっ
て空気通路１１の空気人口１３を閉塞し得る形状の板状
弁１５を上下摺動自在に配設したので、液体容器転倒時
には板状弁１５が重力及び内容器３内からの逆流液Ｗの
液圧によって空気人口１３側に摺動してこれを閉塞する
こととなり、板状弁１５の作動性が著しく向上する。
従って液体容器転倒時におけるエアーポンプ４側への瓶
内液の逆流を迅速且つ確実に防止することができるとい
う実用的な効果がある。
内液の逆流を迅速且つ確実に防止することができるとい
う実用的な効果がある。
又、板状弁１５に空気通路１１の内側面に摺接するガイ
ド用の脚１６を垂設して、摺動時の方向性の確保、摺動
ストロークの短縮および板状弁１５の補強を図り得るよ
うにしたので、中栓６において中心部の液体通路１２を
囲繞する外周部に形成された円弧状断面形状を有する空
気通路１１に内設する逆流防止弁として最も構造簡易な
ものとなるという効果もある。
ド用の脚１６を垂設して、摺動時の方向性の確保、摺動
ストロークの短縮および板状弁１５の補強を図り得るよ
うにしたので、中栓６において中心部の液体通路１２を
囲繞する外周部に形成された円弧状断面形状を有する空
気通路１１に内設する逆流防止弁として最も構造簡易な
ものとなるという効果もある。
第１図は本考案の実施例に係るポンプ注液式液体容器の
上部縦断面図、第２図は第１図のＡ部拡大図、第３図は
第１図の液体容器の転倒時におけるＡ部拡大図、第４図
は第２図のＸ−Ｘ断面図、第５図は板状弁の斜視図であ
る。 ３・・・・・・内容器、４・・・・・・エアーポンプ、
６・・・・・・中栓、１１・・・・・・空気通路、１２
・・・・・・液体通路、１３・・・・・・空気入口、１
５・・・・・・板状弁、１６・・・・・・脚、１７・・
・・・・小通路。
上部縦断面図、第２図は第１図のＡ部拡大図、第３図は
第１図の液体容器の転倒時におけるＡ部拡大図、第４図
は第２図のＸ−Ｘ断面図、第５図は板状弁の斜視図であ
る。 ３・・・・・・内容器、４・・・・・・エアーポンプ、
６・・・・・・中栓、１１・・・・・・空気通路、１２
・・・・・・液体通路、１３・・・・・・空気入口、１
５・・・・・・板状弁、１６・・・・・・脚、１７・・
・・・・小通路。
Claims (1)
- エアーポンプ４からの加圧空気を中栓６を介して内容器
３内に吹き込むようにしたポンプ注液式液体容器におい
て、前記中栓６内には、中心部の液体通路１２と、該液
体通路１２を囲繞する外周部の円弧状断面形状を有する
空気通路１１とを併設するとともに、該空気通路１１内
には、該空気通路１１の通路断面形状と略同形であって
空気通路１１への空気人口１３を閉塞し得る形状の板状
弁１５を上下摺動自在に配設し、且つ該板状弁１５には
、前記空気通路１１の内側面に摺接しつつ下方に延びる
ガイド用の脚１６と閉弁時において前記空気人口１３と
連通しない小通路１７とを設けたことを特徴とするポン
プ注液式液体容器における液体逆流防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1671280U JPS5920839Y2 (ja) | 1980-02-12 | 1980-02-12 | ポンプ注液式液体容器における液体逆流防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1671280U JPS5920839Y2 (ja) | 1980-02-12 | 1980-02-12 | ポンプ注液式液体容器における液体逆流防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56120133U JPS56120133U (ja) | 1981-09-12 |
| JPS5920839Y2 true JPS5920839Y2 (ja) | 1984-06-18 |
Family
ID=29613113
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1671280U Expired JPS5920839Y2 (ja) | 1980-02-12 | 1980-02-12 | ポンプ注液式液体容器における液体逆流防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5920839Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-02-12 JP JP1671280U patent/JPS5920839Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56120133U (ja) | 1981-09-12 |
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