JPS5827726Y2 - エア−ポツト - Google Patents
エア−ポツトInfo
- Publication number
- JPS5827726Y2 JPS5827726Y2 JP839680U JP839680U JPS5827726Y2 JP S5827726 Y2 JPS5827726 Y2 JP S5827726Y2 JP 839680 U JP839680 U JP 839680U JP 839680 U JP839680 U JP 839680U JP S5827726 Y2 JPS5827726 Y2 JP S5827726Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve body
- pump
- valve
- spring
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ポット上部の蓋体内に装着されたエアーポン
プからの加圧空気を中瓶内に吹き込み、該中瓶内の液体
を瓶内外を連通ずる一連の液体通路を通して外部へ押し
出すようにしたエアーポットに関するものであり、さら
に詳しくはそのようなエアーポットにおける液体通路の
開閉機構に関するものである。
プからの加圧空気を中瓶内に吹き込み、該中瓶内の液体
を瓶内外を連通ずる一連の液体通路を通して外部へ押し
出すようにしたエアーポットに関するものであり、さら
に詳しくはそのようなエアーポットにおける液体通路の
開閉機構に関するものである。
又、本考案は、上記のようなエアーポットであってしか
も、液体通路の一部を構成する栓体内の通水路の途中に
、該栓体内通水路を開閉する弁体を設けるとともに該弁
体をスプリング等の弾性体によって栓内通水路を閉路す
る方向に付勢する如くした構造のエアーポットにおいて
、前記弁体の好適な開閉駆動機構を提案することを目的
とするものである。
も、液体通路の一部を構成する栓体内の通水路の途中に
、該栓体内通水路を開閉する弁体を設けるとともに該弁
体をスプリング等の弾性体によって栓内通水路を閉路す
る方向に付勢する如くした構造のエアーポットにおいて
、前記弁体の好適な開閉駆動機構を提案することを目的
とするものである。
以下、図示の実施例に基づいて本考案のエアーポットを
説明すると、第1図に示す実施例のエアーポットは、外
ケース4内に収容した中瓶5の上部に下口部材6を配置
固定してなるポット本体1と、内部にエアーポンプ7を
収容してなる蓋体2と、下方に延びる液体汲上用の瓶内
管27及び横方向に延びる液体注出用の瓶外管28を取
付けてなる栓体10とによって構成されている。
説明すると、第1図に示す実施例のエアーポットは、外
ケース4内に収容した中瓶5の上部に下口部材6を配置
固定してなるポット本体1と、内部にエアーポンプ7を
収容してなる蓋体2と、下方に延びる液体汲上用の瓶内
管27及び横方向に延びる液体注出用の瓶外管28を取
付けてなる栓体10とによって構成されている。
前記蓋体2はポット本体1の上部後方において蝶番装置
3によって枢動開閉自在に枢着されている。
3によって枢動開閉自在に枢着されている。
前記栓体10はポット本体1の下口部材6に形成した栓
差込穴9に嵌脱自在に装着されている。
差込穴9に嵌脱自在に装着されている。
下口部材6の栓差込穴9は中瓶5の瓶口5aと連通して
いる。
いる。
栓体10の栓本体11内部には、エアーポンプ7の底板
32に形成したポンプ吐出口35と中瓶5内とを連通さ
せるための通気路13と、瓶内管27と瓶外管28を相
互に連通させるための通水路12が形成されている。
32に形成したポンプ吐出口35と中瓶5内とを連通さ
せるための通気路13と、瓶内管27と瓶外管28を相
互に連通させるための通水路12が形成されている。
栓内通水路12は瓶内管27を接続した縦水路12 a
と瓶外管28を接続した横木路12 bによって構成さ
れており、該縦水路12 aと横水路12bとは通水口
14を介して連通している。
と瓶外管28を接続した横木路12 bによって構成さ
れており、該縦水路12 aと横水路12bとは通水口
14を介して連通している。
又、栓内通気路13は、縦水路123部分を囲繞する下
部通気路13 aと栓本体天板15と横水路12b部分
との間に形成される上部通気路13bからなっている。
部通気路13 aと栓本体天板15と横水路12b部分
との間に形成される上部通気路13bからなっている。
該通気路13の上部通気路13bは栓本体天板15の中
央部に形成した空気吹込用の穴16を通してエア−ポン
プ7内部と、又下部通気路13aは栓本体底部の小穴1
9を通して中瓶5内と、それぞれ連通可能とされている
。
央部に形成した空気吹込用の穴16を通してエア−ポン
プ7内部と、又下部通気路13aは栓本体底部の小穴1
9を通して中瓶5内と、それぞれ連通可能とされている
。
前記栓内通水路12中には該通水路12の通水口14を
開閉するための弁体21が上下動自在に配設されている
。
開閉するための弁体21が上下動自在に配設されている
。
この弁体21は上下方向に延びる弁棒22の下部に通水
口14を下方から開閉するための弁部23を形成すると
ともに弁棒22の上部に大径部24を形成して構成され
ている。
口14を下方から開閉するための弁部23を形成すると
ともに弁棒22の上部に大径部24を形成して構成され
ている。
弁棒22の上半部は前記横水路12 bの上壁17を貫
通して前記通気路13の上部通気路13b内に突出して
おり、該弁棒22上部に形成した大径部24は該通気路
13の上部通気路13b内で弁体21の上下動に伴って
上下動できるようになっている。
通して前記通気路13の上部通気路13b内に突出して
おり、該弁棒22上部に形成した大径部24は該通気路
13の上部通気路13b内で弁体21の上下動に伴って
上下動できるようになっている。
又この弁体上部の大径部24の上面中央部には上方に突
出する円盤状の突起部24 aが形成されており、弁体
21の上動時には該突起部24 aが栓本体上板15の
穴16から上方に露出するようになっている。
出する円盤状の突起部24 aが形成されており、弁体
21の上動時には該突起部24 aが栓本体上板15の
穴16から上方に露出するようになっている。
この弁体21は、栓内通気路13の上部通気路13b内
にあって弁体大径部24の下面と横水路上壁17の上面
との間に介設されたスプリングからなる弾性部材20に
よって上方に付勢されている。
にあって弁体大径部24の下面と横水路上壁17の上面
との間に介設されたスプリングからなる弾性部材20に
よって上方に付勢されている。
エアポットの不使用時にあっては弾性部材20によって
弁体21が上方向に付勢されてその弁部23が通水路1
2の通水口14を下方から閉塞するとともに弁体大径部
24の上面が栓本体上板15の穴16をその下方から閉
塞するようになっている。
弁体21が上方向に付勢されてその弁部23が通水路1
2の通水口14を下方から閉塞するとともに弁体大径部
24の上面が栓本体上板15の穴16をその下方から閉
塞するようになっている。
又、弁体大径部24の円盤状突起部24 aと栓本体上
部15の穴16との間には環状の微少隙間25が形成さ
れ、さらに該大径部24の上面にはその環状隙間25と
連通する細溝18か形成されていて、中瓶5内がその内
部に収容される高温液体によって自然昇圧した際にはそ
の圧力を該細溝18及び環状隙間25から朴部へ逃がす
ことができるようにしている。
部15の穴16との間には環状の微少隙間25が形成さ
れ、さらに該大径部24の上面にはその環状隙間25と
連通する細溝18か形成されていて、中瓶5内がその内
部に収容される高温液体によって自然昇圧した際にはそ
の圧力を該細溝18及び環状隙間25から朴部へ逃がす
ことができるようにしている。
なお、弁体21の上動時には弁体大径部24の突起部2
4 a上面と栓本体上板15の上面とが同一高さとなる
ように設計されている。
4 a上面と栓本体上板15の上面とが同一高さとなる
ように設計されている。
一方、蓋体2内に収容されたエアーポンプ7は、天板3
1と底板32の間にベローズ筒33を介設して構成され
ており、天板31をその上部に配設されたポンプ操作部
材8で押し下げることにより駆動されるようになってい
る。
1と底板32の間にベローズ筒33を介設して構成され
ており、天板31をその上部に配設されたポンプ操作部
材8で押し下げることにより駆動されるようになってい
る。
ポンプ天板31のほぼ中央部には吸入口34が形成され
ており、該吸入口34にはその吸入口34内で上下動可
能な吸入弁36が配設されている。
ており、該吸入口34にはその吸入口34内で上下動可
能な吸入弁36が配設されている。
この吸入弁36は吸入口34に対して上動時には開弁じ
、下動時には閉弁するようになっている。
、下動時には閉弁するようになっている。
ポンプ底板32には吸入口34の直下方位置に吐出口3
5が形成されている。
5が形成されている。
この吐出口35には栓本体上板15に形成した空気吹込
み用の穴16と気密的に接続するためのリング状バッキ
ング37が取付けられている。
み用の穴16と気密的に接続するためのリング状バッキ
ング37が取付けられている。
エアーポンプ7の内部には、前記弁体21の直上方近接
位置にあって上、下2つのスプリング41゜42によっ
て浮動状態で支持された弁体押し下げ用の押圧部材40
が配設されている。
位置にあって上、下2つのスプリング41゜42によっ
て浮動状態で支持された弁体押し下げ用の押圧部材40
が配設されている。
即ち、この押圧部材40は、該押圧部材40と吸入弁3
6との間に介設されて押圧部材押し下げ作用をする押下
げスプリング41と、該押圧部材40とポンプ底板32
との間に介設されて押圧部材押し上げ作用をする押上げ
゛スフプリング42の2つのスプリングのバネ力の均衡
によって浮動状態で支持されている。
6との間に介設されて押圧部材押し下げ作用をする押下
げスプリング41と、該押圧部材40とポンプ底板32
との間に介設されて押圧部材押し上げ作用をする押上げ
゛スフプリング42の2つのスプリングのバネ力の均衡
によって浮動状態で支持されている。
又、該押圧部材40の下端はポンプ吐出口35のリング
状バッキング37内を貫通して前記弁体21の上面(突
起部24 a上面)に近接させている。
状バッキング37内を貫通して前記弁体21の上面(突
起部24 a上面)に近接させている。
押圧部材押下げスプリング41は、押圧部材押上げスプ
リング42と前記弁体押上げ用弾性部材20との総合弾
発力より弾発力の強いものを使用している。
リング42と前記弁体押上げ用弾性部材20との総合弾
発力より弾発力の強いものを使用している。
又、この押圧部材押下げスプリング41はポンプ伸張用
のスプリングを兼用しており、ポンプ伸張時には吸入弁
36を押し上げてポンプ吸入口34を開放させるように
作用する。
のスプリングを兼用しており、ポンプ伸張時には吸入弁
36を押し上げてポンプ吸入口34を開放させるように
作用する。
又、押圧部材押下げスプリング41のバネ力は、ポンプ
休止時には弁体21に作用せず、しかもポンプ操作部材
8の押圧時にはポンプ天板31の下動に先立って下動せ
しめられる吸入弁36に押圧されて押圧部材40をその
押上げスプリング42に抗して下動させさらに該押圧部
材40によって弁体21を弁体押上げ用弾性部材20に
抗して下動開弁させることができるように設定されてい
る。
休止時には弁体21に作用せず、しかもポンプ操作部材
8の押圧時にはポンプ天板31の下動に先立って下動せ
しめられる吸入弁36に押圧されて押圧部材40をその
押上げスプリング42に抗して下動させさらに該押圧部
材40によって弁体21を弁体押上げ用弾性部材20に
抗して下動開弁させることができるように設定されてい
る。
前記瓶外管28の先端注口28 aにはその下方に延び
る注出補助管29の上端開口29 aが対置されている
。
る注出補助管29の上端開口29 aが対置されている
。
この注出補助管29の下端開口29 bはポット本体1
の外側で適宜下方位置に開口している。
の外側で適宜下方位置に開口している。
前記瓶内管27の下端は中瓶5の底部付近に開口してい
る。
る。
なお、瓶内管27.栓内通水路12.瓶外管28及び注
出補助管29によって中瓶内外を連通ずる一連の液体通
路30を構成している。
出補助管29によって中瓶内外を連通ずる一連の液体通
路30を構成している。
次に第1図の実施例のエアーポットの作用を説明すると
、ポンプ操作部材8を押圧すると第2図に示すように先
ずエアーポンプ7のポンプ天板31が下動するのに先立
って吸入弁36のみが高さT(第1図)だけ下動して吸
入口34を閉塞すると同時に、押下げスプリング41も
下動しその弾発力によって押圧部材40が押上げスプリ
ング42に抗して押し下げられ、さらに該押圧部材40
の下動によって弁体21も弁体押上げ用弾性部材20に
抗して押し下げられて栓内通路13上端の空気吹込み用
穴16及び栓内通水路12中の通水口14が開放せしめ
られる。
、ポンプ操作部材8を押圧すると第2図に示すように先
ずエアーポンプ7のポンプ天板31が下動するのに先立
って吸入弁36のみが高さT(第1図)だけ下動して吸
入口34を閉塞すると同時に、押下げスプリング41も
下動しその弾発力によって押圧部材40が押上げスプリ
ング42に抗して押し下げられ、さらに該押圧部材40
の下動によって弁体21も弁体押上げ用弾性部材20に
抗して押し下げられて栓内通路13上端の空気吹込み用
穴16及び栓内通水路12中の通水口14が開放せしめ
られる。
なお、弁体21は一定の高さ、即ち弁体大径部24の下
面が横水路12bの上壁17の上面に接触するまで押し
下げられるがそれ以上は下動できないようになっている
。
面が横水路12bの上壁17の上面に接触するまで押し
下げられるがそれ以上は下動できないようになっている
。
そして第3図に示すようにポンプ操作部材8をさらに押
圧すると、押圧部材押下げスプリング41とともにエア
ーポンプ7が収縮してその加圧空気がポンプ吐出口35
から栓内通気路13を通って中瓶5内に吹き込まれ、中
瓶5内の液体Wを一連の液体通路30を通して注出補助
管29の下端開口29 bから外部へ注出することがで
きるようになっている。
圧すると、押圧部材押下げスプリング41とともにエア
ーポンプ7が収縮してその加圧空気がポンプ吐出口35
から栓内通気路13を通って中瓶5内に吹き込まれ、中
瓶5内の液体Wを一連の液体通路30を通して注出補助
管29の下端開口29 bから外部へ注出することがで
きるようになっている。
ポンプ操作部材8から手を離すと押圧部材押下げスプリ
ング41及び同押上げスプリング42の弾発作用によっ
てエアーポンプ7が伸張し押圧部材40が上動して弁体
押下げ力が解除されるため、弁体21が弁体押上げ用弾
性部材20によって押し上げられて弁体弁部23が通水
路通水口14を閉塞し゛弁体大径部24が通気路上方開
口(穴16)を閉塞する! エアーポンプ7の休止時(第1図)には、弁体21の弁
部23が通水路通水口14を閉塞し弁体大径部24が通
気路上方開口16を閉塞しているので、ポットを誤って
転倒したときでも瓶内液体Wが外部に漏出することがな
く しかも外気が中瓶5内に流入することもなと)ので
保温力の低下を防止することもできる。
ング41及び同押上げスプリング42の弾発作用によっ
てエアーポンプ7が伸張し押圧部材40が上動して弁体
押下げ力が解除されるため、弁体21が弁体押上げ用弾
性部材20によって押し上げられて弁体弁部23が通水
路通水口14を閉塞し゛弁体大径部24が通気路上方開
口(穴16)を閉塞する! エアーポンプ7の休止時(第1図)には、弁体21の弁
部23が通水路通水口14を閉塞し弁体大径部24が通
気路上方開口16を閉塞しているので、ポットを誤って
転倒したときでも瓶内液体Wが外部に漏出することがな
く しかも外気が中瓶5内に流入することもなと)ので
保温力の低下を防止することもできる。
なお第1図の実施例では弁体大径部24の上面に栓内通
気路13とポンプ吐出口35を連通させるための細溝1
8を形成しているので沖瓶5内が高温液体Wによって圧
力上昇した場合でも該細溝18から圧力を逃がすことが
できるようになっている。
気路13とポンプ吐出口35を連通させるための細溝1
8を形成しているので沖瓶5内が高温液体Wによって圧
力上昇した場合でも該細溝18から圧力を逃がすことが
できるようになっている。
なお、他の実施例(図示省略)では弁体21押上げ用の
弾性部材20としてスプリングにかえて上方に付勢力を
有するゴム又はプラスチック製の膜状弾性体を使用する
ことができ、この場合の膜状弾性体も第1図のエアーポ
ットに使用されている弾性部材20(スプリング)と同
様の作用をする。
弾性部材20としてスプリングにかえて上方に付勢力を
有するゴム又はプラスチック製の膜状弾性体を使用する
ことができ、この場合の膜状弾性体も第1図のエアーポ
ットに使用されている弾性部材20(スプリング)と同
様の作用をする。
続いて本考案の効果を説明すると、本考案のエアーポッ
トは次のような効果がある。
トは次のような効果がある。
(1)栓内通水路12の途中に配設された通水路開閉用
の弁体21をエアーポンプ7の駆動と連動する押圧部材
40によって開弁するようにしたので、弁体21の開閉
が1動的に行われ、しかもエアーポンプ7の休止時には
栓内通水路12の途中(通水口14)は閉塞されている
ため、ポット転倒時においても瓶内液体Wが一連の液体
通路30を通って外部へ漏出するのを防止することがで
き、さらに中瓶5内への外気の流入を防止して保温力を
向上させることができる。
の弁体21をエアーポンプ7の駆動と連動する押圧部材
40によって開弁するようにしたので、弁体21の開閉
が1動的に行われ、しかもエアーポンプ7の休止時には
栓内通水路12の途中(通水口14)は閉塞されている
ため、ポット転倒時においても瓶内液体Wが一連の液体
通路30を通って外部へ漏出するのを防止することがで
き、さらに中瓶5内への外気の流入を防止して保温力を
向上させることができる。
(2)エアーポンプ天板31のポンプ吸入口34に配設
された吸入弁36の下方に、押下げスプリング41を介
して弁体押圧部材40を配設しているので、ポンプ操作
時に該押圧部材40が弁体21を押し下げた後でも押下
げスプリング41の収縮限度までポンプ天板31を下動
させることができ、その分だけエアーポンプ7の収縮ス
トロークを大きくすることができる。
された吸入弁36の下方に、押下げスプリング41を介
して弁体押圧部材40を配設しているので、ポンプ操作
時に該押圧部材40が弁体21を押し下げた後でも押下
げスプリング41の収縮限度までポンプ天板31を下動
させることができ、その分だけエアーポンプ7の収縮ス
トロークを大きくすることができる。
なおこれに反して押下げスプリング41を介在させない
でエアーポンプ7の運動を直接弁体21に伝達させるよ
うにした場合には、ポンプストロークは弁体21の上下
動範囲しかとれず、吐出空気量が少なくなる。
でエアーポンプ7の運動を直接弁体21に伝達させるよ
うにした場合には、ポンプストロークは弁体21の上下
動範囲しかとれず、吐出空気量が少なくなる。
(3)押下げスプリング41の弁体押圧部材40に対す
る下向付勢力を、押上げスプリング42と弁体押上げ用
弾性部材20による弁体押圧部材40に対する総合上向
付勢力より大きく、シかもエアーポンプ天板31の押下
げ開始時までに弁体21を開弁せしめ得るように設定し
ているので、エアーポンプ収縮時には常に弁体21が開
弁しており、注液操作を円滑且つ確実に行うことができ
る。
る下向付勢力を、押上げスプリング42と弁体押上げ用
弾性部材20による弁体押圧部材40に対する総合上向
付勢力より大きく、シかもエアーポンプ天板31の押下
げ開始時までに弁体21を開弁せしめ得るように設定し
ているので、エアーポンプ収縮時には常に弁体21が開
弁しており、注液操作を円滑且つ確実に行うことができ
る。
第1図は本考案の実施例にかかるエアーポットの上部縦
断面図、第2図及び第3図はそれぞれ第1図のエアーポ
ットの作動を説明するための要部縦断面図である。 1・・・・・・ポット本体、2・・・・・・蓋体、5・
・・・・・中瓶、5a・・・・・・中瓶瓶口、7・・・
・・・エアーポンプ、8・・・・・・ポンプ操作部材、
9・・・・・・栓差込穴、10・・・・・・栓体、11
・・・・・・栓本体、12・・・・・・栓内通水路、2
0・・・・・・弾性部材、21・・・・・・弁体、31
・・・・・・ポンプ天板、32・・・・・・ポンプ底板
、34・・・・・・吸入口、36・・・・・・吸入弁、
40・・・・・・弁体押圧部材、41・・・・・・押下
げスプリング、42・・・・・・押上げスプリング。
断面図、第2図及び第3図はそれぞれ第1図のエアーポ
ットの作動を説明するための要部縦断面図である。 1・・・・・・ポット本体、2・・・・・・蓋体、5・
・・・・・中瓶、5a・・・・・・中瓶瓶口、7・・・
・・・エアーポンプ、8・・・・・・ポンプ操作部材、
9・・・・・・栓差込穴、10・・・・・・栓体、11
・・・・・・栓本体、12・・・・・・栓内通水路、2
0・・・・・・弾性部材、21・・・・・・弁体、31
・・・・・・ポンプ天板、32・・・・・・ポンプ底板
、34・・・・・・吸入口、36・・・・・・吸入弁、
40・・・・・・弁体押圧部材、41・・・・・・押下
げスプリング、42・・・・・・押上げスプリング。
Claims (1)
- ポット本体1内の中瓶瓶口5aと連通ずる栓差込穴9に
、栓本体11内に形成した栓内通水路12の途中に上動
時閉弁し下動時開弁する通水路開閉用の弁体21を配設
して該弁体21をスプリング等の弾性部材20で上動閉
弁方向に付勢し且つ該弁体21の上端が前記栓本体11
の上面から露出するようにする一方、前記ポット本体1
上方の蓋体2内に装着したエアーポンプ7の天板31に
形成される吸入口34には、該ポンプ天板31の上側に
おいて上下動し且つ上動時開弁し下動時閉弁する吸入弁
36をポンプ操作部材8の押圧操作により前記ポンプ天
板31の上下動に先行して上下動させうる如く配設し、
さらに前記吸入弁36の下方には、該吸入弁36の下面
に当接する押下げスプリング41とポンプ底板32の上
面上に配設した押上げスプリング42の間で浮動状態で
支持される弁体押圧部材40を配設するとともに、前記
押下げスジ1ング41の前記弁体押圧部材40に対する
下向付勢力を、前記押上げスプリング42と前記弁体押
上げ用弾性部材20による前記弁体押圧部材40に対す
る総合上向付勢力より大きくしかも前記エアーポンプ天
板31の押下げ開始時までに前記弁体21を下動開弁せ
しめ得る如くに設定したことを特徴とするエアーポット
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP839680U JPS5827726Y2 (ja) | 1980-01-26 | 1980-01-26 | エア−ポツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP839680U JPS5827726Y2 (ja) | 1980-01-26 | 1980-01-26 | エア−ポツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56111934U JPS56111934U (ja) | 1981-08-29 |
JPS5827726Y2 true JPS5827726Y2 (ja) | 1983-06-16 |
Family
ID=29605076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP839680U Expired JPS5827726Y2 (ja) | 1980-01-26 | 1980-01-26 | エア−ポツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5827726Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-01-26 JP JP839680U patent/JPS5827726Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56111934U (ja) | 1981-08-29 |
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