JP2501208Y2 - エアゾ―ル容器の注出口開閉装置 - Google Patents
エアゾ―ル容器の注出口開閉装置Info
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- JP2501208Y2 JP2501208Y2 JP1989117686U JP11768689U JP2501208Y2 JP 2501208 Y2 JP2501208 Y2 JP 2501208Y2 JP 1989117686 U JP1989117686 U JP 1989117686U JP 11768689 U JP11768689 U JP 11768689U JP 2501208 Y2 JP2501208 Y2 JP 2501208Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はエアゾール容器より内容物の注出を停止した
後、注出口より泡の漏出を防止できる注出口開閉装置に
関する。
後、注出口より泡の漏出を防止できる注出口開閉装置に
関する。
従来、注出口より泡の漏出を防止できるようにしたエ
アゾール容器の注出口開閉装置は、実開昭63−35460号
公報に記載されている。
アゾール容器の注出口開閉装置は、実開昭63−35460号
公報に記載されている。
前記公報に記載された注出口開閉装置は、第3図に示
すように、エアゾール容器1のステム2に、筒体10を嵌
着し、この筒体10には、芯棒51を立設し、この芯棒51の
先端部には弁35を設け、そして、前記筒体10に押圧ヘッ
ド50を外嵌し、この押圧ヘッド50の下部には、可撓壁部
52を介して嵌着部53を設け、この嵌着部53をエアゾール
容器1の上縁部に嵌合止着し、さらに、前記押圧ヘッド
50には、前記芯棒51に外嵌する注出筒40を立設し、この
注出筒40の先端部の注出口43を、前記弁35で開閉するよ
うに形成したものである。
すように、エアゾール容器1のステム2に、筒体10を嵌
着し、この筒体10には、芯棒51を立設し、この芯棒51の
先端部には弁35を設け、そして、前記筒体10に押圧ヘッ
ド50を外嵌し、この押圧ヘッド50の下部には、可撓壁部
52を介して嵌着部53を設け、この嵌着部53をエアゾール
容器1の上縁部に嵌合止着し、さらに、前記押圧ヘッド
50には、前記芯棒51に外嵌する注出筒40を立設し、この
注出筒40の先端部の注出口43を、前記弁35で開閉するよ
うに形成したものである。
そして、前記エアゾール容器1の注出口開閉装置は、
第3図に示す状態で閉鎖されており、この状態で押圧ヘ
ッド50を押圧すると、押圧ヘッド50は、可撓壁部52を撓
めて下降し、注出口43が開くと共に、押圧ヘッド50が筒
体10を押し、筒体10はステム2を押してエアゾール容器
1の図示してない弁を開き、内溶液は注出口43より泡と
なって注出される。
第3図に示す状態で閉鎖されており、この状態で押圧ヘ
ッド50を押圧すると、押圧ヘッド50は、可撓壁部52を撓
めて下降し、注出口43が開くと共に、押圧ヘッド50が筒
体10を押し、筒体10はステム2を押してエアゾール容器
1の図示してない弁を開き、内溶液は注出口43より泡と
なって注出される。
そして、押圧ヘッド50の押圧を止めると押圧ヘッド50
は復元し、エアゾール容器1の図示してない弁が閉じる
と共に、前記注出口43は弁35で閉鎖される。したがっ
て、注出筒40内に残留した泡は注出口43から漏出しな
い。
は復元し、エアゾール容器1の図示してない弁が閉じる
と共に、前記注出口43は弁35で閉鎖される。したがっ
て、注出筒40内に残留した泡は注出口43から漏出しな
い。
前記第3図に示すエアゾール容器1は、簡単な構成
で、エアゾール容器1の弁閉鎖後に、注出筒40内に残留
する泡を、弁35によって注出筒40内に閉じ込め、注出口
43から漏出することを防ぐことができ便利である。
で、エアゾール容器1の弁閉鎖後に、注出筒40内に残留
する泡を、弁35によって注出筒40内に閉じ込め、注出口
43から漏出することを防ぐことができ便利である。
しかしながら、注出筒40、押圧ヘッド50、可撓壁部52
が他の物に触れると、内溶液を漏出させる虞れがある。
が他の物に触れると、内溶液を漏出させる虞れがある。
本考案は前記事項に鑑みなされたものであり、エアゾ
ール容器の弁の外側に残留した内溶液を注出口から漏出
しないように形成した注出口開閉装置において、注出筒
などが他の物に触れても、閉鎖状態を確実に維持できる
ようにすることを技術的課題とする。
ール容器の弁の外側に残留した内溶液を注出口から漏出
しないように形成した注出口開閉装置において、注出筒
などが他の物に触れても、閉鎖状態を確実に維持できる
ようにすることを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕 本考案はエアゾール容器1のステム2に、頂板12を設
けた筒体10を嵌着し、筒体10には、外周に環状に形成し
た下部筒状部密嵌部材11を設け、頂板12には、ステム2
の上方に開孔する下部通液孔13を頂板12を貫通して設
け、エアゾール容器1の上方には、筒状に形成した揺動
体20を、スプリング24で上方に付勢して設けると共に、
揺動体20は、揺動体20の一側部に突設した突出部19の先
端部に、ヒンジ部22を介して設けた外縁部21を、エアゾ
ール容器1の上縁部に形成した環状突部3上に載置して
設け、揺動体20の他側部には、揺動体20の外方に突出す
る押圧部23を設け、揺動体20の上部には、下部筒状部27
を設け、下部筒状部27は、筒体10の外周に環状に設けた
下部筒状密嵌部材11に外嵌し、下部筒状部27の上部に
は、上部筒状部28を連設し、上部筒状部28には、頂板12
に設けた下部通液孔13に接続する通液路30を設けると共
に、上部筒状部28の下端部29で、頂板12を下方に押圧で
きるように形成して、頂板12でステム2を押圧できるよ
うに形成し、上部筒状部28の上端部近くには、環状に形
成した注出筒密嵌部材33を設けると共に、上部筒状部28
の通液路30の上部と注出筒密嵌部材33の上面とを連通さ
せる上部通液孔34を、上部筒状部28に設け、上部筒状部
28の上端部には弁35を設け、揺動体20と、揺動体20の上
部に設けた下部筒状部27と、下部筒状部27の上部に設け
た上部筒状部28と、上部筒状部28の上端部に設けた弁35
を覆う、注出当40を立設した注出筒基部41を、環状突部
3に嵌着し、注出筒基部41の側部には、揺動体20の他側
部に設けた押圧部23を、下方に押圧できる開口部42を設
け、環状突部3に嵌着した注出筒基部41と注出筒40に内
嵌した、揺動体20と下部筒状部27及び、上部筒状部28と
弁35が、注出筒基部41と注出筒40内を上下摺動可能とな
るように設け、押圧部23の下降により、揺動体20の他側
部が下方に揺動し、揺動体20の下方への揺動により、揺
動体20に連なる下部筒状部27と上部筒状部28及び、弁35
が下方に摺動し、注出筒40の上部に設けた注出口43を開
くように形成してエアゾール容器の注出口開閉装置とし
た。
けた筒体10を嵌着し、筒体10には、外周に環状に形成し
た下部筒状部密嵌部材11を設け、頂板12には、ステム2
の上方に開孔する下部通液孔13を頂板12を貫通して設
け、エアゾール容器1の上方には、筒状に形成した揺動
体20を、スプリング24で上方に付勢して設けると共に、
揺動体20は、揺動体20の一側部に突設した突出部19の先
端部に、ヒンジ部22を介して設けた外縁部21を、エアゾ
ール容器1の上縁部に形成した環状突部3上に載置して
設け、揺動体20の他側部には、揺動体20の外方に突出す
る押圧部23を設け、揺動体20の上部には、下部筒状部27
を設け、下部筒状部27は、筒体10の外周に環状に設けた
下部筒状密嵌部材11に外嵌し、下部筒状部27の上部に
は、上部筒状部28を連設し、上部筒状部28には、頂板12
に設けた下部通液孔13に接続する通液路30を設けると共
に、上部筒状部28の下端部29で、頂板12を下方に押圧で
きるように形成して、頂板12でステム2を押圧できるよ
うに形成し、上部筒状部28の上端部近くには、環状に形
成した注出筒密嵌部材33を設けると共に、上部筒状部28
の通液路30の上部と注出筒密嵌部材33の上面とを連通さ
せる上部通液孔34を、上部筒状部28に設け、上部筒状部
28の上端部には弁35を設け、揺動体20と、揺動体20の上
部に設けた下部筒状部27と、下部筒状部27の上部に設け
た上部筒状部28と、上部筒状部28の上端部に設けた弁35
を覆う、注出当40を立設した注出筒基部41を、環状突部
3に嵌着し、注出筒基部41の側部には、揺動体20の他側
部に設けた押圧部23を、下方に押圧できる開口部42を設
け、環状突部3に嵌着した注出筒基部41と注出筒40に内
嵌した、揺動体20と下部筒状部27及び、上部筒状部28と
弁35が、注出筒基部41と注出筒40内を上下摺動可能とな
るように設け、押圧部23の下降により、揺動体20の他側
部が下方に揺動し、揺動体20の下方への揺動により、揺
動体20に連なる下部筒状部27と上部筒状部28及び、弁35
が下方に摺動し、注出筒40の上部に設けた注出口43を開
くように形成してエアゾール容器の注出口開閉装置とし
た。
本考案は、注出筒基部41の開口部4に表れた押圧部23
を下方に押圧すると、揺動体20がヒンジ部22を支点とし
てスプリング24に抗して下方に揺動し、上部筒状部28の
下端部29が、筒体10の頂板12を押圧し、この頂板12によ
り、エアゾール容器1のステム2が、図示してないスプ
リングに抗して押し下げられ、エアゾール容器1の図示
してない弁が開くと共に、上部筒状部28が引き下げられ
て、弁35が注出口34から引き下げられ、注出口43が開口
する。
を下方に押圧すると、揺動体20がヒンジ部22を支点とし
てスプリング24に抗して下方に揺動し、上部筒状部28の
下端部29が、筒体10の頂板12を押圧し、この頂板12によ
り、エアゾール容器1のステム2が、図示してないスプ
リングに抗して押し下げられ、エアゾール容器1の図示
してない弁が開くと共に、上部筒状部28が引き下げられ
て、弁35が注出口34から引き下げられ、注出口43が開口
する。
そして、エアゾール容器1の図示してない弁を通って
ステム2から噴出した内容物は、下部通液孔13・通液路
30・上部通液孔34を経て、泡状となって注出口43から注
出される。
ステム2から噴出した内容物は、下部通液孔13・通液路
30・上部通液孔34を経て、泡状となって注出口43から注
出される。
次に、押圧部23の押圧を止めると、エアゾール容器1
のステム2は、図示してないスプリングにより押し上げ
られて復元し、図示してない弁が閉じる。それと共に、
揺動体20も復元し、上部筒状部28は上昇し、弁35が注出
口43を閉ざし、注出筒40内や、上部筒状部28内の通液路
30内に残留する泡等は注出口43から漏出しない。
のステム2は、図示してないスプリングにより押し上げ
られて復元し、図示してない弁が閉じる。それと共に、
揺動体20も復元し、上部筒状部28は上昇し、弁35が注出
口43を閉ざし、注出筒40内や、上部筒状部28内の通液路
30内に残留する泡等は注出口43から漏出しない。
そして、本考案は、押圧部23を下方に押し下げること
により、注出筒基部41と注出筒40に、上下摺動可能に内
嵌した揺動体20と下部筒状部27及び、上部筒状部28と弁
35からなる内嵌した部材を引き下げて注出口43を開くよ
うに形成したものであり、注出筒40などを撓ませて注出
口43を開くものではないので、注出筒40などを撓ませる
構成を備えていない。
により、注出筒基部41と注出筒40に、上下摺動可能に内
嵌した揺動体20と下部筒状部27及び、上部筒状部28と弁
35からなる内嵌した部材を引き下げて注出口43を開くよ
うに形成したものであり、注出筒40などを撓ませて注出
口43を開くものではないので、注出筒40などを撓ませる
構成を備えていない。
したがって、注出筒40などが他の物に当接し押圧され
ても、注出口43が開かず、注出口43から泡などが滴下す
ることもない。
ても、注出口43が開かず、注出口43から泡などが滴下す
ることもない。
第1図・第2図は本考案の一実施例のエアゾール容器
の注出口開閉装置を示すものである。
の注出口開閉装置を示すものである。
この実施例のエアゾール容器1のステム2に、頂板12
を設けた筒体10を嵌着し、この筒体10の上部外周には、
環状の舌片に形成した下部筒状部密嵌部材11を一体に設
け、前記頂板12には、ステム2の上方に開口する下部通
液孔13を頂板12を貫通して設けると共に、芯棒14が立設
してある。
を設けた筒体10を嵌着し、この筒体10の上部外周には、
環状の舌片に形成した下部筒状部密嵌部材11を一体に設
け、前記頂板12には、ステム2の上方に開口する下部通
液孔13を頂板12を貫通して設けると共に、芯棒14が立設
してある。
そして、前記エアゾール容器1の上方には、筒状に形
成した揺動体20を、スプリング24で上方に付勢して設け
ると共に、揺動体20は、揺動体20の一側部に突設した突
出部19の先端部に、ヒンジ部22を介して設けた外縁部21
を、エアゾール容器1の上縁部に形成した環状突部3上
に載置して設け、前記揺動体20の他側部には、揺動体20
の上方である外方に突出する押ボタンとして形成した押
圧部23を設けると共に、この揺動体20の上部には、下部
筒状部27を設け、この下部筒状体27は、前記筒体10の外
周に環状に設けた下部筒状部密嵌部材11に摺動可能に外
嵌し、この下部筒状部27の上部には、環状頂板を介し
て、上部筒状部28を連設してあり、この上部筒状部28内
には、前記筒体10の立設された芯棒14が嵌入され、そし
て、前記上部筒状部28の内壁と前記芯棒14との間には、
頂板12に設けた下部通液孔13に接続する狭い通液路30が
形成されており、この芯棒14の先端部に形成された小径
部15は、前記上部筒状部28の先端部内に穿設された小径
の穴に、がた付かない程度に遊嵌されている。
成した揺動体20を、スプリング24で上方に付勢して設け
ると共に、揺動体20は、揺動体20の一側部に突設した突
出部19の先端部に、ヒンジ部22を介して設けた外縁部21
を、エアゾール容器1の上縁部に形成した環状突部3上
に載置して設け、前記揺動体20の他側部には、揺動体20
の上方である外方に突出する押ボタンとして形成した押
圧部23を設けると共に、この揺動体20の上部には、下部
筒状部27を設け、この下部筒状体27は、前記筒体10の外
周に環状に設けた下部筒状部密嵌部材11に摺動可能に外
嵌し、この下部筒状部27の上部には、環状頂板を介し
て、上部筒状部28を連設してあり、この上部筒状部28内
には、前記筒体10の立設された芯棒14が嵌入され、そし
て、前記上部筒状部28の内壁と前記芯棒14との間には、
頂板12に設けた下部通液孔13に接続する狭い通液路30が
形成されており、この芯棒14の先端部に形成された小径
部15は、前記上部筒状部28の先端部内に穿設された小径
の穴に、がた付かない程度に遊嵌されている。
そして、この上部筒状部28の下端部29で、前記頂板12
の上面を下方に押圧できるように形成してあり、この頂
板12でステム2を押圧できるように形成し、この上部筒
状部28の上端部近くには、環状の舌片として形成した注
出筒密嵌部材33を設けると共に、上部筒状部28内の通液
路30の上部と前記注出筒密嵌部材33の上面とを連通させ
る上部通液孔34を、上部筒状部28に設け、前記上部筒状
部28の上端部には、栓形に形成した弁35が設けてある。
の上面を下方に押圧できるように形成してあり、この頂
板12でステム2を押圧できるように形成し、この上部筒
状部28の上端部近くには、環状の舌片として形成した注
出筒密嵌部材33を設けると共に、上部筒状部28内の通液
路30の上部と前記注出筒密嵌部材33の上面とを連通させ
る上部通液孔34を、上部筒状部28に設け、前記上部筒状
部28の上端部には、栓形に形成した弁35が設けてある。
さらに、前記揺動体20と、揺動体20の上部に設けた下
部筒状部27と、下部筒状部27の上部に設けた上部筒状部
28と、上部筒状部28の上端部に設けた弁35を覆う、注出
筒40を立設した注出筒基部41を、前記エアゾール容器1
の前記環状突部3に嵌着し、この注出筒基部41で、前記
揺動体20の外縁部21を挟んで止着しており、この注出筒
基部41の側部には、揺動体20の他側部に設けた前記揺動
体20の前記押圧部23を下方に押圧できる開口部42を設
け、前記環状突部3に嵌着した注出筒基部41と注出筒40
に内嵌した、揺動体20と下部筒状体27及び、上部筒状部
28と弁35が、注出筒基部41と注出筒40内を上下摺動可能
となるように設けている。
部筒状部27と、下部筒状部27の上部に設けた上部筒状部
28と、上部筒状部28の上端部に設けた弁35を覆う、注出
筒40を立設した注出筒基部41を、前記エアゾール容器1
の前記環状突部3に嵌着し、この注出筒基部41で、前記
揺動体20の外縁部21を挟んで止着しており、この注出筒
基部41の側部には、揺動体20の他側部に設けた前記揺動
体20の前記押圧部23を下方に押圧できる開口部42を設
け、前記環状突部3に嵌着した注出筒基部41と注出筒40
に内嵌した、揺動体20と下部筒状体27及び、上部筒状部
28と弁35が、注出筒基部41と注出筒40内を上下摺動可能
となるように設けている。
そして、押圧部23の下降により、揺動体20の他側部が
下方に揺動し、揺動体20の他側部が下方に揺動し、揺動
体20の下方への揺動により、揺動体20に連なる下部筒状
部27と上部筒状部28及び弁35が下方に摺動し、注出筒40
の上部に設けた注出口43を開き、そして、前記押圧部23
の押圧を解除すると、前記揺動体20と下部筒状部27及
び、上部筒状部28と弁35が上方に摺動し、弁35が注出孔
43を閉ざすように形成されている。
下方に揺動し、揺動体20の他側部が下方に揺動し、揺動
体20の下方への揺動により、揺動体20に連なる下部筒状
部27と上部筒状部28及び弁35が下方に摺動し、注出筒40
の上部に設けた注出口43を開き、そして、前記押圧部23
の押圧を解除すると、前記揺動体20と下部筒状部27及
び、上部筒状部28と弁35が上方に摺動し、弁35が注出孔
43を閉ざすように形成されている。
さらに、前記上部筒状部28の通液路30は、前記注出口
43の閉鎖後に、前記通液路30内に残留する液を小量とす
るためには、小さな断面積の通液路30とする必要がある
が、こ通液路30を小断面積なものに形成すると、上部筒
状部28の成形が困難である。そこで、前記実施例では、
上部筒状部28をおおきな内径の筒状に形成し、この中に
別体として形成した芯棒14を嵌入して小断面積の通液路
30を形成したものである。
43の閉鎖後に、前記通液路30内に残留する液を小量とす
るためには、小さな断面積の通液路30とする必要がある
が、こ通液路30を小断面積なものに形成すると、上部筒
状部28の成形が困難である。そこで、前記実施例では、
上部筒状部28をおおきな内径の筒状に形成し、この中に
別体として形成した芯棒14を嵌入して小断面積の通液路
30を形成したものである。
本考案は注出筒40の注出口43を開くには、押圧部23を
下方に押し下げることにより、注出筒基部41と注出筒40
に内嵌した、揺動体20と下部筒状部27及び、上部筒状部
28と弁35を、下方に摺動させて開口させるものであり、
注出筒基部41や注出筒40を撓ませて注出口43を開くもの
ではない。
下方に押し下げることにより、注出筒基部41と注出筒40
に内嵌した、揺動体20と下部筒状部27及び、上部筒状部
28と弁35を、下方に摺動させて開口させるものであり、
注出筒基部41や注出筒40を撓ませて注出口43を開くもの
ではない。
したがって、本考案は注出筒基部41や注出筒40が他の
物に触れても、撓まないよう強固に形成できるものであ
る。よって、本考案は注出筒基部41や注出筒40が、他の
物に触れても注出口43の閉鎖状態を確実に維持でき、上
部筒状部28内などに残留した泡などが、注出口43から外
部に漏出するのを防ぐことができるものである。
物に触れても、撓まないよう強固に形成できるものであ
る。よって、本考案は注出筒基部41や注出筒40が、他の
物に触れても注出口43の閉鎖状態を確実に維持でき、上
部筒状部28内などに残留した泡などが、注出口43から外
部に漏出するのを防ぐことができるものである。
第1図は本考案の一実施例の注出口が閉鎖した状態の断
面図、第2図はその注出口が開いた状態の断面図、第3
図は従来例の注出口が閉鎖した状態の断面図である。 1……エアゾール容器、2……ステム、3……環状突
部、10……筒体、11……下部筒状部密嵌部材、12……頂
板、13……下部通液孔、20……揺動体、21……外縁部、
22……ヒンジ部、23……押圧部、24……スプリング、27
……下部筒状部、28……上部筒状部、29……下端部、30
……通液路、33……注出筒密嵌部材、34……上部通液
孔、35……弁、40……注出筒、41……注出筒基部、42…
…開口部、43……注出口
面図、第2図はその注出口が開いた状態の断面図、第3
図は従来例の注出口が閉鎖した状態の断面図である。 1……エアゾール容器、2……ステム、3……環状突
部、10……筒体、11……下部筒状部密嵌部材、12……頂
板、13……下部通液孔、20……揺動体、21……外縁部、
22……ヒンジ部、23……押圧部、24……スプリング、27
……下部筒状部、28……上部筒状部、29……下端部、30
……通液路、33……注出筒密嵌部材、34……上部通液
孔、35……弁、40……注出筒、41……注出筒基部、42…
…開口部、43……注出口
Claims (1)
- 【請求項1】エアゾール容器1のステム2に、頂板12を
設けた筒体10を嵌着し、筒体10には、外周に環状に形成
した下部筒状部密嵌部材11を設け、頂板12には、ステム
2の上方に開孔する下部通液孔13を頂板12を貫通して設
け、エアゾール容器1の上方には、筒状に形成した揺動
体20を、スプリング24で上方に付勢して設けると共に、
揺動体20は、揺動体20の一側部に突設した突出部19の先
端部に、ヒンジ部22を介して設けた外縁部21を、エアゾ
ール容器1の上縁部に形成した環状突部3上に載置して
設け、揺動体20の他側部には、揺動体20の外方に突出す
る押圧部23を設け、揺動体20の上部には、下部筒状体27
を設け、下部筒状部27は、筒体10の外周に環状に設けた
下部筒状密嵌部材11に外嵌し、下部筒状部27の上部に
は、上部筒状部28を連設し、上部筒状部28には、頂板12
に設けた下部通液孔13に接続する通液路30を設けると共
に、上部筒状部28の下端部29で、頂板12を下方に押圧で
きるように形成して、頂板12でステム2を押圧できるよ
うに形成し、上部筒状部28の上端部近くには、環状に形
成した注出筒密嵌部材33を設けると共に、上部筒状部28
の通液路30の上部と注出筒密嵌部材33の上面とを連通さ
せる上部通液孔34を、上部筒状部28に設け、上部筒状部
28の上端部には弁35を設け、揺動体20と、揺動体20の上
部に設けた下部筒状部27と、下部筒状部27の上部に設け
た上部筒状部28と、上部筒状部28の上端部に設けた弁35
を覆う、注出筒40を立設した注出筒基部41を、環状突部
3に嵌着し、注出筒基部41の側部には、揺動体20の他側
部に設けた押圧部23を、下方に押圧できる開口部42を設
け、環状突部3に嵌着した注出筒基部41と注出筒40に内
嵌した、揺動体20と下部筒状部27及び、上部筒状部28と
弁35が、注出筒基部41と注出筒40内を上下摺動可能とな
るように設け、押圧部23の下降により、揺動体20の他側
部が下方に揺動し、揺動体20の下方への揺動により、揺
動体20に連なる下部筒状部27と上部筒状部28及び、弁35
が下方に摺動し、注出筒40の上部に設けた注出口43を開
くように形成したエアゾール容器の注出口開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989117686U JP2501208Y2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | エアゾ―ル容器の注出口開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989117686U JP2501208Y2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | エアゾ―ル容器の注出口開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0359057U JPH0359057U (ja) | 1991-06-10 |
JP2501208Y2 true JP2501208Y2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=31665896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989117686U Expired - Fee Related JP2501208Y2 (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | エアゾ―ル容器の注出口開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2501208Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5466532B2 (ja) * | 2010-02-24 | 2014-04-09 | 東洋エアゾール工業株式会社 | エアゾール内容物噴射装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0248058Y2 (ja) * | 1985-07-04 | 1990-12-17 | ||
JPH053243Y2 (ja) * | 1987-03-13 | 1993-01-26 |
-
1989
- 1989-10-06 JP JP1989117686U patent/JP2501208Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0359057U (ja) | 1991-06-10 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |