JPH0248058Y2 - - Google Patents

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JPH0248058Y2
JPH0248058Y2 JP10120885U JP10120885U JPH0248058Y2 JP H0248058 Y2 JPH0248058 Y2 JP H0248058Y2 JP 10120885 U JP10120885 U JP 10120885U JP 10120885 U JP10120885 U JP 10120885U JP H0248058 Y2 JPH0248058 Y2 JP H0248058Y2
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JP
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wall
saucer
cylinder
push button
engaged
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JP10120885U
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の目的) この考案は、構成部品の点数が少数であるとと
もに組立方法が簡素で量産性の高いエアゾル噴射
装置を提供するのがその目的である。
(考案の構成) 以下、図示した実施例についてこの考案を説明
すれば、1はマウンテンキヤツプの鏡板である。
13は中心筒で、鏡板1の軸心部を上方に向け曲
折した外筒壁11と外筒壁11の頂端から下方に
折返つた内筒壁12とによつて形成されている。
2は口つば22つきコツプ状の軟弾性体からなる
受皿で、底隅には通孔21が穿つてある。受皿2
の周壁23および吸液管3の頂部はともに外筒壁
11、内筒壁12間に同心に介挿嵌着されてい
る。4は軟弾性体からなる押ボタンで噴射口41
が設けられており、その筒柄42は摺動自在に中
心筒13に密挿されている。筒柄42の軸孔43
は噴射口41に接続しているが、この軸孔43の
切欠溝44を設けた口縁45は受皿2の底壁24
に係合させてある。46は筒柄42の同心外周に
おいて押ボタン3の一部として一体に形成されて
いる可撓爪で、これらの可撓爪46は中心筒の頂
縁14に係合している。また、中心筒の内筒壁1
2の端縁15は受皿2の底壁24に係合させてあ
る。
なお、図示の実施例において、可撓爪46はそ
の斜縁の部分を中心柱13の頂縁14の外肩部に
係合させた設計になつているが、可撓爪46の下
端を頂縁14の上面に着座させるような設計も可
能である。また、押ボタン3における噴射口41
は、図示の実施例では押ボタン3の本体とは別に
成型したノズル体47に穿たれているが、もちろ
ん押ボタン3の本体そのものに成型により穿設す
ることもできる。
この考案は前記のようにしてなり、軟弾性の受
皿2の周壁23は吸液管3の頂部とともに中心柱
の外筒壁11、内筒壁12間に介挿嵌着されてい
るので、内筒壁12の端縁15および受皿2の底
壁24は吸液管3の内部にあつて噴射容器の内圧
を受けているのであるが、受皿2の底壁24が内
筒壁12の端縁15に係合しているので、底壁2
4の上方空間である中心柱13の軸孔は底壁24
によつて吸液管3の軸孔から遮断され、噴射容器
の内圧が保たれている。押ボタン3を押圧すれ
ば、軟弾性である受皿の底壁24が筒柄42の口
縁45に押圧されて下に凹み、したがつて内筒壁
12の端縁15と底壁24の係合が解除される結
果、中心柱13の軸孔が吸液管3内と連通する。
ところで中心柱13の軸孔には押ボタンの筒柄4
2が密挿されているので、その際、噴射容器の内
圧により吸液管3を上昇する噴射液は受皿2の底
隅に穿たれている通孔21、筒柄42の軸孔43
の口縁45に穿たれている切欠溝44、および軸
孔43を通じ噴射孔41から噴射される。押ボタ
ン3の押圧を解除すれば、押ボタン3は可撓爪4
6の弾性によつて上昇し、したがつて受皿の底壁
24に対する上方からの押圧が解除されるので、
噴射圧と受皿2の自己の弾性により底壁24が復
元し、再び内筒壁12の端縁15に係合するの
で、切欠溝21と吸液管3の軸孔との関係が遮断
され、したがつて噴射が停止する。なお、この考
案によれば、噴射容器の充填を行う場合、押ボタ
ン1を引抜き、充填用のノズル(図示外)を中心
柱13の軸孔に密挿し、このノズルの先端で受皿
の底壁24を押圧すれば、注入液は通孔21から
注入されるのであるが、これらの通孔21の開口
面積は広く設計できるので、迅速な加圧注入が可
能である。
(考案の効果) すなわち、この考案は前記のようにしてなり、
押ボタン3の押圧または押圧の解除により、噴射
または噴射の停止が従来のエアゾル噴射装置と少
しもかわらずに行われるのであるが、この考案に
よれば、従来の噴射装置において弁体に共用され
る封止部材(ガスケツト)、この封止部材を介し
てマウンテンキヤツプに嵌着される弁筐、細い弁
孔を正確に穿つた弁茎、弁茎の昇降を制御する弁
バネのような独立の単品部材の一切が不要であ
り、これらの単品部材の役割はすべてマウンテン
キヤツプそのもの、押ボタンそのもの、および軟
弾性の受皿によつて肩代りされている。そして、
これらのマウンテンキヤツプ、押ボタン、および
受皿は、いずれも機械的成型作業により容易に製
作されるばかりでなく、受皿2とともに吸液管3
をマウンテンキヤツプに嵌着し、押ボタンの筒柄
42を中心柱13の軸孔に押込むだけで組立てが
完了する。
かくして、この考案にかかるエアゾル噴射弁ア
センブリーは部品点数が極少なため部品管理が容
易であり、しかも組立て工程が著しく簡素である
から、エアゾル噴射装置の量産化および生産コス
トの低下に寄与するところが多大である。さらに
容器の加圧充填に便利であることもこの考案の顕
著な利点である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかるエアゾル噴射弁アセ
ンブリーの一実施例の要部縦断面図、第2図は押
ボタンの底面図、第3図は受皿の底面図、第4図
は同じく要部縦断面図である。 1はマウンテンキヤツプの鏡板、11は外筒
壁、12は内筒壁、13は中心柱、14は頂縁、
15は端縁、2は受皿、21は通孔、22は口つ
ば、23は周壁、24は底壁、3は吸液管、4は
押ボタン、41は噴射口、42は筒柄、43は軸
孔、44は切欠溝、45は口縁、46は可撓爪、
47はノズル体である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マウンテンキヤツプの鏡板1の軸心部を上方に
    向けて曲析した外筒壁11と外筒壁11の頂端か
    ら下方に折返つた内筒壁12とにより中心筒13
    を形成し、底隅に通孔21を穿つた口つば22つ
    きコツプ状の軟弾性体からなる受皿2の周壁23
    および吸液管3の頂部をともに外筒壁11、内筒
    壁12間に同心に介挿嵌着し、噴射口41を設け
    た軟弾性体からなる押ボタン4の筒柄42を摺動
    自在に中心筒13に密挿するとともに噴射口41
    に接続する筒柄42の軸孔43の切欠溝44を設
    けた口縁45を受皿2の底壁24に係合させ、押
    ボタン4には筒柄42の同心外周において下方に
    突出垂下する数個の可撓爪46を一体に形成する
    とともに可撓爪46を中心筒13の頂縁14に係
    合させ、かつ中心筒の内筒壁12の端縁15を受
    皿2の底壁24に係合させてなるエアゾル噴射弁
    アセンブリー。
JP10120885U 1985-07-04 1985-07-04 Expired JPH0248058Y2 (ja)

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JP10120885U JPH0248058Y2 (ja) 1985-07-04 1985-07-04

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JPS6210063U JPS6210063U (ja) 1987-01-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2501208Y2 (ja) * 1989-10-06 1996-06-12 株式会社吉野工業所 エアゾ―ル容器の注出口開閉装置
JP2772750B2 (ja) * 1993-06-17 1998-07-09 誠一 北林 エアゾールバルブの流体内容物漏洩防止装置とエアゾールバルブの流体内容物漏洩防止装置の製造方法
US20110259923A1 (en) * 2010-04-26 2011-10-27 John Geoffrey Chan Plug And Valve System

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JPS6210063U (ja) 1987-01-21

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