JPH08296Y2 - 噴射ボタン - Google Patents

噴射ボタン

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Publication number
JPH08296Y2
JPH08296Y2 JP1991110818U JP11081891U JPH08296Y2 JP H08296 Y2 JPH08296 Y2 JP H08296Y2 JP 1991110818 U JP1991110818 U JP 1991110818U JP 11081891 U JP11081891 U JP 11081891U JP H08296 Y2 JPH08296 Y2 JP H08296Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston rod
nozzle
injection button
cylinder
injection
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991110818U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH066278U (ja
Inventor
誠一 北林
芳樹 湊屋
Original Assignee
株式会社丸一製作所
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Filing date
Publication date
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、不使用時はノズルの
噴口を密閉しておくことのできる噴射ボタンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来エアゾール式の噴霧器などにおい
て、噴射ボタンを押して噴霧を行ったあと、指をはなし
て噴霧を停止しようとしても、急速な停止を行うことは
できず、泡ぎれなどが悪いという欠点を免れなかった。
そこで噴霧の停止と同時に噴射開口を閉鎖してしまう手
段が考案されている。
【0003】図5に従来の閉鎖手段を示し、エアゾール
缶10上のバルブステム9に噴射ボタン本体8が嵌合さ
れ、その外側にカバー20が缶本体10に取付けられて
いる。カバー20には前方に噴射ボタン本体8のノズル
筒1が突出しうる前部開口22、ならびに噴射ボタン本
体8を押すために指を入れることのできる上部開口部2
1があけられている。
【0004】噴射ボタン本体8内には水平ピストン棒4
が内蔵されていて、不使用時にはスプリング2によっ
て、噴射開口11の方向に押しつけられ開口11を閉鎖
している。水平ピストン棒4の他端にはストッパ45が
嵌められていて、カバー20の斜面部24と係合してい
る。噴射ボタン本体8を圧下すると、ステム9と共に下
がり、ストッパ45も斜面部24に沿って下がるので、
水平ピストン棒4もスプリング2に抗して図の右方に動
き、噴射開口11が開き、噴霧が開始される。
【0005】噴霧を停止するため指をはなすと、噴射ボ
タン本体8が上にあがるので、スプリング2によって水
平ピストン棒4が図の左方に押され、急速に開口11を
閉鎖するので、噴霧停止後泡ぎれが良い。この従来の装
置では、水平ピストン棒がエアゾール缶の中心のバルブ
ステムをこえて反対側まで延びているので、装置が大き
くなり、エアゾール缶の上部構造が大きくなるという欠
点を免れなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案は、前記の欠点
を解消するために、バルブステム上に嵌合した作動筒の
上面を斜面部に形成し、それに水平ピストン棒の後端を
係合させたものである。
【0007】
【実施例】図1はこの考案の噴射ボタンの側断面図、図
2は噴射中の状態を示す図、図3は図2のZ1 −Z2
面図を夫々示し、エアゾール缶の本体の上部10にバル
ブステム9があり、その上に作動筒7が嵌合されてい
る。そして作動筒7の上面は斜面部71となっている。
作動筒7に対して噴射ボタン本体8は補助スプリング6
によって常時は上方に押し上げられている。
【0008】噴射ボタン本体8の前面には、ノズル筒1
があり、その先端は噴射開口11となっている。ノズル
筒1内に水平ピストン棒4があり、常時スプリング2に
よって図の左方に押されていて不使用時噴射ボタン本
体8が上方にあるときは先端封鎖体42とOリング3な
どによって開口11を閉じている。図示の例では、水平
ピストン棒4の他端は、球形部41に形成され、作動筒
の上面の斜面部71と係合している。
【0009】各図から判るように、水平ピストン棒4の
後部は作動筒7の上方スリット部72の間を通って後方
にのびている。スリット部の上方はピストン棒4が抜け
ないように両方から突起73が形成されている。作動筒
はプラスチックでできているので、ピストン棒は上方か
ら弾性を利用してスリット部72内に嵌めこむことがで
きる。5は作動筒7と噴射ボタン本体8の内壁81の間
のOリングである。
【0010】図2に示すように、噴射ボタン本体8を押
し下げると、作動筒7を介してバルブステム9を押し下
げるとともに、作動筒7が下降して缶本体10の上部に
到達すると、ボタン本体8は補助スプリング6に抗して
作動筒7に対して相対的に下降する。 そのため噴射ボタ
ン自体とともに、水平ピストン棒4の球形端41は斜面
部71に沿って下降し、水平ピストン棒4も右方に移動
し、開口11が開放されるので、液はバルブステム9か
ら作動筒の通路74に入り、水平ピストン棒4の周りを
通って開口11から噴霧される。
【0011】噴霧を停止するために、指をはなすと、噴
射ボタン本体8は上昇し、水平ピストン棒4はスプリン
グ2によって左方に押され、再び開口11を封鎖するの
で、噴霧後泡ぎれがよく、液もれすることがない。この
考案では、斜面部がバルブステム9の上方にあるので、
装置が小形になり、エアゾール缶の上部構造を小さくす
ることができる。
【0012】なお、バルブステム9の噴射ボタンをもち
上げる力が不充分なときは、補助スプリング6を設けて
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の噴射ボタンの側断面図である。
【図2】使用中の状態を示す断面図である。
【図3】図2のZ1 −Z2 断面図である。
【図4】従来の装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ボタン本体のノズル筒 2 スプリング 3 Oリング 4 水平ピストン棒 5 Oリング 6 補助スプリング 7 作動筒 8 噴射ボタン本体 9 バルブステム 11 噴射開口 41 球形部 42 先端封鎖部 71 斜面部 72 スリット部 73 突起部 74 通路 81 内壁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 噴射ボタンにおいて、噴射ボタン本体8
    に設けられたノズル筒1内に、常時ノズル筒体1の噴口
    11側に、ノズルスプリング2によって押圧されている
    水平ピストン棒4を設置し、該ピストン棒の後端部分を
    バルブステム9上に嵌合されている作動筒7の上面の
    面部71と係合させてあることを特徴とする噴射ボタ
    ン。
JP1991110818U 1991-12-19 1991-12-19 噴射ボタン Expired - Lifetime JPH08296Y2 (ja)

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JP1991110818U JPH08296Y2 (ja) 1991-12-19 1991-12-19 噴射ボタン

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JP1991110818U JPH08296Y2 (ja) 1991-12-19 1991-12-19 噴射ボタン

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JPH066278U JPH066278U (ja) 1994-01-25
JPH08296Y2 true JPH08296Y2 (ja) 1996-01-10

Family

ID=14545441

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3812718B2 (ja) * 2001-01-31 2006-08-23 株式会社吉野工業所 縦型ポンプの押下げヘッド
EP3513880B1 (en) * 2018-01-23 2021-08-25 The Procter & Gamble Company Dispensing device suitable for a foamable product
US10850914B2 (en) 2018-11-08 2020-12-01 The Procter And Gamble Company Dip tube aerosol dispenser with upright actuator
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JPS5716874U (ja) * 1980-06-18 1982-01-28

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JPH066278U (ja) 1994-01-25

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