JPH066278U - 噴射ボタン - Google Patents
噴射ボタンInfo
- Publication number
- JPH066278U JPH066278U JP11081891U JP11081891U JPH066278U JP H066278 U JPH066278 U JP H066278U JP 11081891 U JP11081891 U JP 11081891U JP 11081891 U JP11081891 U JP 11081891U JP H066278 U JPH066278 U JP H066278U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston rod
- injection button
- injection
- cylinder
- horizontal piston
- Prior art date
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 泡ぎれを良くした噴射ボタンにおいて、エア
ゾール缶の上部構造を小さくする。 【構成】 噴射ボタン本体8のノズル筒1内にスプリン
グ2でノズル開口11側に押圧されている水平ピストン
棒を設け、このピストン棒の後端部41を、バルブステ
ム9の上に嵌合した作動筒7の上面斜面部71と係合さ
せる。
ゾール缶の上部構造を小さくする。 【構成】 噴射ボタン本体8のノズル筒1内にスプリン
グ2でノズル開口11側に押圧されている水平ピストン
棒を設け、このピストン棒の後端部41を、バルブステ
ム9の上に嵌合した作動筒7の上面斜面部71と係合さ
せる。
Description
【0001】
この考案は、不使用時はノズルの噴口を密閉しておくことのできる噴射ボタン に関する。
【0002】
従来エアゾール式の噴霧器などにおいて、噴射ボタンを押して噴霧を行ったあ と、指をはなして噴霧を停止しようとしても、急速な停止を行うことはできず、 泡ぎれなどが悪いという欠点を免れなかった。 そこで噴霧の停止と同時に噴射開口を閉鎖してしまう手段が考案されている。
【0003】 図5に従来の閉鎖手段を示し、エアゾール缶10上のバルブステム9に噴射ボ タン本体8が嵌合され、その外側にカバー20が缶本体10に取付けられている 。カバー20には前方に噴射ボタン本体8のノズル筒1が突出しうる前部開口2 2、ならびに噴射ボタン本体8を押すために指を入れることのできる上部開口部 21があけられている。
【0004】 噴射ボタン本体8内には水平ピストン棒4が内蔵されていて、不使用時にはス プリング2によって、噴射開口11の方向に押しつけられ開口11を閉鎖してい る。水平ピストン棒4の他端にはストッパ45が嵌められていて、カバー20の 斜面部24と係合している。 噴射ボタン本体8を圧下すると、ステム9と共に下がり、ストッパ45も斜面 部24に沿って下がるので、水平ピストン棒4もスプリング2に抗して図の右方 に動き、噴射開口11が開き、噴霧が開始される。
【0005】 噴霧を停止するため指をはなすと、噴射ボタン本体8が上にあがるので、スプ リング2によって水平ピストン棒4が図の左方に押され、急速に開口11を閉鎖 するので、噴霧停止後泡ぎれが良い。 この従来の装置では、水平ピストン棒がエアゾール缶の中心のバルブステムを こえて反対側まで延びているので、装置が大きくなり、エアゾール缶の上部構造 が大きくなるという欠点を免れなかった。
【0006】
この考案は、前記の欠点を解消するために、バルブステム上に嵌合した作動筒 の上面を斜面部に形成し、それに水平ピストン棒の後端を係合させたものである 。
【0007】
図1はこの考案の噴射ボタンの側断面図、図2は噴射中の状態を示す図、図3 は図2のZ1 −Z2 断面図を夫々示し、エアゾール缶の本体の上部10にバルブ ステム9があり、その上に作動筒7が嵌合されている。そして作動筒7の上面は 斜面部71となっている。
【0008】 噴射ボタン本体8の前面には、ノズル筒1があり、その先端は噴射開口11と なっている。ノズル筒1内に水平ピストン棒4があり、不使用時にはスプリング 2によって図の左方に押され、先端封鎖体42とOリング3などによって開口1 1を閉じている。 図示の例では、水平ピストン棒4の他端は、球形部41に形成され、斜面部7 1と係合している。
【0009】 各図から判るように、水平ピストン棒4の後部は作動筒7の上方スリット部7 2の間を通って後方にのびている。スリット部の上方はピストン棒4が抜けない ように両方から突起73が形成されている。作動筒はプラスチックでできている ので、ピストン棒は上方から弾性を利用してスリット部72内に嵌めこむことが できる。5は作動筒7と噴射ボタン本体8の内壁81の間のOリングである。
【0010】 図2に示すように、噴射ボタン本体8を押し下げると、噴射ボタン自体ととも に、水平ピストン棒4の球形端41は斜面部71に沿って下降し、水平ピストン 棒4も右方に移動し、開口11が開放されるので、液はバルブステム9から作動 筒の通路74に入り、水平ピストン棒4の周りを通って開口11から噴霧される 。
【0011】 噴霧を停止するために、指をはなすと、噴射ボタン本体8は上昇し、水平ピス トン棒4はスプリング2によって左方に押され、再び開口11を封鎖するので、 噴霧後泡ぎれがよく、液もれすることがない。 この考案では、斜面部がバルブステム9の上方にあるので、装置が小形になり 、エアゾール缶の上部構造を小さくすることができる。
【0012】 なお、バルブステム9の噴射ボタンをもち上げる力が不充分なときは、補助ス プリング6を設けてもよい。
【図1】この考案の噴射ボタンの側断面図である。
【図2】使用中の状態を示す断面図である。
【図3】図2のZ1 −Z2 断面図である。
【図4】従来の装置を示す断面図である。
1 ボタン本体のノズル筒 2 スプリング 3 Oリング 4 水平ピストン棒 5 Oリング 6 補助スプリング 7 作動筒 8 噴射ボタン本体 9 バルブステム 11 噴射開口 41 球形部 42 先端封鎖部 71 斜面部 72 スリット部 73 突起部 74 通路 81 内壁
Claims (1)
- 【請求項1】 噴射ボタンにおいて、噴射ボタン本体8
に設けられたノズル筒1内に、不使用時はノズル筒体1
の噴口11側に、ノズルスプリング2によって押圧され
ている水平ピストン棒4を設置し、該ピストン棒の後端
部分をバルブステム9上に嵌合した作動筒7の斜面部7
1と係合させてあることを特徴とする噴射ボタン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991110818U JPH08296Y2 (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | 噴射ボタン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991110818U JPH08296Y2 (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | 噴射ボタン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH066278U true JPH066278U (ja) | 1994-01-25 |
JPH08296Y2 JPH08296Y2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=14545441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991110818U Expired - Lifetime JPH08296Y2 (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | 噴射ボタン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08296Y2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002224601A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-13 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 縦型ポンプの押下げヘッド |
JP2021511262A (ja) * | 2018-01-23 | 2021-05-06 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニーThe Procter & Gamble Company | 発泡性製品に好適な分注装置 |
US11208254B2 (en) | 2018-11-08 | 2021-12-28 | The Procter And Gamble Company | Dip tube aerosol dispenser with upright actuator |
US11267644B2 (en) | 2018-11-08 | 2022-03-08 | The Procter And Gamble Company | Aerosol foam dispenser and methods for delivering a textured foam product |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5627100U (ja) * | 1979-08-08 | 1981-03-13 | ||
JPS5716874U (ja) * | 1980-06-18 | 1982-01-28 |
-
1991
- 1991-12-19 JP JP1991110818U patent/JPH08296Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5627100U (ja) * | 1979-08-08 | 1981-03-13 | ||
JPS5716874U (ja) * | 1980-06-18 | 1982-01-28 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11208254B2 (en) | 2018-11-08 | 2021-12-28 | The Procter And Gamble Company | Dip tube aerosol dispenser with upright actuator |
US11267644B2 (en) | 2018-11-08 | 2022-03-08 | The Procter And Gamble Company | Aerosol foam dispenser and methods for delivering a textured foam product |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08296Y2 (ja) | 1996-01-10 |
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