JPS59204848A - 電子写真用トナ−組成物 - Google Patents

電子写真用トナ−組成物

Info

Publication number
JPS59204848A
JPS59204848A JP58080477A JP8047783A JPS59204848A JP S59204848 A JPS59204848 A JP S59204848A JP 58080477 A JP58080477 A JP 58080477A JP 8047783 A JP8047783 A JP 8047783A JP S59204848 A JPS59204848 A JP S59204848A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rosin
acid
binder resin
dicarboxylic acid
reaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP58080477A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0138304B2 (ja
Inventor
Osamu Oseto
大瀬戸 治
Fumio Moriuchi
文夫 森内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Arakawa Rinsan Kagaku Kogyo KK
Arakawa Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Arakawa Rinsan Kagaku Kogyo KK
Arakawa Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Arakawa Rinsan Kagaku Kogyo KK, Arakawa Chemical Industries Ltd filed Critical Arakawa Rinsan Kagaku Kogyo KK
Priority to JP58080477A priority Critical patent/JPS59204848A/ja
Priority to US06/514,049 priority patent/US4508806A/en
Priority to DE19833326357 priority patent/DE3326357A1/de
Publication of JPS59204848A publication Critical patent/JPS59204848A/ja
Publication of JPH0138304B2 publication Critical patent/JPH0138304B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/087Binders for toner particles
    • G03G9/08775Natural macromolecular compounds or derivatives thereof
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/087Binders for toner particles
    • G03G9/08784Macromolecular material not specially provided for in a single one of groups G03G9/08702 - G03G9/08775
    • G03G9/08793Crosslinked polymers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S430/00Radiation imagery chemistry: process, composition, or product thereof
    • Y10S430/001Electric or magnetic imagery, e.g., xerography, electrography, magnetography, etc. Process, composition, or product
    • Y10S430/105Polymer in developer

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 さらに詳しくは、新規なロジン系高分子化合物をバイン
ダーとして含有することを特徴とする耐ブロッキング性
および耐オフセット性などにすぐれた電子写真用トナー
組成物に関する。
従来、電子写真法として種々の方法が知られているが、
一般的には光導電性物質を利用し各種の手段により感光
体上に電気的潜像を形成させ、ついでかかる潜像をトナ
ーを用いて現像し、必要に応じ紙などの画像支持体上に
転写したのち、加熱、加圧あるいは溶剤などにより定着
させ、画像をうる方法が知られている。
しかしながら最近になって複写作業の効率化を計るため
高速定着性が要求されるようになってきており、これに
対処するべく、従来の熱定着方式に用いるトナーバイン
ダーとしてより低い軟化点を有し、かつ容易に熱融着す
る熱可塑性樹脂を用いるなどの検討がなされてきた。し
かしながら単に樹脂の軟化点を低下させたばあいには使
用中にトナー粒子が凝集し、ブロッキング現象を起すと
いう問題が生じ、したがって高速定着の一方式としてよ
り熱伝導性の良好な加熱ローラーによる定着方法が行な
われるようになってきた。
加熱ローラ一方式は熱定着方式に比べ熱効率が高いため
、より短時間でトナーを定着させることかできるか、ト
ナーと加熱ローラーとが直接接触するためしばしばトナ
ーが加熱ローラーに付着するいわゆるオフセット禦、象
の発生が問題となっており、これを解決することのでき
るトナー用バインダー樹脂の開発が望まれている。
従来のバインダー樹脂としては、通常スチレン−アクリ
ル酸エステル系共重合体、スチレン−ブタジェン系共重
合体、スチレン−アクリロニトリル系共重合体が知られ
ているが、これらのビニル系共重合体は概して耐オフセ
ット性や流動性に劣るものか多い。
一方、ビスフェノール型のエポキシ樹脂は前記ビニル系
共重合体に比較して分子量が低いため、流動性および定
着性にすぐれるトナーかえられるが、樹脂の溶融粘度が
低いためオフセット性が低下する傾向にある。
これに対して昨今、耐オフセット性と流動性いずれζこ
もすぐれたトナーバインダー樹脂として種々のポリエス
テル系樹脂が提案されている。
本出願人はそうしたポリエステル系樹脂に着目し、耐ブ
ロッキング性、耐オフセット性、低温流動性にすぐれた
新規なトナーバインダー樹脂を開発すべく検討を行ない
、発明を完成し、ロジン系高分子化合物を含有する電子
写真用トナー組成物に関する発明につき出願流である(
特願昭57−129280号〕。
本発明者らは上記特許出願における発明の特徴である耐
オフセット性をさらに向上させるべく鋭意研究を重ねた
結果、一層すぐれた電子写真用トナー組成物を提供しう
ることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、バインダー樹脂に着色剤を分散せし
めてなる電子写真用トナーにおいて、バインダー樹脂と
して (I) Ill シングリシジルエステル、(IOジカ
ルボン酸またはジカルボン醇無水物、([0多官能性工
ポキシ化合物、3価以上の多塩基酸もしくはその酸無水
物および3価以上の多価アルコールよりなる群から選ば
れた少なくとも1種の架橋剤、 および 必要により(M 2価アルコールを反応させてえられる
ガラス転移点が30〜100°01キシレンに対するゲ
ル化率が1〜99%の範囲であるロジン系高分子化合物
を含有することを特徴とする電子写真用トナー組成物に
関する。
本発明において使用される(υのロジングリシジルエス
テルは、ロジンとエピハロヒドリンを有機アミン類のご
ときアルカリ物質の存在下に加熱反応させることにより
調製することができる。
用いるロジンとしては、たとえばガムロジン、ウッドロ
ジン、トール油ロジンのごとき天然ロジンおよびこれら
西ジンを変性してえられる水素化ロジン、不均化ロジン
などがあげられる。
また、ロジンの有効成分であるアビエチン酸、デヒドロ
アビエチン酸、ジヒドロアビエチン酸、ピマル酸、イソ
ピマル酸なども当然含まれる。
また前記有機アミン類としては第三級アミン類またはそ
のオニウム塩が好ましく、第三級アミン類の具体例とし
てはトリエチルアミン、ジメチルベンジルアミン、メチ
レンへンジルアミン、トリベンジルアミン、ジメチルア
ニリン、ジメチルシクロヘキシルアミン、メチルジシク
ロヘキシルアミン、トリプロピルアミン、トリブチルア
ミン、N−フェニルモルホリン、N−メチルピペリジン
、ピリジンなどをあげることができる。
また、第三級アミン類のオニウム塩の具体例としては塩
化テトラメチルアンモニウム、臭化テトラメチルアンモ
ニウム、塩化ベンジルトリエチルアンモニウム、臭化ア
リルトリエチルアンモニウム、塩化テトラブチルアンモ
ニウム、塩化メチルトリオクチルアンモニウム、トリメ
チルアミン塩酸塩、トリエチルアミン塩酸塩、ピリジン
塩酸塩などをあげることができる。
本発明において使用される(IOのジカルボン酸または
ジカルボン酸無水物(以下、単にジカルボン酸類という
)としては、オルソフタル酸、イソフタル酸、テレフタ
ル酸、エンドメチレンテトラヒドロフタル酸、テトラヒ
ドロフタル酸、メチルテトラヒドロフタル酸、へ牛すヒ
ドロフ冬ル酸、メチルへキサヒドロフタル酸、マレイン
酸、フマール酸、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸
、セバシン酸、炭素数8〜18個のアルケニルコハク酸
、炭素数8〜18個のアルキルコハク酸ならびにこれら
の酸無水物をあげることができる。
本発明に2いて使用される(mの架橋剤としては、たと
えばつぎの化合物をあげることができる。
多官能性エポキシ化合物としては、ビスフェノールAと
エビハロヒドリンの縮合物であるエポキシ樹脂、アクリ
ル化ロジンもしくはフマール化ロジンとエビハロヒドリ
ンの反応生成物であるロジンジエポキシドもしくはロジ
ントリエポキシドがあげられる。なお該ロジンのポリエ
ポキシドに使用するロジンとしては、前記ロジングリシ
ジルエステルに使用したものと同様である。
3価以上の多塩基酸またはその熱水物としてはトリメッ
ト酸、ピロメリット酸またはこれらに対応する酸無水物
があげられる。
3価以上の多価アルコールとしてはグリセリン、トリメ
チロールエタン、トリメチロールプロパン、ペンタエリ
スリトールなどがあげられる。
本発明に用いるロジン系高分子化合物の製造方法は、ロ
ジングリシジルエステル、前記ジカルボン酸類および前
記架橋剤を同時仕込みし、反応触媒としての前記有機ア
ミン類の存在下または不存在下に加熱反応させる力1、
あるいはロジングリシジルエステルとジカルボン酸類と
をW41アミン類の存在下または不存在下に加熱反応せ
しめ、該反応途中または反応終了後に架橋剤を仕込み、
さらに加熱して反応を進めればよい。
そのばあい、ロジングリシジルエステルとジカルボン酸
類の使用モル比は1:1とするのが好ましい。ただし、
2価アルコールを使用するばあいはこの隔りでない。そ
れについては後述する。一方前記架橋剤の使用量は、え
られるトナー用バインダー樹脂の物性、とくに分子量お
よび分子量分布に重大な影響をおよぼすため、適宜慎重
に決定されねばならない。前記架橋剤のうち多官能性エ
ポキシ化合物の使用量は、該化合物の官能基数すなわち
エポキシ当量を考慮して決定すればよ(、通常ロジング
リシジルエステルとジカルボン酸類の合計モル数を1モ
ルとしたとき、たとえばフマール化ロジントリグリシジ
ルエステルに対しては0.005〜0.07モル、好ま
しくは0.005〜0.04モルとする。また市販ビス
フェノール型エポキシ樹脂のはあいはo、oos〜0.
14モル、好ましくは0.005〜0.07モルとする
のがよい。
多価カルボン酸類または多価アルコール類も同様にそれ
らの官能基数を考慮して通常口ジンクリシジルエステル
とジカルボン酸類の合計モル数に対して、たとえば3価
のばあいは0..005〜0.3モル、好ましくは0.
005〜0.15モルの範囲内で使用する。
本発明においては必すしも有機アミン類の存在下に反応
させることは要しないが、使用するジカルボン酸類の種
類によっては反応時間を短縮させるために使用してもよ
く、このばあい通常ロジングリシジルエステルに対して
0.01〜5%(重做%、以下同様)、好ましくは0.
05〜1%の範囲内とするのがよい。また本発明におい
ては反応時に溶媒の有無にかかわらず収率よく本発明の
トナーのバインダー樹脂を収得することができるが、反
応時の生成水をスムーズに系外に留出させるため還流用
溶媒として使用することも可能である。溶媒は生成水と
の共沸性、ロジングリシジルエステル、ジカルボン酸類
および架橋剤に対する非反応性などを考慮して決定され
、具体例としてはトルエン、キシレンなどをあげること
ができる。
本発明に3いて、反応温度?よび反応時間はイ成物の収
率を考慮して適宜決定されるが、前記ジカルボン酸類と
して酸無水物を用いるばあいは反応温度は100〜25
0°C2好ましくは130〜180°C1ジカルボン酸
を用いるはあいは150〜300°0、好ましくは18
0〜260°0、すたいずれのばあいも反応時間は0.
5〜10時間、好ましくは1〜8時間とするのがよい。
な8反応時に溶媒を用いたばあいは減圧下にこれを留去
させると固形分を収得できる。
斜上のごとき製法により、本発明に用いる新規なロジン
系高分子化合物を高収率で収得することができる。な窓
、本発明における反応の終点は、キシレンに対するゲル
化率を適宜測定することにより、容易に決定することが
できる。
なお、ここにいうキシレンに対するゲル化率とは、キシ
レンに対する不溶解率を意味する。
本発明でえられたロジン系高分子化合物は、電子写真用
トナー組成物としての特性、すなわち耐ブロッキング性
、耐オフセット性、低温流動性を考慮して、ガラス転移
点が30〜100°0、キシレンに対するゲル化率が1
〜99%の範囲であることが好ましい。
すなわち、ガラス転移点が30°0未満のばあいは耐オ
フセット性が劣り、一方100°0を超えるばあいは低
温流動性が劣る。ゲル化率が1%未満のばあいは耐オフ
セット性が劣り、また99%を超えるばあいはロジン系
高分子化合物の製造が困難であるとともに、トナー化時
の作業性(たとえばカーボンブラックとの混線)が劣る
本発明において使用する着色剤としては、従来公知のも
のをそのまま使用できる。たとえばカーボンブラック、
ニグロシン染料、アニリンブルー、アルフォイルブルー
、クロームエロー、ウルトラマリンブルー、モノリンエ
ロー、メチレンブルークロリド、フタロシアニンブルー
、マラカイトグリーンオフサレート、ランプブラック、
ローズベンガル、モナストラルレッドなどがあげられる
つぎに本発明のトナーに配合する磁性物質としては、た
とえば(1)鉄、マンガン、ニッケル、コバルト、クロ
ムなどの金属粉、(n)フェライト、マグネタ4トなど
の鉄合金やコバルト、ニッケル、マンガンなどの合金あ
るいは化合物、(DI)その他の従来公知の強磁性材料
をあげることができる。
本発明に8いては、必要により力の2価アルコールを使
用してロジン系高分子化合物となすこともできる。
すなわち2価アルコールは他の構成成分(1)、(1)
および(IIDを反応させてえられるロジン系高分子化
合物のガラス転移点を調節し、低温定着性を改良するた
めに使用する。本発明において使用される債の2価アル
コールとしてはとくにI11限がなく、たとえばエチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレング
リコール、プロピレングリコール、1,2−ブタンジオ
ール、1.3−ブタンジオール、1.4−ブタンジオー
ル、ビスフェノールA、水添ビスフェノールA1エトキ
シ化ビスフェノールA1プロポキシ化ビスフェノールA
などをあげることができる。
2価アルコールの使用量は、えられるロジン系高分子化
合物のガラス転移点を考慮して適宜決定すればよく、通
常ロジングリシジルエステルのうちの最大限70モル%
まで使用しうる。
つぎに参考例、実施例をあげて本発明の電子写真用トナ
ーを説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定され
るものではない。
参考例1 (不均化ロジングリシジルエステルの製造〕攪拌装置お
よび還流冷却器を取りつけた500m1のコルベンに純
度87%(15%は不ケン化物)の不均化ロジン(酸価
162、軟化点79°C)100g、エピクロルヒドリ
ン200g 2よび塩化ベンジルトリメチルアンモニウ
ム0.11/を加え、80°Cで4時間反応させた。つ
いで同温度で粒状水酸化ナトリウム16f/を分割添加
し、100°Cに昇温し、さらに2時間反応を行なった
。析出した食塩を濾過後、p液からロータリーエバポレ
ーターで未反応のエビクロヒドリンを留去し、さらに2
mmHg、120°Cの条件下で揮発分を完全に除去し
、表題の淡黄色油状物(収率97.2%)をえた。この
ものの°酸価は0、エポキシ当量は425であり、純度
はエポキシ当量換算で84%であった。
参考例2〜4 参考例1において出発物質であるロジンをガムロジン(
純度91%、酸価169、軟化点75°C)、水素化ロ
ジン(純度89%、酸価165、軟化点7400)、ト
ール油ロジン(純度87%、酸価163、軟化点73°
0)にそれぞれ変えて順に参考例2〜4に使用したほか
は同様をこして反応を行ない各種樹脂をえた。参考例2
のものの酸価は0、エポキシ当量は436.5、純度は
82.1%であった。
参考例3のものは酸価0、エポキシ当量は431.6、
純度は83.5%であり、参考例4のものは酸価0、エ
ポキシ当りは445.5、純度は80.0%であった。
参考例5 (フマール化ロジントリグリシジルエステルの”AHA
)前記参考例2で用いたガムロジン300yをチツ素気
流下にて140〜16000で加熱溶融し攪拌し、つい
で結晶フマール酸116fを加えて200〜2200C
に昇温し、同温度で2時間反応させてフマール化ロジン
をえた。
このフマール化ロジン100y、エピクロルヒドリン5
00g 2よび塩化ベンジルトリメチルアンモニウム0
.1gを加えて80°Cで4時間反応させた。
ついで粒状水酸化ナトリウム28.817を分割添加し
、110°0に昇温し還流下に2時間反応させ、生成水
は分水器により糸外に除去した。析出した食塩を濾過し
、p液を2mmHy、120°Cの条件下で未反応エピ
クロルヒドリンを留去し、バルサム状のフマール化ロジ
ントリグリシジルエステルをえた。このものの酸価は0
、エポキシ当量は337であった。
実施例1 参考例1でえちれた不均化ロジングリシジルエステル3
75g、無水フタル酸148 、CJgおよび架橋剤と
t7て参考例5でえられたフマール化ロジントリグリシ
ジルエステル7.1gを仕込み、チッ素気流下で180
°0.3時間反応させた。ついで同温度に保ちつつ、適
宜サンプリングを行ない、キシレンに対するゲル化率を
測定しつつさらに3時間反応を行なった。えられた樹脂
の色調は淡黄色、ガラス転移点は76°C,キシレン中
でのゲル化率は63%であった。
実施例2 グリシジルエステル、ジカルボン酸類および架橋剤の種
類と使用量とをそれぞれ第1表に示すごとく用いたほか
は実施例1と同様にして反応を行ない淡黄色の樹脂をえ
た。測定結果を第1表に示す。
実施例3 参考例1でえられた不均化ロジングリシジルエステル4
50y名よびイソフタ/L/酸166.0gを仕込み、
チツ累気流下で240〜250°0,3時間エステル化
反応を行なった。なお、この間生成した水は分水器によ
り系外へ除去した。ついで系内を270〜280°aに
昇温し、評水トリメリット酸26.4.を加えたのち、
適宜サンプリングを行なつてキシレンに対するゲル化率
を測定しながら、昇温後さらに3時間反応を行ない、淡
黄色の樹脂をえた。測定結果を第1表に示す。
実施例4〜8 グリシジルエステル、ジカルボン酸類および架橋剤の種
類と使用量、ならびに実施例6〜8においては2価アル
コールの種類と使用量とを第1表に示すごとく用いたほ
かは実施例1と同様にして反応を行ないそれぞれ淡黄色
の樹脂をえた。4111定結果を第1表に示す。
比較例1 実施例11こおいて反応時間を6時間に短縮し架橋剤の
使用量を6.3gとしたほかは同様にして反応を行ない
淡黄色の樹脂をえた。測定結果を第1表に示す。
比較例2 参考例1でえられた不均化ロジントリグリシジルエステ
ル542g 、イソフタル酸340FIおよびトリエチ
レングリコール145gを仕込み、チッ素気流下で24
0〜250°O16時間エステル化反応を行ない淡黄色
の樹脂をえた。測定結果を第1表に示す。
比較例3 参考例1でえられた不均化ロジン) IJグリシジルエ
ステル358  イソフタル酸41ら、7およびグダ・ リセリン105gを仕込み、チッ素気流下で240〜2
50°O14時間エステル化反応を行ない淡黄色の樹脂
を得た。測定結果を第1表に示す。
(トナー性能試験方決り 実施例1〜8および比較例1〜2でそれぞれえられた樹
脂95重量部とカーボンブラック5重量部をボールミル
で混合少、熱ロールを用いて混練し冷却したのち、ジェ
ット粉砕成で微粉砕し、平均粒径16〜15ミクロンの
トナーをえた。
このトナー5重量部に対し、鉄粉キャリヤ−95屯量部
を加えて現像剤を調製し、電子写真複写機を用いて静電
荷像を現像した。これを普通紙上に転写し、表面をテフ
ロンで形成した定着ローラーを用いて定着させた。この
際定着ローラ一温度を種々変化させて定着状態を評価し
た。
すなわち黒色帯状コピーをつくり、直ちGこテープで剥
離し、テープの透過率を%で・表4つした。
つぎにローラーへ転移するオフセ゛ント現象を言1べる
ため、定着後直ちに新たな白紙を定着ローラーに圧接触
させ、白紙へのトナー汚れの有無を目視判定した。ブロ
ッキング性の評4M1j*トナK 荷重500 gをか
け、50〜65°0の各温度テソれぞれ2時間放置後の
同化状態の程度を観察することにより行ない、ブロッキ
ング発生温度を測定した。試験結果を第2表に示す。
第2表中、記号○、△および×はそれぞれオフセットな
し、ややオフセットおよびオフセ゛ントを意味する。
ただし比較例6でえられた樹脂は上記方法番こよるカー
ボンブラックとの混練性に欠け、トナー化が困難であっ
たため試験の対象とはならなかった。
手続補正書(自発) 昭和58年9月13日 1事件の表示 昭和58  年特許願第 80477    号2発明
の名称 電子写真用トナー組成物 3補正をする者 事件との関係  特許出願人 4代理人〒540 5補韮の対象 (1)  明細書の「発明の詳細な説明」の欄6補正の
内容 (1)°明細書3頁11行の「計る」を「図る」と補正
する◇ (2)同9頁5行の「トリメット酸」を「トリメリット
酸」と補正する。
(3)同11頁1〜2行の「合計モル数」を「合計1モ
ル」と補正する。
(4)  同1s 頁14行の「アルフォイルブルー」
を「カルフォイルブルー」と補正する。
(5)  M 13 頁15 行の「モノリンエロー」
を「キノリンエロー」と補正する。
(a)  mls頁末行の「エビクルヒドリン」を「エ
ピク四ルヒドリン」と補正する。
以  上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 バインダー樹脂に着色剤を分弊せしめてなる電子写
    真用トナーに窓いて、バインダー樹脂として (I)ロジングリシジルエステル、 (II)ジカルボン酸マたはジカルボン酸無水物、およ
    び (Im)多官能性エポキシ化合物、3価以上の多塩基酸
    もしくはその酸無水物および3価以上の多価アルコール
    よりなる群から選ばれた少なくとも1種の架橋剤を反応
    させてえられるガラス転移点が30〜100°C1キシ
    レンに対するゲル化率が1〜99%の範囲であるロジン
    系高分子化合物を含有することを特徴とする電子写真用
    トナー組成物。 2 バインダー樹脂に着色剤を分散せしめてなる電子写
    真用トナーにおいて、バインダー樹脂としそ (I)ロジングリシジルエステル、 (]IIジカルボン酸またはジカルボン酸無水物、(2
    )多官能性エポキシ化合物、3価以上の多塩基酸もしく
    はその酸無水物?よび3価以上の多価アルコールよりな
    る群から選ばれた少なくとも1種の架橋剤、 および (ト)2価アルコールを反応させてえちれるガラス転移
    点が30〜100°01キシレンに対するゲル化率が1
    〜99%の範囲であるロジン系高分子化合物を含有する
    ことを特徴とする電子写真用トナー組成物。
JP58080477A 1983-05-09 1983-05-09 電子写真用トナ−組成物 Granted JPS59204848A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58080477A JPS59204848A (ja) 1983-05-09 1983-05-09 電子写真用トナ−組成物
US06/514,049 US4508806A (en) 1983-05-09 1983-07-15 Electrophotographic toner composition
DE19833326357 DE3326357A1 (de) 1983-05-09 1983-07-21 Tonerzusammensetzung fuer die elektrophotographie

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58080477A JPS59204848A (ja) 1983-05-09 1983-05-09 電子写真用トナ−組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59204848A true JPS59204848A (ja) 1984-11-20
JPH0138304B2 JPH0138304B2 (ja) 1989-08-14

Family

ID=13719347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58080477A Granted JPS59204848A (ja) 1983-05-09 1983-05-09 電子写真用トナ−組成物

Country Status (3)

Country Link
US (1) US4508806A (ja)
JP (1) JPS59204848A (ja)
DE (1) DE3326357A1 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62226161A (ja) * 1986-03-26 1987-10-05 Arakawa Chem Ind Co Ltd 低温定着性に優れた電子写真用トナ−組成物
JPS63127253A (ja) * 1986-11-17 1988-05-31 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The トナ−用のバインダ−
JPS6428656A (en) * 1987-07-23 1989-01-31 Nippon Synthetic Chem Ind Binder resin for toner
JPH01201675A (ja) * 1988-02-08 1989-08-14 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The トナー組成物
JP2007248704A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Dainippon Ink & Chem Inc 非磁性一成分静電荷現像トナー用樹脂組成物
JP2012229420A (ja) * 2011-04-15 2012-11-22 Fuji Xerox Co Ltd トナー用ポリエステル樹脂、トナー、現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び、画像形成方法
JP2014059462A (ja) * 2012-09-18 2014-04-03 Fuji Xerox Co Ltd 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3709535A1 (de) * 1986-03-26 1987-10-01 Arakawa Chem Ind Elektrophotographische tonerzusammensetzung mit ausgezeichneten fixiereigenschaften bei niedriger temperatur
US4968575A (en) * 1987-07-23 1990-11-06 Nippon Gohsei Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha A toner composition comprising a rosin-containing polyester
US4971881A (en) * 1989-01-05 1990-11-20 Monsanto Company Toner composition comprising rosin modified styrene acrylic resin
DE3937203C2 (de) * 1989-11-08 2001-11-22 Oce Printing Systems Gmbh Elektrophotographisches Druckverfahren
US5176977A (en) * 1991-07-01 1993-01-05 Eastman Kodak Company Nonpolymeric amorphous developer compositions and developing processes
JP3233793B2 (ja) * 1994-09-19 2001-11-26 富士通株式会社 フラッシュ定着用トナーバインダ、トナー、静電写真方法及び装置
JP2003322997A (ja) * 2002-04-30 2003-11-14 Nippon Zeon Co Ltd 静電荷像現像用トナー
JP3780254B2 (ja) * 2002-12-25 2006-05-31 東洋インキ製造株式会社 トナー用ポリエステル樹脂、静電荷像現像用トナーおよび画像形成方法
EP1847883B1 (en) * 2006-04-21 2012-12-26 Ricoh Company, Ltd. Image forming method
WO2007123090A1 (ja) * 2006-04-21 2007-11-01 Kao Corporation トナー用ポリエステル
US8431303B2 (en) 2011-01-17 2013-04-30 Xerox Corporation Rosin-based resin and toner containing same
EP4219581A1 (en) * 2022-01-28 2023-08-02 Ingevity South Carolina, LLC Multifunctional polyol resins, curable compositions, and methods thereof

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5930542A (ja) * 1982-07-23 1984-02-18 Arakawa Chem Ind Co Ltd 電子写真用トナ−組成物
JPS608850A (ja) * 1983-06-28 1985-01-17 Arakawa Chem Ind Co Ltd 電子写真用トナ−組成物

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3239465A (en) * 1958-05-12 1966-03-08 Xerox Corp Xerographic developer
JPS4824906B1 (ja) * 1968-09-20 1973-07-25

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5930542A (ja) * 1982-07-23 1984-02-18 Arakawa Chem Ind Co Ltd 電子写真用トナ−組成物
JPS608850A (ja) * 1983-06-28 1985-01-17 Arakawa Chem Ind Co Ltd 電子写真用トナ−組成物

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62226161A (ja) * 1986-03-26 1987-10-05 Arakawa Chem Ind Co Ltd 低温定着性に優れた電子写真用トナ−組成物
JPS63127253A (ja) * 1986-11-17 1988-05-31 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The トナ−用のバインダ−
JPS6428656A (en) * 1987-07-23 1989-01-31 Nippon Synthetic Chem Ind Binder resin for toner
JPH0245184B2 (ja) * 1987-07-23 1990-10-08 Nippon Synthetic Chem Ind
JPH01201675A (ja) * 1988-02-08 1989-08-14 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The トナー組成物
JPH059788B2 (ja) * 1988-02-08 1993-02-05 Nippon Synthetic Chem Ind
JP2007248704A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Dainippon Ink & Chem Inc 非磁性一成分静電荷現像トナー用樹脂組成物
JP4678520B2 (ja) * 2006-03-15 2011-04-27 Dic株式会社 非磁性一成分静電荷現像トナー用樹脂組成物
JP2012229420A (ja) * 2011-04-15 2012-11-22 Fuji Xerox Co Ltd トナー用ポリエステル樹脂、トナー、現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び、画像形成方法
JP2014059462A (ja) * 2012-09-18 2014-04-03 Fuji Xerox Co Ltd 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0138304B2 (ja) 1989-08-14
US4508806A (en) 1985-04-02
DE3326357C2 (ja) 1991-05-29
DE3326357A1 (de) 1984-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS59204848A (ja) 電子写真用トナ−組成物
US5780195A (en) Toner resin compositions
US4507376A (en) Electrophotographic toner composition
JPS63121059A (ja) 低温定着性に優れた電子写真用トナ−組成物
JP4678520B2 (ja) 非磁性一成分静電荷現像トナー用樹脂組成物
JPH0138305B2 (ja)
US5082883A (en) Reduced viscosity polyblends of polyester and epoxy resins
US5466553A (en) Toner for developing electrostatic image
US4814249A (en) Electrophotographic toner composition excellent in fixing property at low temperature
JP2003043741A (ja) ポリエステル樹脂及びこれを含むトナー
JPS62226161A (ja) 低温定着性に優れた電子写真用トナ−組成物
JPH03267946A (ja) 電子写真用トナー組成物
JPH03627B2 (ja)
JPH06110250A (ja) トナーバインダーおよびトナー組成物
JP2005107182A (ja) トナー用ポリエステル樹脂およびトナー
JPH0666032B2 (ja) 乾式トナ−
JPH0356636B2 (ja)
JPS62215962A (ja) 静電荷像現像用トナ−
JPH07128903A (ja) 静電荷像現像用トナー
JP2000336163A (ja) カルボジイミド変性ポリエステル樹脂の製造方法および電子写真用トナ−
JPS62278569A (ja) 低温定着性に優れた電子写真用トナ−組成物
JP4269202B2 (ja) 電子写真トナ−用アミド変性ポリエステル樹脂の製造方法および電子写真トナ−
JP2005300997A (ja) トナー
JP2982110B2 (ja) 静電荷像現像トナー
JP2006084612A (ja) トナー用ポリエステル樹脂組成物およびトナー