JPS59199603A - 徐放性重合体を含有する土壌処理用農薬組成物 - Google Patents

徐放性重合体を含有する土壌処理用農薬組成物

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JPS59199603A
JPS59199603A JP7256083A JP7256083A JPS59199603A JP S59199603 A JPS59199603 A JP S59199603A JP 7256083 A JP7256083 A JP 7256083A JP 7256083 A JP7256083 A JP 7256083A JP S59199603 A JPS59199603 A JP S59199603A
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acid polymer
soil
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lactic acid
agricultural chemical
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JP7256083A
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Yoshito Ikada
義人 筏
Jiyoukiyuu Gen
丞烋 玄
Hiromitsu Kariya
苅谷 博光
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Kanesho KK
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Kanesho KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は徐放性重合体を含有する土壌処理用農薬組成物
に関する。さらに詳細には本発明はα−脂肪族オキシ敵
ポリエヌテルのうち、特にグリコール酸、乳酸の重合体
、特に分子量がそれぞれ10、θ00〜.2oo、 o
θ0,3,0θθ〜qo、 oooの範囲にある、土壌
処理用農薬粗剤として極めて有用な徐放性重合体を含有
する土壌処理用農薬組成物に関する。
本発明は上記範囲の分子量を有するグリコール収重合体
および乳酸重合体の7種ないし2種以上を除草剤、土壌
殺虫剤、土壌殺菌剤のような土壌処理用農薬に薬剤とし
て使用する場合、或は散布時に混用使用する場合、これ
ら農薬の効果を著しく^め得ることの発見にもとすき、
極めて有用な土壌処理用農薬組成物を提供するものであ
る。
ここに使用し得る除草剤、土奥殺虫剤、土壌殺菌剤とし
ては例えばつぎのものがある。
MCPB Cll −(+−クロロ−θ−トリルオキシ
酪酸エチル)〕 ジクロベニル(2A−ゾクロロヘンソニト1)ル)シメ
トリン〔2グービス(エチルアミノ)−乙−メチルチオ
−/、 3.5− ト177ジン〕ACN (,2−ア
ミノ−3−、クロロ−7、グーナフトキノン) アセフェート(N−アセチルホスホロアミドチオール酸
QS−ジメチル) ペンゾエビン(乙、 7. g、 ?、 10.10−
 ヘ* ? りOr+−/、3.3a、乙19198−
へキサヒドロ−乙、9−メタノ−,2,11,、3−ペ
ンメゾオキサチェビン3−オキシド) ダイアジノン〔チオリン酸q□−ジエfル 0(2−イ
アゾロビル−7−メチル−乙−ヒ1)ミゾニル)〕 インキサチオン(チオリン酸qO−ノエチルーo−,t
−フェニル−3−インオキサゾIJ /I/1pcp 
(ペンタクロロフェノール) キャブタンtN−トリクロロメチルチオーダーシクロヘ
キセンー/、2−シカ/I/テキシミト)チラム〔ビス
(ゾメチルチオカルノ4モイル)ジスルフィド〕 DCIP  Cビス(2−クロロ−/−メチルエチル)
エーテル〕 メチルインチオシアネート(イソチオシアン暇メチル) グゾメット(3,5−ツメチルテトラヒドロ−/。
3、3−28−チアゾアノン−一−チオン)本発明に係
るグリコール酸東合体および乳酸重合体は加水分解性で
あって、土廖中で土用水分や細菌によって分解消失し、
環境中に残留蓄積しないことおよび分解過程中で主剤の
農薬を徐々に放出することによって薬効の持続性を発揮
し得ることなどが主たる特徴である。
グリコール酸風合体および乳酸重合体を農薬に使用して
主剤の放出を調節し得ることは、例えば米国特許第3.
97A、 07/号明細誓にも記載さ11でいるように
公知である。しかしながら既往の研究においては、本発
明者等が最重要点と考える重合度と好ましい薬効、就中
残効性付与との関係については全く明らかにされていな
い。本発明者等は特にグリコール酸風合体と乳酸重合体
に対する出塁処理用の好ましい分子量としてはそれぞれ
10,000〜:wo、 ooo、3.000− ’1
0.0θOの範囲に入ることを見出して本発明を完成し
た。
本発明に用いられるグリコール酸重合体および乳酸重合
体は米国特許第、2.4/A、 911.を号明細書に
記載の方法によって合成することができる。その合成法
の一例と基本的性質および加水分解性について説明する
出発物質である乳酸1ootにθ、/fの三酸化アンチ
モン(Sb、03)  触媒を側管と窒素導入キャピラ
リを付けたフラスコ中で200℃の温度で反応させると
水が激しく留出してくる。水の留出が遅くなったときに
減圧度を3 trcm Hp以下にするとラクチド(環
状二量体)が約7oy留出する。得られたラクチドを酢
酸エチルで二回再結晶することによりn製し、これをオ
クチル酸スズを触媒として、減圧下/乙0〜200℃ 
の温度範囲で植々の時間、開環重合した。得られた。>
?IJマーの分子量は/、 000〜70.000  
であり、アセトン、 トルエン、クロロホルム、ベンゼ
ン等に溶解したが、メタノール、エタノールには若干、
膨潤する程度であり、水には全く溶解しなかった。1だ
2S℃の蒸留水に、その成型品(,2X、tXo、5咽
)を浸漬放置したところ、下の表に示すように加水分解
した、の蒸留水の中で放出試験を行い、UV吸収スペク
トルで定量した結果から、主剤の放出速度は重合体の分
子量によって調節されていることが明白である。
結果全下記に示す。
同様に除草剤として知られる2乙−ノクロルベンゾニト
リル(DBN)  の徐放効果について化学分析による
結果は添付の図面に示すとおりであった(分析法はガス
クロマトグラフによる)。
以上の結果から分子量による主剤の放出性は明らかな傾
向を示している。
またグリコール酸重合体も同様にして製造することがで
き、また2り一〇またはDBNの添加による同様な放出
の傾向が認められた。
つぎに製剤の具体例について説明する。
実施例 粒剤(力 分子量10.000〜.2o、 oooのグリコール酸
重合体のと]アセトン溶液S部とMCPBO,ど7部お
よびクレーS部を混合後、アセトンを除去し、更に、ベ
ントナイト2左部、クレー67.73部、ドデシルベン
センスルホン酸塩/ 部、リグニンスルフォン酸塩3部
を混合し、加水後、造粒し乾燥した。
微粒剤 分子量3.θ0θ〜lIo、θOOの乳酸重合体の20
%アセトン溶液70都を予め700〜300μ とした
ダゾメット9 gfaに噴霧し、アセトンを除去し、1
0O〜3θθμ の乳酸重合体で被僚されたダゾメット
微粒剤とした。
粒剤(a 分子量20.000〜30.000の乳酸重合体の、2
0%アセトン溶液70部とペンゾエピンク、2部および
クレー7.2部を混合後、アセトンを除去し、更にベン
トナイト、25部、クレー520g部、ドブ′ンルベン
センスルホン酸塩/部、リグニンスルフォン酸塩3部を
混合し加水後造粒し乾燥した2゜つぎにグリコール酸お
よび乳酸重合体を使用して除草剤、土壌殺虫剤、土製殺
菌剤に添加、製剤する場合効力の持続性から最も好まし
い範囲の重合度の選出に至った過程を試験ψIJを以っ
て説明する。
試験例/  水田除草剤に使用した楊台分子景の異なる
グリコールv取合体および乳酸重合体を水田用除草剤と
して使用されるんICPBに除加し、雑草(コナギ、キ
カシグサ)の抑制率を経時的に調査した。
処理量はMCP8θ0g% 粒剤、3Kq/10aとし
た。
試験結果 コナギ、キカシグサが供試ポット巾約s係の被覆度に達
した時の日数から各製剤の残効を評価した。
/、グリコール酸重合体群    ユ乳酸重合体群■は
MCPBθ1g%単用区を示す。
以上の結果から、グリコール酸重合体、乳酸重合体群共
、除草剤の残効性発現に明らかに好ましい分子量の範囲
があり、無添加の場合の薬効を明らかに向上せしめ得る
重合体の分子量としてはそれぞれ70.000−.20
0.000 、3.000〜l/−o、 oooの範囲
である。またそれぞれの領域以上の高分子のものについ
て1はむしろ薬効を低下せしめる傾向がおる。
試験例ρ  土壌殺虫剤に使用した場合分子量の異なる
グリコール酸重合体、乳酸重合体を土壌殺虫剤としてペ
ンゾエぎンに添加して、ドウガネプイブイ(Anoma
la cuprea )幼虫に対する防除効果を検定し
た。本害虫の土壌中での加害期間は3〜llケ月と長期
に亘るだめ、薬剤による防除には長期の残効性が要求さ
れ、その効力増進による貢献は極めて大きい。
落花生圃場に各剤を全面処理し、よく土壌と混和した後
、翌日に落花生種子を播種した。約27月後に前回同様
λ回目の処理(70アール当り製品6Kg)をし、更に
3ケ月後に各区より70株を掘取り、被害英数を計数し
被害莢率を算出した。
但し、グリコール酸重合体区、乳酸重合体区共ペンゾエ
ビン(主剤)11t%粒剤使用。上表数字は製剤番号で
ある。
試験結果 無処理区は4to%の被、害莢数を示したのに対し、ペ
ンゾエビンの各処理区は7〜73%と区によっては極め
て高い防除効果を示した。
/、グリコール酸重合体群    ユ乳酸重合体群■は
ペンゾエピンlI%粒剤単用区を示す。
以上の結果からグリコール酸重合体、乳酸重合体共にそ
の添加効果は特にそれぞれ70.000〜コ00,0θ
θ、3.000〜lLtθ、00θ の分子量範囲にあ
るものが好ましいことが明らかである。
試験例、3  土壌殺菌剤に使用した場合分子量の異な
るグリコール酸重合体および乳酸重合体を土壌殺菌剤と
して有効なダゾメットに添加して、カンラン根こぶ病(
Prasmocjlophorabrasslcae 
) 、、  に対する防除効果を比較検定した。
各剤を土壌全面に施用(製品、20 W10アール)し
、混合攪拌後、10日1.73日1に計λ回のガス扱き
を行い処理/夕月後にカンランを定植。
コケ月後に各区20株を抜取り、根部の根こぶ指数およ
び防除価を算出した。
但しダゾメット(主剤)90%粒剤を使用0上表数字は
製剤番号である。
試験結果 無処理の根こぶ指数5.0に対し処理区はいづれも2.
0〜0の優れた効果を示した。ダゾメット単剤区の根こ
ぶ指数はλ、θで重合体添加区のそれはコ、θ〜0を示
した。各区の防除効果上の11県位(1次のようである
/、 グリコール酸蔦合体区 グ11.丼3=’lコ〉グ/〉グθ>39>3g>37
)3乙〉3S〉■す=3’1=33=11.1.=’l
! コ、乳酸重合体共 クグ′=ダ3′=y、;z’ >グ/′〉グθ’ >3
9’ >3g’ >37’ 、>36′ン35′〉■=
3’l’ =33’ =ダ乙′=R′(■はダシメツド
ア0%単用区を示す)以上の結果から最も好ましい範囲
の分子量としてはグリコール酸重合体、乳酸重合体共そ
れぞれ10.000〜200.000.3.θ0θ〜り
θ、000の範囲が指摘され、この範囲では概して高分
子量のものでより残効性が見られる。また旅加割合とし
てはグ優区がコ俤区を上蜘る傾向である。
【図面の簡単な説明】
添付の図面は本発明に係る乳酸重合体のDBNに対する
徐放効果を示すグラフである。 1・・・分子量3.000の乳酸重合体:DBN=、2
:/2・・・分子量3.000の乳酸重合体:DBN=
、2:、23・・・分子猷乞000の乳酸重合体:DB
N=2:、24 ・・・DBN

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 分子量が3,000〜グo、 ooo の範囲にある乳
    酸重合体および分子量が10.θ00−200.000
     の範囲にあるグリコール酸重合体の7種ないし2種以
    上の重合体を含有することを特徴とする土壌処理用農薬
    組成物。
JP7256083A 1983-04-25 1983-04-25 徐放性重合体を含有する土壌処理用農薬組成物 Granted JPS59199603A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GR880100222A (en) * 1987-04-06 1989-01-31 Cpc International Inc Control method for the plants growing

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GR880100222A (en) * 1987-04-06 1989-01-31 Cpc International Inc Control method for the plants growing
EP0355117A1 (en) * 1987-04-06 1990-02-28 Cpc International Inc REGULATORY PROCEDURE FOR PLANT GROWTH.

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