JPS59196065A - 固形担子菌エキスおよびその製造法 - Google Patents
固形担子菌エキスおよびその製造法Info
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- JPS59196065A JPS59196065A JP58069135A JP6913583A JPS59196065A JP S59196065 A JPS59196065 A JP S59196065A JP 58069135 A JP58069135 A JP 58069135A JP 6913583 A JP6913583 A JP 6913583A JP S59196065 A JPS59196065 A JP S59196065A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、新規な固形担子菌エキスおよびその製造法に
関するものであり、さらに詳しくは、担子菌エキスにで
んぷんを添加して固形化した新規な固形担子菌エキスお
よびその製造法に関するものである。
関するものであり、さらに詳しくは、担子菌エキスにで
んぷんを添加して固形化した新規な固形担子菌エキスお
よびその製造法に関するものである。
きのこ類は古来よりその風味と栄養ηSら賞用され、さ
らに近時はその血圧降下作用、制がん作用などの効果が
見出され自然食品としての価値が注目されて多量に消費
されるようになった。その有効な栄養成分はたん白質、
アミノ酪、糖類、多糖類、ビタミン、ミネラルその他w
l準成分にあるとされている。またきのこ特有の風味t
±食欲の増進に貢献するものである。しかし通常の食用
(こイ共されるきのこ類は食用に好適とはいえ普通の調
上里法では不消化の繊維成分を多く含み、木質的番こそ
の利用が望まれる病弱渚、老人、成人病店、害、幼C弓
名らにとって、これを継続的に必要h1′食するのLま
必らずしも容易ではない。また今日きのこ類をカニ日連
用する食習慣は一部の愛好家を除l/)てあまり多いと
はいえない。いうまでもなく、きのこ類の自然食品とし
ての真価は日常にこれを継続して摂取することによって
もたらされるのである。この目的のためすでに種々の工
夫がなされ、たとえtヨ原料のきのこを熱湯抽出してD
工溶性成分を濃縮して飲料とする方法、またエキス分を
乾燥したのち外皮で覆って粒状とすることなどが試みら
れてし\る。
らに近時はその血圧降下作用、制がん作用などの効果が
見出され自然食品としての価値が注目されて多量に消費
されるようになった。その有効な栄養成分はたん白質、
アミノ酪、糖類、多糖類、ビタミン、ミネラルその他w
l準成分にあるとされている。またきのこ特有の風味t
±食欲の増進に貢献するものである。しかし通常の食用
(こイ共されるきのこ類は食用に好適とはいえ普通の調
上里法では不消化の繊維成分を多く含み、木質的番こそ
の利用が望まれる病弱渚、老人、成人病店、害、幼C弓
名らにとって、これを継続的に必要h1′食するのLま
必らずしも容易ではない。また今日きのこ類をカニ日連
用する食習慣は一部の愛好家を除l/)てあまり多いと
はいえない。いうまでもなく、きのこ類の自然食品とし
ての真価は日常にこれを継続して摂取することによって
もたらされるのである。この目的のためすでに種々の工
夫がなされ、たとえtヨ原料のきのこを熱湯抽出してD
工溶性成分を濃縮して飲料とする方法、またエキス分を
乾燥したのち外皮で覆って粒状とすることなどが試みら
れてし\る。
一般にきのこ類の熱水抽出エキスあるいはアルカリ抽出
エキスはこれを乾燥して固形化するのtま普通容易に為
し難いものが多い。それはこのエキス成分が多成分系で
あり、その中に低分子のアミノ酸、ペプタイドや単糖類
、オリゴ糖などを含みその混合物が強い吸湿性をもって
いるためである。
エキスはこれを乾燥して固形化するのtま普通容易に為
し難いものが多い。それはこのエキス成分が多成分系で
あり、その中に低分子のアミノ酸、ペプタイドや単糖類
、オリゴ糖などを含みその混合物が強い吸湿性をもって
いるためである。
たとえば真空乾燥、凍結乾燥あるいは噴霧乾燥等公知の
方法によって固体化を試みても、これを外気中にとり出
すとき急速に吸湿して潮解し粘着物となる。通常の方法
ではこのようなエキス分を乾燥エキスあるいは粉体とし
てとりあつかうことは・j9実上不可能に近いのみなら
ず、保存安定性からみても食品として適しているとはい
い難い。
方法によって固体化を試みても、これを外気中にとり出
すとき急速に吸湿して潮解し粘着物となる。通常の方法
ではこのようなエキス分を乾燥エキスあるいは粉体とし
てとりあつかうことは・j9実上不可能に近いのみなら
ず、保存安定性からみても食品として適しているとはい
い難い。
本発明者らはh記の吸湿性を改善して通常のとりあつが
いを可能とする新規な固形111子菌エキスを開発する
目的で、きのこ類の水性抽出エキスに添加したのち、と
もに乾燥することによっで容易に固形化することができ
る賦形剤を種々検討した結果、その保存安定性、生体へ
の安3\性、工業的規模での生産性、経済性にすぐれ、
かつ、きのこ未来の味、におい、風味を損うことのない
ものとして思いがけなくでんぷん類が最も適当であるこ
とを見出した。すなわちきのこエキスとでんぷん類とを
共存させることよりなる組成物は湿気感受性が特異的に
低下して極めて良好な性質となる現象を発見し、前記の
目的を満足する最適の組成からなる新規固形製剤とその
製造法を見出して本発明を完成した・ したがって本発明によれば、担子菌エキスおよびでんぷ
んからなる固形担子菌エキスが提供される。
いを可能とする新規な固形111子菌エキスを開発する
目的で、きのこ類の水性抽出エキスに添加したのち、と
もに乾燥することによっで容易に固形化することができ
る賦形剤を種々検討した結果、その保存安定性、生体へ
の安3\性、工業的規模での生産性、経済性にすぐれ、
かつ、きのこ未来の味、におい、風味を損うことのない
ものとして思いがけなくでんぷん類が最も適当であるこ
とを見出した。すなわちきのこエキスとでんぷん類とを
共存させることよりなる組成物は湿気感受性が特異的に
低下して極めて良好な性質となる現象を発見し、前記の
目的を満足する最適の組成からなる新規固形製剤とその
製造法を見出して本発明を完成した・ したがって本発明によれば、担子菌エキスおよびでんぷ
んからなる固形担子菌エキスが提供される。
さらに本発明によれば、担子菌エキスを水の存在下でで
んぷんと混合し、加熱乾燥することを特徴とする固形担
子菌エキスの製造法が提供される。
んぷんと混合し、加熱乾燥することを特徴とする固形担
子菌エキスの製造法が提供される。
本発明において、担子菌エキスとは、担子菌の子実体も
しくは菌糸体を水性溶媒で抽出して得られる抽出液を濃
縮したものおよび担子菌の培養ろ液を濃縮したものを意
味する。
しくは菌糸体を水性溶媒で抽出して得られる抽出液を濃
縮したものおよび担子菌の培養ろ液を濃縮したものを意
味する。
本発明の原料として用いられる担子菌は通常食用に供さ
れる公知のきのこ類であり、一般に市販5れ容易に入手
できるもの、たとえばシイタケ、エノキダケ、シメジ、
ヒラタケ、ナメコ、マツタケ等を挙げることができるが
、それのみならす地域的に食されるもの、スエヒロタケ
、カワラタケ、あるいはブクリヨウ、チョレイ、レイク
、サルノコシカケ等伝統的に用いられる特殊なものも含
むものである。これらは通常その子実体が入手できるが
、本発明においてはこれらの担子菌の人工的培養によっ
て得られる菌糸体を使用することもできる。これらの原
料を細切、磨砕したのち熱時水性溶媒で抽出するか、ア
ルカリ水溶液によって処理する等公知の手段によって抽
出し、得られた水性の抽出液を濃縮する。本発明におい
てはさらに培養ろ液を濃縮して担子菌エキスとすること
もできる。賦形剤として用いるでんぷん類とは、通常の
食用に供されるでんぷんであり特に限定するものではな
いが、たとえば、ばれいしょでんぷん、かんしょでんぷ
ん、とうもろこしでんぷん、こむぎでんぷん、こめでん
ぷん等であり、またこれらを含有する穀類粉末も本発明
に於てでんぷん類に含まれるものとする。
れる公知のきのこ類であり、一般に市販5れ容易に入手
できるもの、たとえばシイタケ、エノキダケ、シメジ、
ヒラタケ、ナメコ、マツタケ等を挙げることができるが
、それのみならす地域的に食されるもの、スエヒロタケ
、カワラタケ、あるいはブクリヨウ、チョレイ、レイク
、サルノコシカケ等伝統的に用いられる特殊なものも含
むものである。これらは通常その子実体が入手できるが
、本発明においてはこれらの担子菌の人工的培養によっ
て得られる菌糸体を使用することもできる。これらの原
料を細切、磨砕したのち熱時水性溶媒で抽出するか、ア
ルカリ水溶液によって処理する等公知の手段によって抽
出し、得られた水性の抽出液を濃縮する。本発明におい
てはさらに培養ろ液を濃縮して担子菌エキスとすること
もできる。賦形剤として用いるでんぷん類とは、通常の
食用に供されるでんぷんであり特に限定するものではな
いが、たとえば、ばれいしょでんぷん、かんしょでんぷ
ん、とうもろこしでんぷん、こむぎでんぷん、こめでん
ぷん等であり、またこれらを含有する穀類粉末も本発明
に於てでんぷん類に含まれるものとする。
本発明の実施にあたっては上記の通り担子菌より公知の
方法によって抽出エキスを得る。たとえば切断あるいは
磨砕した子実体または菌糸体等に1.5〜20倍量の水
を加え50〜i o o ’cに保ち一定時間ののち固
形分を除去して抽出液を集める。あるいは希アルカリ水
を加えて低温で処理して固形物を去ったのち酩で中和し
て抽出液とする。その側木発明においてはその抽出方法
について特に限定するものではない。得られた抽出液は
濃縮して固形分含量的o、1〜10%程度の濃縮エキス
とするのが好ましい。
方法によって抽出エキスを得る。たとえば切断あるいは
磨砕した子実体または菌糸体等に1.5〜20倍量の水
を加え50〜i o o ’cに保ち一定時間ののち固
形分を除去して抽出液を集める。あるいは希アルカリ水
を加えて低温で処理して固形物を去ったのち酩で中和し
て抽出液とする。その側木発明においてはその抽出方法
について特に限定するものではない。得られた抽出液は
濃縮して固形分含量的o、1〜10%程度の濃縮エキス
とするのが好ましい。
担子菌の培養ろ液を原料とする場合は、担子菌の培養物
をろ過し、ろ液を上記と同様にして濃縮し、担子菌エキ
スとする。
をろ過し、ろ液を上記と同様にして濃縮し、担子菌エキ
スとする。
つぎに本発明では該濃縮エキス中に冷時でんぷん類の粉
末を混和してエキス成分ごでんぷん類粉末によく分散さ
せる。ここで加えるでんぷん類はエキス中の固形成分量
に対して少くとも0.5倍量以上を必要とするが、好ま
しくは1.5〜20倍量程度が適当であろう。この焔、
は最終製品の使用目的によって適宜選択される。濃縮エ
キスとでんぷんからなるスラリーは減圧または常圧にて
50〜110℃程度に加熱するη1、同温度の温風中で
加熱してスラリー中の水分を蒸散させて乾燥する。乾燥
温度には特に限定はないが、使用するでんぷんの糊化温
度以下で乾燥させたものは、製品の吸湿性か低い、着色
が少ない、粉砕か容易である等の利点を崩している。
末を混和してエキス成分ごでんぷん類粉末によく分散さ
せる。ここで加えるでんぷん類はエキス中の固形成分量
に対して少くとも0.5倍量以上を必要とするが、好ま
しくは1.5〜20倍量程度が適当であろう。この焔、
は最終製品の使用目的によって適宜選択される。濃縮エ
キスとでんぷんからなるスラリーは減圧または常圧にて
50〜110℃程度に加熱するη1、同温度の温風中で
加熱してスラリー中の水分を蒸散させて乾燥する。乾燥
温度には特に限定はないが、使用するでんぷんの糊化温
度以下で乾燥させたものは、製品の吸湿性か低い、着色
が少ない、粉砕か容易である等の利点を崩している。
本発明による新規固形エキスは通常は乾燥粉体として得
るのが便利であり、その後必要に応じて粒状あるいは錠
剤、カプセル剤等に成形することができる。本発明によ
って得られたものは原料のきのこの風味と香りをそのま
ま保有しているのでIJ 帛の補助食品として、また調
味用食品として好適である。
るのが便利であり、その後必要に応じて粒状あるいは錠
剤、カプセル剤等に成形することができる。本発明によ
って得られたものは原料のきのこの風味と香りをそのま
ま保有しているのでIJ 帛の補助食品として、また調
味用食品として好適である。
このようにして得られた本発明の固形エキスは、以下の
試験例に示す如く、でんぷん以外の賦形剤を使用した場
合に比較して格別に吸湿性が少なく、所望の特性をそな
えている。
試験例に示す如く、でんぷん以外の賦形剤を使用した場
合に比較して格別に吸湿性が少なく、所望の特性をそな
えている。
試験例
担子菌としてエノキタケ子実体を用い、その濃77((
エキスは固形公約2%を含むものとなし、これに各種賦
形剤を単独または混合したものを該エキスの固形分に対
して約5倍量添加して95〜100°Cに加熱し水を蒸
散させて乾燥し、得られた乾燥品の性状を観察した。結
果を表1に示す。表中の吸湿性については室温25°C
1相対湿度75%において1時間放置したのち観察した
もので(+)は吸湿性あり、(−)は吸湿性なし、を表
す。粉砕性とはその状態で乳鉢または小型のコーヒーミ
ルを使用して粉砕し粉末を得ようとしたとき(+)は粉
砕可能、(−)は粉砕不能を示す。
エキスは固形公約2%を含むものとなし、これに各種賦
形剤を単独または混合したものを該エキスの固形分に対
して約5倍量添加して95〜100°Cに加熱し水を蒸
散させて乾燥し、得られた乾燥品の性状を観察した。結
果を表1に示す。表中の吸湿性については室温25°C
1相対湿度75%において1時間放置したのち観察した
もので(+)は吸湿性あり、(−)は吸湿性なし、を表
す。粉砕性とはその状態で乳鉢または小型のコーヒーミ
ルを使用して粉砕し粉末を得ようとしたとき(+)は粉
砕可能、(−)は粉砕不能を示す。
表1で観察されるようにここに挙げた賦形剤の大多数の
ものでは吸湿性の強いものとなり、中には潮解してアメ
様粘着物を形成するものもある。
ものでは吸湿性の強いものとなり、中には潮解してアメ
様粘着物を形成するものもある。
吸湿性の強いものは当然のことながら粉砕糖の粉体とし
ての取りあつがいが困難ないし不可能となる。わずかに
アラビアゴム添加のもの、およびでんぷんを添加したも
のが吸湿性少なく粉砕も可能であることか認められる。
ての取りあつがいが困難ないし不可能となる。わずかに
アラビアゴム添加のもの、およびでんぷんを添加したも
のが吸湿性少なく粉砕も可能であることか認められる。
この御名の場合は保水性もすぐれており少しぐらい吸湿
量か増加してもその物性を維持して変化なく、いわゆる
湿気感受性が弱いものといえる。これに反し、そのほか
の賦形剤の場合では、わずかの吸湿量か増加したときで
もその物性に著しい影響をこうむるものとなり、湿気感
受性が極めて強いことか明らかである。この事実をさら
に明らかにしたものか表2である。これは表1の実験と
同一条件で濃縮エキスに単味賦形剤を添加したのち加熱
乾燥し、その水分含量3%程度となし乾燥空気下で60
メツシュ以上の粉末とし、これをガラス製乾燥皿中に厚
さ約2m+nに軽くひろげ、室温30°、相対湿度84
%の容器中に24時間保持して各試料の水分吸収量を測
定したものである。
量か増加してもその物性を維持して変化なく、いわゆる
湿気感受性が弱いものといえる。これに反し、そのほか
の賦形剤の場合では、わずかの吸湿量か増加したときで
もその物性に著しい影響をこうむるものとなり、湿気感
受性が極めて強いことか明らかである。この事実をさら
に明らかにしたものか表2である。これは表1の実験と
同一条件で濃縮エキスに単味賦形剤を添加したのち加熱
乾燥し、その水分含量3%程度となし乾燥空気下で60
メツシュ以上の粉末とし、これをガラス製乾燥皿中に厚
さ約2m+nに軽くひろげ、室温30°、相対湿度84
%の容器中に24時間保持して各試料の水分吸収量を測
定したものである。
表2で解るようにこれらの賦形剤添加の試料はほとんど
等しく水分を吸収する。このうちデキストリン、沈降炭
酸カルシウムでは潮解して粘着し粉末としての性質を全
く失うが、でんぷんの場合は依然として粉末状態を保持
している。アラビアゴムでは見かけは粉末様であるがそ
の流動性は全く失われていた。この試験からもでんぷん
はすぐれた保水性を持ち湿気感受性が特異的に小さい賦
形剤であることが証明された。
等しく水分を吸収する。このうちデキストリン、沈降炭
酸カルシウムでは潮解して粘着し粉末としての性質を全
く失うが、でんぷんの場合は依然として粉末状態を保持
している。アラビアゴムでは見かけは粉末様であるがそ
の流動性は全く失われていた。この試験からもでんぷん
はすぐれた保水性を持ち湿気感受性が特異的に小さい賦
形剤であることが証明された。
でんぷんを主成分とする穀類粉末も当然同様の性質を持
っているので本発明に於て使用することができる。しか
しこの場合は乾燥工程でかつ変し着色しやすいものがあ
り、またあるものはその穀類固有の香味を発し、そのた
めにきのこ特有の風味を損うものがあるので注意を要す
る。
っているので本発明に於て使用することができる。しか
しこの場合は乾燥工程でかつ変し着色しやすいものがあ
り、またあるものはその穀類固有の香味を発し、そのた
めにきのこ特有の風味を損うものがあるので注意を要す
る。
以下本発明組成物およびその製造方法を実施例によって
具体的に説明する。
具体的に説明する。
実施例 1
エノキタケ子実体300gを精製水3又中に混合してホ
モジナイザーにより細断し80〜100°Cで3詩間加
熱抽出する。冷橋ろ過し、固形物区分に精製水1.5文
を加え再度抽出をくり返えし、ろ液区分を合わして浴温
40〜50°Cでロータリーエフへボレーターにより減
圧にて50’Cm文に濃縮する。冷橋これにばれいしょ
でんぷん30gを加えよく混和しスラリーとする。ホ・
シトプレート上にスラリーをひろげ95〜100℃に加
熱し時々かきまぜながら水分を蒸発させ、ついで乾固す
る。乾固物のかたまりが得られるので、これを粗粉砕し
さらに乾燥をつづけ水分含量3%以下とする。このもの
を卓上小型コーヒーミルで微粉砕し60メツシュ以上の
区分を集める。37゜5gの淡かっ色粉末を得た。本市
はエノキタケ特有のうま味と佳香をもつ。
モジナイザーにより細断し80〜100°Cで3詩間加
熱抽出する。冷橋ろ過し、固形物区分に精製水1.5文
を加え再度抽出をくり返えし、ろ液区分を合わして浴温
40〜50°Cでロータリーエフへボレーターにより減
圧にて50’Cm文に濃縮する。冷橋これにばれいしょ
でんぷん30gを加えよく混和しスラリーとする。ホ・
シトプレート上にスラリーをひろげ95〜100℃に加
熱し時々かきまぜながら水分を蒸発させ、ついで乾固す
る。乾固物のかたまりが得られるので、これを粗粉砕し
さらに乾燥をつづけ水分含量3%以下とする。このもの
を卓上小型コーヒーミルで微粉砕し60メツシュ以上の
区分を集める。37゜5gの淡かっ色粉末を得た。本市
はエノキタケ特有のうま味と佳香をもつ。
実施例 2
エノキタケ子実体1kgを細切し、3文の精製水を加え
て3時間煮浦する。その後ろ過し、固形物は1Mの精製
水を加え、再度加熱抽出をくりかえす。ろ液区分は減圧
下、80’Cで濃縮し約300mJljとする。冷却し
たのち、ばれいしょでんぷん°100gを加えよく混和
する。この混合物をステンレス製トレー中にひろげ55
°Cの乾燥空気を送風して水分を蒸散させ乾燥する。得
られた固形物を粉砕機によって粉砕し微粉とする。淡黄
かつ色粉末を1.25kg収得した。
て3時間煮浦する。その後ろ過し、固形物は1Mの精製
水を加え、再度加熱抽出をくりかえす。ろ液区分は減圧
下、80’Cで濃縮し約300mJljとする。冷却し
たのち、ばれいしょでんぷん°100gを加えよく混和
する。この混合物をステンレス製トレー中にひろげ55
°Cの乾燥空気を送風して水分を蒸散させ乾燥する。得
られた固形物を粉砕機によって粉砕し微粉とする。淡黄
かつ色粉末を1.25kg収得した。
実施例 3
ナメコ子実体500gを精製水3旦と供にホモジナイザ
ーにより細断し10000に加熱して約2時間抽出する
。冷橋遠心分#機により」−澄液を得る。沈でん区分は
さらに1.5文の精製水を混じて100°Cに30分間
保ち冷橋遠心分離して上澄液を得る。上澄区分を合し減
圧下に濃縮する。約600mJ1となったとき濃縮をや
め、冷時ばれいしょでんぷん100gを加え均一なスラ
リーとなし浅いステンレス製バンド中に流し込んでひろ
げ熱風乾燥機の中に置き約80°Cで送風する。ときど
きかきまぜて水分を蒸散させ固形物とする。これを粗粉
砕しさらに熱風下に乾燥して水分金星1%以下とし微粉
砕する。淡赤かっ色粉末142gを得た。
ーにより細断し10000に加熱して約2時間抽出する
。冷橋遠心分#機により」−澄液を得る。沈でん区分は
さらに1.5文の精製水を混じて100°Cに30分間
保ち冷橋遠心分離して上澄液を得る。上澄区分を合し減
圧下に濃縮する。約600mJ1となったとき濃縮をや
め、冷時ばれいしょでんぷん100gを加え均一なスラ
リーとなし浅いステンレス製バンド中に流し込んでひろ
げ熱風乾燥機の中に置き約80°Cで送風する。ときど
きかきまぜて水分を蒸散させ固形物とする。これを粗粉
砕しさらに熱風下に乾燥して水分金星1%以下とし微粉
砕する。淡赤かっ色粉末142gを得た。
実施例 4
ホンシメジ子実体100gを精製水1文とともに細断し
、ときどきかきまぜなから95°C12時間保持する。
、ときどきかきまぜなから95°C12時間保持する。
冷橋遠心分離して上澄液を得る。沈でん物は再度精製水
14を用い加熱抽出して上澄液を集める。これを減圧濃
縮し200m文とする。これにとうもろこしでんぷん2
00gを混合しホットプレート上にひろげ105°Cに
て乾燥し粉末とする。206gの淡かつ金粉末を収得し
た。
14を用い加熱抽出して上澄液を集める。これを減圧濃
縮し200m文とする。これにとうもろこしでんぷん2
00gを混合しホットプレート上にひろげ105°Cに
て乾燥し粉末とする。206gの淡かつ金粉末を収得し
た。
実施例5
化シイタケ100gを使用して実施例3と同様に処理し
、濃縮エキス200mMを得た。これに、こむぎでんぷ
ん100gを混和し80°Cで熱風乾燥する。110g
の淡灰色粉末を得た。
、濃縮エキス200mMを得た。これに、こむぎでんぷ
ん100gを混和し80°Cで熱風乾燥する。110g
の淡灰色粉末を得た。
実施例 6
グルコース3.0%、硝酸す・トリウム0.3%、りん
酸第1カリウムO81%、硫酸マグネ、シウム0.05
%、塩化カリウム0.5%、酵母エキス0.1%、硫酸
第1鉄0.005%を含む培地50 ’Om (lを調
製し115°Cで15分間加圧滅菌したのち、ナメコの
菌糸を培養した。培養はレシプロシェーカーにより28
°Cで14日間行う。
酸第1カリウムO81%、硫酸マグネ、シウム0.05
%、塩化カリウム0.5%、酵母エキス0.1%、硫酸
第1鉄0.005%を含む培地50 ’Om (lを調
製し115°Cで15分間加圧滅菌したのち、ナメコの
菌糸を培養した。培養はレシプロシェーカーにより28
°Cで14日間行う。
培養終了後、生育した菌糸体を集め、ろ液区分と分別す
る。ろ液区分は減圧濃縮して200m文とし100gの
ばれいしょでんぷんと混合したのち80°Cで熱風乾燥
を行い粉砕する。淡灰かっ色の粉末118gを得た。
る。ろ液区分は減圧濃縮して200m文とし100gの
ばれいしょでんぷんと混合したのち80°Cで熱風乾燥
を行い粉砕する。淡灰かっ色の粉末118gを得た。
菌糸体区分はよく水洗したのち0.04%の木酢化ナト
リウム水溶液100mM中に混合しホモジナイザーによ
って磨砕し一夜冷所に保存する。
リウム水溶液100mM中に混合しホモジナイザーによ
って磨砕し一夜冷所に保存する。
ついで遠心分離して上澄液を集める。沈でんする固形物
は50m文の水で2回洗浄し、上澄液に合したのち0.
INl酸にて正確に中和する。これを減圧下に濃縮して
約10’OmMとし100gのばれいしょでんぷんを混
和して80°Cの熱風で乾燥する。淡灰色の粉末104
gを得る。
は50m文の水で2回洗浄し、上澄液に合したのち0.
INl酸にて正確に中和する。これを減圧下に濃縮して
約10’OmMとし100gのばれいしょでんぷんを混
和して80°Cの熱風で乾燥する。淡灰色の粉末104
gを得る。
実施例 フ
エノキタケ子実体100gをよく水洗したのち細断し0
.03%水酸化カリウム水溶液200m見中に混合して
室温に24時間放置する。つぎにこれをろ過して淡黄色
、やや粘性のろ液を得る6沈でん物は100m文の水で
2回洗う。ろ液を集め0.1N塩酸で正確に中和する。
.03%水酸化カリウム水溶液200m見中に混合して
室温に24時間放置する。つぎにこれをろ過して淡黄色
、やや粘性のろ液を得る6沈でん物は100m文の水で
2回洗う。ろ液を集め0.1N塩酸で正確に中和する。
少し白濁するので一度ろ過して透明となし、45℃の浴
温で減圧濃縮し約70muの濃縮エキスとする。とうも
ろこしでんぷん50gを加えよく練合しホットプレート
」二にひろげ95〜i o o ’cで乾燥する。これ
を60メツシュ以上に粉砕して淡赤かっ色の粉末57g
を収得した。
温で減圧濃縮し約70muの濃縮エキスとする。とうも
ろこしでんぷん50gを加えよく練合しホットプレート
」二にひろげ95〜i o o ’cで乾燥する。これ
を60メツシュ以上に粉砕して淡赤かっ色の粉末57g
を収得した。
実施例 8
ブクリヨウ(萩苓)を約3mmに中断した粗粉Q50g
とり、0.4%水酸化ナトリウム水溶液100m父に懸
濁し、ときどきかきまぜながら約5時間室温に放置する
。その後これをろ過して、ろ液を得る。固形分はloo
miの水を用いて3回洗浄し、ろ液に混合する。つぎに
希塩酸を添加して正確に中和する。液は白濁してくるが
、そのままエバポレーターで濃縮する。約200m!;
Lの濃縮液となし、これにこむぎでんぷん100’gを
加えてスラリーとする。これを100〜105°Cのホ
ットプレート上で乾燥し粉砕する。灰白色粉末150g
を得た。
とり、0.4%水酸化ナトリウム水溶液100m父に懸
濁し、ときどきかきまぜながら約5時間室温に放置する
。その後これをろ過して、ろ液を得る。固形分はloo
miの水を用いて3回洗浄し、ろ液に混合する。つぎに
希塩酸を添加して正確に中和する。液は白濁してくるが
、そのままエバポレーターで濃縮する。約200m!;
Lの濃縮液となし、これにこむぎでんぷん100’gを
加えてスラリーとする。これを100〜105°Cのホ
ットプレート上で乾燥し粉砕する。灰白色粉末150g
を得た。
実施例 9
ナメコ子実体100gをとり、実施例2の方法で抽出し
て濃縮エキス300m文を得る。これに冷時、こめ粉(
上新粉)95gおよびばれいしょでんぷん35gからな
る混合粉末を加え、よぐ練合してスラリーとする。この
ものを約80℃の熱風下で乾燥する。やや着色してくる
がそのまま乾燥を続けたのち粉砕する。赤かつ色の粉末
136gを得た。
て濃縮エキス300m文を得る。これに冷時、こめ粉(
上新粉)95gおよびばれいしょでんぷん35gからな
る混合粉末を加え、よぐ練合してスラリーとする。この
ものを約80℃の熱風下で乾燥する。やや着色してくる
がそのまま乾燥を続けたのち粉砕する。赤かつ色の粉末
136gを得た。
実施例 10
実施例5と同様の培地500m文にスエヒロタケ菌糸を
培養し、培養後、培養菌糸体を含んだままホモジナイズ
してよく磨砕し95〜100℃に加熱する。約3時間の
のち冷却し、遠心分#機にかける。沈でん物を除去して
透明液を集め減圧濃縮する。約100mMのHIW液と
なし、これに100gのとうもろこしでんぷんを混合し
95〜105°Cのプレート上にひろげ、水分を蒸発さ
せて乾燥する。乾燥品は粉砕し、粉末とするa 110
gの粉末を収得した。
培養し、培養後、培養菌糸体を含んだままホモジナイズ
してよく磨砕し95〜100℃に加熱する。約3時間の
のち冷却し、遠心分#機にかける。沈でん物を除去して
透明液を集め減圧濃縮する。約100mMのHIW液と
なし、これに100gのとうもろこしでんぷんを混合し
95〜105°Cのプレート上にひろげ、水分を蒸発さ
せて乾燥する。乾燥品は粉砕し、粉末とするa 110
gの粉末を収得した。
参考例
実施例1で得られた乾燥粉末70gに、乳糖17.5g
、結晶セルローズ10.5g、ヒドロキシプロピルセル
ローズO,,5g、ステアリン酸マクネシウム1.4g
、タルク1.4gを混合し、打錠する。1錠0.38g
の錠剤を253錠収得した。
、結晶セルローズ10.5g、ヒドロキシプロピルセル
ローズO,,5g、ステアリン酸マクネシウム1.4g
、タルク1.4gを混合し、打錠する。1錠0.38g
の錠剤を253錠収得した。
特許出願人 社団法人長野系農村工業研究所(外1名
)
)
Claims (2)
- (1)担子菌エキスおよびでんぷんからなることを特命
とする固形担子菌エキス。 - (2)担子菌エキスを水の存在下ででんぷんと混合し、
加熱乾燥することを特徴とする固形担子菌エキスの製造
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58069135A JPS59196065A (ja) | 1983-04-21 | 1983-04-21 | 固形担子菌エキスおよびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58069135A JPS59196065A (ja) | 1983-04-21 | 1983-04-21 | 固形担子菌エキスおよびその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59196065A true JPS59196065A (ja) | 1984-11-07 |
Family
ID=13393894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58069135A Pending JPS59196065A (ja) | 1983-04-21 | 1983-04-21 | 固形担子菌エキスおよびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59196065A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010158234A (ja) * | 2008-12-11 | 2010-07-22 | Takara Bio Inc | テルペン含有組成物 |
-
1983
- 1983-04-21 JP JP58069135A patent/JPS59196065A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010158234A (ja) * | 2008-12-11 | 2010-07-22 | Takara Bio Inc | テルペン含有組成物 |
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