JPS59187016A - メラミン樹脂の製法 - Google Patents

メラミン樹脂の製法

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Publication number
JPS59187016A
JPS59187016A JP6186383A JP6186383A JPS59187016A JP S59187016 A JPS59187016 A JP S59187016A JP 6186383 A JP6186383 A JP 6186383A JP 6186383 A JP6186383 A JP 6186383A JP S59187016 A JPS59187016 A JP S59187016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
melamine
resin
melamine resin
formaldehyde
hydantoin
Prior art date
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Pending
Application number
JP6186383A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Izumi
泉 秀雄
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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  • Phenolic Resins Or Amino Resins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、化粧板用樹脂や積層板用樹脂として用いら
れているメラミン樹脂の製法に関する。
〔背景技術〕
ボストフォーミング用メラミン化粧板等に用いられるメ
ラミン樹脂としては、メラミンおよびホルムアルデヒド
のみからつくられたストレートのものでは得られる硬化
体が硬くてもろいため、従来、メラミンおよびホルムア
ルデヒドに、ジオクチルフタレート(DOP)やグリコ
ール等の可塑剤あるいはブタノールを加えてつくり、得
られる硬化体に可撓性が付与されるようにした変性メラ
ミン樹脂が使用されている。
しかしながら、前記のような変性メラミン樹脂では得ら
れる硬化体が耐水性に劣るものとなり、表面が傷つき易
く、高い温度に加熱しなければ柔らかくならないためボ
ストフォーミング加工が困輝となるという問題があった
〔発明の目的〕
この発明は、可撓性を有し、耐水性に優れ、表面が傷つ
きにくく、しかも、比較的低い温度であっても容易に柔
らかくなる硬化体を得ることができるメラミン樹脂の製
法を提供することを目的とする。
〔発明の開示〕
前記のような目的を達成するため、この発明は、メラミ
ン1モルに対してホルムアルデヒドを1゜5〜2.8モ
ルの割合、ヒダントイン類を0.2〜5モルの割合でそ
れぞれ配合したものをアルカリ性で反応させることを特
徴とするメラミン樹脂の製法をその要旨としている。以
下に、この発明の詳細な説明する。
まず、メラミン1モルに対し、ホルムアルデヒドを1.
5〜2.8モルの割合(F/M=1.5〜2.8)、5
.5−ジメチルヒダントイン等のヒダントイン類を0.
2〜5モル(H/M=0.2〜5)の割合でそれぞれ配
合し、無機アルカリ、有機アルカリ等の触媒を加えてア
ルカリ性で共重合反応させる。メラミン1モルに対する
ホルムアルデヒドの割合が1.5モル未満では、反応性
が劣ったものとなり、2.8モルを越えると得られる硬
化体のホルマリン臭が強くなるとともに□得られる硬化
体の耐水性が低くなる。メラミン1モルに対するヒダン
トイン類の割合が0.2モル未満では得られる硬化体に
わずかな可撓性しか付与することができず、5モルを越
えると耐水性が劣ったものとなる。
前記のような反応条件によれば、可撓性を有し、耐水性
にも優れ、表面が傷つきにり<、比較的低い温度であっ
ても容易に柔らか(なる硬化体が得られるのである。
つぎに、実施例および比較例について説明する〔実施例
1〕 メラミン1モルに対して、ホルムアルデヒド2゜3モル
を37%ホルマリンとして加え、つぎに、ジメチルヒダ
ントイン0.5モルとパラトルエンスルホンアミド0.
2モルとを加えた。還流温度で30分間反応させたのち
、脱水処理を行ない、さらに、35℃における粘度がl
 5 c P、比重が1.10(35°C)になるよう
メチルアルコールで希釈して、固形分50重量%の変性
メラミン樹脂を得た。
〔実施例2〕 メラミン1モルに対して、ジメチルヒダントインを2モ
ルとパラトルエンスルホンアミドを0.5モルそれぞれ
加えるようにしたほかは、実施例1と同様の反応および
処理を行なって変性メラミン樹脂を得た。
〔比較例〕
メラミン1モルに対しホルムアルデヒド2.3モルを3
7%ホルマリンとして加え、つぎに、ジシアンジアミド
を0.1モル加えて反応を行なった。
このあと、実施例1と同様、脱水処理を行ない、さらに
、メタノールで希釈してメラミン樹脂を得た。
実施例1.2および比較例のメラミン樹脂を用い、つぎ
のようにして、3種類のメラミン化粧板をつくった。
まず、フェノール1モルに対して、ホルムアルデヒド1
.6モルを37%ホルマリンとして加え、水酸化ナトリ
ウムでアルカリ性にしてから還流温度で45分間反応さ
せてフェノール樹脂をつくった。160 g/rdのク
ラフト紙にこのフェノール樹脂を含浸させたあと、乾燥
を行なって樹脂量40重量%のフェノール樹脂含浸プリ
プレグをつく′フた。
他方、実施例1.2および比較例で得られたメラミン樹
脂を、それぞれ、160g/mのクラフト紙に含浸させ
たあと、乾燥を行なって、樹脂量50重量%のパターン
プリプレグを3種類つくった。
3種類のパターンプリプレグについて、それぞれ、前記
のようにして得られたフェノール樹脂含浸プリプレグを
4枚重ね合わせ、4枚の上にパターンプリプレグを載置
したあと、100kg/cnl。
140℃の条件で50分間問題成形して厚み1mmのメ
ラミン化粧板をつくった。
得られた3種のメラミン化粧板について、曲げ必要温度
9曲げ可能アールおよび耐熱水性を試験した。ただし、
試験はすべて JIS  K  6902 (熱硬化性
樹脂化粧板試験方法ンによる。
試験結果を第1表に示す。
(以下余白) 第1表 第1表より、実施例1および2により得られたメラミン
樹脂を用いてつくったメラミン化粧板は、比較例により
得られたメラミン樹脂を用いてつくったものに比べ、耐
熱水性は同程度であるが、曲げ必要温度が低いのでボス
トフォーミングを行なうのが容易にでき、曲げ可能アー
ルが小さいので可撓性が大きいことがわかる。
代理人 弁理士  松 本 武 彦

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11メラミン1モルに対してホルムアルデヒド全1.
    5〜268モルの割合、ヒダントイン類を0.2〜5モ
    ルの割合でそれぞれ配合したものをアルカリ性で反応さ
    せることを特徴とするメラミン樹脂の製法。 (2)  ヒダントイン類として、5.5−ジメチルヒ
    ダントインが用いられる特許請求の範囲第1項記載のメ
    ラミン樹脂の製法。
JP6186383A 1983-04-07 1983-04-07 メラミン樹脂の製法 Pending JPS59187016A (ja)

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