JPS606716A - 積層板用フエノ−ル樹脂 - Google Patents
積層板用フエノ−ル樹脂Info
- Publication number
- JPS606716A JPS606716A JP11426383A JP11426383A JPS606716A JP S606716 A JPS606716 A JP S606716A JP 11426383 A JP11426383 A JP 11426383A JP 11426383 A JP11426383 A JP 11426383A JP S606716 A JPS606716 A JP S606716A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phenolic resin
- formaldehyde
- urea
- resin
- added
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Phenolic Resins Or Amino Resins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は耐トラツキング性の優れた積層板用フェノール
樹脂に関する。
樹脂に関する。
[発明の技術的背蒙とその問題点J
近年電子工業の著しい発達により印刷配線板の使用条件
が苛酷になり基板に要求される特性がますます厳しいも
のになってきている。 特に部品のチップ化、自動挿入
化、高密度パターン化等により優れた電気特性、物理特
性、加工性を有する積層板が必要とされるようになって
きた。 要求される特性のなかでも耐トラツキング性の
よい積層板がなく、これらの開発が要望されている。
が苛酷になり基板に要求される特性がますます厳しいも
のになってきている。 特に部品のチップ化、自動挿入
化、高密度パターン化等により優れた電気特性、物理特
性、加工性を有する積層板が必要とされるようになって
きた。 要求される特性のなかでも耐トラツキング性の
よい積層板がなく、これらの開発が要望されている。
[発明の目的]
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、耐トラツキ
ング性の優れた積層板用フェノール樹脂を提供すること
を目的としている。
ング性の優れた積層板用フェノール樹脂を提供すること
を目的としている。
[発明の概要]
本発明は前記の目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果
、フェノール樹脂生成反応におけるM離の未反応ホルム
アルデヒドを尿素を配合することによって低減すれば耐
トラツキング性が向上することを見い出したものである
。
、フェノール樹脂生成反応におけるM離の未反応ホルム
アルデヒドを尿素を配合することによって低減すれば耐
トラツキング性が向上することを見い出したものである
。
即ち本発明は、紙フェノールI層板用フェノール樹脂に
おいて、前記フェノール樹脂に使用されるホルムアルデ
ヒドに対して、1〜20重量%の尿素を配合することを
特徴とする積層板用フェノール樹脂である。
おいて、前記フェノール樹脂に使用されるホルムアルデ
ヒドに対して、1〜20重量%の尿素を配合することを
特徴とする積層板用フェノール樹脂である。
本発明に使用する紙フエノール積層板用フェノール樹脂
としては、従来用いられている総てのものを指し、例え
ば桐油変性フェノール樹脂のような乾性油変性フェノー
ル樹脂、メラミン父性フェノール樹脂のようなトリアジ
ン変性71ノール樹脂、キシレン樹脂変性フェノール樹
脂のような石油樹脂変性フェノール樹脂等が挙げられる
。
としては、従来用いられている総てのものを指し、例え
ば桐油変性フェノール樹脂のような乾性油変性フェノー
ル樹脂、メラミン父性フェノール樹脂のようなトリアジ
ン変性71ノール樹脂、キシレン樹脂変性フェノール樹
脂のような石油樹脂変性フェノール樹脂等が挙げられる
。
本発明に用いる尿素としては通當使用されているものが
用いられる。 尿素の配合量は、フェノール樹脂に用い
るホルムアルデヒドに対して 1〜20重量%が使用さ
れる。 配合量が1重量%未満では耐トラツキング性に
効果がなく、20重量%を超えると特に電気特性、機械
的特性を劣化させるため好ましくなく、従ってその配合
量は1〜20重但%に限定される。 尿素を配合する時
期は脱水反応終了直前か終了後が望ましく、反応条イ1
として80℃で10−20分程度が適当である。 尿素
を配合J゛ることによってフェノール樹脂生成反応中に
存在する遊離のホルムアルデヒドを減少させ、このフェ
ノール樹脂を使用した積層板中の遊離のホルムアルデヒ
ドを減少させて、その結果として積層板の耐トラツキン
グ性を向上させるものである。
用いられる。 尿素の配合量は、フェノール樹脂に用い
るホルムアルデヒドに対して 1〜20重量%が使用さ
れる。 配合量が1重量%未満では耐トラツキング性に
効果がなく、20重量%を超えると特に電気特性、機械
的特性を劣化させるため好ましくなく、従ってその配合
量は1〜20重但%に限定される。 尿素を配合する時
期は脱水反応終了直前か終了後が望ましく、反応条イ1
として80℃で10−20分程度が適当である。 尿素
を配合J゛ることによってフェノール樹脂生成反応中に
存在する遊離のホルムアルデヒドを減少させ、このフェ
ノール樹脂を使用した積層板中の遊離のホルムアルデヒ
ドを減少させて、その結果として積層板の耐トラツキン
グ性を向上させるものである。
本発明のフェノール樹脂組成物に動燃剤を添加し難燃性
樹脂組成物としても耐トラツキング性の効果は十分保持
される。
樹脂組成物としても耐トラツキング性の効果は十分保持
される。
[発明の実施例]
次に本発明の詳細な説明する。
実施例 1
フンデンザf」四つロフラスコに桐油100g、フェノ
ール200g、パラトルエンスルホンl O,3gを仕
込み、100℃で1時間′反応させた後、37%ホルマ
リン26017を加えモノメチルアミンでpl(5に調
節した後、100℃で2時間反応さゼる。 その後、7
0℃で減圧脱水し、湿度が80℃に達したところで尿素
10gを加え更に15分間反応を続【プでフェノール樹
脂を得た。 次いでトルエン:エタノール(1:1)溶
液で希釈し、樹脂固形分55%、粘度1.5ポアズ(2
5℃)、ゲル化時間3分(150℃)のワニス(A)を
調製した。
ール200g、パラトルエンスルホンl O,3gを仕
込み、100℃で1時間′反応させた後、37%ホルマ
リン26017を加えモノメチルアミンでpl(5に調
節した後、100℃で2時間反応さゼる。 その後、7
0℃で減圧脱水し、湿度が80℃に達したところで尿素
10gを加え更に15分間反応を続【プでフェノール樹
脂を得た。 次いでトルエン:エタノール(1:1)溶
液で希釈し、樹脂固形分55%、粘度1.5ポアズ(2
5℃)、ゲル化時間3分(150℃)のワニス(A)を
調製した。
実施例 2
コンデンサ何匹つ目フラスコにメラミン126g、37
%ホルマリン243gを仕込みトリエチルアミンを添加
して I)H9に調節したのち、90℃に加熱し300
分間反応せる。 次いでフェノール188gと37%ホ
ルマリン308gを加え、還流反応で2時間反応させる
。 その後、70℃で減圧脱水し、温度が80℃に達し
た所で尿素12(lを加え、さらに15分反応を続Gプ
でフェノール樹脂を得た。 次にトルエン:メタノール
(1:1)溶液で希釈し、樹脂固形分55%、粘度1.
5ポアズ(25℃)、ゲル化時間2分(150℃)のワ
ニス(B)を調製した。
%ホルマリン243gを仕込みトリエチルアミンを添加
して I)H9に調節したのち、90℃に加熱し300
分間反応せる。 次いでフェノール188gと37%ホ
ルマリン308gを加え、還流反応で2時間反応させる
。 その後、70℃で減圧脱水し、温度が80℃に達し
た所で尿素12(lを加え、さらに15分反応を続Gプ
でフェノール樹脂を得た。 次にトルエン:メタノール
(1:1)溶液で希釈し、樹脂固形分55%、粘度1.
5ポアズ(25℃)、ゲル化時間2分(150℃)のワ
ニス(B)を調製した。
実施例 3
コンデンサ何匹つロフラスコに桐油100g、フェノー
ル100g、二カノールH(三菱瓦斯化学社製キシレン
樹脂商品名> 75g、パラトルエンスルホン酸0.2
7Qを仕込み100℃で1時間反応させた後、37%ホ
ルマリン130gを加え、モノメチルアミンでpl−1
5に調節した後100℃で2時間反応させる。
ル100g、二カノールH(三菱瓦斯化学社製キシレン
樹脂商品名> 75g、パラトルエンスルホン酸0.2
7Qを仕込み100℃で1時間反応させた後、37%ホ
ルマリン130gを加え、モノメチルアミンでpl−1
5に調節した後100℃で2時間反応させる。
次いで70℃で減圧脱水し、温度80℃で尿素6gを加
え更に15分間反応を続(〕てフェノール樹脂を得た。
え更に15分間反応を続(〕てフェノール樹脂を得た。
得られた樹脂をトルエン:メタノール(1:1)溶液
で希釈し、樹脂固形分55%、粘度2.3ポアズ(25
℃)、ゲル化時間2分30秒(150℃)のワニス(C
)を調製した。
で希釈し、樹脂固形分55%、粘度2.3ポアズ(25
℃)、ゲル化時間2分30秒(150℃)のワニス(C
)を調製した。
比較例 1〜3
実施例1〜3において尿素を配合しないワニスを調製し
イれぞれ(D)(E)CF’)とした。
イれぞれ(D)(E)CF’)とした。
以上の実施例及び比較例で得たワニス(A、B。
C,D、E、F)を10ミルスのクラフト紙に含浸塗布
し、樹脂含有間50重量%、レジンフロー8%の加工紙
を得た。 この加工紙8枚と接着剤付銅箔1枚を重ね1
70°C,100kg/cm’で75分間加熱加圧成形
し、厚さ1.6mmの銅張積層板を得た。
し、樹脂含有間50重量%、レジンフロー8%の加工紙
を得た。 この加工紙8枚と接着剤付銅箔1枚を重ね1
70°C,100kg/cm’で75分間加熱加圧成形
し、厚さ1.6mmの銅張積層板を得た。
得られた銅張積層板について耐トラツキング試験を行い
第1表の結果を得た。
第1表の結果を得た。
[発明の効果]
本発明は尿素を配合することによって遊離ホルマリンを
減少させることによって耐トラツキング性を向上ざぜる
ことができる。 第1表から本発明の顕著な効果が確認
された。
減少させることによって耐トラツキング性を向上ざぜる
ことができる。 第1表から本発明の顕著な効果が確認
された。
特許出願人 東芝ケミカル株式会社
Claims (1)
- 1 紙フエノール積層板用フェノール樹脂において、前
記フェノール樹脂に使用されるホルムアルデヒドに対し
て1〜20重量%の尿素を配合することを特徴とする積
層板用フェノール樹脂。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11426383A JPS606716A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 積層板用フエノ−ル樹脂 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11426383A JPS606716A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 積層板用フエノ−ル樹脂 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS606716A true JPS606716A (ja) | 1985-01-14 |
Family
ID=14633414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11426383A Pending JPS606716A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 積層板用フエノ−ル樹脂 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS606716A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0480778A2 (fr) * | 1990-10-12 | 1992-04-15 | Isover Saint-Gobain | Résine phénolique, procédé de préparation de la résine et composition d'encollage de fibres minérales la contenant |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5480392A (en) * | 1977-12-07 | 1979-06-27 | Matsushita Electric Works Ltd | Production of plasticized phenolic resin |
-
1983
- 1983-06-27 JP JP11426383A patent/JPS606716A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5480392A (en) * | 1977-12-07 | 1979-06-27 | Matsushita Electric Works Ltd | Production of plasticized phenolic resin |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0480778A2 (fr) * | 1990-10-12 | 1992-04-15 | Isover Saint-Gobain | Résine phénolique, procédé de préparation de la résine et composition d'encollage de fibres minérales la contenant |
FR2667865A1 (fr) * | 1990-10-12 | 1992-04-17 | Saint Gobain Isover | Resine phenolique, procede de preparation de la resine et composition d'encollage de fibres minerales la contenant. |
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