JPS59179927A - ア−スアンカ−棒 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明はアースアンカー棒、より詳細にはグラウト相
を注入して地山内に定着せしめる接着式のアースアンカ
ー棒に関する。

（従来の技術） 従来、接着式のアースアンカー棒を地山に埋設し、これ
を定着せしめるには、予め穿孔した孔内にアンカー棒を
差込み、同時にその周凹にグラウト材を圧入し、アンカ
ー棒を地山内に定着していた。このため、穿孔、建込み
、グラウト注入等の異なる作業を組合わせねばならず、
作業能率が低く、施工コストの低減がむずかしかった。

（発明の目的） この発明は上記事情に鑑みなされたものであり、その目
的は建込みおよび定着が簡易化でき、工事のスピード化
２低コスト化を図り得るアースアンカー棒を提案するに
ある。

（発明の構成） 以下、図示する実施例により説明する。

第１図において、地山を上からａ、ｂ、ｃ・・・の順に
区切り掘削して形成した切土法面１にアースアンカー棒
２を取付は法面防護工３が施工しである。このアースア
ンカー棒２は第２，３図に示すごとく、異形鉄筋の側面
に長さ方向に沿い溝条４があり、頭部にナツトに螺合す
る雄ねじ部５が設けである。溝条４にはグラウト材送給
用のパイプ６を嵌挿できる寸法であシ、バイブロにはグ
ラウト材の吹出孔７が多数穿設しである。

このアースアンカー棒２を地山に取付けるには溝条４に
予め頭部から先端にわたシバイブ６を嵌挿しておき、そ
の状態で直接地山法面１に打設する。所定深さまで打込
んだならはバイブロを経由してグラウト材を圧送し、吹
出孔７からアンカー棒２の周囲地山内にグラウト材８を
充填し、アンカー棒２を地山内に定着する。グラウト材
８の固化をまって、頭部に座金９を挿通しナツト１０を
締結し取付施工は完了する。なお、溝条４は１条である
ものに限らない。必要に応じ複数条形成してもよい。

（作　用） このアースアンカー棒は以上の構成であり、アンカー棒
には溝条があり、との溝条にグラウト材用送給管を嵌挿
し、アンカー棒と一体となし、穿孔することなく直接地
山に打設ができる。送給管は損傷を受けることなく、打
設後直ちに送給管を経由してグラウト材を容易に圧入し
てアンカー棒周囲地山内に充填できる。

（変　形　例） アースアンカー棒の代りに中空管、例えば第５図のごと
き、頭部に雄ねじ部１１１周面に透孔１２があるガス管
１３を用いる場合がある。この場合、ガス管１３は中空
をなし、透孔１２があるのでグラウト送給管は不要であ
り、ガス管を経由して周囲地山内にグラウト材を圧入充
填できる。

しかしガス管等中空管は強度があまり高くなく、頭部に
加工したねじ部１１が打込み時につぶれナツト締めが不
可能となる場合がある。この様な場合には第６図に示す
ごとく、地山内に打設したガス管１３の中に、この発明
になるアースアンカー棒２を溝条４内にバイブロを嵌挿
した状態で挿入し、バイブロを経由してグラウト材８を
ガス管１３内およびガス管外周縁地山内に圧入充填し、
アンカー棒２の頭部に座金９をナツト１０で締結し、ア
ンカーの取付けは完了する。

（発明の効果） この発明は以上の通りであり、アースアンカー棒とグラ
ウト材用送給管を一体となし、直接地山に打込みができ
、直ちにグラウト材を簡易に圧入充填できる。従って施
工の能率化、コストの低減が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は地山を掘削してなった切土法面に形成した法面
防護工の縦断面図、第２図は実施例のアースアンカー棒
の側面図、第３図（ａ）、（ｂ）はこのアースアンカー
棒の側断面図および正断面図、第４図はアースアンカー
棒を打込み定着した地山の縦断面図、第５図はガス管の
側面図１第６図は地山に打込んだガス管内にアースアン
カー棒を挿入し定着した状態の縦断面図である。 １・・切土法面、２・・アースアンカー棒、３・・法面
防護工、４・・溝条、５・・雄ねじ部、６・・パイプ、
７・・吹出孔、８・・グラウト材、９・・座金、１０・
・ナツト、１１・・雄ねじ部、１２・・透孔、１３・・
ガス管。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　グラウト材を注入して地山内に定着せしめる
   ア・−スアンカー棒において、該アースアンカー棒は側
   面に長さ方向に涜いグラウト材送給管を嵌挿できる溝条
   が設けであることを特徴とするアースアンカー棒。