JPH0455083Y2 - - Google Patents
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- JPH0455083Y2 JPH0455083Y2 JP2212087U JP2212087U JPH0455083Y2 JP H0455083 Y2 JPH0455083 Y2 JP H0455083Y2 JP 2212087 U JP2212087 U JP 2212087U JP 2212087 U JP2212087 U JP 2212087U JP H0455083 Y2 JPH0455083 Y2 JP H0455083Y2
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- Japan
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- lock bolt
- drilling
- rod
- drilling machine
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- Expired
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Landscapes
- Piles And Underground Anchors (AREA)
- Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、山岳や道路等の斜面崩壊を防止する
ため、斜面に打込まれる斜面補強用のロツクボル
トに関するもので、クローラドリル、アンカー打
込等の穿孔機械及び小口径管圧入推進機械に取付
けて使用される。
ため、斜面に打込まれる斜面補強用のロツクボル
トに関するもので、クローラドリル、アンカー打
込等の穿孔機械及び小口径管圧入推進機械に取付
けて使用される。
従来のロツクボルトの構造及び施工法を第9図
乃至第11図に示す。
乃至第11図に示す。
山岳地帯に建設される道路や、山地での宅地造
成等において、傾斜地を切り開いた斜面は、崩壊
を防止するため、ロツクボルトを数多く打込み、
セメントで固めて、安定化を図る必要がある。
成等において、傾斜地を切り開いた斜面は、崩壊
を防止するため、ロツクボルトを数多く打込み、
セメントで固めて、安定化を図る必要がある。
従来、ロツクボルトCの埋設は、
1 穿孔機Aに、穿孔ロツドBを取付け、必要長
さまで穿孔する。(第9図) 2 穿孔ロツドBを取外し、ロツクボルトCを挿
入する。(第10図) 3 セメントミルクDを、ロツクボルトCを挿入
した穴に流し込み、硬化させて固定する。(第
11図) の手順で行つていた。
さまで穿孔する。(第9図) 2 穿孔ロツドBを取外し、ロツクボルトCを挿
入する。(第10図) 3 セメントミルクDを、ロツクボルトCを挿入
した穴に流し込み、硬化させて固定する。(第
11図) の手順で行つていた。
前述のような従来技術によると、穿孔機による
斜面への穿孔後、穿孔ロツドを回収し、再びロツ
クボルトを挿入する二工程作業であり、斜面がく
ずれやすいと、穿孔するまでに時間がかかり、ロ
ツクボルトを挿入する際も、せつかく穿孔した穴
の壁面がくずれて穴が埋りやすくロツクボルトが
入り難いため作業性が悪い。
斜面への穿孔後、穿孔ロツドを回収し、再びロツ
クボルトを挿入する二工程作業であり、斜面がく
ずれやすいと、穿孔するまでに時間がかかり、ロ
ツクボルトを挿入する際も、せつかく穿孔した穴
の壁面がくずれて穴が埋りやすくロツクボルトが
入り難いため作業性が悪い。
又、穿孔機でロツクボルトを直接打込むには、
ロツクボルトが長すぎ、スライド台が傾面後方に
大きく張り出てしまう。更に、ロツクボルトに
は、圧さく空気送風口がないため、くり粉が送出
できず、ロツクボルトによる穿孔が不可能であ
る。
ロツクボルトが長すぎ、スライド台が傾面後方に
大きく張り出てしまう。更に、ロツクボルトに
は、圧さく空気送風口がないため、くり粉が送出
できず、ロツクボルトによる穿孔が不可能であ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
1 穿孔ロツド兼用のロツクボルトを用い、打撃
式穿孔機にて穿孔することにより、数本のロツ
ドを接続しながら穿孔を行ない、所定の長さに
穿孔終了と同時に斜面を安定させるロツクボル
ト挿入が完了するようにする。
式穿孔機にて穿孔することにより、数本のロツ
ドを接続しながら穿孔を行ない、所定の長さに
穿孔終了と同時に斜面を安定させるロツクボル
ト挿入が完了するようにする。
2 一般に打撃式穿孔機用のロツドのねじは、穿
孔時に加える打撃力によりきつく締まるため、
はずしやすい様に山の大きなロープねじなどの
特殊ねじが使われているが、このねじでロツク
ボルトを接続すると施工後にゆるんでしまうの
で、ロツクボルト接続用として内側に細目ねじ
を加工し、外側にロープねじを加工することに
より、穿孔時とロツクボルトの接続を両立させ
る。
孔時に加える打撃力によりきつく締まるため、
はずしやすい様に山の大きなロープねじなどの
特殊ねじが使われているが、このねじでロツク
ボルトを接続すると施工後にゆるんでしまうの
で、ロツクボルト接続用として内側に細目ねじ
を加工し、外側にロープねじを加工することに
より、穿孔時とロツクボルトの接続を両立させ
る。
第3図において、穿孔機1とロツクボルト3の
接続は、ロープねじ3aを使用し、カツプリング
2を介して継ぎ合わせることにより、切り継ぎが
容易で、かつ打撃力を伝達する。ロツクボルト3
は、中空ロツドとし、圧さく空気を送風する分割
式短型で、その接続は、細目ねじの雄・雌3b,
3cで継ぎ合わせ、打撃を与えながら穿孔する
と、ねじ部が固着し、結合部はゆるむことがな
い。
接続は、ロープねじ3aを使用し、カツプリング
2を介して継ぎ合わせることにより、切り継ぎが
容易で、かつ打撃力を伝達する。ロツクボルト3
は、中空ロツドとし、圧さく空気を送風する分割
式短型で、その接続は、細目ねじの雄・雌3b,
3cで継ぎ合わせ、打撃を与えながら穿孔する
と、ねじ部が固着し、結合部はゆるむことがな
い。
このように、数本のロツクボルト3を接続しな
がら穿孔することにより、所定の長さのロツクボ
ルト3を得て、一工程で斜面を安定させる補強材
となるため、作業性が向上する。
がら穿孔することにより、所定の長さのロツクボ
ルト3を得て、一工程で斜面を安定させる補強材
となるため、作業性が向上する。
第1図から第8図に実施例を示す。第1図から
第6図において1は穿孔機、2はロツド接続用の
カツプリング、3はロツクボルト、4は穿孔用の
ビツドであり、穿孔機1の打撃及び回転を、ロツ
クボルト3を介してビツド4に伝えると同時に、
穿孔機1内部から送出される圧さく空気は、ロツ
クボルト3の中空部を通り、ビツト穴4bから噴
射し、岩などの破砕されたくり粉を排出しながら
穿孔する。
第6図において1は穿孔機、2はロツド接続用の
カツプリング、3はロツクボルト、4は穿孔用の
ビツドであり、穿孔機1の打撃及び回転を、ロツ
クボルト3を介してビツド4に伝えると同時に、
穿孔機1内部から送出される圧さく空気は、ロツ
クボルト3の中空部を通り、ビツト穴4bから噴
射し、岩などの破砕されたくり粉を排出しながら
穿孔する。
ロツクボルト3には、穿孔機接続用のロープね
じ3a、及びロツト接続用の細目ねじの雄・雌、
3b,3cを加工し、穿孔機1のシヤンクロツド
用ロープねじ1aとは、カツプリング2のロープ
ねじ2aを介して、外面のロープねじ3aで取付
け、穿孔用ビツド4aとは、細目ねじ雄3bにて
取付けることにより、穿孔準備が完了する。
じ3a、及びロツト接続用の細目ねじの雄・雌、
3b,3cを加工し、穿孔機1のシヤンクロツド
用ロープねじ1aとは、カツプリング2のロープ
ねじ2aを介して、外面のロープねじ3aで取付
け、穿孔用ビツド4aとは、細目ねじ雄3bにて
取付けることにより、穿孔準備が完了する。
第7図及び第8図の穿孔作業例において、穿孔
機1に取付けたロツクボルト3は、短型スライド
台5をガイドとして打込まれ、1本目穿孔後、ロ
ツクボルト3をカツプリング2から取外し、2本
目のロツクボルト3′を接続し、再びカツプリン
グ2に取付け穿孔する。
機1に取付けたロツクボルト3は、短型スライド
台5をガイドとして打込まれ、1本目穿孔後、ロ
ツクボルト3をカツプリング2から取外し、2本
目のロツクボルト3′を接続し、再びカツプリン
グ2に取付け穿孔する。
このとき、ロツド接続用の細目ねじ3b,3c
結合部は、打撃により固く結合し、また、穿孔機
接続用のロープねじ3aは、ロツド接続ごとに容
易に取外すことができる。この両方の作用をさせ
ながら、必要本数のロツクボルト3を斜面8に打
込む。打込まれたロツクボルト3は回収すること
なく、そのままセメントミルク6をポンプ7等で
直接流し込み、斜面補強材となる。
結合部は、打撃により固く結合し、また、穿孔機
接続用のロープねじ3aは、ロツド接続ごとに容
易に取外すことができる。この両方の作用をさせ
ながら、必要本数のロツクボルト3を斜面8に打
込む。打込まれたロツクボルト3は回収すること
なく、そのままセメントミルク6をポンプ7等で
直接流し込み、斜面補強材となる。
1 ロツクボルトが分割式になるので短かくな
り、圧さく空気送風可能な中空ロツドとしたの
で、穿孔機で直接打込むことができる。
り、圧さく空気送風可能な中空ロツドとしたの
で、穿孔機で直接打込むことができる。
2 細目ねじは、打撃を加えながら穿孔(回転)
すると、ねじ部が固着し、ゆるみ難くなるの
で、ロツクボルト間に強固な接続を確保でき
る。
すると、ねじ部が固着し、ゆるみ難くなるの
で、ロツクボルト間に強固な接続を確保でき
る。
3 穿孔機とロツクボルトは切り継ぎしなければ
ならないので、両者をロープねじで接続するこ
とにより、切り継ぎ作業が容易に行われる。
ならないので、両者をロープねじで接続するこ
とにより、切り継ぎ作業が容易に行われる。
4 上記1乃至3項により、作業性が向上する。
第1図は本考案穿孔機のロツド兼用ロツクボル
トの実施例を示す断面図、第2図は本考案ロツク
ボルトを穿孔機に装着した状態を示す概略図、第
3図は第2図の斜視図、第4図は第3図の部詳
細図、第5図は第3図の部詳細図、第6図は第
3図の部詳細図、第7図及び第8図は、ロツク
ボルト打込作業を示す説明図、第9図乃至第11
図は従来の作業を示す説明図である。 1……穿孔機、2……ロツド接続用カツプリン
グ、3……中空ロツクボルト、3a……ロープね
じ、3b,3c……細目ねじの雄・雌。
トの実施例を示す断面図、第2図は本考案ロツク
ボルトを穿孔機に装着した状態を示す概略図、第
3図は第2図の斜視図、第4図は第3図の部詳
細図、第5図は第3図の部詳細図、第6図は第
3図の部詳細図、第7図及び第8図は、ロツク
ボルト打込作業を示す説明図、第9図乃至第11
図は従来の作業を示す説明図である。 1……穿孔機、2……ロツド接続用カツプリン
グ、3……中空ロツクボルト、3a……ロープね
じ、3b,3c……細目ねじの雄・雌。
Claims (1)
- 中空ロツドの一端にロツド接続用の細目ねじの
雄、他端にロツド接続用の細目ねじの雌を加工
し、その細目ねじの雌側端部のロツド外面に、穿
孔機接続用のツールス用ねじを加工したことを特
徴とする穿孔機のロツド兼用ロツクボルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2212087U JPH0455083Y2 (ja) | 1987-02-19 | 1987-02-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2212087U JPH0455083Y2 (ja) | 1987-02-19 | 1987-02-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63130599U JPS63130599U (ja) | 1988-08-26 |
JPH0455083Y2 true JPH0455083Y2 (ja) | 1992-12-24 |
Family
ID=30819201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2212087U Expired JPH0455083Y2 (ja) | 1987-02-19 | 1987-02-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0455083Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-02-19 JP JP2212087U patent/JPH0455083Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63130599U (ja) | 1988-08-26 |
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