JP2000008797A - 自穿孔ロックボルトの削孔方法及び自穿孔ロックボルトの取付装置 - Google Patents

自穿孔ロックボルトの削孔方法及び自穿孔ロックボルトの取付装置

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JP2000008797A
JP2000008797A JP10175748A JP17574898A JP2000008797A JP 2000008797 A JP2000008797 A JP 2000008797A JP 10175748 A JP10175748 A JP 10175748A JP 17574898 A JP17574898 A JP 17574898A JP 2000008797 A JP2000008797 A JP 2000008797A
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drilling
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Kazuo Kiuchi
和夫 木内
Yoshiyasu Takahashi
義康 高橋
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Okabe Co Ltd
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Okabe Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成で、かつ取付が簡単で施工性が良
く、取り外しのしやすい構成である。 【解決手段】少なくとも基部1bの一部に面取り部1a
を有する中空全ねじ式の自穿孔ロックボルト1を用い、
この自穿孔ロックボルト1の基部1bを穿孔機3のアダ
プター4の取付穴4aに着脱可能に挿着し、取付穴4a
は面取り1aした基部1bが挿入可能で、かつ一体回転
可能な断面形状を有し、穿孔機3により自穿孔ロックボ
ルト1を作動させて削孔する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、中空全ねじ式の
自穿孔ロックボルトの削孔方法及び自穿孔ロックボルト
の取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート、石材、煉瓦、岩盤等が軟
弱な場合は、削孔後孔壁が自立しないことが多くて削孔
ロッドの引抜きが不可能になったり、ロックボルトの挿
入が不可能になったりする。そこで、ロックボルトを用
いて削孔して、ロックボルトを埋め殺しにするロックボ
ルトの施工が行なわれることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この自穿孔ロックボル
トの施工では、中空全ねじ式の自穿孔ロックボルトを用
い、中空部からグラウト材を注入して埋め殺しにするも
のがあるが、実公平5−40935号公報のアダプター
が使用することができないため、実公平5−40935
号公報の従来技術に記載したアダプターの凹所に形成し
た雌ねじに、自穿孔ロックボルトの基部の雄ねじを螺合
してアダプターに自穿孔ロックボルトを着脱可能に取付
けている。
【0004】ところで、この自穿孔ロックボルトの基部
の雄ねじを螺合してアダプターに自穿孔ロックボルトを
取り付けるものでは、このアダプターは、接続の部分が
ネジ式のため削孔による回転と打撃のために、自穿孔ロ
ックボルトの雄ねじとアダプターの雌ねじが食い付いて
なかなか離れなくなり、穿孔終了後にアダプターの取り
外しに時間がかかり、施工性が悪かった。
【0005】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、簡単な構成で、かつ取付が簡単で施工性が良く、
取り外しのしやすい構成の自穿孔ロックボルトの削孔方
法及び自穿孔ロックボルトの取付装置を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、この発明は、以下のように構成
した。
【0007】請求項1記載の発明は、『少なくとも基部
の一部に面取り部を有する中空全ねじ式の自穿孔ロック
ボルトを用い、この自穿孔ロックボルトの基部を穿孔機
のアダプターの取付穴に着脱可能に挿着し、前記取付穴
は前記面取りした基部が挿入可能で、かつ一体回転可能
な断面形状を有し、前記穿孔機により自穿孔ロックボル
トを作動させて削孔することを特徴とする自穿孔ロック
ボルトの削孔方法。』である。
【0008】この請求項1記載の発明によれば、アダプ
ターの取付穴は、自穿孔ロックボルトの面取り部を有す
る基部が挿入可能で、かつ一体回転可能な断面形状であ
り、容易に挿着して回転と打撃により削孔ができ、簡単
な構成で、かつ取付が簡単である。また、自穿孔ロック
ボルトによる回転と打撃によっても、アダプターの取付
穴と自穿孔ロックボルトの基部との食い付きがなくな
り、施工性が良く、取り付け取り外しがワンタッチで容
易にできる。
【0009】請求項2記載の発明は、『少なくとも基部
の一部に面取り部を有する中空全ねじ式の自穿孔ロック
ボルトを用い、この自穿孔ロックボルトの基部を穿孔機
のアダプターの取付穴に着脱可能に挿着し、前記取付穴
は前記面取りした基部が挿入可能で、かつ一体回転可能
な断面形状を有することを特徴とする自穿孔ロックボル
トの取付装置。』である。
【0010】この請求項2記載の発明によれば、アダプ
ターの取付穴は、自穿孔ロックボルトの面取り部を有す
る基部が挿入可能で、かつ一体回転可能な断面形状であ
り、容易に挿着して回転と打撃により削孔ができ、簡単
な構成で、かつ取付が簡単である。また、自穿孔ロック
ボルトによる回転と打撃によっても、アダプターの取付
穴と自穿孔ロックボルトの基部との食い付きがなくな
り、施工性が良く、取り付け取り外しがワンタッチで容
易にできる。
【0011】請求項3記載の発明は、『前記基部は、少
なくとも1面以上の面取り部を有することを特徴とする
請求項2記載の自穿孔ロックボルトの取付装置。』であ
る。
【0012】この請求項3記載の発明によれば、自穿孔
ロックボルトの基部に面取り部を形成しても、自穿孔ロ
ックボルトは、強度、ねじ機能を損なうことなく、簡単
な構成で、かつ取付が簡単で施工性が良く、取り付け取
り外しがワンタッチで容易にできる。
【0013】請求項4記載の発明は、『前記面取り部
を、前記自穿孔ロックボルトの全長に形成したことを特
徴とする請求項2または請求項3記載の自穿孔ロックボ
ルトの取付装置。』である。
【0014】この請求項4記載の発明によれば、面取り
部をボルト全長に施したので、アダプターの取付穴の挿
着長さに関係なく自穿孔ロックボルトを挿着でき汎用性
があり、また所要のボルト長さに切断しても、アダプタ
ーの取付穴に挿着でき、ボルト寸法の制限が無い。
【0015】請求項5記載の発明は、『前記面取り部
を、前記自穿孔ロックボルトの前記取付穴への挿着長さ
に形成したことを特徴とする請求項2または請求項3記
載の自穿孔ロックボルトの取付装置。』である。
【0016】この請求項5記載の発明によれば、自穿孔
ロックボルトの面取り部をアダプターの取付穴の挿着長
さに合わせることで、自穿孔ロックボルトの機能を損な
うことなくアダプターへ取り付けることができる。
【0017】請求項6記載の発明は、前記面取り部の削
りしろは、前記自穿孔ロックボルトのボルト外径の5%
〜20%であることを特徴とする請求項2乃至請求項5
のいずれかに記載の自穿孔ロックボルトの取付装置。』
である。
【0018】この請求項6記載の発明によれば、面取り
部の削りしろが、自穿孔ロックボルトのボルト外径の5
%〜20%であり、自穿孔ロックボルトは、強度、ねじ
機能を損なうことがなく、簡単な構成で、かつ取付が簡
単で施工性が良く、取り付け取り外しがワンタッチで容
易にできる。
【0019】請求項7記載の発明は、『前記アダプター
は、前記穿孔機に着脱可能であり、かつ前記取付穴を前
記自穿孔ロックボルトの基部に応じた形状に形成したこ
とを特徴とする請求項2乃至請求項6のいずれかに記載
の自穿孔ロックボルトの取付装置。』である。
【0020】この請求項7記載の発明によれば、アダプ
ターと自穿孔ロックボルトとの取り付け取り外しがワン
タッチで容易にできる。
【0021】請求項8記載の発明は、『前記アダプター
の取付穴への前記自穿孔ロックボルトの挿着長さを前記
自穿孔ロックボルトのボルト外径の1.5倍〜5倍以内
としたことを特徴とする請求項2乃至請求項7のいずれ
かに記載の自穿孔ロックボルトの取付装置。』である。
【0022】この請求項8記載の発明によれば、アダプ
ターの取付穴への自穿孔ロックボルトの挿着長さを自穿
孔ロックボルトのボルト外径の1.5倍〜5倍以内であ
り、自穿孔ロックボルトの長さを確保しながら確実に挿
着することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の自穿孔ロックボ
ルトの削孔方法及び自穿孔ロックボルトの取付装置の実
施の形態を図面に基づいて説明するが、この発明はこの
実施の形態に限定されるものではない。
【0024】図1は自穿孔ロックボルトの削孔方法を説
明する図である。この実施の形態では、図1(a)に示
すように、基部1bの一部に面取り部1aを有する中空
全ねじ式の自穿孔ロックボルト1を用い、先端部1cに
は刃部2が設けられている。
【0025】この自穿孔ロックボルト1は、図1(b)
に示すように、穿孔機3のアダプター4に挿着される。
即ち、アダプター4は穿孔機3に着脱可能に設けられ、
このアダプター4には取付穴4aが形成されている。自
穿孔ロックボルト1の基部1bを穿孔機3のアダプター
4の取付穴4aに着脱可能に挿着される。アダプター4
の取付穴4aは、自穿孔ロックボルト1の面取り部1a
を有する基部1bが挿入可能であり、一体回転可能な断
面形状を有している。
【0026】自穿孔ロックボルト1が挿着された穿孔機
3は、図1(c)に示すように、穿孔機3の作動により
自穿孔ロックボルト1を回転と打撃により地山5に削孔
6を所定深さまで穿孔する。このように、穿孔機3のア
ダプター4に、自穿孔ロックボルト1を容易に挿着して
回転と打撃により削孔ができ、簡単な構成で、かつ取付
が簡単である。
【0027】そして、図1(d)に示すように、穿孔終
了後に自穿孔ロックボルト1からアダプター4を取り外
す。次に、図1(e)に示すように、自穿孔ロックボル
ト1の基部1bにグラウト注入管7を接続し、中空部か
らグラウト材を中空部分より口元からリターンするまで
グラウト材を注入する。グラウト材が硬化したら、図1
(f)に示すように、角座金8、ナット9を付け施工が
終了し、自穿孔ロックボルト1を埋め殺しにする。
【0028】このようにアダプター4の取付穴4aは、
自穿孔ロックボルト1の面取り部1aを有する基部1b
が挿入可能で、かつ一体回転可能な断面形状であり、容
易に挿着して回転と打撃により削孔ができ、簡単な構成
で、かつ取付が簡単である。また、自穿孔ロックボルト
1による回転と打撃によっても、アダプター4の取付穴
4aと自穿孔ロックボルト1の基部1bとの食い付きが
なくなり、施工性が良く、取り付け取り外しがワンタッ
チで容易にできる。
【0029】次に、自穿孔ロックボルト1とアダプター
4について説明する。図2は自穿孔ロックボルトを示す
図、図3はアダプターを示す図、図4は自穿孔ロックボ
ルトとアダプターの接続を示す図である。
【0030】中空全ねじ式の自穿孔ロックボルト1は、
図2に示すように、基部1bの一部に面取り部1aを有
し、さらにグラウト材を注入する中空部1dが軸方向に
貫通して形成されている。基部1bは、この実施の形態
では対向する2面に面取り部1aが形成されているが、
少なくとも1面以上の面取り部1aを有していればよ
く、アダプター4の取付穴4aと係合して一体回転可能
である。自穿孔ロックボルト1の基部1bに面取り部1
aを形成しても、自穿孔ロックボルト1は、強度、ねじ
機能を損なうことがない。
【0031】また、面取り部1aのボルト軸方向の長さ
L1は、取付穴4aへの挿着長さに形成しており、自穿
孔ロックボルト1の面取り部1aをアダプター4の取付
穴4aの挿着長さに合わせることで、自穿孔ロックボル
ト1の機能を損なうことなくアダプター4へ取り付ける
ことができる。
【0032】また、アダプター4の取付穴4aへの自穿
孔ロックボルト1の挿着長さを自穿孔ロックボルト1の
ボルト外径の1.5倍〜5倍以内であり、自穿孔ロック
ボルト1の長さを確保しながら確実に挿着することがで
きる。
【0033】また、面取り部1aを、図5に示すように
自穿孔ロックボルト1の全長に形成してもよく、図6に
示すようにアダプター4の取付穴4aの挿着長さに関係
なく自穿孔ロックボルト1を挿着でき汎用性がある。ま
た、自穿孔ロックボルト1の全長に面取り部1aを形す
ることで、所要のボルト長さに切断しても、アダプター
4の取付穴4aに挿着でき、ボルト寸法の制限が無い。
【0034】また、面取り部1aの削りしろは、自穿孔
ロックボルト1のボルト外径の5%〜20%であり、自
穿孔ロックボルト1は、強度、ねじ機能を損なうことが
ない。
【0035】アダプター4は、図2に示すように、図1
に示すレッグハンマーの穿孔機3に着脱可能である。ア
ダプター4は、一方に穿孔機取付部4cが形成され、他
方にボルト取付部4dが形成され、中央には出っ張り部
4eが形成され、さらにボルト取付部4dに取付穴4a
が形成されている。
【0036】この取付穴4aは、自穿孔ロックボルト1
の面取り部1aを有する基部1bが挿入可能で、かつ一
体回転可能な断面形状を有している。取付穴4aには、
円形穴の一部に面取り4bが対向して形成され、自穿孔
ロックボルト1の基部1bに応じた形状であり、アダプ
ター4と自穿孔ロックボルト1との取り付け取り外しが
ワンタッチで容易にできる。
【0037】また、自穿孔ロックボルト1は、基部1b
のねじ一部に面を取っても、全体としではナット9が螺
合できる部分を残しているので、従来と同様に自穿孔ロ
ックボルト1の基部1bにナット9で角座金8を固定す
ることができる。
【0038】また、自穿孔ロックボルト1同士を繋ぐカ
プラーも面取りした部分のねじが有効に活用できるの
で、従来と同様に自穿孔ロックボルト1同士を接続する
ことができる。なお、カプラー4の断面欠損のおそれが
ある場合には、自穿孔ロックボルト1の雄ねじの単位螺
合長さの剪断耐力が小さくなるのをカプラー4の螺合長
さを長くすることにより、雄ねじの剪断耐力をカバーす
る。
【0039】この発明は、いままで説明した自穿孔ロッ
クボルトの工法のほかに、トンネル補助工法の長尺先受
け工法に使われる太径自穿孔パイル用としても応用する
ことができる。アダプター4の形状は、穿孔機3がトン
ネル施工に用いられるクローラドリルトンネルジャンボ
等では、図7に示すものを用いることができる。
【0040】図7はアダプターの他の実施の形態を示す
図である。アダプター4は、一方に穿孔機取付部4gが
形成され、この穿孔機取付部4gには、クローラドリル
取付雌ねじ4hが形成されている。アダプター4の他方
には、図2乃至図6の実施の形態と同様にボルト取付部
4dが形成され、取付穴4aには自穿孔ロックボルト1
の面取り部1aを有する基部1bが挿入可能で、かつ一
体回転可能な断面形状を有している。
【0041】
【発明の効果】前記したように、請求項1記載の発明で
は、穿孔機のアダプターの取付穴に自穿孔ロックボルト
の基部を挿着し、アダプターの取付穴は、自穿孔ロック
ボルトの面取り部を有する基部が挿入可能で、かつ一体
回転可能な断面形状であるため、容易に挿着して回転と
打撃により削孔ができ、簡単な構成で、かつ取付が簡単
である。また、自穿孔ロックボルトによる回転と打撃に
よっても、アダプターの取付穴と自穿孔ロックボルトの
基部との食い付きがなくなり、施工性が良く、取り付け
取り外しがワンタッチで容易にできる。
【0042】請求項2記載の発明では、穿孔機のアダプ
ターの取付穴は、自穿孔ロックボルトの面取り部を有す
る基部が挿入可能で、かつ一体回転可能な断面形状であ
り、容易に自穿孔ロックボルトを挿着して回転と打撃に
より削孔ができ、簡単な構成で、かつ取付が簡単であ
る。また、自穿孔ロックボルトによる回転と打撃によっ
ても、アダプターの取付穴と自穿孔ロックボルトの基部
との食い付きがなくなり、施工性が良く、取り付け取り
外しがワンタッチで容易にできる。
【0043】請求項3記載の発明では、自穿孔ロックボ
ルトの基部に面取り部を形成しても、自穿孔ロックボル
トは、強度、ねじ機能を損なうことなく、簡単な構成
で、かつ取付が簡単で施工性が良く、取り付け取り外し
がワンタッチで容易にできる。
【0044】請求項4記載の発明では、、面取り部をボ
ルト全長に施したので、アダプターの取付穴の挿着長さ
に関係なく自穿孔ロックボルトを挿着でき汎用性があ
り、また所要のボルト長さに切断しても、アダプターの
取付穴に挿着でき、ボルト寸法の制限が無い。
【0045】請求項5記載の発明では、面取り部を、自
穿孔ロックボルトの前記取付穴への挿着長さに形成した
から、自穿孔ロックボルトの面取りをアダプターの取付
穴の挿着長さに合わせることで、自穿孔ロックボルトの
機能を損なうことなくアダプターへ取り付けることがで
きる。
【0046】請求項6記載の発明では、面取り部の削り
しろが、自穿孔ロックボルトのボルト外径の5%〜20
%であり、自穿孔ロックボルトは、強度、ねじ機能を損
なうことがなく、簡単な構成で、かつ取付が簡単で施工
性が良く、取り付け取り外しがワンタッチで容易にでき
る。
【0047】請求項7記載の発明では、アダプターは、
穿孔機に着脱可能であり、かつ取付穴を自穿孔ロックボ
ルトの基部に応じた形状に形成したから、アダプターと
自穿孔ロックボルトとの取り付け取り外しがワンタッチ
で容易にできる。
【0048】請求項8記載の発明では、アダプターの取
付穴への自穿孔ロックボルトの挿着長さを自穿孔ロック
ボルトのボルト外径の1.5倍〜5倍以内であるから、
自穿孔ロックボルトの長さを確保しながら確実に挿着す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自穿孔ロックボルトの削孔方法を説明する図で
ある。
【図2】自穿孔ロックボルトを示す図である。
【図3】アダプターを示す図である。
【図4】自穿孔ロックボルトとアダプターの接続を示す
図である。
【図5】自穿孔ロックボルトの他の実施の形態を示す図
である。
【図6】自穿孔ロックボルトとアダプターの接続を示す
図である。
【図7】アダプターの他の実施の形態を示す図である。
【符号の説明】
1 自穿孔ロックボルト 1a 面取り部 1b 基部 3 穿孔機 4 アダプター

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも基部の一部に面取り部を有する
    中空全ねじ式の自穿孔ロックボルトを用い、この自穿孔
    ロックボルトの基部を穿孔機のアダプターの取付穴に着
    脱可能に挿着し、前記取付穴は前記面取りした基部が挿
    入可能で、かつ一体回転可能な断面形状を有し、前記穿
    孔機により自穿孔ロックボルトを作動させて削孔するこ
    とを特徴とする自穿孔ロックボルトの削孔方法。
  2. 【請求項2】少なくとも基部の一部に面取り部を有する
    中空全ねじ式の自穿孔ロックボルトを用い、この自穿孔
    ロックボルトの基部を穿孔機のアダプターの取付穴に着
    脱可能に挿着し、前記取付穴は前記面取りした基部が挿
    入可能で、かつ一体回転可能な断面形状を有することを
    特徴とする自穿孔ロックボルトの取付装置。
  3. 【請求項3】前記基部は、少なくとも1面以上の面取り
    部を有することを特徴とする請求項2記載の自穿孔ロッ
    クボルトの取付装置。
  4. 【請求項4】前記面取り部を、前記自穿孔ロックボルト
    の全長に形成したことを特徴とする請求項2または請求
    項3記載の自穿孔ロックボルトの取付装置。
  5. 【請求項5】前記面取り部を、前記自穿孔ロックボルト
    の前記取付穴への挿着長さに形成したことを特徴とする
    請求項2または請求項3記載の自穿孔ロックボルトの取
    付装置。
  6. 【請求項6】前記面取り部の削りしろは、前記自穿孔ロ
    ックボルトのボルト外径の5%〜20%であることを特
    徴とする請求項2乃至請求項5のいずれかに記載の自穿
    孔ロックボルトの取付装置。
  7. 【請求項7】前記アダプターは、前記穿孔機に着脱可能
    であり、かつ前記取付穴を前記自穿孔ロックボルトの基
    部に応じた形状に形成したことを特徴とする請求項2乃
    至請求項6のいずれかに記載の自穿孔ロックボルトの取
    付装置。
  8. 【請求項8】前記アダプターの取付穴への前記自穿孔ロ
    ックボルトの挿着長さを前記自穿孔ロックボルトのボル
    ト外径の1.5倍〜5倍以内としたことを特徴とする請
    求項2乃至請求項7のいずれかに記載の自穿孔ロックボ
    ルトの取付装置。
JP10175748A 1998-06-23 1998-06-23 自穿孔ロックボルトの削孔方法及び自穿孔ロックボルトの取付装置 Pending JP2000008797A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018112016A (ja) * 2017-01-13 2018-07-19 ライト工業株式会社 棒材取付具
JP2018112015A (ja) * 2017-01-13 2018-07-19 ライト工業株式会社 棒材取付具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018112016A (ja) * 2017-01-13 2018-07-19 ライト工業株式会社 棒材取付具
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