JP3445701B2 - 穿孔機 - Google Patents

穿孔機

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JP3445701B2
JP3445701B2 JP12226796A JP12226796A JP3445701B2 JP 3445701 B2 JP3445701 B2 JP 3445701B2 JP 12226796 A JP12226796 A JP 12226796A JP 12226796 A JP12226796 A JP 12226796A JP 3445701 B2 JP3445701 B2 JP 3445701B2
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shank rod
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coupling sleeve
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勝弘 杉本
嘉一 矢田谷
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YAMAMOTO ROCK MACHINE LTD
Nisshoku Corp
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YAMAMOTO ROCK MACHINE LTD
Nisshoku Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は法面表層部の強化を
図るための穿孔機の技術分野に属する。 【0002】 【従来の技術】従来のエア式穿孔機では、例えば図7
(A)〜(C)に示すように、チャックaによって保護
されて回転駆動されるシャンクロッドbに対して、カッ
プリングスリーブcを介して、穿孔ロッドdを着脱自在
に接続保持させる構造が採られていた。 【0003】そのカップリングスリーブcには、シャン
クロッドbの雄螺子を螺合させる雌螺子c1 と、穿孔ロ
ッドdの雄螺子を螺合させる雌螺子c2 とが刻設され、
シャンクロッドbの回転方向に螺子締めされるようにな
っていた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上述のようなエア式穿
孔機では、回転と打撃によって法面に穿孔を施した後、
シャンクロッドbを逆回転させて穿孔ロッドdをカップ
リングスリーブcから外そうとする時に、そのカップッ
リングスリーブcが穿孔ロッドdと一体化されたままシ
ャンクロッドbから外れてしまうことがあった。 【0005】このような場合、そのカップリングスリー
ブcを穿孔ロッドdから取り外すのは困難なことが多
く、以後の施工作業に支障を来たすことがあり、その対
策が望まれていた。 【0006】本発明はこのような実情に鑑みてなされ、
施工後カップリングスリーブが穿孔ロッドから確実に外
れるようにした穿孔機を提供することを目的としてい
る。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するための手段を以下のように構成している。すなわ
ち、チャック内の駆動軸に設けた掛止部に対して、その
軸方向に摺動自在で回転不能かつ着脱自在に掛止する被
掛止部をシャンクロッドの基部に設ける一方、そのシャ
ンクロッドの先端に穿孔ロッドの基部を着脱自在に螺装
固定するための螺子溝を有するカップリングスリーブを
一体的に形成すると共に、前記シャンクロッドを抜け止
めするためのカバー体をボルト締結によって前記チャッ
クの前面に着脱自在に取り付けてなることを特徴として
いる。 【0008】カップリングスリーブがシャンクロッドの
先端に一体的に形成されており、そのシャンクロッドが
カバー体によって抜け止めされているため、カップリン
グスリーブを穿孔ロッドから確実に取り外すことができ
る。 【0009】また、そのシャンクロッドは、カバー体の
取り外しによって、チャックから取り外せることから、
異なる径の穿孔ロッドを取り付けるには、対応するカッ
プリングスリーブを有する別のシャンクロッドをチャッ
クに取り付ければよい。 【0010】 【発明の実施の形態】以下に本発明の穿孔機の実施形態
を図面に基づいて詳細に説明する。図1は穿孔機の要部
組立斜視図、図2はその縦断面図で、これらの図におい
て、符号1はチャック、2はその内部に回転自在に支承
され、モータ(図示省略)で回転駆動される中空の駆動
軸、3はその駆動力伝達機構、4はその駆動軸2の内面
に設けられた掛止部で、間隔をおいて軸方向に形成され
る前方開放で内向きの複数の掛止歯41,…よりなる。 【0011】6は中空のシャンクロッド、7はその基部
に設けた被掛止部で、間隔をおいて軸方向に延びる後方
開放の被掛止爪71,…よりなり、その中空部にエア通
路8を有し、かつその先端には雌螺子を有するカップリ
ングスリーブ9が一体に形成され、穿孔ロッド10を螺
装固定できるようになっている。 【0012】このシャンクロッド6の基部をチャック1
の軸孔11に挿入すると、その基部が駆動軸2内に挿入
されると共に、その掛止部4に被掛止部7が掛止する。
その掛止状態では、各掛止歯41,…に、各被掛止爪7
1,…が掛止され、シャンクロッド6が駆動軸2に対し
て、その軸方向には摺動自在で回転不能かつ着脱自在に
掛止されている。 【0013】12はシャンクロッド6を抜け止め状態に
保持するカバー体で(図3参照)、中央部に下方開放の
軸溝13と、3つのボルト孔14,…を有し、3本のボ
ルト15,…とナット16,…によって本体17の前部
に設けたチャック1の取付フランジ18の前面に締結固
定することができ、その軸溝13にシャンクロッド6の
軸部を装入して、これを抜け止め状に保持できるように
なっている。 【0014】より詳しくは、シャンクロッド6の基部が
駆動軸2に内設されたスリーブ19に、また、被掛止部
7の前縁部72が取付フランジ18に内設されたスリー
ブ20に、それぞれ摺動自在に嵌装され、その前縁部7
2がカバー体12の裏面に当接して抜け止めされるよう
になっている。 【0015】前述のように、シャンクロッド6をチャッ
ク1に挿入した状態にてカバー体12を取付フランジ1
8に固定すれば、シャンクロッド6が抜け止め状に保持
され、かつ、駆動軸2を介してそのシャンクロッド6に
回転駆動力が伝達されると共に、圧搾空気による打撃力
発生装置(図示省略)からの打撃力がシャンクロッド6
に付与され、後述するように、そのシャンクロッド6の
先端に取り付けた穿孔ロッド10の回転力と打撃力と前
進力とによって、法面に穿孔を施すことができる。 【0016】上述のように構成される穿孔機の施工手順
を簡単に説明する。まず、施工条件に合った穿孔ロッド
10を選択し、カップリングスリーブ9に螺装固定す
る。なお、その穿孔ロッド10の雄螺子はカップリング
スリーブ9の雌螺子に対してシャンクロッド6の回転方
向に螺子締めされる〔図4(A)参照〕。 【0017】次いで、別途用意した吊り上げ装置または
架設足場に穿孔機を支持させ、穿孔ロッド10の先端を
法面に向けて回転と前進と打撃により掘削をおこなう
〔図5(A)参照〕。その際、掘削された土は穿孔ロッ
ド10の先端から排気される圧搾空気によって掘削孔の
外部へ排出される。 【0018】必要であれば、図5(B)に示すように、
継ぎ足し用の別の穿孔ロッド100を継ぎ足して所望の
深さまで掘削する。 【0019】掘削作業が完了したら、掘削孔内に穿孔ロ
ッド10,100を残したまま、図5(C)に示すよう
に、その穿孔ロッド10,100を本体17から分離し
て、例えば手動バルブ付きのセメントミルク注入用パイ
プ22を接続し、掘削孔と穿孔ロッド10,100との
間にセメントミルク23を注入し、施工を完了する。 【0020】上述の穿孔ロッド10,100の分離は、
図4(B)に示すように、シャンクロッド6を逆回転さ
せることによって容易におこなうことができるが、その
際に、カップリングスリーブ9がシャンクロッド6と一
体化されているため、カップリングスリーブ9を確実に
穿孔ロッド10,100から分離させることができるの
はいうまでもない。 【0021】一方、穿孔条件に応じて、径の異なる穿孔
ロッドを必要とするときには、以下のような手順できわ
めて容易に段取り替えをおこなうことができる〔図6
(A)〜(D)参照〕。 【0022】まず、現在使用している穿孔ロッド10を
シャンクロッド6から取り外した後、カバー体12をチ
ャック1から取り外し、現在使用しているシャンクロッ
ド6をチャック1から取り外す〔同図(A)〜(C)参
照〕。 【0023】次いで、穿孔条件に合った穿孔ロッド11
0と対応するカップリングスリーブ91を有する別のシ
ャンクロッド61をチャック1に挿入し、カバー体12
をチャック1に固定すればよい〔同図(D)参照〕。 【0024】なお、シャンクロッド61の抜け止め用と
してのカバー体12は半割れ状のものであってもよく、
その構成や形状は機種に応じて適宜に選択設定されてよ
いのはいうまでもない。 【0025】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の穿孔機に
よれば、チャック内の駆動軸に対してシャンクロッドを
その軸方向に摺動自在で回転不能かつ着脱自在に掛止さ
せる一方、そのシャンクロッドの先端に穿孔ロッドの基
部を着脱自在に螺装固定するための螺子溝を有するカッ
プリングスリーブを一体的に形成すると共に、そのシャ
ンクロッドを抜け止めするためのカバー体をボルト締結
によって前記チャックの前面に着脱自在に取り付けてい
るので、穿孔作業の終了後、カップリングスリーブを穿
孔ロッドから確実に取り外すことができる。 【0026】また、そのシャンクロッドは、カバー体の
取り外しによってチャックから取り外せることから、そ
のシャンクロッドの取り替えによって、穿孔ロッドの段
取り替えも容易である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の穿孔機の一実施形態におけるシャンク
ロッドの分解組付斜視図である。 【図2】同シャンクロッドが取り付けられたチャックの
縦断面図である。 【図3】同カバー体の正面図である。 【図4】(A),(B)は同シャンクロッドへの穿孔ロ
ッドの着脱作業の説明図である。 【図5】(A)〜(C)は同法面への施工作業の説明図
である。 【図6】(A)〜(D)は同穿孔ロッドの段取り替えの
説明図である。 【図7】(A)〜(C)は従来の穿孔ロッドの着脱作業
の説明図である。 【符号の説明】 1…チャック,2…駆動軸,4…掛止部,41…掛止
歯,6…シャンクロッド、7…被掛止部,71…被掛止
爪,9…カップリングスリーブ,10…穿孔ロッド,1
2…カバー体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−253693(JP,A) 実開 昭53−3901(JP,U) 実開 昭62−198082(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21B 17/03

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 チャック内の駆動軸に設けた掛止部に対
    して、その軸方向に摺動自在で回転不能かつ着脱自在に
    掛止する被掛止部をシャンクロッドの基部に設ける一
    方、そのシャンクロッドの先端に、穿孔ロッドの基部を
    着脱自在に螺装固定するための螺子溝を有するカップリ
    ングスリーブを一体的に形成すると共に、前記シャンク
    ロッドを抜け止めするためのカバー体をボルト締結によ
    って前記チャックの前面に着脱自在に取り付けてなるこ
    とを特徴とする穿孔機。
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