JP2002038865A - ロックボルト孔壁保護施工方法および施工部材 - Google Patents

ロックボルト孔壁保護施工方法および施工部材

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JP2002038865A
JP2002038865A JP2000254621A JP2000254621A JP2002038865A JP 2002038865 A JP2002038865 A JP 2002038865A JP 2000254621 A JP2000254621 A JP 2000254621A JP 2000254621 A JP2000254621 A JP 2000254621A JP 2002038865 A JP2002038865 A JP 2002038865A
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drilling rod
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Kazuo Kiuchi
和夫 木内
Kazunori Maeda
和徳 前田
Hidetaka Oda
英隆 小田
Taketo Oshiba
武人 大柴
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 崩壊しやすい表層部を有する地盤に対し、ロ
ックボルト孔の崩れを防止し安定して削孔を可能とする
とともにグラウト材を確実に注入可能としてロックボル
ト定着機能の信頼性を高めたロックボルト孔壁保護施工
方法および施工部材を提供する。 【解決手段】 先端にビット25を備えた穿孔用ロッド
24を外管26で覆い、この穿孔用ロッド24を削孔機
20に装着するとともに、この穿孔用ロッド24に対し
前記外管26を回転可能に保持する外管連行アダプタ1
を介してこの外管26を前記削孔機20に取付け、前記
ビツト25が外管26の先端から所定の長さだけ突出し
た状態でこの外管26を連行させながら前記穿孔用ロッ
ド24で削孔する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地山等の斜面へ埋
設して定着させるロックボルトに関し、特に崩れやすい
地山に削孔するロックボルト孔の孔壁を保護する施工方
法およびこれに用いる施工部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ロックボルトを用いて法面等を補強する
場合、削孔機に装着された穿孔用ロッドで地盤にロック
ボルト孔を穿孔し、これにロックボルトを挿入してグラ
ウト材を注入し定着する。この場合、地盤が崩壊しやす
くロックボルト孔が崩れやすい場所においては、穿孔用
ロッドを用いずに、ロックボルト自体にビットを取付け
て、このロックボルト自体を削孔機に装着して穿孔する
自穿孔型ロックボルトが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな自穿孔型ロックボルトを用いた場合においても、例
えば樹木が生い茂るような柔らかい表土の地山では、ロ
ックボルトで穿孔してもその周囲のロックボルト孔が崩
れてくり粉が残りグラウト材が確実に注入できない場合
がある。例えば地山が粘性土地質の場合、粘着力が強く
ロックボルトを連結するカプラやビット周辺に粘性土が
こびりついて除去できないケースが非常に多い。この場
合、水送り等によりくり粉を排出する方法もあるが、粘
性土の場合には完全には排出できず、また多量の水を送
れば斜面を弛める結果となり好ましくない。
【0004】また、地質が砂質の場合には、穿孔しなが
らくり粉を排出しても砂質のロックボルト孔が崩れ孔が
埋まってしまう。あるいは、地質が崖錐のような空隙の
多い地山においては、崖錐自体が崩れやすいとともに、
グラウト材注入時にグラウト材が空隙に沿って逸脱し、
所定の範囲に所定量のグラウト材を注入できない場合が
生じる。
【0005】このようにロックボルト孔の崩れ等により
くり粉が排出されなくなるとロックボルトが進まなくな
り穿孔できなくなる。また穿孔できたとしても、ロック
ボルト孔の崩れ等によりグラウト材の注入が妨げられる
と、定着不良となり、ロックボルトとしての安定した所
定の法面補強機能が得られない。
【0006】このような不具合は、特に大型の削孔機を
搬入できないような樹木等が生い茂った軟らかい地山等
において問題となる。すなわち、このような場所では、
足場や大掛かりな作業台を組むことなく小型で容易に持
ち運び可能で簡易に設置可能な削孔機を用いて表層部に
削孔することが要求される。
【0007】本発明は上記従来技術を考慮したものであ
って、崩壊しやすい表層部を有する地盤に対し、ロック
ボルト孔の崩れを防止し安定して削孔を可能とするとと
もにグラウト材を確実に注入可能としてロックボルト定
着機能の信頼性を高めたロックボルト孔壁保護施工方法
および施工部材の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、先端にビットを備えた穿孔用ロッドを
外管で覆い、この穿孔用ロッドを削孔機に装着するとと
もに、この穿孔用ロッドに対し前記外管を回転可能に保
持する外管連行アダプタを介してこの外管を前記削孔機
に取付け、前記ビットが外管の先端から所定の長さだけ
突出した状態でこの外管を連行させながら前記穿孔用ロ
ッドで削孔することを特徴とするロックボルト孔壁保護
施工方法を提供する。
【0009】この構成によれば、穿孔用ロッド(自穿孔
型のロックボルトを含む)を鋼管等からなる外管で覆っ
た状態でこの鋼管とともにロッド先端のビットを地山内
に進入させて削孔するため、鋼管により孔壁の崩れが防
止されくり粉が確実に排出されるとともにグラウト材の
注入が確実に行われる。これにより、大型の削孔機を用
いることなく崩壊しやすい地盤に簡易な削孔機で小径の
ロックボルト孔を穿孔可能にするとともに、グラウト材
を確実に注入してロックボルトの信頼性を高めることが
できる。
【0010】好ましい構成例では、前記外管に異形加工
および複数の孔加工を施したことを特徴としている。
【0011】この構成によれば、外管をそのまま埋設し
て孔壁の崩れを確実に防止することができ、この場合、
グラウト材がロックボルト周囲に確実に充填され信頼性
の高い防錆効果が得られるとともに、波形やネジ加工等
の異形加工により外管の定着力が高まり、さらに孔加工
によりグラウト材が外管の外面側に漏出し地山に対する
安定した強い定着力が得られる。
【0012】このようなロックボルト孔壁保護施工方法
において使用する治具として、本発明では、先端にビッ
トを備えた穿孔用ロッドを外管で覆い、この穿孔用ロッ
ドを削孔機に装着した状態でこの穿孔用ロッドに対し前
記外管を回転可能に保持するロックボルト孔穿孔用の施
工部材であって、この施工部材は、前記外管が接続され
る外管結合部と、前記穿孔用ロッドに定着されるロッド
結合部とからなり、前記ロッド結合部は、前記外管結合
部と一体の連結部を介して前記外管結合部に対し回転可
能に連結され、前記連結部は、外管を介して排出される
くり粉を放出するためのくり粉排出用開口部を有するこ
とを特徴とするロックボルト孔穿孔用の施工部材を提供
する。
【0013】この構成によれば、この施工部材は、削孔
機に装着されるアダプタ形式であって、外管が螺合する
外管結合部およびこれと一体の連結部からなるアダプタ
本体と、このアダプタ本体の連結部に装着された例えば
ナット部材からなるロッド結合部とからなり、ナット部
材に螺着されたロッドが削孔機により回転駆動されたと
きにアダプタ本体は回転することなく外管を保持し、外
管はロッドを覆った状態でロッドとともに軸方向に進行
する。このとき、地山斜面に削孔する場合のように、削
孔方向が斜め下向きであっても、外管はアダプタに保持
されているため、外管先端が重力で下がってビットに当
接することはなく、ビットとの間の距離を一定に保持し
た状態が維持される。
【0014】ロッド先端のビットにより削孔されて生じ
たくり粉は、外管内部を通して外管の後端部に送られ、
そこに装着されているアダプタの連結部に形成した開口
部から外部に排出される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。図1は本発明の実施形態を示
し、(A)は分解図、(B)は使用時の組立て状態を示
す。削孔機20は、ドリル本体21とシャンクアダプタ
22を介してこのドリル本体に連結されたスイベル23
とからなる。ドリル本体21には掘削駆動用のエア(又
は水)が送られ、スイベル23には掘削した土や岩盤等
のくり粉を排出するためのエア(又は水)が供給され
る。
【0018】穿孔用ロッド(またはロックボルト、以下
単にロッドという)24の先端に掘削用のビット25が
装着される。ロッド24は鋼管からなる外管26内に挿
入されほぼ全体が覆われる。このロッド24は、外管連
行アダプタ1を介してその後端部がスイベル23の接続
口23aに螺合する。ロッド24の外面にはネジが形成
され、このネジに対応してスイベル23の接続口23a
に雌ネジ(不図示)が形成されている。
【0019】外管連行アダプタ1は、後述(図2)のよ
うに、本体4とナット部材(ロッド結合部)5からな
り、ナット部材5の内面に形成された雌ネジ(不図示)
にロッド24が螺合するとともにこれを通過してスイベ
ル23の接続口23aにネジ結合される。この外管連行
アダプタ1は、ロッド24に対し外管26を相互に回転
可能に保持するものである。この場合、ロッド24は、
スイベルの接続口23aのネジおよびナット部材のネジ
の2つのネジによるダブルナット効果により一定位置に
固定保持される。さらに、ロッドの回転方向とナット部
材の締付け方向を合せておくことにより、削孔中にナッ
ト部材が緩むことなく確実にロッドに固定保持され外管
連行アダプタを確実に保持する。
【0020】ロッド24の先端に装着されたビット25
としては、この例では拡孔ビットが示されている。この
拡孔ビットは、先端に切刃25aを有するとともに側面
に切刃25bを突出して有し、側面の切刃25bの回転
により外管26の径より太い径の孔を掘削可能とし、か
つ削孔後にロッド24を引抜けばロッドの軸が外管の軸
とずれて拡孔ビットが外管内に収まりそのまま引抜いて
ビットを回収することができる。ビット25としては、
このような拡孔ビットの他に、外管径より外側に複数の
放射方向に切刃を有するビット(この場合には回収はで
きない)や、先端および側面に外管内に収まる径の切刃
を有する2段ビット(この場合には回収および交換可
能)等種類を問わずいかなる形式のビットを取付けても
よい。
【0021】このようなビット25は、外管26の先端
部から一定の距離だけ突出させて外管26との干渉を避
ける必要がある。特に下向きあるいは斜め下向きに削孔
する場合、外管が自重でロッド先端方向に移動するとビ
ット25に接触して回転してしまう。これを避けるた
め、本発明では外管連行アダプタ1により外管26がロ
ッド24に対し軸方向に移動しないように保持してい
る。
【0022】図2は上記本発明の実施形態で用いる外管
連行アダプタ1を示し、(A)は左側面図、(B)は正
面図、(C)は右側面図である。この外管連行アダプタ
1は、前述のように、削孔機20に取付けられ、ロッド
24を覆う外管26を保持して穿孔するための施工部材
である。外管連行アダプタ1は、外管26(図1)が接
続される外管結合部2と溶接等によりこれと一体結合さ
れた連結部3とからなる本体4を有する。この本体4の
連結部3にナット部材からなるロッド結合部5が回転可
能に連結される。このロッド結合部(ナット部材)5に
ロッド24が螺合して定着される。
【0024】外管結合部2は円筒スリーブ状であって、
外周面に外管端部が螺合する雄ネジ6が形成される。連
結部3は、複数の(この例では4個の)連結片7とその
端部に固定された連結板8とからなる。この連結板8を
ロッド結合部5がこれと一体の座金9で挟むことによ
り、本体4とロッド結合部5が相互に回転可能に連結さ
れる。この連結部3の各連結片7間は大きく開口し、切
削したくり粉を排出するためのくり粉排出用開口10を
形成する。
【0025】六角ナット状のロッド結合部5の内面には
ロッド24(図1)の外ネジに螺合する雌ネジ11が形
成され、ロッド24がこれに螺合して一体的に固定保持
される。ロッド結合部5は六角ナット形状に限らずスパ
ナ等が掛けられる形状であればよい。また、このナット
部分(スパナ掛け部分)は連結板8の内面側に設けても
よい。
【0026】このような外管連行アダプタを用いて、外
管で覆われたロッドにより、ロッドとともに外管を進行
させながら地山斜面を削孔する。これにより、崩れやす
い表層部を削孔する場合でも穿孔した孔が崩れることな
くロッド全長に沿ってグラウト注入空間を確実に形成す
ることができる。この削孔作業は、ロッドが固い安定地
盤(基岩)に達するまで、ロッド24および外管26を
連結して継ぎ足しながら繰返して行われる。ロッド24
は、接続するロッド端部同士が対向して螺入するカプラ
を介して連結される。外管26は、接続する一方の端部
に形成した雄ネジを相手側の端部の雌ネジに螺合するこ
とにより連結される。
【0027】安定地盤までの距離は削孔前の現場調査に
より予め分かっているため、それに合せて外管やロッド
の長さおよび接続本数等が決められる。この場合、安定
地盤に達したことは、表層部との地質の違いによるくり
粉により確認できる。
【0028】安定地盤に達したら、現在削孔中のロッド
および外管をそのままある程度の長さだけ(あるいは残
りの長さすべてを)安定地盤に埋入させる。続いて外管
を接続しないでロッドのみを接続して必要な定着長さだ
け安定地盤内を掘削する。このとき外管連行アダプタは
外しておいてもよい。図3(A)はこのような安定地盤
をロッド24のみで削孔している状態を示す。この例で
は2段ビット25aが示されロッド24同士はカプラ2
7で接続されている。この場合、最初から2段ビットを
用いて穿孔してもよいし、あるいは安定地盤に達するま
では、前述の拡孔ビットを用い、安定地盤に達したらこ
れを回収して図示した2段ビットに交換して穿孔し、こ
れをそのまま埋設してもよい。
【0029】安定地盤を削孔したら、ロッド24が穿孔
用ロッドである場合にはこれを引抜いてロックボルト2
4’と入れ替え、またロッド24が自穿孔型ロックボル
トの場合にはそのままこれをロックボルト24’とし、
図3(B)に示すように、中空のロックボルト24’を
通してセメントミルク等のグラウト材を注入する。これ
により、安定地盤にロックボルト24’が定着される。
このとき外管26内にグラウト材が充填されるため確実
な防錆機能が得られる。グラウト材はロックボルト2
4’に沿って設けたグラウト供給用チューブ(不図示)
等を介して注入してもよい。
【0030】外管26の外面にネジ加工や波形あるいは
溝その他の凹凸状の異形加工を施すとともに、複数の小
孔あるいはスリット等の孔加工を施してもよい。このよ
うな異形加工により地盤に対する定着性が得られ、さら
に孔加工によりグラウト材が外管周囲に漏出し、定着力
が高まる。このような外管を用いた場合には、安定地盤
のロックボルトの定着部全体を外管で覆ってもよい。
【0031】ロックボルトは、前述のように、穿孔用の
ロッドでロックボルト孔を削孔した後,穿孔用ロッドを
引抜いてロックボルト材や異形鋼棒等を挿入してもよい
し、あるいはロックボルト自体で穿孔しそのまま埋設す
る自穿孔型のロックボルトを用いてもよい。自穿孔型の
ロックボルトとすれば、回収の手間が省ける。穿孔用ロ
ッドを用いれば、ロックボルトの材料の選択の幅が広が
りコストの低減等が図られる。
【0032】前述のようなビットの選択やこれを回収す
るか埋設するかの選定、あるいは外管に異形加工等を施
すかどうか及び削孔後外管を引抜くかどうか、および穿
孔用ロッドを用いるかあるいは自穿孔型ロックボルトと
するか等については、地盤の地質や周囲の状況およびコ
スト等を考慮して適宜選定する。また、外管の長さは、
地盤の崩壊が予想される部分をカバーできる長さのみと
してもよいし、あるいは全長にわたって設けてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、穿孔
用ロッド(自穿孔型のロックボルトを含む)を鋼管等か
らなる外管で覆った状態でこの鋼管とともにロッド先端
のビットを地山内に進入させて削孔するため、鋼管によ
り孔壁の崩れが防止されくり粉が確実に排出されるとと
もにグラウト材の注入が確実に行われる。これにより、
大型の削孔機を用いることなく崩壊しやすい地盤に簡易
な削孔機で小径のロックボルト孔を穿孔可能にするとと
もに、グラウト材を確実に注入してロックボルトの信頼
性を高めることができる。
【0034】また、外管連行アダプタを用いることによ
り、ロッドは削孔機駆動による回転と打撃により地盤を
削孔し、鋼管は回転しないで手元側で掴んでいられるの
で、穿孔の邪魔にならず、削孔作業が容易に行える。ま
た、穿孔方向にかかわらず鋼管はビットから一定の距離
を隔てて保持されビットとの干渉が避けられる。
【0035】さらに、外管連行アダプタの連結部の開口
から削孔地盤のくり粉を排出する構成によれば、くり粉
の排出性が向上し、またスイベルを削孔機よりロッド側
に取り付けることにより、より多くの水や空気を送れる
ので、くり粉が排出しやすくなり、結果として削孔性能
が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の構成説明図。
【図2】 図1の実施形態で用いる外管連行アダプタの
構成説明図。
【図3】 図1の実施形態による削孔施工後の作業手順
の説明図。
【符号の説明】 1:外管連行アダプタ、2:外管結合部、3:連結部、
4:本体、5:ロッド結合部、6:雄ネジ、7:連結
片、8:連結板、9:座金、10:くり粉排出用開口、
11:雌ネジ、20:削孔機、21:ドリル本体、2
2;シャンクアダプタ、23:スイベル、23a:接続
口、24:穿孔用ロッド(または自穿孔型ロックボル
ト)、25:ビット、25a,25b:切刃、26:外
管、27:カプラ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端にビットを備えた穿孔用ロッドを外管
    で覆い、この穿孔用ロッドを削孔機に装着するととも
    に、この穿孔用ロッドに対し前記外管を回転可能に保持
    する外管連行アダプタを介してこの外管を前記削孔機に
    取付け、前記ビットが外管の先端から所定の長さだけ突
    出した状態でこの外管を連行させながら前記穿孔用ロッ
    ドで削孔することを特徴とするロックボルト孔壁保護施
    工方法。
  2. 【請求項2】前記外管に異形加工および複数の孔加工を
    施したことを特徴とする請求項1に記載のロックボルト
    孔壁保護施工方法。
  3. 【請求項3】先端にビットを備えた穿孔用ロッドを外管
    で覆い、この穿孔用ロッドを削孔機に装着した状態でこ
    の穿孔用ロッドに対し前記外管を回転可能に保持するロ
    ックボルト孔穿孔用の施工部材であって、 この施工部材は、前記外管が接続される外管結合部と、 前記穿孔用ロッドに定着されるロッド結合部とからな
    り、 前記ロッド結合部は、前記外管結合部と一体の連結部を
    介して前記外管結合部に対し回転可能に連結され、 前記連結部は、外管を介して排出されるくり粉を放出す
    るためのくり粉排出用開口部を有することを特徴とする
    ロックボルト孔穿孔用の施工部材。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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