JP3493014B2 - トンネル拡幅方法 - Google Patents

トンネル拡幅方法

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JP3493014B2 JP2001345576A JP2001345576A JP3493014B2 JP 3493014 B2 JP3493014 B2 JP 3493014B2 JP 2001345576 A JP2001345576 A JP 2001345576A JP 2001345576 A JP2001345576 A JP 2001345576A JP 3493014 B2 JP3493014 B2 JP 3493014B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトンネル拡幅方法に
係わり、特に、小断面トンネルからの拡幅方法に関する。
【0002】
【従来の技術】山岳等のトンネル工事で一般的なナトム
工法(NATM工法)では、地山を掘削したあと(必要
な場合は壁をセメントで固めた後)、壁から岩盤内部へ
垂直に多数のロックボルトを打ち込み、セメント系或い
は樹脂系等の所定の定着材で定着させたり、パイプ式ロ
ックボルト内に圧液を注入して膨張拡径させたりして、
トンネルの内壁近くの地盤を強固にするとともに岩盤内
部の地盤で支持することで内壁周辺の崩落を防ぐように
している(支保工)。
【0003】図14は上記圧液を注入して膨張拡径する
パイプ式ロックボルトの製造方法の説明図である。鋼管
本体61を半径方向に押し潰し二重にするとともに、両
脇を丸めて二重管62を作る(図14の(1)〜(3))。そ
して、手元側端部である左側端部に膨張拘束用の円筒の
スリーブ63を嵌め、端面を溶接し(図14の(4)、
(5))、スリーブ63の側面所定箇所から中心方向へ二
重管62における2つの管壁の間まで貫通する小孔64
を穿設し(図16参照)、圧液(圧水等)の注入孔とする
(図14の(5))。又、図15に示すように二重管62の
先端部にも拘束用のスリーブ65を嵌め、先端にコーン
66を溶接することでパイプ式ロックボルト67を完成
する。パイプ式ロックボルト67のスリーブ63の部分
断面を図16に示す。
【0004】図17はパイプ式ロックボルト67の使用
方法を示す説明図である。予め、トンネルの内壁68か
ら垂直に地山69の内部に向けてボアホール70を穿孔
しておく(図17の(1)参照)。パイプ式ロックボル
ト67をボアホール70に打設する場合、ロックボルト
打設用アダプタ81を用いる。すなわち、ロックボルト
打設用アダプタ81を打ち込み機(図示せず)のシャッ
クロッドに結合し、該打ち込み機を稼働し、スリーブ6
3位置にベアリングプレート83を嵌め込んだパイプ式
ロックボルト67を、コーン66からボアホール70の
中に打設する(図17の(2)参照)。
【0005】打設が終わったならば、ロックボルト打設
用アダプタ81を外し、スリーブ63に圧液注入用アダ
プタ82を所定箇所まで嵌める(図17の(3)参
照)。すなわち、パイプ式ロックボルト67の手元側端
部に圧液注入用アダプタ82を嵌め、スリーブ63に形
成した注入孔64と圧液注入用アダプタ82の注入穴8
2aを連通し、注入孔82aの入口から圧水等の圧液を
注入する。これにより圧液は注入孔82a、注入孔64
を通ってパイプ式ロックボルト67の内部に入り、高圧
によりパイプ式ロックボルト67の二重管62を膨張拡
径する。この結果、パイプ式ロックボルト67はボアホ
ール70の周囲の地山と定着し、直ちにトンネルの内壁
近くの地盤を強固にするとともに岩盤内部の地盤を支持
することで内壁周辺の崩落を防ぐことができる。
【0006】圧液の注入で定着し終わったならば、圧液
注入用アダプタ82を外すと、パイプ式ロックボルト6
7の内部の液が抜ける。そして、必要であればパイプ式
ロックボルト67の内部に適宜の注入材を注入する。
(図17の(4)参照)。かかるパイプ式ロックボルト
によれば、素早く、簡単な取り付け作業で二重管すなわ
ちボルト67が放射方向に膨張拡径して周囲地山の岩
盤、地盤、土壌を瞬時に締め付ける。しかし、かかるパ
イプ式ロックボルトはTBMを用いて導坑掘削後に拡幅し
て本坑掘削を行う場合に用いることができなかった。こ
れは小断面の先進導抗からは、後に本抗となる部分のさ
らに外側の地山まで到達させるような長いロックボルト
を打ち込むことが出来ないためである。
【0007】TBM工法は図18に示すように先進導坑部分
(既設トンネル)71をTBM(トンネルボーリングマシ
ン)で掘削し、後にその導坑内壁72から本坑掘削線7
3まで所望のトンネル断面に切り拡げる工法のように導
坑掘削後に断面拡幅して本坑掘削を行う場合、導坑で打
設するロックボルトとしてFRPボルト等のカプラで接続
延長可能で、且つ切断可能なものを用い、拡幅時にこの
FRPボルトを切断する。そして、FPRボルトの全長に
ネジ部が形成されていれば新たな断面でナットを嵌め、
ネジ部がなければ新たな断面からロックボルトを打設し
直す。しかし、いずれにしても導坑掘削後に拡幅して本
坑掘削を行う場合、導坑で打設した仮設のロックボルト
は、撤去・廃棄される形となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上、TBM工法において
導坑で打設した仮設のロックボルトは、撤去・廃棄され
るが、この仮設部分にも、本坑支保用のロックボルトと
同等の材料と施工手間が必要とされて無駄となってい
る。また仮設のロックボルトによって拡幅領域の地盤安
定化は図られるが、地盤が締められた分だけ拡幅領域の
掘削の障害となる結果にもなっていた。以上から、本発
明の目的は、施工が簡単で確実な仮支保を行うことが出
来、且つ、拡幅掘削作業を阻害しない、拡幅に適したパ
イプ式ロックボルトを用いたトンネル拡幅方法を提供す
ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば、トンネル断面を拡幅するに際し、先に形成した第
1のトンネル断面から、後に形成する第2の断面に適し
たロックボルト打設長に対応した深さ位置までロックボ
ルト打設孔を穿孔し、前記ロックボルトの雌ネジ部に
雄ネジ部を有する中空のアダプタを結合し、ロックボ
ルトの手元側スリーブが前記第2の断面の掘削予定線よ
り奥側の前記ロックボルト打設孔内に位置するように該
ロックボルトを挿入し、該アダプタを介してロックボ
ルトに圧液を注入して該ロックボルトを膨張させ、膨
張後、アダプタを孔から回収する形でロックボルトを打
設し、複数本のロックボルト打設後、第2の断面を掘削
形成することによりトンネル断面を拡幅する。このよう
にすれば、施工が簡単で確実な仮支保を行うことが出
来、且つ、拡幅掘削作業を阻害しない。なお、第2の断
面を掘削形成後、前記ロックボルトの雌ネジ部にボルト
をねじ込むと共に該ボルトを第2の断面より突出させ、
該ボルトをナット締めすることにより、より地盤強度を
高めることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明のトンネル拡幅方法
に適用できるパイプ式ロックボルト(先端部)10の斜視
図であり、二重管11は図14で説明したように鋼管を押し
つぶしてから丸く成形したもので、その先端と後端にス
リーブ12,13がを嵌め込まれている。二重管11の
先端部に嵌め付けられたスリーブ13には円錐状のコー
ン14が装着されており、この先端スリーブ13は図3
に示すようにコーン14と一体になって二重管11内部
の空間11a,11bを蓋する形になっている。二重管
11の後端部のスリーブ12は雌ネジ付きスリーブにな
っていて、雌ネジ部12aの内部は図2に示すように流
路12bを介して二重管11の内部の圧液が入る空間1
1aと連通している。このパイプ式ロックボルト10に
は、雌ネジ部12aを介して後述する中間部あるいは後
端部あるいはボルトが結合可能であり、これらを結合す
ることにより適宜の長さのロックボルトを形成したり、
圧液を注入することができるようになっている。
【0011】図4はパイプ式ロックボルトの中間部20
の斜視図である。中間部20の二重管21の一方には図1
のロックボルト10の前記雌ネジ付きスリーブ12に螺
合可能な雄ネジ付きスリーブ22が嵌着され、他方に雌
ネジ付きスリーブ12と同一構成の雌ネジ付きスリーブ
23が嵌着されている。雄ネジ付きスリーブ22は図5
に示すように、そのネジ部22aが中空になっていて、
中空部は二重管21の内部の圧液が入る空間21aと流
路22bを介して連通している。従って、中間部20の
圧液が入る空間21aは雄ネジ付きスリーブ22および
雌ネジ付きスリーブ23を介してそれぞれ先端、後端両
方で外部と連通している。中間部20には、雌ネジ部2
3aを介して後端部、即ち打設/注入用アダプタを結合
することができる。
【0012】図6はパイプ式ロックボルトの後端部(打
設/注入用アダプタ)30の斜視図である。打設/注入
用アダプタ本体31の一端には中間部20の雌ネジ部23
aに螺合する雄ネジ部31aが形成され、他端には圧液
注入用アダプタ32を受容する受容部31bが形成され、
内部に中空部31cが形成されている。この中空部31c
は受容部側が塞がれているが雄ネジ側は開放され、受容
部31bには中空部31cに連通する小孔31dが形成されて
いる。圧液注入用アダプタ32には、受容部31bに形
成した小孔31dと連通する注入口32aが形成されて
いる。圧液注入用アダプタ32を受容部31bに嵌め、
注入口32aから圧水等の圧液を注入すると圧液が小孔
31dを通って中空部31cに到り、中間部20、先端部1
0の空間21a,11aに到り、高圧によりこれら中間
部、先端部の二重管21,11を膨張拡径する。
【0013】図1のロックボルトを拡幅用に用いる場
合、後端部(打設/注入用アダプタ)30はその長さL1
が、TBM坑内壁から本坑掘削線までの巾L2(図8参照)に対
応した長さとなるように設定するのが好ましい。なお、
後端部を図1のロックボルトの延長用に用いる場合、図
7に示す別のタイプを用いても良い。図7のロックボル
ト後端部40は、二重管41の一端に雄ネジ付きスリー
ブ41aを嵌着すると共に、他端に従来と同一構成のス
リーブ43を装着し、その端面を溶接して塞いだ形にな
っている。また、スリーブ43の側面所定箇所から中心
方向へ二重管41における2つの管壁の間まで貫通する
小孔43aが穿設されている。
【0014】 図8〜図13は本発明のトンネル拡幅方法
の説明図である。まず、図8に示すように、TBM坑内壁
51から所望の深さに達するようにボアホール50の穿
孔を行い、ロックボルト10を、本坑掘削線52より奥
に雌ネジ付きスリーブ12が位置する形となるよう挿入
する。図8では図示していないが、挿入作業は打設/注
入用アダプタ30(図6)をロックボルト10の雌ネジ部
12に接続しておこなう。打設/注入用アダプタ30を
接続することにより、ボアホール50の奥の、所定の位
置にロックボルト10を簡単に挿入することができる。
この場合、本坑掘削線52までの巾L2がTBM坑断面巾よ
り大きい場合には、すなわち、作業空間が狭い場合に
は、打設/注入用アダプタを複数本に分割しておき、ロ
ックボルト10をボアホール内に挿入しながらアダプタ
を順に接続していっても良い。
【0015】以上により、ロックボルト10を挿入して
から、打設/注入用アダプタ30の受容部31bに圧液
注入用アダプタ32を嵌め込み、注入口よりロックボル
ト10の二重管11内部に圧液を注入する(通常は水を圧
力注入)。これにより、二重管11が円形に戻る形で図
9に示すように膨張し、定着材の注入作業を行わなくて
も瞬時にロックボルトが摩擦力で地山に定着される。こ
うしてTBM坑内壁から本坑掘削の奥で事前補強が行われ
る。しかる後、打設/注入用アダプタ(図示せず)を地山
に定着されたロックボルト10の雌ネジ12から螺合解
除し、ボアホール50から引き抜き、回収する。次に、
トンネル断面を本坑掘削線52まで拡幅する。この際、
掘削領域にはロックボルトがなく、また、掘削線より奥
側地盤は締め固められて事前補強されている。このた
め、簡単な施工で確実な仮支保を行え、本坑掘削作業の
安全性が図られ、しかも、掘削の障害となることはな
い。
【0016】なお、ロックボルト10はその後端が雌ネ
ジスリーブ12となっており、定着材もナットワッシャ
ーも用いることなく定着可能であるため、拡幅後にナッ
トワッシャーで締め付けることなくロックボルトの全長
をボアホール内に配置させた状態で定着させることが可
能である。ただし、本設のロックボルトとして用いる場
合は、図10に示すように雌ネジ部12にボルト55を
接続して本坑トンネル断面内に突出させ、図11に示す
ように、プレート56をボルト55に挿入し、該プレー
トを嵌めナット57で本坑の吹付け面に締め付ける。こ
のようにすれば、本坑断面の支保用に新たなロックボル
トを打設し直す必要がなく、ロックボルトをナット締結
するという要求に応えることができる。
【0017】 また、ロックボルト10は、その雌ネジ
部12を利用して、図4に示す中間部20を接続し、任
意の長さに延長することが可能である。従って、長尺施
工を行うのに便利である。即ち、図12に示すように、
雌ネジ部12を利用して、これに中間部、後端部の雄ネ
ジ部22,31aを接続すれば、現場で所望の長さのロ
ックボルトを施工することが可能となる。したがって、
先進導坑のように断面が小さい空間からの作業で長尺の
ボルトを施工することが可能となる。このように長尺施
工を行う場合でも、後端部(打設/注入用アダプタ)30
から圧液注入を行えば、直ちに図13に示すように二重
管11,21が全長に亘って膨張して確実な定着が図ら
れる。従って、施工が簡単である。
【0018】以上詳細に説明したが、本発明の拡幅工法
の適用は、上述のTBM坑からの拡幅に限定されるもので
はなく、既設トンネルから切り拡げる形で新設トンネル
を掘削する場合など、掘削断面を変更する場合に好適に
適用可能である。
【0019】
【発明の効果】以上、本発明によれば、地山面の数メート
ル奥で膨張させることができるため、拡幅前に奥側地盤
を締め固めて事前補強できるため、施工が簡単で確実な
仮支保を行うことが出来、且つ、拡幅掘削作業を阻害し
ない、拡幅に適したパイプ式ロックボルトを用いたトン
ネル拡幅工法を提供することができる。又、本発明によ
れば、定着材もナットワッシャーも用いることなくロッ
クボルトを定着可能であるが、後端が雌ネジスリーブと
なっているため、該雌ネジ部にボルトを接続し、該ボル
トにプレートを挿入して嵌めナットで締め付けることに
より本設のロックボルトとして機能させることもでき
る。従って、本発明によれば、本坑断面の支保用に新たな
ロックボルトを打設し直す必要がなく、また、ロックボ
ルトをナット締結するという要求に応えることができ
る。
【0020】また、本発明によれば、ロックボルトの後
端が雌ネジスリーブとなっているため、該雌ネジ部を利
用して中間部を接続し、任意の長さに延長することが可
能であり、長尺施工を行うのに便利である。又、本発明
によれば、ロックボルトを適宜の長さに調節することが
でき、狭い作業空間からでもロックボルトの施工を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトンネル拡幅方法に適用できるロック
ボルト(先端部)の斜視図である。
【図2】ロックボルトの雌ネジ付きスリーブ部分の縦断
面図である。
【図3】ロックボルトの先端部の縦断面図である。
【図4】中間部の斜視図である。
【図5】中間部の雄ネジ付きスリーブ部分の縦断面図で
ある。
【図6】後端部(打設/注入用アダプタ)の斜視図であ
る。
【図7】別の後端部(打設/注入用アダプタ)の斜視図で
ある。
【図8】本発明のトンネル拡幅方法説明図(工程1)であ
る。
【図9】本発明のトンネル拡幅方法説明図(工程2)であ
る。
【図10】本発明のトンネル拡幅方法説明図(工程3)で
ある。
【図11】本発明のトンネル拡幅方法説明図(工程4)で
ある。
【図12】本発明の別のトンネル拡幅方法説明図(工程
1:長尺施工を行う場合)である。
【図13】本発明の別のトンネル拡幅方法説明図(工程
2:長尺施工を行う場合)である。
【図14】パイプ式ロックボルトの製法説明図である。
【図15】従来のパイプ式ロックボルトの斜視図であ
る。
【図16】従来のパイプ式ロックボルトの断面図であ
る。
【図17】従来のパイプ式ロックボルトの使用方法説明
図ある。
【図18】TBM工法説明図である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トンネル断面を拡幅するに際し、 先に形成した第1のトンネル断面から、後に形成する第
    2の断面に適したロックボルト打設長に対応した深さ位
    置まで、ロックボルト打設孔を穿孔し、 パイプ体の両端に拘束用のスリーブが嵌め込まれ、手元
    側のスリーブに雌ネジ部が設けられたロックボルトの該
    雌ネジ部に雄ネジ部を有する中空のアダプタを結合し、 ロックボルトの手元側スリーブが前記第2の断面の掘削
    予定線より奥側の前記ロックボルト打設孔内に位置する
    ように該ロックボルトを挿入し、 該アダプタを介してロックボルトに圧液を注入して該ロ
    ックボルトを膨張させ、 しかる後、アダプタを孔から回収しする形でロックボル
    トを打設し、 複数本のロックボルト打設後、第2の断面を掘削形成す
    る、 ことを特徴とするトンネル拡幅方法。
  2. 【請求項2】 前記第2の断面を掘削形成後、前記ロッ
    クボルトの雌ネジ部にボルトをねじ込むと共に該ボルト
    を第2の断面より突出させ、 該ボルトをナット締めする、 ことを特徴とする請求項1記載のトンネル拡幅方法。
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