JPH07268877A - 切土斜面の補強方法 - Google Patents

切土斜面の補強方法

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JPH07268877A
JPH07268877A JP8230494A JP8230494A JPH07268877A JP H07268877 A JPH07268877 A JP H07268877A JP 8230494 A JP8230494 A JP 8230494A JP 8230494 A JP8230494 A JP 8230494A JP H07268877 A JPH07268877 A JP H07268877A
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JP
Japan
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lock bolt
hole
slope
cut slope
bolt
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JP8230494A
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English (en)
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Shinji Fukushima
伸二 福島
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Fujita Corp
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Fujita Corp
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  • Piles And Underground Anchors (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 工期及びコストを掛けることな切土斜面の安
定化を図れ、ロックボルトの引き抜き強度を高めること
ができる切土斜面の補強方法を提供すること。 【構成】 本発明は、切土斜面211に孔215を掘削
してロックボルト111を挿入すると共に、固結材を充
填してロックボルト111を切土斜面211に固定し、
ロックボルト111の上部に取り付けたヘッドプレート
235により切土斜面211を締め付け、ロックボルト
111の周面と切土斜面211との摩擦力により切土斜
面211を補強する方法であって、ロックボルト111
を、ロックボルト本体113と、このロックボルト本体
113の先端に設けられた削孔刃115とで構成し、ロ
ックボルト111を回転させて孔215を掘削すると共
に、このロックボルト111の内部を通して固結材の充
填を行ない、固結材を固化させてこのロックボルト11
1をそのまま切土斜面211に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は切土斜面にロックボルト
を打ち込み、ロックボルトの上部に取り付けたヘッドプ
レートにより切土斜面を締め付け、ロックボルトの周面
と切土斜面との摩擦力により切土斜面を補強する方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】切土斜面を安定させる切土斜面補強法と
して拘束圧付加型ロックボルトを用いる方法や、アンカ
ー工法が知られている。ロックボルトを用いる方法は、
削孔機を用いて斜面に多数の掘削孔を削孔し、掘削孔を
開けた後、各掘削孔にロックボルトを夫々挿入すると共
にセメントミルを注入し、セメントミルによりロックボ
ルトと地山とを密着させ、ロックボルトの先端にヘッド
プレートを取り付け、ヘッドプレートにより斜面を締め
付けると共に、ロックボルトの周囲と地山との摩擦力に
より斜面の安定化を図るものである。また、アンカー工
法は、想定される滑り面より奥の不動の基盤にアンカー
材を定着・緊張し、アンカー材により斜面の安定化を図
るようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ロックボルトを用いる方法では、掘削孔を削孔する工程
と、ロックボルトを掘削孔に挿入する工程と、セメント
ミルを注入する工程が、夫々別個の機械を用いて別々に
行なわれるため、工期及びコストが掛る不具合がある。
また、地山条件によりロックボルトの引き抜き強度を高
めようとすると、ボルト長及び掘削孔の深さを大きくし
なければならず、その結果、削孔機が大型化し、また、
一本のロックボルトを固定するまでのサイクルタイムが
長くなり、材料費もかさみ、コスト高となる不具合があ
る。更に、アンカー工法では、不動の基盤に到達するよ
うに掘削孔の深さを大きく取る必要があり、施工性や経
済性の面で不利がある。本発明は前記事情に鑑み案出さ
れたものであって、本発明の目的は、工期及びコストを
掛けることな切土斜面の安定化を図れ、更には、ボルト
長や掘削孔の深さを大きくすることなくロックボルトの
引き抜き強度を高めることができ、工期の短縮化、コス
トダウンを図ることができる切土斜面の補強方法を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、切土斜面に孔を掘削し、この孔にロック
ボルトを挿入すると共に、固結材を充填してロックボル
トを切土斜面に固定し、前記ロックボルトの上部に取り
付けたヘッドプレートにより切土斜面を締め付け、前記
ロックボルトの周面と切土斜面との摩擦力により切土斜
面を補強する方法において、前記ロックボルトを、ロッ
クボルト本体と、このロックボルト本体の先端に設けら
れた削孔刃とで構成し、前記ロックボルトを回転させて
孔を掘削すると共に、このロックボルトの内部を通して
前記固結材の充填を行ない、前記固結材を固化させてこ
のロックボルトをそのまま切土斜面に固定するようにし
たことを特徴とする。
【0005】また、本発明は、前記ロックボルトを回転
させて掘削される孔は、切土斜面に開口する小径部と、
この小径部の底に形成された大径部とで構成されている
ことを特徴とする。また、本発明は、前記固結材の充填
時、ロックボルトはその先端の削孔刃が拡開した状態で
前記大径部に配置されることを特徴とする。また、本発
明は、前記ロックボルト本体の外周面にはズリ排出羽根
が螺旋状に設けられていることを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に従って説
明する。図1は切土斜面の断面図を示す。図1におい
て、Gは地山、211は切土斜面、213は造成地を示
し、切土斜面211には、上下左右に等間隔をおいて掘
削孔215が削孔されている。前記各掘削孔215は切
土斜面211に開口する小径部215Aと、小径部21
5Aの底に形成された大径部215Bからなり、各掘削
孔215にロックボルト111が挿入されている。切土
斜面211には、表面を保護するモルタル217が吹き
付けられ、また、必要に応じ、モルタル剥離防止のため
金網219が用いられる。前記ロックボルト111は、
ロックボルト本体113と、ロックボルト本体113の
先部に拡縮可能に設けられた削孔刃115からなり、ロ
ックボルト本体113の内部にはモルタル等のような固
結材の供給路が設けられている。
【0007】次に、切土斜面211をロックボルト11
1で補強する手順について説明する。まず、図2(A)
に示すように、地山Gを掘削機械等により一段切土す
る。次に、図2(B)に示すように、切土斜面211の
表面保護のためにモルタル217を吹き付ける。尚、モ
ルタル217が剥離する虞がある場合には、必要に応じ
て切土の斜面に金網219を敷設する。次に、図2
(C)に示すように、削孔機にロックボルト111を連
結し、削孔刃115を閉じた状態としてロックボルト1
11により切土斜面211を掘削し、小径部215Aを
所定の深さ掘削する。次に、図3(A)に示すように、
削孔刃115を開いた状態としてロックボルト111に
より更に地山Gを掘削し、小径部215Aの底に大径部
215Bを所定の深さ掘削する。
【0008】次に、図3(B)に示すように、モルタル
217等の固結材をロックボルト本体113の内部の供
給路を通して大径部215Bに注入し充填する。そし
て、削孔刃115を開いた状態で大径部215B内に位
置させ、そのまま固結材を固化させる。尚、必要に応じ
て掘削孔215の小径部215Aの壁面保護のため、小
径部215Aにも固結材を注入する場合には、図4に示
すように、ロックボルト本体113と固結材を分離する
シース231を用いる。
【0009】次に、図3(C)及び図5に示すように、
ロックボルト111の上部にヘッドプレート235を取
り付け、ナット237により締め付け、所定の軸力をロ
ックボルト111に加える。このようにして、上下左右
に等間隔をおいた全ての箇所にロックボルト111を固
定し、切土斜面211の造成を完了する。
【0010】本実施例によれば、単一のロックボルト1
11により、削孔、ロックボルト111の打設、固結材
の注入の全てが行なわれるので、従来のように、各工程
が別々の機械により個別に行なわれる場合に較べて、工
期の短縮化、コストの低減化を図ることが可能となる。
また、掘削孔215を小径部215Aと大径部215B
で構成し、拡開させた削孔刃115を大径部215Bに
配置させたので、大径部215Bとヘッドプレート間の
地山Gは拘束圧が付加され、地山Gの強度を格段と高め
ることができる。また、地山Gの強度を高めることがで
きるため、地山Gとロックボルト111との単なる摩擦
により切土斜面211を補強する場合に較べ、ロックボ
ルト111の全長を短縮化できる。また、ロックボルト
111が打設された地山Gの範囲は一体化され、あたか
も擬似擁壁として機能するので、切土斜面211は背面
の地山Gから作用する土圧に十分対応することができ
る。
【0011】また、地山条件が急変し切土施工中に地山
Gの過大な変形やすべり等の地山Gの緩みが認められた
場合には、ロックボルト111の数を増やし、或は、ロ
ックボルト111の長さを大きくする等、施工パターン
の変更に簡単に対応することが可能となる。また、地山
Gの土質所条件に関係なく急勾配切土が可能であり、特
に、平地の少ない地区での土地造成では、平地面積を広
く取ることができ、土地の有効利用を図ることができ
る。また、大径部215Bによりロックボルト111の
引き抜き強度が向上されるので、切土斜面211の安定
化を図りつつロックボルト111を短縮でき、これによ
り大型の重機や削孔期等を用いる必要もなくなり、工期
の短縮化やコストダウンを図る上でより一層有利とな
る。また、大型の重機や削孔期等を用いる必要がなくな
るので、大型重機を搬入できないような悪い立地条件の
下でも、切土斜面211の安定化を図ることが可能とな
る。
【0012】尚、前記実施例では、大径部215Bを形
成した場合について説明したが、大径部215Bを有し
ない均一径の掘削孔215にロックボルト111を打設
し固定する場合にも、本発明は無論適用され、この場合
には、削孔刃115を拡縮可能に配設する必要がなくな
る。
【0013】次に、上記のようなロックボルト111の
具体例を図6乃至図9を参照して説明する。図6は削孔
刃が閉塞した状態のロックボルトの断面正面図、図7は
削孔刃が拡開した状態のロックボルトの断面正面図を示
す。ロックボルト111は、ロックボルト本体113と
削孔刃115から構成されている。ロックボルト本体1
13は、中空の筒状部材1により形成され、筒状部材1
の外周には2条のズリ排出羽根3が螺旋状に設けられて
いる。筒状部材1の基部には、削孔機の回転駆動部5に
連結される雄ねじ7が形成されて、また、筒状部材1の
基部寄りの箇所には、筒状部材1の長手方向に間隔をお
いて第1ピン挿通孔9と第2ピン挿通孔11が貫設され
ている。
【0014】図8(A)は削孔刃が閉じた状態のロック
ボルト先端の断面平面図、(B)は同断面正面図、図9
(A)は削孔刃が拡開した状態のロックボルト先端の断
面平面図、(B)は同断面正面図を示す。筒状部材1の
先部には、支軸挿通孔13が貫設され、また、筒状部材
1の先端から該筒状部材1の長手方向に沿って所定の長
さ延在する掘削刃拡開用溝15がほぼ180度位相をず
らして二つ形成されている。前記筒状部材1の先部の支
軸挿通孔13には支軸17が挿通され、この支軸17に
前記削孔刃115が回転可能且つ支軸17の長手方向に
移動不能に二枚取り付けられている。各削孔刃115は
筒状部材1の長手方向に延在する板状に形成され、先部
の角部には超硬チップが埋め込まれた刃部115Aが形
成され、削孔刃115の基部には斜面からなる係合面1
15Bが形成されている。
【0015】削孔刃115は前記支軸17を中心として
揺動可能で、図6及び図8に示すように、各削孔刃11
5の閉塞状態では、削孔刃115は、筒状部材1の軸心
と平行した状態となり、基部の係合面115Bは筒状部
材1の内部で互いに向かい合う状態となる。また、図7
及び図9に示すように、支軸17よりも刃部寄りの部分
が対応する掘削刃拡開用溝15に挿入されて各削孔刃1
15が開き、基部の係合面115Bが筒状部材1の内面
1Aに係合した状態で、各削孔刃115が最も開いた拡
開状態となる。
【0016】21は係合部材で、この係合部材21は前
記削孔刃115の閉塞状態を保持するためのものであ
り、筒状部材1の内部に挿入されている。係合部材21
は軸部2101と、軸部2101の基部に形成されたピ
ン挿通孔2103と、軸部2101の先部に形成された
係合部2105とで構成されている。前記係合部210
5には、前記係合面115Bに係合可能な係合面210
5Bが形成され、図8に示すように、双方の係合面11
5B,2105Bが係合した状態で、前記削孔刃115
の閉塞状態が形成される。そして、第1ピン挿通孔9と
前記ピン挿通孔2103にピン23を挿通させた状態
で、双方の係合面115B,2105Bが係合するよう
に構成され、また、第2ピン挿通孔11と前記ピン挿通
孔2103にピン23を挿通させた状態で、係合部21
05が削孔刃115の係合面115Bから離れるように
構成されている。
【0017】次に、このような構成からなるロックボル
ト111を切土斜面211に打設する手順について説明
する。まず、図6に示すように、筒状部材1の雄ねじ7
を削孔機の回転駆動部5に連結し、また、第1ピン挿通
孔9とピン挿通孔2103にピン23を挿通させ、削孔
刃115を閉塞状態とする。次いで、筒状部材1の内部
にコンプレッサーから圧縮空気を供給しつつ、筒状部材
1を回転駆動させつつ地中に推進させる。これにより、
削孔刃115は閉塞状態を維持して筒状部材1と一体に
回転駆動し、ずりがズリ排出羽根3により上方に排出さ
れつつ、小径部215Aが地中に掘削される。この時、
筒状部材1の先端から圧縮空気が吹き出されているの
で、筒状部材1の内部に掘削した土砂が詰まることが防
止される。
【0018】そして、小径部215Aが所定の深さに達
したところで、回転駆動部5を停止させ、ピン23を第
1ピン挿通孔9、ピン挿通孔2103から外し、係合部
材21を筒状部材1の基部寄りに移動して、図7に示す
ように、ピン23を第2ピン挿通孔11、ピン挿通孔2
103に挿通し、係合部2105を削孔刃115から離
す。次いで、再度回転駆動部5を駆動し、筒状部材1を
回転駆動しつつ地中に推進させる。係合部2105を削
孔刃115から離すことで削孔刃115は拡開可能な状
態となり、回転駆動させることで遠心力により削孔刃1
15は拡開する。そして、係合面115Bが筒状部材1
の内面Aに係合した拡開状態となり、今度は、大径部2
15Bが掘削される。そして、大径部215Bが所定の
深さ掘削されたところで筒状部材1の回転を停止させ、
削孔刃115を拡開状態のまま大径部215B内に位置
させておく。
【0019】次に、削孔機の回転駆動部5から筒状部材
1の雄ねじ7を取り外し、筒状部材1の内部からモルタ
ル等のような固結材を注入し、筒状部材1の先端から大
径部215B内に固結材を充填する。尚、この固結材の
注入時、筒状部材1から係合部材21を取り出しておく
か否かは任意である。そして、筒状部材15の雄ねじ7
にヘッドプレート235を取り付け、ナット237で締
結して作業が終了する。
【0020】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明
は、切土斜面に孔を掘削し、この孔にロックボルトを挿
入すると共に、固結材を充填してロックボルトを切土斜
面に固定し、前記ロックボルトの上部に取り付けたヘッ
ドプレートにより切土斜面を締め付け、前記ロックボル
トの周面と切土斜面との摩擦力により切土斜面を補強す
る方法において、前記ロックボルトを、ロックボルト本
体と、このロックボルト本体の先端に設けられた削孔刃
とで構成し、前記ロックボルトを回転させて孔を掘削す
ると共に、このロックボルトの内部を通して前記固結材
の充填を行ない、前記固結材を固化させてこのロックボ
ルトをそのまま切土斜面に固定するようにしたので、単
一のロックボルトにより、削孔工程、打設工程、固結材
の注入工程の全てが行なわれ、従って、従来のように、
各工程が別々の機械により個別に行なわれる場合に較べ
て、工期の短縮化、コストの低減化を図ることが可能と
なり、更に、掘削孔の底に大径部を設けることでロック
ボルトの引き抜き強度を向上でき、これにより切土斜面
の安定化を図りつつを短縮でき、工期の短縮化やコスト
ダウンを図る上でより一層有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】切土斜面の断面図である。
【図2】(A),(B),(C)は夫々切土斜面の補強
の説明図である。
【図3】(A),(B),(C)は夫々切土斜面の補強
の説明図である。
【図4】ロックボルト及び掘削孔部分の拡大図である。
【図5】ロックボルト及び掘削孔部分の拡大図である。
【図6】削孔刃が閉塞した状態のロックボルトの断面正
面図である。
【図7】削孔刃が拡開した状態のロックボルトの断面正
面図である。
【図8】(A)は削孔刃が閉じた状態のロックボルト先
端の断面平面図、(B)は同断面正面図である。
【図9】(A)は削孔刃が拡開した状態のロックボルト
先端の断面平面図、(B)は同断面正面図である。
【符号の説明】
111 ロックボルト 113 ロックボルト本体 115 削孔刃 211 切土斜面 215 掘削孔 215A 小径部 215B 大径部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切土斜面に孔を掘削し、 この孔にロックボルトを挿入すると共に、固結材を充填
    してロックボルトを切土斜面に固定し、 前記ロックボルトの上部に取り付けたヘッドプレートに
    より切土斜面を締め付け、 前記ロックボルトの周面と切土斜面との摩擦力により切
    土斜面を補強する方法において、 前記ロックボルトを、ロックボルト本体と、このロック
    ボルト本体の先端に設けられた削孔刃とで構成し、 前記ロックボルトを回転させて孔を掘削すると共に、こ
    のロックボルトの内部を通して前記固結材の充填を行な
    い、 前記固結材を固化させてこのロックボルトをそのまま切
    土斜面に固定するようにした、 ことを特徴とする切土斜面の補強方法。
  2. 【請求項2】 前記ロックボルトを回転させて掘削され
    る孔は、切土斜面に開口する小径部と、この小径部の底
    に形成された大径部とで構成されている請求項1記載の
    切土斜面の補強方法。
  3. 【請求項3】 前記固結材の充填時、ロックボルトはそ
    の先端の削孔刃が拡開した状態で前記大径部に配置され
    る請求項2記載の切土斜面の補強方法。
  4. 【請求項4】 前記ロックボルト本体の外周面にはズリ
    排出羽根が螺旋状に設けられている請求項1記載の切土
    斜面の補強方法。
JP8230494A 1994-03-29 1994-03-29 切土斜面の補強方法 Pending JPH07268877A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007284968A (ja) * 2006-04-14 2007-11-01 Kenyo Kosuge アンカー
JP2007291707A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Nishi Nippon Spc Kk 盛土構造物およびその構築方法
JP2008240345A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Jfe Metal Products & Engineering Inc 打込み式アンカーおよびアンカーの打込み方法
CN112681308A (zh) * 2021-01-13 2021-04-20 北京工商大学 一种适用于疏松土质地面的塔架地锚

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