JPS59175486A - 4,5−ジヒドロキシ−1,3−ジチオラン−2−イリデンマロン酸誘導体およびその用途 - Google Patents

4,5−ジヒドロキシ−1,3−ジチオラン−2−イリデンマロン酸誘導体およびその用途

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JPS59175486A
JPS59175486A JP5073983A JP5073983A JPS59175486A JP S59175486 A JPS59175486 A JP S59175486A JP 5073983 A JP5073983 A JP 5073983A JP 5073983 A JP5073983 A JP 5073983A JP S59175486 A JPS59175486 A JP S59175486A
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黒野 等
Kuniaki Yanaka
谷中 国昭
Minoru Kato
稔 加藤
Tatsuyoshi Sugimoto
杉本 達芳
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Nihon Nohyaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式(I): (式中、R1および朗は同一がまだは異って、アルキル
基、シクロヘキシル基、ベンジル基、アルケニル基、ア
ルキニル基まだはアルコキシアルキル基を表わす。) で表わされる4、5−ジヒドロキシ−1,3−ジチオラ
ン−2−イリデンマロン酸誘導体および該化合物を有効
成分として含有する肝臓疾患治療剤に関する。
一般式(1)で表わされる化合物は文献未記載の新規化
合物で例えば肝機能賦活作用を有するので人間才たは動
物の肝轡能賦活剤、肝臓疾患治療剤として有用である。
一般式(11で表わされる化合物は、例えば次に図式的
に示す反応経路に従って合成することができる。
0 +II)              11)(式中、
R11およびR2は前記に同じ。Mはアルカリ金属原子
またはアンモニウム基を表わす。)すなわち、一般式(
1)で表わさ五る4、5〜ジヒドロキシ−1,5−ジチ
オラン−2−イリデンマロン酸誘導体は、一般式(II
)で表わされる化合物を酸の存在下、不活性溶媒中でグ
リオキサールと反応させて得ることができる。
使用しうる酸としては例えば硫酸、塩酸等の無機酸、酢
酸等の有機酸を挙げることができるが、特だ酢酸が有利
である。
溶媒としては水を使用することもできるが、一般には不
活性有機溶媒の使用が望ましい。
不活性有機溶媒としては、この種の反応に支障を及ぼさ
ないものであればよく、例えばベンゼン、トルエン等の
芳香族炭化水素類;四塩化炭素、クロロホルム、ジクロ
ルメタン等のハロゲン化炭化水素類;ジエチルエーテル
、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;酢
酸エチル等のエステル類;アセトン等のケトン類ニジメ
チルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等を挙げるこ
とができる。
反応温度は50℃以下が望ましく、特に15℃付近の低
温が好ましい。
反応モル比は一般式(fi+で表わされる化合物に対し
、グリオキサールを等モルないし、やや過剰モルの範囲
から適宜に選択することが望ましい。
ここで一般式(I[)で表わされる化合物は、次の図式
に従って合成することができる。
0 (IID            (n)(式中、R%
、I’DおよびMは前記に同じ。 )すなわち、一般式
(IIllで表わされるマロン酸エステルと二硫化炭素
とを塩基の存在下に反応させることにより、一般式(I
I)で表わされる化合物を得ることができる。ここで塩
基の種類とじては水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等
のアルカリ金属水酸化物、アンモニア水等を挙げること
ができる。
上記一般式(11で表わされる化合物の代表例を示せば
、次のようである。
一般式(1):    0     において1 上記一般式(11で表わされる化合物は温血動物に対す
る毒性が低く−1う、 トIgl急性経ロ毒性LD5o
値は例えば化合物A1で1,000−3,000+++
y/kq、化合物A2で4000−5,000■/に9
、化合物扁3で500■/にり以上、化合物A8で5,
000巧/にり以上、化合物A12で1,000−3,
000mq/kqである。
一般式(I)で表わされる化合物はとりわけ肝臓疾患治
療剤として有用である0例えば四塩化炭素等種々の薬物
を健康な被験動物に投与して動物に肝障害を実験的に生
じさせうろことが知られている(例えば特公昭56−1
8579号)。
またヒトの臨床で与られる胆汁ウラ滞の疾患モデルとし
ては、肝性性胆汁ウッ滞に対する総胆管結紮術が、肝内
性胆汁つッ滞に対してはα−ナフチルインチオシアネー
トによる胆管炎が確実に作られることがよく知られてお
り(日本臨休30巻1号216ページ(1972))、
形態学的にもヒトでの胆汁ウラ滞の肝の所見と極めて類
似していると言われている(薬物性肝障害の臨床 山本
祐夫編254ページ)。
従ってα−ナフチルインチオシアネートによる肝障害を
病態のモデルとして用い抑制作用を有する化合物を探索
することは、将来的にはヒト臨床において使用しうる薬
物の評価の一環となる。
一般式(1)で表わされる化合物は、実験的につくられ
た種々病態モデルの肝障害を生った被験動物に対して経
口的にまたは非経口的に(例えば、注射)投与すること
により顕著な肝機能の低下抑制或は改善効果をもたらす
ことが判明した。
従って、一般式(11で表わされる化合物は肝臓疾患の
治療若しくは予防のだめの人間及び動物用医薬として有
用である。すなわち、種々の原因によって生ずる人間や
動物の急性若しくは慢性の肝臓疾患例えば脂肪肝、アル
コール性肝炎、肝炎、中毒性肝障害、うっ血肝、胆汁う
っ滑性肝障害あるいはそれらの終末像である肝硬変の治
療剤として使用することかで)る。一般式fllで表わ
される化合物はそのま捷の状態で肝臓疾患治療剤となり
得るし壕だ製薬上の慣例に従って製薬的に許容し得る希
釈剤及びc凍たけ)他の薬理作用物質との混合物として
組成することもできるし、まだ投薬貴単位形に組成する
こともよい0医薬として採りうる形態には次の形態が含
まれる二散剤、顆粒、錠剤、糖衣錠、カプセル、ピル、
懸濁剤、液剤、乳剤、アンプル、注射液、等供液、など
0 特に本発明化合物は水溶解度が高く、例えば化合物A2
3は2,000 ppm(20℃)、化合物盃12は2
,200 pprn(20℃ン、化合物A1は2%アラ
ビアゴム溶液に2%溶けるので、注射液、点滴の形態で
使用する場合、有利である。
本発明化合物を医薬に調製する場合、一般式(1)で表
わされる化合物を製薬上許容し得る希釈剤との混合物の
形で含有する態様を包含する。
ここで希釈剤とは、一般式(11で表わされる化合物以
外の素材を意味し、固体、半固体、液体あるいは摂取し
得るカプセルであってもよく、種々のものが挙げられる
:例えば賦形剤、増量剤、結合剤、湿潤化剤、崩壊剤、
界面活性剤、滑沢剤、分散剤、緩衝剤、矯味剤、矯臭剤
、色素、香料、保存剤、溶解補助剤、溶剤、被覆剤、糖
衣剤などなど。j〜かしながらと−れに限定されるもの
では女い。又こわ、らは1種又はそh遺)上の混合物と
して使用される。このような製薬上許容し得る希釈剤は
他の薬理作用物質との混合物として使用される場合もあ
る。
本発明化合物による医薬は、既知のいかなる方法で製造
してもよい。例えば、活性成分を希釈剤と混合して、例
えば顆粒とし、次いでその組成物を成形[7て、例えば
錠剤とする。非経口投与剤は無菌とすべきである。又必
要な場合には血液と等張とすべきである0 本発明においては、上記一般式illで表わされる化合
物はそれ自体肝臓疾患治療剤となり得るので、組成物中
に活性成分は一般にo、oi〜100チ(重量)含まれ
る。
投薬量単位の製剤とする場合、当該製剤を形成する個々
の製剤部分は互に異なった形態にあってもよいし、同じ
であってもよく、例えば次の形態がしばしば採用される
:錠剤、顆粒、ピル、散剤、糖衣錠、カプセル、アンプ
ルなど。
本発明による肝臓疾患治療剤は肝臓疾患の治療のために
人間及び動物に、その分野で通常の方法によって適用さ
れ得る。それは経口的に又は非経口的に投与される。経
口的投与は舌下投与を包含する。非経口的投与は注射(
例えば皮下、筋肉、静脈注射、点滴を含む) I/rよ
る投与を包含する。
本発明の医薬の投与量は、対象が動物でちるか、人間で
あるか、感受性差、年令、性別、体重、投与方法、投与
の時期、間隔、病状、体調、医薬製剤の性質、調剤の種
類、有効成分の種類など種々の原因によって変動するQ 従って下記に示す薬量の最下量より少ない量で十分な場
合もちり、まだある場合には、下記の上限薬量を超えて
投与する必要の生ずることもある。
なお大量投与の場合、1日数回に分けて投与するのが好
捷しい。
動物を対象として有効結果を得るためには、活性成分と
して経口的投与の場合体重1 kg当り1日に01〜5
00岬、好捷しくは01〜25〜の範囲、非経口的投与
の場合、体重1 kg当り1日に001〜250■、好
1しくけ01〜25■の範囲、が有利である。
人間を対象とする場合の有効結果を得るだめの薬量は、
動物での有効薬量から感受性差並びに安全性等を考慮し
て、例えば次の薬量範囲が有利である。経口的投与の場
合、体重1 kg当り1日に01〜250++y、好ま
しくは05〜50■、非経口的投与の場合、体重1 k
g当り、1日に001〜100■、好ましくは0.1〜
25 、mgである。
次に本発明化合物の合成例を示す。
合成例1. ジイソプロピル−4,5−ジヒドロキシ−
1,3−ジチオラン−2−イリデン−マロネート(化合
物A23)の合成。
マロン酸ジイソプロピル56.8’? (0,3モル)
と二硫化炭素2’2.8 F (0,5モル)の混合物
を冷水で冷却し、攪拌する。別に調製した40チカ性カ
リ水溶液84f(KOH3五62を水50.49にとか
した)を温度が20℃を越えないように、この混合物に
滴下し、ジボタツシュウム2,2−ビス(インプロポキ
シカルボニル)エチレン−1,1−ジチオレートの水溶
液を得るOこのジチオレート水溶液を40%グリオキサ
ール442.酢酸362、ベンゼン200−から成る混
合物に滴下し反応させる。この間反応内容物をよく攪拌
し、反応温度を15℃以下に保つよう滴下を調製する0
滴下終了後室温で攪拌を続けると反応混合物は赤褐色か
ら淡黄色へと変化し、1時間で反応が完結する。ベンゼ
ン層を分液し、水洗後ベンゼンを留去すると粗結晶を得
る0乾燥後エーテル。
n−へキサンの混合溶媒より再結晶する。収量58t(
収率60%)、mp、L526℃、NMRaTM8pp
m:2.25(12H,d、J=7Hz)、3.80(
2H,broads)、5.10(2H,m、J −=
;7Hz)、5.70(2H,s) 。
合成例−2 ジエチル4,5−ジヒドロキシへ1,3−ジチオラン−
2−イリデン−マロネート(化合物産2の合成。
マロン酸ジエチル16f(Q1モル)、二値化炭a′1
6?の混合物を氷水で冷却し攪拌する。この混合物に4
5%KOH水溶液24.91を、反応温毀が20℃を越
えないように注意しつつ滴下し反応させる。!:、2.
2−ビス(エトキシカルボニル)エチレン−1,1−ジ
チオレートのカリウム塩水溶液が得られる。このジチオ
レート水溶液を40噛グリオキサール14.4M’ 、
 酢酸12? 、ベンゼン60−から成る混合物に滴下
し反応させる。この間反応内容物をよく攪拌し、反応温
度を15℃以下に保つよう滴下を調節する。滴下終了後
室温で攪拌を続けると反応混合物は赤褐色から淡黄色へ
と変化し、1時間で反応が完結する。ベンゼン層を分液
し、水洗後ベンゼンを留去すると粗結晶を得る。乾燥後
酢酸エチル、ジクo。
メタン、n−ヘキサンより成る混合溶媒より再結晶する
。収量1 ’7.8 ? 、収車60.5%。m、p、
873℃。
合成例−6 ジアリル4,5−ジヒドロキシ−1,3−ジチオラン−
2−イリデンマロネート(化合物A 12 )の合成。
マロン酸ジアリル6142より合成例−2と同様にして
45%KOH水溶液を用いてジチオレート塩水溶液を調
製する。これを40%グリオキザール482、酢酸4.
0?、ベンゼン6o−から成る混合物に滴下し、合成例
2と同様に反応させ、後処理を行い、ジクロロメタン−
n−ヘキサンで再結晶するとm、p、81.2℃ノ結J
、 5.22 Y C収率49係〕が得られる。
合成例−4 ビス(3−メトキシプロパン−2−イル)A、5−ジヒ
ドロキシ−1,6−シチオランー2−イリデンマロネー
ト(化合物扁15)の合成。
マロン酸ビス(5−メトキシプロパン−2−スル)a2
8fより合成例2と同様にして合成すると油状の目的物
を得る。これをシリカゲルを用いる乾式カラムクロマト
で精製(展開溶媒:酢酸エチル−r+−ヘキサン−1:
1)しnD−15490の油状物352を得る。収率2
7.4 %。
以下の実施例で部はすべて重量部である。配合成分の種
類及び割合は種々変化させることができる。
実施例1 化合物22           10部重質酸化マグ
ネシウム       10一部乳糖        
       80部を均一に混合して粉末又は細粒状
として散剤とする。
実施例2 化合物10           10部合成ケイ酸ア
ルミニウム       10部リす酸水素力ルンウム
        5部乳糖             
   75部を用いて、実施例1に準じて散剤とする。
実施例6 化合物5             50部澱粉   
            10部乳糖        
       15部結晶セルロース        
  20部ポリビニルアルコール        5部
水                        
30部を均一に混合捏和後、破砕造粒して乾燥し篩別し
て顆粒剤とする。
実施例4 実施例6で得られた顆粒剤99部にステアリン酸カルシ
ウム1部を混合し、圧縮成形して直径10簡の錠剤とす
る。
実施例5 化合物2            95部ポリビニルア
ルコール        5部水          
              30部を用いて実施例3
と同様にし7て顆粒剤とする。
得られた顆粒の90部に結晶セルロースIQ部を加えて
圧縮成形して、直径8餌の錠剤とする。
更にこの錠剤に適当量のソロノブゼラチン、沈降性炭酸
カルシウムの混合懸濁液及び色素を使用して糖衣錠とす
る。
実施例6 化合物21             。5部非イオン
界面活性剤        25部生理食塩水    
        97部を加温混合後滅菌して注射剤と
する。
実施例7 実施例1で得た散剤を市販のカプセル容器に充填してカ
プセルとする。
試験例1.四塩化炭素肝障害抑制効果 試験方法 供試化合物をオリーブ油に溶解1だは懸濁させてマウス
(6退会dd系8)に2507ap/に9の割合で経口
投与し、その6時間後に四塩化炭素を0、05 mg/
kfの割合で経口投与1〜、四塩化炭素投与24時間後
に層殺し、肉眼観察によって肝障害の程度を調べだ。
一方層殺時採血し、遠沈によって血漿を得、血漿グルタ
ミンクーピルビックトランスアミナーゼ(GPT)活性
をライトマン−フランケル(FLe i tman −
Franke l )法に従ッテ測定し、活性をカーメ
ン単位(K 、 U 、)で表わした。肝障害指数は次
の通りである・ 肝障害指数    肝の症状 0    健全肝 2    わずかに影響のあるもの 4    明らかに障害を認めるもの 6    激しい障害 1群5頭のマウスを使用したがその平均値を示す。又G
PT活性は1,000単位以上のものはそれ以上の測定
を行わなかったが平均値は便宜上1;ooo単位として
計算した。
結果を第1表に示す。
第1表 四塩化炭素肝障害に対する作用第1表に示すよ
うに、本発明化合物は四塩化炭素単独投与群にくらべ、
著しく肝障害指数及びp−GPTを改善し、肝障害抑制
効果を有することを示している。
試験例2 α−ナフチルインチオシアネート肝障害抑制
効果。
α−ナフチルインチオシアネート(以下、α−NITと
いう。)を健康な被験動物に投与して胆汁うっ締型肝障
害を実験的に生じさせうることは知られており、人間の
病態モデルとしても用いられている。
本試験例でのα−NIT肝障害モデルおよび試験例1で
の四塩化炭素肝障害モデルについては、いずれの場合も
血漿GPT活性の上昇を伴うが、その程度にはかなりの
差がみられ、またその原因となる肝臓の壊死についても
前者の場合がグリソン鞘周囲の肝実質内に小壊死巣を形
成するのに対して、後者では小葉中心帯の肝細胞凝固壊
死が認められるとの報告がある(日本1林30巻1号2
16ページ(1972))。
これらのことからもわかるように、両病態モデルでの血
漿GPTの上昇は異った性質のものであることがわかる
α−N I Tによって起った肝障害の程度や薬剤によ
るその障害の予防作用を知る指標として、血漿グルタミ
ツクーピルビックトランスアミナーゼ(GPT)活性お
よび血漿アルカリ性フォスファターゼ活性の測定は適当
な方法である。
試験方法: 供試化合物をオリーブ油に溶解まだは懸濁させて−rつ
x(6−7週令、dd系8)に250rng/kqの割
合で6時間間隔で2回経口投与し、2回目の投与から3
時間後にα−ナフチルインチオシアネート(以下、α−
NITと記すO)を35〜/吻経口投与した。
α−NIT投与24時間後にマウスを層殺し、採血した
。血液を遠沈することにより血漿を得、血漿GPT活性
をライトマン・フランケル法、同アルカリ性フォスファ
ターゼ活性をベノセイ・ローリ−法に従って測定し、活
性をカーメン単位およびベソセイ・ローリ一単位で表し
た。
結果を第2表に示す。
第2表−1&−NIT肝障害に対する作用第2表−2α
−NIT肝障害に対する作用第2表−1,2に示すよう
に、本発明化合物はα−NIT単独投与群(α−N 1
.T対照)にくらべ、著しく血漿GPT活性および血漿
アルカ1ノ性フオスファターゼ活性を改善し、肝障害抑
制効果を廟することを示している。
特許出願人  日本農薬株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式(I): 1 1 (式中、 R1および歌は同一かまたは異って、アルキル基、シク
    ロヘキシル基、ベンジル基、アルケニル基、アルキニル
    基まだはアルコキシアルキル基を表わす。〕 で表わされる4、5−ジヒドロキシ−1,3−ジテオラ
    ン−2−イリデンマロン酸誘導体。
  2. (2)  一般式(I): (式中、 几1および用は同一が捷だけ異って、アルキル基、シク
    ロヘキシル基、ベンジル基、アルケニル基、アルキニル
    基またはアルコキシアルキル基を表わす。) で表わされる4、5−ジヒドロキシ−1,3−ジチオラ
    ン−2−イリデンマロン酸誘導体を有効成分として含有
    することを特徴とする肝臓疾患治療剤〇
JP5073983A 1983-03-26 1983-03-26 4,5−ジヒドロキシ−1,3−ジチオラン−2−イリデンマロン酸誘導体およびその用途 Granted JPS59175486A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0237357A (ja) * 1988-07-27 1990-02-07 Mita Ind Co Ltd 電子写真感光体

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0237357A (ja) * 1988-07-27 1990-02-07 Mita Ind Co Ltd 電子写真感光体

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