JPS59148778A - 1,3−ジチエタン誘導体およびその用途 - Google Patents

1,3−ジチエタン誘導体およびその用途

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JPS59148778A
JPS59148778A JP2013883A JP2013883A JPS59148778A JP S59148778 A JPS59148778 A JP S59148778A JP 2013883 A JP2013883 A JP 2013883A JP 2013883 A JP2013883 A JP 2013883A JP S59148778 A JPS59148778 A JP S59148778A
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Kuniaki Yanaka
谷中 国昭
Masaaki Kudo
正昭 工藤
Kohei Fukuda
福田 公平
Masashi Nagamine
永峰 政志
Shigeo Konaka
小中 重夫
Minoru Kato
稔 加藤
Tatsuyoshi Sugimoto
杉本 達芳
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Nihon Nohyaku Co Ltd
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Nihon Nohyaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式(■): してもよい低級アルキル基、カルボキメ鬼およびその塩
、カルボキシメチレンカルボニルオキシメチル基、 C
0OR基(ここでRはアルキル基、低級アルケニル基、
低級アルキニル基、未置換′!1′たけハロゲン原子ま
たはフェノキシ基で置換されているベンジル基、アルキ
レン基、テトラハイドロフルフリル基またはこで、Rは
低級アルキル基、フェニル基、ベンジル基、チアジアゾ
ール基、アルコキシカルボニルアルキル基、ヒドロキシ
アルキル基、ジアルキルアミノアルキル基およびその塩
、またはシア、ルキルアミノ基を表わし、Rは水素原子
、低級アルキル基まだはベンジル基を表わし、更にRと
Rは−緒になって置換モルホリノ基またはチアゾリジン
−2−チオン−3−イル基を表わしてもよい。)を表わ
し、Rは水素原子またはハロゲン原子を表わし、また RおよびRは同じか異なって、アルキル基、低級アルケ
ニル基またはアルコキシアルキル基を表わす。〕 で表わされる1、3−ジチェタン誘導体および該化合物
を有効成分として含有することを特徴とする肝臓疾患治
療剤に関するものである。
一般式+1+で表わされる化合物は、例えば次に図式的
に示す反応経路に従って合成することができる。
(式中、Mlはナトリウム原子またはカリウム原子を表
わし、gは塩形成残基を表わし、RI。
R、R、R、R、RおよびRは前に定義した意味を表わ
し、Hal、は塩素原子または臭素原子を表わす。)す
なわち、マロン酸ジエステルをアルカリ存在下公知の方
法(例えば特公昭51−17556号、特公昭50−1
5771号公報記載の方法)に従って二硫化炭素と反応
させ、得られるジチオレートを単離して若しくは単離し
ないでジクロロ酢酸と反応させれば、一般式(I) a
で表わされる1、3−ジチェタン−2−カルボン酸誘導
体が得られる。このものは所望すれば常法に従って一般
式(I) fで表わされる塩、例えば製薬上許容できる
塩の形態に導くこともできる。
塩の種類としてはナトリウム塩、カリウム塩、カルシウ
ム塩、アルミニウム塩、アンモニウム塩等を示すことが
できる。
ジチオレートとジクロロ酢酸の反応は50℃以下で充分
進行する。また、この反応は等モル反応であるがどちら
か一方の反応剤を他よりも多少多いめに使用することも
よい。この反応は、ジチオレートを水溶液中に得ること
ができるので、連続的に水性溶媒系でジクロロ酢酸との
反応に付すことができる。
このようにしで得た一般式(It aで表わされる1、
3−ジチェタン−2−カルボン酸類を上図に示した経路
に従い、種々の反応試薬を作用させることによって新規
々1,3−ジチェタン誘導体(Ilb、 (Ilc、 
(Ild、 mg、 (Ilh、 (Ii iおよび+
0 jが得られる。即ち、iIl aを酸触媒の存在下
常法(Cよりエステル化すると1,3−ジチェタン−2
−カルボン酸エステル(Il bが得られる。このもの
はまた、[Il aを適当な塩素化剤で塩素化して得ら
れる1、3−ジチェタン−2−カルボン酸クロリド(1
1cとアルコール類を適当な塩基の存在下で縮合させる
経路でも合成することができる。この合成経路で使用す
る反応性に富んだ1.3−ジチェタン−2−カルボン酸
クロリドfIl cは、連光な塩基を縮合剤としてアミ
ン類と反応させることで新規なアミド1(I)dへ誘導
することかできる。
さらに、酸クロリドfIl cを適当な還元剤ヶ用いて
還元すると新規な2−ヒドロキシメチル−1,3−ジチ
オラン(Il hが合成できる。ぞしてこの経路で得た
iI) hは、ハロゲン化すれば2−ノ・ロタチル−1
,3−ジチオラン(I) iへ、酸無水物を用いてエス
テル化することで新規な2−オメガカルボキシメチレン
カルボニルオキシメチル−1,3−ジチオラン(I)J
へ誘導できる。
1.3−ジチオラン−2−カルボン酸はまた興味ある反
応性を有しており、図に示したように、例えばN−ブロ
モコハク酸イミドで臭素化すると1.3−ジチェタン環
が臭素化されることが明らかとなり、一般式(I) g
で示される新規な1,3−ジチオラン−2−カルボン酸
を得ることができる。
一般式(I)で表わされる1、5−ジチェタン誘導体の
うち、あるものは、カルボン酸fIl aを経由するこ
となく、ジチオレートを直接、ジハロゲノアルキルでi
化させる方法によって得られる。
この方法で肝臓疾患治療剤として有用な一般式(Il 
eの化合物を合成することができる。
上記一般式fIlで表わされる化合物の代表例を示せば
次のようである。
ロ   S   =   口   I:   日   
口   ε   El       1      1
      1      1      1    
  1      1      11       
1       1       1       1
       1       1       1 
      11) 国  田゛  閃  1) ヱ 
 丑  =  匡閃    工    エ     エ
     μ、     工つ      困    
  哨        吟        (イ)  
      哨□〜−−−−−−−−−−i− 化合物A47のその他特性 核磁気共鳴スペクトル(PMR)  δCDCl3pp
m:MS 1.25 (d、 12H)、     4.80 (
s、 IH)。
5.02(m、2H)、     1α80(s、 1
)1)化合物層48のその他特性 紫外線吸収スペクトル λH200m(ε):ax 22o(alxlo  )、205(7,5X10  
); 308(2,0X10  )KBr    −1
゜ 赤外吸収スペクトル 2m a x (:rn。
2980.2920,1710,1600,1440.
1325,1290.1085゜60 核磁気共鳴スペクトル (PMR)  δD20TMS
ppm: t25 (d、 12H)、     4.40 (b
road、H2O)。
4.90 (s、 IH)、    、  4.95 
(m、 2]化合物扁1 核磁気共鳴スペクトル (PMR)  δCDCl3 
 ppm :MS 1.2 (t、 6H)、        4.15 
(m、 4H)。
5.7 (s、IH)+        9.55(b
road  s、IH)化合物層17 核磁気共鳴スペクトル (PMR)  δCDCl3 
 ppm 。
MS 141(d、12H)、      3.85(S、3
H)、   ’4.89 (S 、 IT()、   
   5.09 (m、 21()化合物扁34 CDC13ppm : 核磁気共鳴スペクトル (PMR)  δTMS1.3
0 (d、 12H)、      4.9 (s 、
 IH)。
5、G (m、 2H)、      7.1−47 
(m、 5H)。
a6(s、1)() 化合物扁42 CDC1s  ppm : 核磁気共鳴スペクトル (PMR)  δTMS1.3
3 (d 、 12)()、      5.09 (
m、 2H)。
113(s、IH) 化合物A 4.5 1.30 (d 、 12H)、    3.3 (b
road、 I H)。
4.1 (d、2H)、      4.4 (dd、
 IH)5.05(m、2H) 化合物A 44 CDC13ppm : 核磁気共鳴スペクトル (PMR)  δTMS1.3
0 (d、 12H)、    4.05 (d、2H
)。
4.35 (dd 、 IH)、    5.0 (m
、 2H)上記一般式[1で表わされる化合物は温血動
物に対する毒性は極めて低く、例えば化合物A 48の
ddマウス(♂)の静注男性LDso 値は533〜/
聯、SDラット(♂)の静注拷性LDso値は558■
/袷である。
一般式(Ilで表わされる化合物はとり゛わけ肝臓疾患
治療剤として有用である。例えば四塩化炭素等積々の薬
物を健康な被験動物に投与して動物に肝障害を実験−的
に生じさせうろことが知られている(例えば特公昭56
−1B579号)が、一般式i11で表わされる化合物
は、実験的につくられた種々病態モデルの肝障害をもっ
た被験動物に対して経口的にまたは非経口的に(例えば
注射)投与することにより顕著な肝機能の低下抑制或は
改善効果をもたらすことが判明した。
従って、一般式filで表わされる化合物は肝臓疾患の
治療若しくは予防のだめの人間及び動物用医薬として有
用である。すなわち、種々の原因によって生ずる人間や
動物の急性若しくは慢性の肝臓疾患例えば脂肪肝、アル
コール性肝炎、ウィルス肝炎、中毒性肝障害、うっ血肝
、胆汁うっ混性肝障害あるいはそれらの終末像である肝
硬変の治療剤として使用することができる。
一般式I11で表わされる化合物はそのままの状態で肝
臓疾患治療剤となり得るしまた製薬上の慣例に従って製
薬的に許容し得る希釈剤及び(または)他の薬理作用物
質との混合物として組成することもできるし、また投薬
量単位形に組成することもよい。医薬として採りうる形
態には次の形態が含まれる:散剤、顆粒、錠剤、糖衣前
、カプセル、ビル、懸濁剤、液剤、乳剤、アンプル、注
射液、等張渡、など。
本発明化合物を医薬に調製する場合、一般式(I)で表
わされる化合物を製薬上許容し荀る希釈剤との混合物の
形で含有させる態様を包含する。
ここに希釈剤とけ、一般式fI)で表わされる化合物以
外の素材を意味し、固体、半固体、液体あるいけ摂取し
得るカプセルであってもよく、種々のものが挙げられる
:例えば賦形剤、増量剤、結合剤、湿潤化剤、崩壊剤、
界面活性剤、滑沢剤、分散剤、緩衝剤、矯味剤、矯臭剤
、色素、香料、保存剤、溶解補助剤、溶剤、被覆剤、糖
衣剤などなど。しかしながらとれば限定されるものでは
ない。又これらは1種又はそれ以上の混合物として使用
される。このような製薬上許容し得る希釈剤は他の薬理
作用物質との混合物として使用される場合もある。
本発明化合物(でよる医薬は、既知のいかなる方法で製
造してもよAo例えば、活性成分を希釈剤と混合して、
例えば顆粒とし、次いでその組成物を成形して、例えば
錠剤とする。非経口投与剤は無菌とすべきである。又必
要な場合には血液と等張とすべきである。
本発明においては、上記一般式(Ilで表わされる化合
物はそれ自体肝臓疾患治療剤となり得るので、組成物中
に活性成分は一般にα01〜100チ(重量)含まれる
投薬量単位の製剤とする場合、当該製剤を形成する個々
の製剤部分は互に異なった形態にあってもよいし、同じ
であってもよく、例えば次の形態がしばしば採用される
:錠剤、顆粒、ビル、散剤、糖衣錠、カプセル、アンプ
ルなど。
本発明による肝臓疾患治療剤は肝臓疾患の治療のために
人間及び動物に、その分野で通常の方法によって適用こ
れ得る。それは経口的に又は非経口的に投与さ科る。経
口的投与は舌下投与を包含する。非経口的投与は注射(
例えば皮下、筋肉、静脈注射、点滴を含む)による投与
を包含する。
本発明の医薬の投与量は、対象が動物であるか、人間で
あるか、感受性差、年令、性別、体重、投与方法、投与
の時期、間隔、病状、体調、医薬製剤の性質、調剤の種
類、有効成分の種類など種々の原因によって変動する。
従って下記に示す薬量の最少量より少ない量で十分な場
合もあり、またある場合には、下記の上限薬量を超えて
投与する必要の生ずることもある。
なお大量投与の場合、1日数回圧分けて投与するのが奸
才しい。
動物を対象として有効結果を得るだめには、活性成分と
して経口的投与の場合体重1kL?当り1日にα1〜5
00■、好゛ましくは0.1〜25/nlの範囲、非経
口的投与の場合、体M1 kg当り1日に0.01〜2
50m?、好ましくは01〜25m7の範囲が有利であ
る。
人間を対象とする場合の有効結果を得るだめの薬量は、
動物での有効薬楢から感受性差並びに安全性等を考慮し
て、しI」えは次の薬量範囲が有利である。経口的投与
の唱会体重1にg当り1日に01〜250■、好でしく
ば05〜50〜、非経口的投与の場合、体重11(7当
り、1日に0.01〜11001n、好捷しく jd 
0.1−25 mWテある。
次に本発明の有効成分化介物の合成例を示す。
合成例−1:4− (ビス−インプロポキシカルボニル
)メチレン−1,3−ジチェ タン−2−カルボキシリックアシ ラド(化合物扁47)の合成 マロン酸ジイソプロピルx、sr(α02モル)及び二
硫化炭素1.5F(0,02モル)の混合物を水冷Fて
攪拌する。25℃以下で60チ(重量)水酸化カリウム
水溶液11.1(0,06モル)を滴下しジチオレート
水溶液を調製する。別にジクロロ酢酸2.6’/(0,
02モル)の水溶液(水10゛meを使用)を調製し、
これを先に得たジチオレート水溶液に25℃以下で滴下
し反応させる。滴下後1時間攪拌してから湯浴上で40
〜50℃に加温して1時間保つ。放冷後、内容物を分液
ロートニとりエーテル30m/で洗浄する。水層を分液
し6規定塩酸で中和する。生じた油状物をエーテルで抽
出し、少量の水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネ
シウム上で乾燥する。乾燥後エーテルを留去すれば粗結
晶3.32を得る(収率52係)。これを80%含水メ
タノールより再結晶すると融点(m、p、) 170.
2℃を有する目的化合物を得る。
CDC63ppm: 核磁気共鳴スペクトル(PMR)δT M Sl、25
(d、12FI)、     4.80(s、IH)5
.02 (m、 2H)、     1 o、ao (
s 、 IH)このものを例えばアルカリ塩に導くには
、カセイソーダ、カセイカリ、炭酸ソーダ、炭酸カリ等
の水溶液、アンモニア水如溶解させて水を適当な方法で
除去すればよい。
化合物煮47の化合物をカセイソーダ水溶液に溶解させ
、水を除去して、化合物1に48の化合物を得る。この
化合物は151.5−155℃で分解する。
20 紫外吸収スペクトル λ  nm(ε):ax 22o(61x1o1)、 205(7,5X103)
、 308(2,0X10’)KBr−1゜ 赤外吸収スペクトル、シmax、/−m。
2980.2920,1710,1600,1440,
1325,1290゜1085.960 20 核磁気共鳴スペクトル (PMR)  δ   ppm
 :MS 1.25 (d 、 12H)、 4.40 (bro
ad、 H2O)。
4.90 (S 、 iH’)、’4.95 (m、 
2H)合成例−2:4−(ビスエトキシカルボニルメチ
レン) −1,5−ジチェタン−2 カルボン酸(化合物扁1)の合成 マロン酸ジエチル3.2F(0,02モル)、二i化炭
素1.82より合成例1に従ってα02モルの反応をお
こなわせて粗結晶を得、同様に精製してm、p、 j5
0.7℃の目的化合物0641を得る。
CD CA3 収率11%。PMRδ    ppm :TMS 1.2 (t 、 6H)、      4.15 (
m、 4H)。
5.7(s、IH)      9.35(broad
 S、IH)同様の方法で化合物屋2〜茄16が合成で
きる。
合成fJ −3:4− (ビスイノプロポキシカルボニ
ルメチレン) −1,5−ジチェタ y−2−カルボン酸メチルエステ ル(化合物A17)の合成 化合物5473.2M!、メタノール5trJ、パラト
ルエンスルホン酸20〜の混合物に四塩化炭素40rn
lを加え、ホットプレート上で攪拌しつつ還流温度で加
熱し1時間反応させる。放冷後反応混合物を分液ロート
にとす[12N−NaOH水溶液、0. I N=塩酸
、水の顯に洗浄し、無水ポウ硝で乾燥してから四塩化炭
素を留去すると粗結晶を得る。これを、11−イノタン
で再結晶し、m、p、 69.3℃の目的物1.3 r
を得る。収率39チ。PMR,5CDCt3 TMS   pp”・ 1.31(d、12T()、     3.85(s、
3H)4.89 (S 、 I Td)、     5
.09 (m、 2!()同様の方法で化合物悉18〜
煮20が合成できる。
合成例−4:4−(ビスイノプロポキシカルボニルメチ
レン) −i、 3−ジチェタン−2−カルボン酸デト
ラヒドロ フルフリルエステル(化合物A28) の合成 化合物A472?にオキサリルクロリド5ゴを加え、室
温で2時間攪拌した後、減圧下に過剰のオキサリルクロ
リドを留去すると黄色の油状物として煮47の酸クロリ
ドが得られる。
この油状物を20ゴのエーテルに溶かし水冷下に攪拌す
る。別にテトラヒドロフルフリルアルコール0.65f
、hジエチルアミンα65v1エーテル10tneの混
合溶液を調製し、これを先に得た酸クロリドのエーテル
溶液に滴下反応書せる。
滴下終了後室温で2時間攪拌してから内容物に水を加え
エーテル層を分液する。これを希塩酸、10係戻酸ンー
グー水、水の順で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾f
、■してからエーテルを留去すると精製の油状物が得ら
れる。この粗製物をシリカゲル(メルクシリカゲル60
 F2541を用いるナイロンチューブ(直径25m)
乾式カラムクロマトグラフィーに付し酢酸エチル−n−
ヘキサン(2:5)で40cmIP4開し、Rf = 
0.4付近のU’ Vクエンチング部分を切断後、酢酸
エチルで抽出し精製すると1.65 rの油状物として
5 目的物が得られる。収率66チ。n D’、5590゜
同様の方法で化合物A21〜27.A29も合成できる
合成列−5:4−(ビスインプロポキシカルボニルメチ
レン) −1,3−シナエタ ン−2−カルボン酸アニノイド (化合物A34)の合成 化合物ノ1472t’より前記合成171J −4と全
く同様にして酸クロリドを合成する。これを20m1の
エーテルに溶かし水冷下に攪拌する。次いでアニリン0
.65 f、トリエチルアミン1.0?、エーテル+5
!alの混合物を滴下し反応させる。
滴下終了後、室温で30分撹拌してから加熱しエーテル
還流温度で5時間攪拌をつづけてから放冷し、内容物に
水を加えエーテル層を分液する。希塩酸、水の順に洗浄
し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥後エーテルを留去す
ると粗結晶が得られる。これを酢酸エチル−n−へキサ
ン混合溶媒より再結晶し精製する。収量0.32(収率
12チ)。+n、p、  154.6℃。
Pへ・11ン  δCD Ct3 ’I’MsIJpm : 1.30 ’(d 、 12H)、     4.9 
(s 、 I H)。
5.0 (m、 2H)         7.1〜a
7 (m、 51()。
FL6(s、IH) 同様の方法で化合物A30〜A 33 、J6i 35
〜屋41も合成できる。
合成913−6:2−ブロモ−4−(ビスインプロポキ
シカルボニルメチレン)−1,3 −ジチェタン−2−カルボン酸 (化合物扁42)の合成 ジチェタンカルボン酸44713.89を70m1の四
塩化炭素に溶解し、NBS (N−ブロモコハク酸イミ
ド)94f、触媒量のBPO(過酸化ベンゾイル)を加
え、攪拌下、還流温度で12時間反応させる。反応終了
後不溶物を除去した炉液を、ハイポ水溶液、水の順で洗
浄してから5チカセイソーダ水溶液を加え目的物を水層
に移す。
この水層を分液し1N−塩酸で酸性とし酢酸エチルで抽
出する。酢酸エチル層を取り、乾燥後溶媒を留去すると
ペースト状として目的物11.2r(収率65.3%)
を得る。PMRδCDC15ppm:MS 1、33 (d 、 12 H)     5−09 
(m r 2 H) 11α3(s、IH) 合成例−7ニジイソプロピル4−ヒドロキシメチル−1
,3−ジチェタン−2イル マロネート(化合物A45)の合 成 ジチェタンカルボン酸A47 1.4Fより前記合成例
4と同様にして酸クロリドを調製する。
これをテトラヒドロフラン(THF)5dに溶かし、0
℃でLiAt(OtertBu)3・H15?のTHF
溶液(THF10プを使用)へ滴下し反応させる。
滴下終了後さらに2時間0℃で攪拌を続けてから1N−
硫酸を加え反応を止める。反応混合物をクロロホルム中
にとり目的物を抽出し、クロロホルム層を分液・乾燥・
溶媒を留去すると結晶1.34 yが得られる。収率1
00チ、m、p、9a4℃。PMRδCDCl3ppm
 。
MS 1.30 (d 、 12H) 、    !3 (’
broad、 I H)。
4.1 (d、2H)、      4.4. (dd
、IH) ’5.0 s (m、 2H) 合成例−8ニジイソプロピル4−クロロメチル−1,3
−ジチオラン−2−イリデ ン−2−イルマロネート(化合物 A44)の合成 上で得たヒドロキシメチル体(445)’19をクロロ
ホルム10mJK溶かし、塩化チオニルα722、ピリ
ジン1滴を加え室温で2日間攪拌する。ついで反応液を
氷水中に注加し全体をクロロホルムで抽出する。クロロ
ホルム層を分液し乾燥後(MrSO4)、溶媒を留去し
粗製の目的物を得る。これをナイロンチューブにつめた
シリカゲル(メルクシリカゲル60 F254)を用い
る乾式カラムクロマト法で精製すると油状の目的物α5
f(収率47.2チ)が得られる。
2MRaCDC23 TMSppm: 1.30 (d 、 12H)、    4.05 (
d、 2H)。
4.35 (dd 、 I H) 、     5.0
 (m、 2H)合成例−9:2− (ビスイソプロポ
キシカルボニルメチレン) −1,3−ジチェタ ン−4−イルメチルハイドロジエ ンサクシネート(化合物朧46) の合成 合成例−7で得たアルコールA45soo+vをピリジ
ン2−に溶かし、無水コハク酸17o9を加えて室温で
5時間撹拌し反応させた。TLCを用いて出発物質の消
失を確認してから反応混合物を氷水に注加する。生じた
油状物を酢酸エチルで抽出し1N−塩酸で洗浄してから
乾燥(Mg504) L、溶媒を留去するとシロップ状
の目的物660〜(収率100%)を得る。
合成例−10ニジインプロピル4−メチル−1,3−ジ
チェタン−2−イルマ ロネート(化合物A46)の合 成 マロン酸ジイソプロピルエステル19.7r、二硫化炭
素’at、ジメチルスルホキシド50mJの混合物を攪
拌し氷水で5℃まで冷却しておく。
コレにs Og KOH溶液39?を滴下する。滴下終
了後室温で30分間攪拌してから1.1−ジブ四モエタ
ン1a82を滴下す石。室温で2時間攪拌してから反応
混合物を氷水に圧加する。生じた油状物を酢酸エチルで
抽出し、水洗・乾燥後(MgS04)  溶媒を留去す
ると粗製物が得られる。
これをn−へキサンより再結晶するとm、p、。
81.2℃の結晶5.9 r (収率2α3%)が得ら
れる。
以下に実施例を示すが、ここで部はすべて重量部である
。配合成分の種類及び割合は種々変化させることができ
る。
実施例1 化合物1         10部 重質酸化マグネシウム    10部 乳糖            80部 を均一に混合して粉末又はnH核粒状し散剤とする。
実施例2 化合物10        10部 合成ケイ酸アルミニウム   10部 リン酸水素カルシウム     5部 乳糖            75部 を用いて実施例1に準じて散剤とする。
実施例3 化合物48        50部 澱粉            10部 乳糖            15部 結晶セルロース       20部 ポリビニルアルコール     5部 水                    30部を
均一に混合捏和後、破砕造粒して乾燥し篩別して顆粒剤
とする。
実施例4 実施例3で得られた顆粒剤99.部にステアリン酸カル
シウム1部を混合し、圧縮成形して直径10.の錠剤と
する。
実施例5 化合物25        95部 ポリビニルアルコール     5部 水                    50部を
用いて実施例6と同様にして顆粒剤とする。
得られた顆粒の90部に結晶セルロース10部を加えて
圧縮成形して直径8mの錠剤とする。
更にこの錠剤に適当量のシロップゼラチン、屍降性炭酸
カルシウムの混合懸濁液及び色素を使用して糖衣錠とす
る。
実施例6 化合物21          Q、5部非イオン界面
活性剤     25部 生理食塩水        97 部 を加温混合後滅菌して注射剤とする。
実施例7 実施例1で得た散剤を市販のカプセル容器に充填してカ
プセルとする。
試験例1 肝障害抑制効果 供試動物:dd系マウス(♂、6週令)、1群5@ 試験方法: 本発明化合物はオリーブ油K 5 % (重量)となる
ように懸濁させてマウス体重20〜当り0.1vtlの
割合(有効成分として体重1 kg当す250■相当)
で経口投与した。
本発明化合物のうち、化合物& 1.2. (31,4
゜5、6. (71,9,10,11,12,13およ
び48のナトリウム塩については上記投与以外に更に生
理的食塩水水溶液として上記同様の投薬割付で尾静脈よ
り注射した。
いずれの区も薬剤投与6時間後に、四塩化炭素をオリー
ブ油に溶解させた形でマウス体重1助当りα05rIL
lの割合で経口投与し、24時間後に層殺し採血し遠沈
により得た血漿を用いてp−GPT(グルタミツクーピ
ルビックトランスアミナーゼ)活性をライトマン−フラ
ンク°ル(Reitman−Frankel )法によ
り測定したらカーメン単位(K、U、)で示す。
あわせて屠殺時のマウスの肝の肉眼観察を行ない、肝障
害の程度を次の指数でもって評価した。
0       健全肝 2       わずかに影響 4       明らかに障害 6       激しい障害 結果 試験例2 肝障害抑制効果 供試動物;SD系ラット(♂、6週令)、1群5匹 試験方法ニ オリーブ油に溶解した四塩化炭素を1. Ovtl 7
kgの割合でラットに経口投与し、24時間後にラット
を屠殺して血清および肝を得、S−GPT活性をライト
マン−フランケル(Reitman −Frankel
 )の方法でまた肝トリグリセライドをクロモトロープ
酸性で各々測定した。化合物屋48は四塩化炭素投与の
6時間前に静脈内投与した。投与用量は1oorq7呻
及び2501η/にりであった。
結果 化合物A2はいずれの用量においても四塩化炭素投与に
よる5−GPT及び肝トリグリセライドの上昇を抑制し
肝障害の発症を著しく抑制し幀■ p<o、os  (
対無処理群)■ p<o、ol (対無処理群) ■ p<o、os  (対四塩化炭素単独投与群)■ 
p<o、oi  (対四塩化炭素単独投与群)試験例3
 脂肪肝抑制作用 供試動物SSD系ラット(♂、6週令)、1群6匹 試験方法ニ オリーブ油に溶解し九四塩化炭素をα5ml/陽の割合
で、ラットに4日間皮下投与して脂肪肝を惹起させ、最
終投与24時間後に屠殺して血清及び肝を得た。そして
血清生化学検査をテクニコンオートアナライザーで実施
し、肝及び薄情のトリグリセライドをクロモトロープ酸
洗で測定した。
まだ肝の一部について常法により切片を調製してヘマト
キシリン−エオシン染色を施して病理組織像を調べた。
化合物A2の化合物は毎日四塩化炭素投与直後、3時間
後及び6時間後に各々3CIIng/lcpの割合で静
脈内投与した。
結果 化合物扁48は四塩化炭素による肝トリグリセライドの
増加、血清トリグリセライドの減少及び血清中のGPT
、GOT の上昇を各々抑制し、脂肪肝の発症を抑制し
た。
まだ肝の病理組織所見においても四塩化炭素投与による
脂肪変性と思われる空胞化が全個体で顕著に認められた
が、化合物A2の投与によシ、その程疲は著しく軽減さ
れ、脂肪肝の発症抑制作用が認めらfした。
(至)■ P(0,,05(対無処理r#)■ p<o
、ot  (対無処理群) ■ Pくα05 (対四塩化炭素単独投与群)但し、空
胞化の程度の指数は以下のような意1床を有する。
一:肝細ji色の空胞化細胞質の脂肪沈着が皆無である
士:肝細胞の空胞化あるいは測胞質内の脂肪沈着が散見
される。
+:肝細胞の空胞化あるいけ細胞質内の脂肪沈着が軽度
にみられる。
→+:中程度の頻度で肝細胞の空胞化あるいけ広範囲に
細胞質間の脂肪沈着がみられる。
+1+:高頻度に肝細胞の空胞化がみとめられる。
(ほか1名) 第1頁の続き 77100 339100 ) (C07D 417/12 85100 339100 ) (C07D 409/12 07100 339100 ) 0発 明 者 工藤正昭 門真市下馬伏843−1南門真ハ 4947701号 0発 明 者 福田公平 西宮市仁用百合野町7−20 0発 明 者 永峰政志 西宮市仁用百合野町7−20 0発 明 者 小中重大 羽曳野市高鷲4丁目9番4−21 0発 明 者 加藤稔 藤井寺市沢田4丁目10−27 0発 明 者 杉本達芳 橋本市域山台1丁目54−6

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式(■): 〔式中、 Rはハロゲン原子または水酸基で置換してもよい低級ア
    ルキル基、カルボキシル基およびその塩、カルボキシメ
    チレンカルボニルオキシメチル基、 C0OR基(ここ
    でRはアルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル
    基、未置換または・・ロゲン原子またはフェノキシ基で
    置換されているベンジル基、アルキレン基、テトラハイ
    ドロフルフリル基またはフルフリル基を表わす。)、フ
    ェニル基、ベンジル基、チアジアゾール基、アルコキシ
    カルボニルアルキル基、ヒドロキシアルキル基、ジアル
    キルアミノアルキル基およびその塩、またはジアルキル
    アミノ基を表わし、Rは水素原子、低級アルキル基また
    はベンジル基を表わし、更にRとRけ−緒になって置換
    モルホリノ基またはチアゾリジン−2−チオン−3−イ
    ル基を表わしてもよい。)を表わし、 Rけ水素原子またはハロゲン原子を表わし、また RおよびRけ同じか異々っで、アルキル基、低級アルケ
    ニル基またはアルコキシアルキル基を表わす。〕 で表わされる1、3−ジチェタン誘導体。
  2. (2)一般式(I): 〔式中、 Rはハロゲン原子または水酸基で着換してもよい低級ア
    ルキル基、カルボキシル基およびその塩、カルボキシメ
    チレンカルボニルオキシメチル基、 C0OR基(ここ
    でRはアルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル
    基、未置換捷だはハロゲン原子またはフェノキシ基で置
    換されているベンジル基、アルキレン基、テトラハイド
    ロフルフリル基またはフルフリル基を表わす。)、フェ
    ニル基、ベンジル基、チアジアゾール基、アルコキシカ
    ルボニルアルキル基、ヒドロキシアルキル基、ジアルキ
    ルアミノアルキル基およびその塩、またはジチルキルア
    ミン基を表わし、Rは水素原子、低級アルキル基まだは
    ベンジル基を表わし、更にRとRけ−緒になって置換モ
    ルホリノ基またはチアゾリジン−2−チオン−3−イル
    基を表わしてもよい。)を表わし、 R11−を水素原子またはハロゲン原子を表わし、また RおよびRは同じか異なって、アルキル基、低級アルケ
    ニル基またはアルコキシアルキル基を表わす。〕 で表わされる1、3−ジチェタン誘導体を有効成分とし
    て包有することを特徴とする肝臓疾患治療剤。
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