JPS59175076A - ラベル位置検査方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 フにラベルを貼り付けるカセットハーフラベリング工程
に於いて、このラベルの貼り付は位置が正規の位置に貼
り付けられているか否かを自動的に検査する方法に関す
るものである。

従来よりこの種の検査は検査員が目視で行っているが、
貼り付けられたラベルには社名、商品名、あるいは商品
イメージを高めるためにいろいろなテザインが予め印刷
されていることが多い。従ってこのラベルが斜めに貼ら
れていたり左右又は上下方向にずれて貼られている事に
より、その商品イメージが低下し、しいてはその商品を
購入しようどする消費者の購売意欲を減退する事になる
。

このためにも検査に万全を期す意味で人手に依らない自
動検査が望まれている。

本発明は上記の如くの′現況に鑑みなされたものであり
、その目的とする所は、ラベラーで貼り付けられたラベ
ルの上下位置不良、左右位置不良及び曲り不良、ラベル
の貼り付は無し、ラベル寸法不良、ラベルのシワ貼り不
良を自動的に検査し、上記検査をテレビカメラ、ストロ
ボスコープ、マイクロコンピュータ、画像メモリ回路、
検査タイミング検知器等比較的入手しやすい機器で構成
する事により、簡単に製作し得、しかも確実に全数自動
検査できる方法を提供するものである。

以下図面を参照しなから一実施例により本発明の詳細な
説明する。第１図は本発明による方法を示すカセノトノ
・−フ搬送部及び検査部の説明図である。カセットハー
フ（］）はラベリング前のもので、カセット供給コンベ
ア（１０）からカセノトノ１−フ１個送り装置（２）に
送り込まれる。更にカセットハーフはラベラー（３）で
両面にラベリングされる。ラベリングされたカセットハ
ーフ（］５は検査用搬送ベルト（Ｌ３１によ〜り搬送さ
れ譬議査装置の中をくぐり抜ける。

（６）及び（７）は透過型タイミングセンサーを構成″
′４−る発光器（６）及び受光器（７）の組合せで１対
をなしている。タイミングセンサーからはカセットハー
フｎ’。

が通過するとタイミング信号が出力され、ス）。

ボスコープ（５１が発光する。搬送ベルトα３１で輸送
されるカセットハーフ（１１は連続移動をしているが、
これをイメージセンサ−（この実施例ではＴ　Ｖカメラ
（４））で撮像する場合にはストロボスコープの様な発
光時間のごく短い（Ｉ　Ｘ　１０　　　ｓｅｃ以下）光
源で照明する事が望ましい。ストロボスコープ（５］に
よって照明されたカセットハーフ（１１の像は光電変換
装置であるＴＶカメラ（４）により撮像される。

本装置では、カセットハーフ（１１のラベルの右端及び
左端のラベルを撮像し、検査を行っている。

発光器（６）及び受光器（７）よりなるタイミングセン
サーは４対用いられる。また両面ラベルの検査を行うの
でＴＶカメラ（４）及びストロボスコープ（５）は各々
搬送ベルト０３）の両側に設けられている９゛Ｉ”　Ｖ
カメラ（４）により撮像された電気信号が１本発明装置
のブロック図である第３図に示したＡ／Ｄ変換回路＋２
Ｕに入力される。ＣＰ　Ｕ　（２３＋で判定された結果
、不良品の場合は不良品が不良品排出コンベア（ＩＩＩ
に到達するまで不良品排出信号を遅延させ、空気バルブ
（８）を作動させて、エアーコンプレッサー（９１から
の圧縮空気により不良品を不良品排出コンベア（Ｉｌｌ
に落とし込む。良品の場合は搬送ベル）　［３１の末端
まで搬送され、最終的に良品搬送コンベア（１２）に送
られる。タイミングセンサー受光器（７１でカセットハ
ーフｆｌｊの通過を検知するとＤ　Ｍ　Ａ　７割込み回
路（２０）からストロボ発光トリガー信号をストロボス
コープ（５）に出力し、ＴＶカメラ（４）により出力さ
れた映像信号はＡ、　／　Ｄ変換回路−に入力され、Ａ
／Ｄ変換された信号はＤＭＡ／割込み回路（２０）に入
力される。Ｉ）　Ｍ　Ａ　７割込み回路（２０）からの
ＣＰ’　Ｕ制御信号出力はＣＰ　Ｕ　（２３）に入力さ
れ、ＣＰ　Ｕ　Ｃ１！３１からは状態信号出力をＤＭＡ
／割込み回路（２αに入力される。ＤＭＡ／割込み回路
（２０）、画像メモリ回路（２２）、ＣＩ）　（Ｊ　（
２３］、Ｉ１０回路（２滲はアドレスバス及びデータバ
スで結合されている。ＣＰ　Ｕ　（２３）は、画像メモ
リ回路（２２）へメモリ制御信号出力を入力し、■１０
制御制御比力をＩ１０回路（２滲へ入力する。工／″０
回路（２滲からは、表示信号出力を表示器へ、警報信号
出力を警報器（２６１へ不良品信号出力を不良品排出装
置（２力へそれぞれ入力する。

本発明はカセットハーフのラベル貼り付は位置を検査す
る際にストロボスコープ（５）によって照明されたラベ
ルをＴＶカメラ（４）を用いて撮像し、この映像信号を
Ａ／Ｄ変換回路（２１１に入力し、デジタル映像信号と
した後、ＲＡＭで構成される画像メモリ回路（２２）に
入力し、ＣＰＵ（２３＋により、デジタル映像情報を処
理して行うものであるが、ＴＶカメラ（４）でラベルを
撮像し、画像メモリ回路のにパターン情報として入力す
る際に上記パターンの水平方向を２５６ビノトで分割す
る。これは８０８０系のマイクロコンピュータの言語体
系に於いて、画像処理のソフトウェアが構成しやすく、
また２５６ビツトで分割すれば、必要とされる分解能が
十分得られる理由による。撮像したパターンは２次元で
あるので、画面処理のソフトウェアを構成する際、−次
元の形でＲＡ　Ｍに入力するバターン情報をあたかも２
次元の如く扱う必要がある。

８０８０系のマイクロコンピュータではメモリアドレス
用のレジスタとしてＨ及びＬレジスタが用意されている
が、パターンの水平方向を２５６ビツトで分割するとパ
ターンの水平方向のアドレスは、Ｌレジスタにより扱う
事ができ、パターンの垂直方向のアドレスはＩ−Ｉレジ
スタにより扱う事ができるので、あたかも２次元の如＜
、ＲＡＭに入力しているパターン情報を扱う事ができる
。又、本発明では垂直方向も２５６ビツトで分割した。

′ｒ■カメラ（４）、ストロボスコープ（５１、タイミ
ングセンサー発光器（６）、　タイミングセンサー受光
器（７）は、第２図、第２Ａ図に示す如く、各々適当な
位置関係を保って設置される。第４図は本発明に関る装
置により検査するカセノトノ・−フ本体の説明図である
。（３Ｕはカセットハーフ地、θηは貼り付けられたラ
ベル、Ｃ，３２＋はラベルの上端エツジ、第１エリア０
（イ）及び第２エリア（３９はＴＶカメラで撮像する範
囲を示す。すなわち、第１エリア（３４）は、カセット
ハーフの右端エツジ（４３）とラベルαηの上端エツジ
国及び右端エツジ（４５）とが１つの画面内に撮像され
、又第２エリヤ０■は、カセットハーフの左端エツジ（
４ａと、ラベルα７）の上端エツジ（３２）及び左端エ
ツジ（４６）とが１つの画面内に撮像されるように設定
されている。

ＴＶカメラ（４）はラベル上端（３２）がＴＶカメラ（
４）のほぼ中心にくるように設定する。又タイミングセ
ンサー発光器（６）、タイミングセンサー受光器（７）
は第１エリア（３４）及び第２エリア（３５）の映像が
得られイ。

位置に設置する。さらにストロボスコープ（５）は、Ｔ
Ｖカメラ（４）の視野内を照度ムラなく均一に照明でき
るような適当な位置に片面６個のストロボスコープ（５
）す垂直に取付ける。本装置はラベルの上下位置、左右
位置及び曲り、ラベル無しについての検査を行うが第５
図に上下位置不良、第６図に左右位置不良及び第７図に
曲りの例を示す。（・Ｉ“れも点線は正規に貼り付けら
れたラベル位置を示す。良品、不良品の判定について示
す。第４図の第１エリア（３４）及び第２エリア０■が
ＴＶカメラ（４１の撮像範囲であるが、第８図及び第９
図に判定方法第２エリアＣ３つに相当する。第８図にお
いて（３１）はカセットハーフ地、（３２１はラベル上
端エツジ、　（４’；りはマイクロコンピュータ−で検
出したラベルの上端エツジ、また（４１）は外部より設
定された良品のラベル上端エツジを示す。

また、カセットハーフ本体の右端エツジ（４３）からラ
ベルまでの長さを沼とすると、その良品範囲（最長、、
ｇｒｒｉａｘｓ最短Ａ　ｍ　ｉ　ｎ　）は外部がら、又
はプログラムの中で設定される。更に設定されたラベル
上端エツジ（４υからの上下方向のズレｄの良品範囲（
ｄ　ｍ　ａ　ｘ　）も同様に外部から又はプログラムの
中で設定されろ。上記これらの設定、、ｅｍａｘＩＡｍ
　ｉ　ｎｓ　ｄｍ　ａ　ｘは、カセットハーフのバラエ
ティに対応するためには外部設定とした方が便利である
。ＣＰＵ　（２３＋により検知された！及びｄの値が上
記設定値部ちＡｍ　ｉ　ｎ　＜Ａ＜Ａ　ｍ　ａ　ｘｓ　
　ｄ　＜　ｄｍａｘを満足すれば良品と判定される。ま
た、ラベルが全く貼られていない場合には沼の値が計算
されず・ラベル無しと判定される。更にｄの値を一時記
４．φし、次に説明するラベルの左端での値と比較し、
ラベルの曲り検出のデータとする。すなわち、第８図に
おける第１エリア（３４）の部分について計算されたｄ
の値（ｄｌとする）と、同様にして第９図における第２
エリア（３ωの部分について言−計算されたｄ−の値（
ｄ２とする）との差の絶対値１ｄ１−ｄ２１がラベルの
曲り度合を表わすものとなり、この値が外部又はプログ
ラムの中で設定された良品範囲ビット数ｄｓより大きい
場合は曲り不良となる。

また第１エリア（３４）　、第２エリア（３５）をＴＶ
カメラ（４）によりとらえて行なう演算処理を、第１０
図、第１１図に示されるフローチャートに基づいてより
詳細に説明する。カセソトノ・−フｉｌｌが検査位置に
くると、検査タイミングが発生し、第１エリア（３４）
の演算処理のフローチャートを示す第１０図における装
置がスタートし、ＴＶカメラ（４）により第１エリア（
２）部の画像が取り入れられ、基準設定ラベル上端エツ
ジ（４１）との差４を計算し、外部またはプログラム内
で定めた許容範囲であるｄ４ｍ　ａ　ｘと、比較処理を
行ない％ｄ１〉ｄｍａＸのときは上下位置不良として不
良信号が出力され、またｄｉ（ｄ　ｒｎ　ａｘのときは
、第２エリアとの比較のためにｄｉ＜：ｄｒｒ＋ａｘの
ときは、第２エリアとの比較のためにｄｌを記憶させて
おく。次にカセットハーフ右端エツジ（心とラベル右端
エツジ（掴の距離１１を検出し、「検出したか」の判定
を行ないＮＯのときは、ラベル無しとして不良信号出力
が出され、Ｙ　Ｅ　Ｓのときは、外部またはプログラム
より設定したＡ　ｍ夏ｎ　ｂ　Ａ　＋ηａｘとの間で１
ｍ１ｎ＜−ｅｌ＜−／ａｍａｘの判定を行ないＮＯの時
は左右位装置不良として不良出力信号が出されＹＥＳの
ときはＡ１として記憶する。次に第２エリアにおける演
算処理と、第１エリアとの比較をするフローチャートを
示す第１１図において、第１エリアと同様にして、ラベ
ル上端エツジ検出をして上下方向ずれのｄ２を割算し、
ｄ２）ｄｍａｘの時不良信号出力が発生し、ｄ　２　＜
　ｄ　ｍ　ａ　ｘのときはｄ２として次に進む。

次に先に記憶されたｄｌとｄ２において、外ｊりＩＳま
たはプログラムで設定したｄＳと、ｄｉおよびｄ２との
間において、Ｉｄ＋−ｄ２１＜ｄｓの判定を行ないＮＯ
の時は１曲り不良として不良信号出力が得られる。次に
ラベル左端エツジ（４６）検出な行ない、カセットハー
フ左端（旬との距離をＡ２とし、前記１１と、外部また
はプログラムで設定したＡＯｂ−ｇｈとの間に、看ｏく
石１＋石２く石１］の判定を行ない、ＮＯのと′きはラ
ベル寸法不良または、シワ貼不良として不良信号を出力
し、ＹＥＳ説明する。装置を横から見た断面の説明図で
ある第２図において、はぼ垂直に設けられたストロボス
コープ（５）は直接カセットハーフ（１’Ｉを照明する
のではなく、下方に配置され一度はぼ水平に設けられた
水平反射根囲を照明し、この水平反射板（１・１）から
の乱反射光でカセットハーフ（１つを照明する様になっ
ている。

また第１図で示されるように水平反射板０４）の上に表
面を梨地加工した垂直反射板（１５）が片側に２個ずつ
合計４個取り付けられているが、これは主に照度の均一
化を容易にするための手段である。この垂直反射板（１
勺の前後位置、左右位置又はカセットハーフ（１１との
なす角度を調整する事により照度の均一化は容易に達成
する事ができる。後部白板（１６）はカセットハーフ［
］ｉのエツジを明確に撮像するためのものであり、カセ
ットハーフ（１つの黒地に対して、高コントラストを得
るために白色にしかも表面はマント状態に仕上げられた
ものである。これによりＴ　Ｖカメラ（４）で撮像する
範囲を示す第１エリア（３４Ｊ及び第２エリア（３■で
は、ラベル地が白、カセットハーフ地が黒、後部白板地
が白の高コンＩ・ラスト像が得られる。

次に搬送ベル）　（１３＋による搬送方法について説明
する。カセットハーフにおける上下判定において、誤り
の判定をなくすため、搬送ベル）　（１３＋は完全な水
平面でな〜ければならず、搬送ベルトの断面の説明図を
示−″４−第１２図の様な装置とした。搬送ベル１−　
（＋３１は下部コンベア（１５Ａ）と上部コンベア（１
３Ｂ）とからなる。下部コンベア（１３）〜）はカセッ
トハーフ（１１がＴＶカメラ（４）部にさしかがる所で
、ベルトによる上下動をなくすため、上−トに微調整可
能な偏心メタルを用いた複数個のロール（５０）より成
る様にした。また、カセットハーフ（１′ｌの上部をお
さえ、かつ搬送するため、上部に、駆動力のかけられた
上部コンベア（１３Ｂ）を用（・ることとした。

本発明は以上の如きであるので、以下の様な効果を生ず
る。

すなわち、前記の様な検査方法によりカセットハーフに
貼り付けられたラベルの位置を人手に頼らず検出し、し
かもラベラーとオノラインで検査することが可能となり
、検査の省力化のみならずカセットハーフの商品質保持
を持たせることが＋ｉｊ能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図はカセットハーフ搬送部及び検査部の上面から見
た説明図、第２図は検査部において、第ｉ　図）ｘ−ｘ
’における搬送ベルトに垂直の面での断面を示す説明図
、第２Ａ図は検査主要部の概略図、第６図は本装置にお
けるブロック図、第４図はカセットハーフ上の説明図、
第５図、第６図及び第７図は点線に示す正常なラベル位
置よりずれて貼られた不良ラベルを示す説明図、第８図
はカセットハーフにおける第１エリアの説明図、第９図
はカセットハーフにおける第２エリアの説明図、第１０
図は第１エリアの画像をとらえて演算処理するフローチ
ャート図、第１１図は第２エリアの画像をとらえて演算
処理するフローチャート図、第１２図は搬送ベルトの断
面を示す説明図。 （１）・・・カセットハーフ　（１５・・・ラベリング
されたカセットハーフ　（２）・・・カセットハーフ１
個送り装置（３）・・・ラベラー　（４）・・・ＴＶカ
メラ　（５）・・・ストロボスコープ　（６）・・・タ
イミングセンサー発光器　（７）・・・タイミングセン
サー受光器　（８）・・・空気バルブ　（９）・・・エ
アーコンプレッサー　Ｆｌｏｌ・・・カセット供給コン
ヘア　旧）・・・不良品排出コンベア　（１２）・・・
良品搬送コンベア　（１３１・・・搬送ベル）　　　（
１３Ａ）・・・下部コン″ベア　（１３Ｂ）・・・上部
コンベア　圓・・・水平反射板（Ｉ５）・・・垂直反射
板　（Ｉ６）・・後部白板　Ｏｎ・・ラベル（２０＋・
・・ＤＭＡ／割込み回路　ωυ・Ａ／Ｄ変換回路（２２
１・・・画像メモリ回路　（２３）・・・ＣＰ　Ｕ　　
（２４Ｊ・・・ｉ１０回路　（２５）・・・表示器　！
２６）・・・警報器　（２７）−・・不良品排出装置　
（３１１・・・カセットハーフ地（３２１・・・ラベル
上端エツジ　（３４１・・・第１エリア　（３５）・・
・第２エリア　（４υ・・・設定ラベル上端エツジ　（
４２）・・・検出ラベル上端エツジ（４３）・・・カセ
ットハーフ右端エツジ　ｆ１１４）・・・カセットハー
フ左端エツジ　（佃・・・ラベル右端エツジ　（４６）
・・ラベル右端エツジ（５０）・・ロール 特許出願人 凸版印刷株式会社 代表者鈴木和夫 第５図　　　　　　第６図 第７因 １１０１）　　　　　箋１１図 手続補正書く自発） 昭和５８年４　月２８　（−４ １）防庁長官殿 １、事イ′１の表示 昭和５８　ｑ：　４Ｎシ９願第１４１．９４０３号２、
発明の名称 ラヘル位置検査装置 ３、補正をＶる者 串（′１との関係　特ム１出願人 住所　　東京都台東区台東１丁目５番１号名称　　＜３
１９＞　　凸版印刷株式会社５　補正の内容 イ）図面の第１図を添（ｑの図面の第１図に訂正づる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）ラベラーによりカセットハーフの両・側面に貼り付
   けられたラベルの位置を検査する方法において、ＴＶカ
   メラでカセットハーフの右端エツジとラベルの上端およ
   び右端を含む第１エリア画像を撮像し、またラベルの上
   端エツジ、左端エツジな含む第２エリアを撮像し１次に
   カセットハーフの右端エツジから、ラベルの右端との長
   さ沼を得その範囲が所定範囲であるかいなかを判定し、
   かつまたラベルの上端エツジの左右のずれｄを得、その
   範囲が所定範囲であるかいなかを判定することによりラ
   ベルの貼りつげ位置が正規゛の位置に貼りつげられてい
   るかいなかを判定することを特徴とするラベル位置検査
   方法。 ２）カセットハーフの左端エツジとラベルの上端エツジ
   ・圧媒エツジを含む第２エリアを撮像し、との長さ１２
   を得１．＃、＋、！？２が所定範囲であるかいなかを判
   定することにより、ラベルの寸法不良をも検査し得る様
   にした特許請求の範囲第１項記載のラベル位置検査方法
   。