JPH07103740A - 円筒形物体の検出装置およびその検出方法 - Google Patents

円筒形物体の検出装置およびその検出方法

Info

Publication number
JPH07103740A
JPH07103740A JP5246540A JP24654093A JPH07103740A JP H07103740 A JPH07103740 A JP H07103740A JP 5246540 A JP5246540 A JP 5246540A JP 24654093 A JP24654093 A JP 24654093A JP H07103740 A JPH07103740 A JP H07103740A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical object
image
mirror
side part
cylindrical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5246540A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Inoue
廣樹 井上
Noriaki Yugawa
典昭 湯川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5246540A priority Critical patent/JPH07103740A/ja
Publication of JPH07103740A publication Critical patent/JPH07103740A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 正確な位置決め機構といった複雑な機構を用
いることなく高速に円筒形の物体の側面部を検出し、歪
んだ画像を補正することにより正確な検出を短時間に行
う。 【構成】 円筒形物体1の側面部検出において、逆円錐
形ミラー6を用い、このミラー6底部に円筒形物体1を
載置することにより、円筒形物体1の側面部全周をミラ
ー6に写し、ミラー6上部よりミラー6上の円筒形物体
1側面部画像を撮像装置7により撮像する。この時、正
確な位置決めが不要で円筒形物体1側面部および円筒形
物体1正面部同時の検出が可能であり、またミラー6上
の円筒形物体側面部画像は扇状に歪んだ画像となるが、
画像処理演算装置8を用いて歪の補正を行うことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円筒形物体の側面形状
を検査、計測する場合に用いることが出来る円筒形物体
の検出装置およびその検出方法に関するもので、特にコ
イン型電池やボタン型電池に対して行なうものである。
【0002】
【従来の技術】従来の円筒形物体の側面部検出の概略を
図6を用いて以下に示す。図において、1は検出対象と
なる円筒形物体、2はこの円筒形物体を回転させる回転
体、3は円筒形物体を側面より撮像するラインセンサ、
4は回転体2の回転の同期信号をラインセンサ3に送る
同期信号ユニット、5はラインセンサ3からの信号を取
り込み画像とする画像取り込み装置である。
【0003】次に動作について説明する。一般に円筒形
物体1の側面部を検出する際には、図6に示すように、
回転体2の上に円筒形物体1を載置し、この回転体2を
回転させることにより円筒形物体を回転させ、回転体2
からの回転信号により得られる回転の信号を同期信号ユ
ニット4よりラインセンサ3に撮像の同期信号として供
給し、側面よりラインセンサ3により円筒形物体1の側
面部をある一定の幅毎に撮像し、画像取り込み装置5に
信号を送り図7に示すような濃淡画像を形成し、円筒形
物体1の側面全周を検出するようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この様な円
筒形物体の検出工程においては、円筒形物体1を回転体
2への移載時に、円筒形物体1と回転体2の回転軸中心
がずれると、ラインセンサ3との距離が回転により変化
し、撮像画像の焦点がずれることにより正確に側面部の
検出が出来ないという問題点がしばしば発生する。また
円筒形物体1を1回転以上回転させなければ側面部全周
の検出が出来ないため検出時間がかかるという問題があ
る。
【0005】このため、従来は円筒形物体1の移載時に
きわめて正確な位置決めを行なう必要があり、その位置
決め精度を上げることが非常に困難であると共に機械構
成が複雑になるという問題があり、さらに検出時間を短
縮するために、回転速度を上げなければならい。しかし
高速で回転させるためには検出時に安定して回転させ円
筒形物体1がずれないように側面部以外の上部または下
部からしっかりと円筒形物体1にキズ、打痕等を付ける
ことなく固定する必要が生じ、その固定方法が非常に困
難であるという問題があった。
【0006】本発明はこの様な従来の課題を解消するも
のであり、簡単な構成で、円筒形の物体の側面部形状の
検出において優れた円筒形物体の検出装置およびその検
出方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】これらの課題を解決する
ため本発明の円筒形物体の検出は、逆円錐形のミラーを
用い、このミラー底部に円筒形物体を載置することによ
り、円筒形物体の側面部全周をミラーに写し、ミラー上
部よりミラー上の物体側面部画像を撮像装置により撮像
する。この時、側面部画像と同時に円筒形物体上部面も
撮像できるので円筒形物体正面部の検出も可能である。
また、ミラー上の物体側面部画像は扇状に歪んだ画像と
なるが、画像処理を用いて歪の補正を行う。
【0008】
【作用】これにより回転機構や高精度位置決め機構とい
った複雑な機構を用いることなく簡単に円筒形物体の側
面形状および円筒物体上部形状の正確な検出を短時間に
可能とした。
【0009】
【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の概略を示す装置の構成図であり、6
は逆円錐形ミラー、7は撮像装置、8は画像処理演算装
置である。
【0010】図1に示すように、まず逆円錐形ミラー6
の内側底部に円筒形物体1を載置し、撮像装置7により
逆円錐形ミラーの上部より逆円錐形ミラー面上の円筒形
物体1の側面部画像と円筒形物体1の正面部画像を撮影
する。この撮像装置7はCCDセンサを備えており、デ
ジタル化された濃淡信号が得られ、画像取り込み装置5
に送られ図2のような画像として取り込み、円筒形物体
の側面部全周が検出され、これらの画像を用いることに
より円筒形物体側面部、および円筒形物体正面部の検出
が可能となる。
【0011】この時、円筒形物体1が逆円錐形ミラー6
の底部のどの部分に載置されても、ミラーと円筒形物体
との角度関係には変化が無いため、ミラー面に投影され
る円筒形物体の側面部の映像には変化無く、正確な位置
決めは必要ない。
【0012】しかし円筒形物体側面部画像図は扇型に展
開されているため逆円錐型ミラーの上部に写った画像は
下部に写ったものより円周方向に引き延ばされている。
このためより正確な検出が必要で、この歪んだ画像の補
正が必要となる場合には、図2の画像を画像処理演算装
置8により図3の円筒形物体側面部画像と、図4の円筒
形物体正面部画像に分離し、画像処理により図5の補正
画像のように側面形状を平面上に展開した形状に補正す
ることにより、より正確な検出が可能となる。
【0013】次にこの方法を用いてボタン型空気電池P
R41の側面の欠陥検出を行った例を示す。側面に欠陥
が存在しない良品電池495個に、側面にキズの欠陥が
存在する外観不良電池を5個混入し総数500個とし、
この500個の電池全数に対して100回繰り返し欠陥
検出を行ったところ、100回とも上記外観不良電池5
個全てを検出することが出来た。
【0014】なお上記実施例においては、円筒形物体側
面部画像図3と、円筒形物体正面部画像図4に分離して
から画像処理による補正を行なったが、分離せずに行な
っても良い。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、円筒形物体の側面
計測において逆円錐形ミラーおよび必要により画像処理
演算装置を用いることにより、複雑な機構を用いること
なく円筒形物体の側面部検出および正面部検出が容易と
なり、利便性が増すと共に確実性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に使用する装置の構成図
【図2】同実施例における円筒形物体の撮像画像図
【図3】同実施例における円筒形物体の側面部画像図
【図4】同実施例における円筒形物体の正面部画像図
【図5】同実施例における円筒形物体の側面部補正画像
【図6】従来例の装置の構成図
【図7】従来例における円筒形物体の撮像画像図
【符号の説明】
1 円筒形物体 5 画像取り込み装置 6 逆円錐形ミラー 7 撮像装置 8 画像処理演算装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 7/60 9061−5L G06F 15/70 350 M

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒形物体を撮像装置、画像取込み装置、
    画像処理演算装置により検査する装置であって、円筒形
    物体を逆円錐形のミラー上に載置し、逆円錐形ミラーの
    上部より円筒形物体を撮像することを特徴とする円筒形
    物体の検出装置。
  2. 【請求項2】円筒形物体の側面部、正面部を並せ検査す
    ることを特徴とする請求項1記載の円筒形物体の検出装
    置。
  3. 【請求項3】円筒形物体を逆円錐形のミラー上に載置
    し、逆円錐形ミラーの上部より円筒形物体を撮像する撮
    像装置を設け、撮像した画像を画像取込み装置により検
    出し、円筒形物体の側面部および/あるいは正面部を検
    査する円筒形物体の検出方法。
JP5246540A 1993-10-01 1993-10-01 円筒形物体の検出装置およびその検出方法 Pending JPH07103740A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5246540A JPH07103740A (ja) 1993-10-01 1993-10-01 円筒形物体の検出装置およびその検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5246540A JPH07103740A (ja) 1993-10-01 1993-10-01 円筒形物体の検出装置およびその検出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07103740A true JPH07103740A (ja) 1995-04-18

Family

ID=17149933

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5246540A Pending JPH07103740A (ja) 1993-10-01 1993-10-01 円筒形物体の検出装置およびその検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07103740A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002365231A (ja) * 2001-06-08 2002-12-18 Dainippon Printing Co Ltd 角型紙カップ外観検査装置
JP2008164572A (ja) * 2007-01-05 2008-07-17 Nikon Corp 測定装置および測定方法
JP2010515146A (ja) * 2006-12-26 2010-05-06 インダストリー−アカデミック コーペレイション ファウンデイション, ヨンセイ ユニバーシティ 鏡を利用した非接触式指紋映像獲得装置
WO2011091498A1 (pt) * 2010-01-27 2011-08-04 Photonita Ltda Dispositivo óptico para medição e identificação de superfícies cilíndricas por deflectometria aplicado para identificação balística
WO2018228628A1 (de) * 2017-06-12 2018-12-20 Susanne Ovali Vorrichtung zur feststellung der echtheit eines gegenstandes

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002365231A (ja) * 2001-06-08 2002-12-18 Dainippon Printing Co Ltd 角型紙カップ外観検査装置
JP2010515146A (ja) * 2006-12-26 2010-05-06 インダストリー−アカデミック コーペレイション ファウンデイション, ヨンセイ ユニバーシティ 鏡を利用した非接触式指紋映像獲得装置
JP4738532B2 (ja) * 2006-12-26 2011-08-03 インダストリー−アカデミック コーペレイション ファウンデイション, ヨンセイ ユニバーシティ 鏡を利用した非接触式指紋映像獲得装置
JP2008164572A (ja) * 2007-01-05 2008-07-17 Nikon Corp 測定装置および測定方法
WO2011091498A1 (pt) * 2010-01-27 2011-08-04 Photonita Ltda Dispositivo óptico para medição e identificação de superfícies cilíndricas por deflectometria aplicado para identificação balística
WO2018228628A1 (de) * 2017-06-12 2018-12-20 Susanne Ovali Vorrichtung zur feststellung der echtheit eines gegenstandes

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04166751A (ja) びんの欠陥検査方法
JPH02257007A (ja) コンタクトレンズ外周欠け検査装置
CN100547393C (zh) 检测透明或半透明旋转容器颈环上表面缺陷的方法和装置
KR20120051108A (ko) 기어 형상 측정 검사 장치 및 그 방법
JPH07103740A (ja) 円筒形物体の検出装置およびその検出方法
JP2990820B2 (ja) 表面欠陥検査装置
JP2846052B2 (ja) 円筒体の検査装置
JP2002303583A (ja) 容器の検査方法及び容器の検査装置
JP2561193B2 (ja) 印刷パターン検査装置
JP3041800B1 (ja) びんの印刷ずれ検査装置
JPH043820B2 (ja)
JPH10206147A (ja) 歯車の検査装置
JPS5815041B2 (ja) 検査方法及び装置
JPS62249005A (ja) 物体の形状異常検査装置
JP2900564B2 (ja) 部品吸着検出装置
JPH0544982B2 (ja)
JP2002214155A (ja) 被検査物の欠陥検査装置
JP3310016B2 (ja) 円形被検査物の検査装置
JPH0341577A (ja) 円形物の判別方法
JPH09257434A (ja) 画像処理装置
JP3362981B2 (ja) エッジをもつ透明体の欠陥検査方法
JP2001153814A (ja) 表面検査装置および表面検査方法
JPH05280957A (ja) 円筒ワークの同心度測定装置
JP2003065967A (ja) ガラスびんのねじ部検査装置及び検査方法
JPS61176836A (ja) 物品の外観検査方法