JPS62200248A - 検査装置 - Google Patents

検査装置

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JPS62200248A
JPS62200248A JP61041676A JP4167686A JPS62200248A JP S62200248 A JPS62200248 A JP S62200248A JP 61041676 A JP61041676 A JP 61041676A JP 4167686 A JP4167686 A JP 4167686A JP S62200248 A JPS62200248 A JP S62200248A
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JP61041676A
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Kiyoyoshi Nara
精悦 奈良
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、被検査体の画像を振作し、該画像情報に基
づいて被検査体の検査を行なう検査装置に関する。
(従来の技術) 集積回路部品、すなわちIC等はその電気的性能だ(プ
ではなく、その外観構造の検査も非常に組型なものであ
る。この外観検査としては、例えばICケース上に設け
られているマーク、すなわち品名、接続ピン番号、製造
会社名等を表示する種々のマークが曲らずに真直ぐ形成
されているか、該マークがかJ゛れたり、欠けたり、き
ず等がないか、接続ビンの配列や構造は正常か、本体部
分のモールドケースにぎず、欠【プ、割れ、巣等がない
か等がある。
これらの外観検査は非常に細かく微妙なものであって、
高度の判定動作を必要とするものであるため、従来機械
的には非常に検査しにりく、作業者による目視検査によ
って行なわれているのが一般である。
又、このような目視検査による方法以外に、IC等の被
検査体の外観画像を撮像し、この画像情報に基づいて被
検査体の外観検査を機械的に行なう装置も従来開発され
ている。
(発明が解決しようとする問題点) 被検査体の外観検査を作業者ににる目視検査によって行
なう従来の方法におい−Cは、作業者によって外観検査
の基準にかなりのばらつきがあって信頼性に欠けるどと
もに、検査速度も比較的Wく、長時間連続して行なうこ
とができないという問題がある。また、同じ作業者によ
っても検査時間の長さやその日の気分等によっても検査
基準は異なり信頼性のある外観検査を行なうことができ
ない。
更に、機械的に行なう従来の装置においては、画像情報
が外観の良否を判定覆る認識精度が良くなく、検査速度
が近かったり、または信頼性に欠けるという問題がある
。更に訂しくは、外観検査は例えばベル1〜コンベアの
J:うな搬送装置によって搬送されつつある所を行なう
ことがその製造検査の効率上非常に好適なものであるが
、このように搬送されてくる場合に(6いては搬送むら
が発生したり、または被検査体が振動等で所定の位置か
らずれて移動したりしてその方向が変化すること等があ
り、これに対して従来完全に対応できないために信頼性
に問題があるとともに、このようなことを防止するため
に搬送速度を低下するというような処置が行なわれてい
るため、検査能力が非常に遅く、迅速な検査も行なえな
いという問題がある。
この発明の目的は、被検査体の検査、特に被検査体に設
けられているマークの検査を、被検査体が例えば搬送装
置等により搬送される結果所定位置からずれていたとし
ても撮像したマーク画像を所定位16まで回転させるこ
とにより迅速かつ適確に行なうことができる検査装置を
提供することにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明の検査装置は、第1図に示すように、被検査体
の画像を撮像し、該画像情報から得た被検査体のマーク
画像情報を基準のマーク画像情報と比較して被検査体の
検査を行なう検査装置において、撮像した被検査体のマ
ーク画像情報を昌子化記憶手段201において記憶し、
被検査体のマーク画像情報と基準のマーク画像情報とか
らずれ検出手段202において両画像情報の位置ずれを
検出し、移動手段203において被検査体のマーク画像
情報を前記位置ずれ弁移動させ、該移動手段203で回
転させられた被検査体のマーク画像情報を多値化して多
値記憶手段204に記憶し、該多値記憶手段に記憶され
た被検査体の移動後のマーク画像情報を母子化して移動
後情報記憶手段205に記憶し、該移動後情報記憶手段
205に記憶された被検査体のマーク画像情報と前記基
準のマーク画像情報とを判定手段206において比較し
て被検査体のマークを判定するように構成されている。
(作用) この発明の検査装置においては、撮像した被検査体のマ
ーク画像情報と基準のマーク画像情報とから両画像情報
の位置ずれを検出し、この位置ずれ分波検査体のマーク
画像情報を移動させて、被検査体のマーク画像情報と基
準マーク画像情報とを座枠位置上で一致させ、この移動
さぼられて一致した被検査体のマーク画像情報を多値化
して記憶し、記憶された被検査体の移動後のマーク画像
情報を量子化して記憶し、この記憶された被検査体のマ
ーク画像情報と基準のマーク画像情報とを比較して被検
査体のマークを判定している。
(実施例) 以下、図面を用いてこの発明の詳細な説明する。
第2図はこの発明の一実施例に係わる検査装置の構成図
である。この実施例に示す検査装置は、−例としてIC
の外観を検査するものであり、中央に設りられ、ベル1
〜コンベア等からなる搬送ライン1十を搬送されるIC
3の外観を2台のカメラ5おにび105で撮像し、この
撮像した画像信号からIC3の外観検査を行なっている
この検査装置は次に示す機能を実行することにJ:すI
Cの外観検査を適確に行なうようになっている。
<1)ICの印刷マークの基準角度θaの測定および辞
四〇録(良品ICを搬送ライン1に流して行なう) (2)ICの接続ビンの基準配列角度θbの測定および
辞書登録(良品ICを搬送ライン1に流して行なう) (3)被検査ICの接続ビンの配列角度θCの測定(4
)被検査ICの印刷マークの角度θdの測定(5)上記
基準角度θa、θbおよび判定角度θC9θdに基づき
被検査ICの印刷マークの曲がりの検査 (6)被検査ICの印刷マークのかすれ、かけ等の欠陥
の検査 (7)被検査ICのモールドケースのぎず等の欠陥の検
査 前記カメラ5および105のうち、カメラ5は上記項目
のうち(1)〜(6)の項目を実施し、カメラ105は
(7)の項目を実施する。
第2図において、搬送ライン1の左右両端部にはそれぞ
れ搬送ライン1を構成する搬送ベルトをかりて回転する
ための一対のローラ7a、7bが配設されている。、搬
送ライン1、ローラ7a、7bJ3,1:び図示しない
モータ等により搬送部が構成されている。一方のローラ
7aには隣接してICローダ部8が配設され、このロー
ダ部8には多数のICを収納したICスティック3aが
積み重ねて収納され、このローダ部8からIC3が1つ
ずつ取り出されて搬送ライン1上に乗せられて搬送され
るようになっている。ローダ部8からICスティックを
順次移動し、ICを取り出すための制御機描91がロー
ダ部8の側部に隣接して設けられている。また、搬送ラ
イン1の他端側に配設されている他方のローン7bには
隣接してIC収納部9a、9bが配設されている。一方
のIC収納部9aは検査の結果良品のICを収納する所
で良品収納アンローダ部9aを構成し、他方のIC収納
部9bは不良のICを収納する所で不良品収納スディッ
ク部9bを構成している。良品アンローダ部9aの下方
には良品アンローダ部9aへのICの収納動作を制御す
る制fi1機構92が設けられている。ICローダ部8
から取り出されて搬送ライン1に乗せられたIC3が搬
送ライン1を矢印1aで示す方向に搬送されながら、カ
メラ5,105の下を通過してその外観画像を撮像され
、ぞの撮像画像に基づく外観検査によって良品または不
良品に分類されて上記IC収納部9a、9bに収納され
るようになっている。
カメラ5.105は図示しないケーブル等ににすICの
外観を認識検査する認識部11に接続され、各カメラで
撮像したIC3の外観画像信号は認識部11に供給され
るようになっている。認識部11は該画像信号によりI
C3の外観の良否を検査し、この検査結果に基づいて搬
送ライン1を搬送されてくるIC3を良品アンローブ部
9aまたは不良品収納スティック部9bに振り分けて収
納する。認識部11は詳細に後述するように各種論理回
路やCPU等を使用してICの外vA認識検査を実施す
るものであるが、図示のように箱形をし、その中に各種
データ等を記憶するためのフロッピーディスク93を備
えているとともに、また撮像したICの外観画像等を表
示するだめのディスプレイ94が上方に配設されている
この外観検査装置のほぼ中央部には各種キーやランプ等
を備えた操作パネル10が配設され、この操作パネル1
0の下には制御部95が設けられている。操作パネル1
0はこの外観検査装置を動作させて、上)ホした各種機
能(1)〜(7)を実行させたり停止させたりする種々
の動作を行なわせるものであり、この操作パネル10の
指令信号により制御部95が動作するようになっている
第3図は制御部95の構成を示すブロック図である。こ
の制御部95はCP U 13を有し、このCPU13
にはバスを介してプログラムROMI4、プログラムR
AM15、認識部インタフェース16、パネルインタフ
ェース17、スイツヂセンナインタフJ−ス18、モー
タコントローラ19が接続されている。認識部インタフ
ェース16はCPU13を前記認識部11に接続するた
めのインタフェースであり、このインタフェースを介し
てCPU13の制御のもとに認識部11が動作するよう
になっている。パネルインタフェース17には前記操作
パネル10が接続され、スイッチセンサインタフェース
18には各種レンサやスイッチ等からなるセンサスイッ
ヂ部22が接続されている。また、モータコントローラ
19にはドライバ20を介してモータ21a 、21b
 、21cが接続されている。これらのモータ21a、
21b、21cはそれぞれ前記ローダ部8用の制御機構
91、搬送部のローラ7a、良品アンローダ部9a用の
制御機構92を駆動するために使用され、前記操作パネ
ル10を操作してCPU13を動作させることによりC
PU13の制御のもとにこれらの各モータが動作し、I
Cをローダ部8から取り出し、搬送ライン1上を搬送し
、IC収納部9a、9bに収納する動作が行なわれるに
うになっている。
前記認識部11は、カメラ5に接続されて前記項目(1
)〜(6)の機能を実施する第1の認識部100および
カメラ105に接続されて前記項目(7)の機能を実施
する第2の認識部101を右する。第1=11 = の認識部100の構成は第4図に示し、第2の認識部1
01の構成は第23図に示す。
第1の認識部100は、第4図に示すように、前記搬送
ライン1上に配設され、搬送ライン1を搬送されてくる
IC3の外観を撮像するカメラ5を有する。このカメラ
5で撮像されたIC3の画像信号は増幅器24.25で
それぞれ増幅されて、A/D変換器26および固定母子
部27に供給される。A/D変換器26はIC3の画像
信号をA/D変換して、8ビットの、すなわち256階
調の多値データに変換し、この多値データをセレクタS
を介して多値メモリ30に記憶する。この多値メモリ3
0にはアドレスカウンタ31が接続され、このアドレス
カウンタ31からのアドレスににり多値メモリ30のア
ドレスが指定される。多値メモリ30に記憶されたIC
3の画像信号の多値データパターンは例えば第15図の
ように表示されるが、このように表示される多値メモリ
30からの多値データは平均値作成部33に供給され、
ICのモールド内部だけの多値データの平均値が算出さ
れる。更に詳細には、例えば第15図のように表示され
る多値データは水平方向の各ライン毎に加算されて、こ
れを画素数で割って角ライン毎に1画素当たりの多値デ
ータの平均値を算出する。第16図はこの平均値の作成
図を示しているが、各ライン毎のΔ/D変換された多値
データA/Dを各ライン毎に加算し、この加樟値を各ラ
インの画素数×で割っており、各ライン当たりの平均値
Sは5yn=(ΣA/D)/Xとなる。この平均値は平
均値作成部33からセレクタSを介してスライスメモリ
34に記憶される。なお、この場合、スライスメモリ3
4のアドレスは垂直ラインの番号と同じである。すなわ
ち、各垂直ラインに対応した水平方向の各ラインの平均
値がスライスメモリ34に記憶されていることになる。
このスライスメモリ34に記憶された平均値はA/Dパ
ターン量子化部36に供給され、この平均値をスライス
データとして多値メモリ30からA/Dパターン量子化
部36に供給されている多値データの量子化を行ない、
二値画像データを形成し、この二値画像データをA/D
パターン量子化部36から第1の二値メモリ37に記憶
する。なお、前記平均値作成部33は平均値コントロー
ラ32によって制御され、スライスメモリ34および第
1の二値メモリ37にはそれぞれアドレスカウンタ35
.38からのアドレス情報が供給されるとともに、A/
Dパターンω子化部36およびアドレスカウンタ35.
38は団子化コントローラ39にJzつで制御されてい
る。
以上説明した増幅器24から団子化コントローラ3つま
での回路ブロックはIC3の画像信号の多値データを作
成し、これから二値画像データを作成する多値母子化回
路部100Aを構成しているものである。
一方、カメラ5から前記増幅器25を介したIC3の画
像信号は、固定Φ子化部27に供給され、ここにおいて
所定の固定スライスレベルによって二値画像信号に変換
され、セレクタSを介して二値画像信号どして第2の二
値メモリ28に記憶される。固定ω子化部27における
固定スライスレベルによる量子化はIC3の接続ビン、
すなわちリードの画像を強調するように行なわれ、これ
により得られるリード強調画像パターンは例えば第25
図のように表示される。第2の二値メモリ28にはアド
レスカウンタ29からのアドレス情報が供給されるよう
になっている。
ここにおいて、増幅器25からアドレスカウンタ29ま
での回路ブロックはIC3の画像信号の固定量子化を行
なって二値画像データを作成する固定量子化回路部10
0Bを構成している。
上記多値量子化回路部100Aおよび固定母子化回路部
100Bはそれぞれ各メモリ部、すなわち多値メモリ3
0、第1の二値メモリ37、第2の二値メモリ28およ
び各セレクタS等を介して画像バス200に接続されて
いるが、この画像バス200にはインストラクション発
生部40を介して画像処理CP U 4.1が接続され
、この画像処理CPU41にはまたプログラムメモリ4
2および画像処理メインメモリ43が接続されている。
この画像処理CPU41はプログラムメモリ42おJ:
び両像処理メインメモリ/13とともに第1の認識部1
00の全体の動作を制御するものである。
また、画像処1!1cPU41には前記ディスプレイ9
4が接続され、カメラ5で撮像したIC3の画像が画像
処理CPU41の制御のもとに表示されるようになって
いる。
以」−説明した画像処理CP U 41を中心とするイ
ンストラクション発生部40からディスプレイ94まで
の回路ブfコックは第1の認識部100の全体の動作を
制御する中央制御部100Cを構成しているものである
また、画像バス200には4Mbitの主辞書メモリ5
4おJ:びIMbitの副辞書メモリ55が接続されて
いるが、これは各ICの外観構造、印刷マーク、大きさ
、接続ビンの形状、配列等の各種外観に関する基準デー
タを各IC毎に辞書として記憶し登録しているものであ
り、詳細には後述するように作成する前記項目<1)、
 (2)のマーク基準角度θaやビン基準配列角度θb
等を記憶登録する。
そして、IC3の外観検査においてはこの主辞書メモリ
54.55に記憶した基準データと検査データとを比較
して、IC3の良否を判定している。
更に、画像バス200にはマーク回転検査回路部100
Dが接続されている。このマーク回転検査回路部100
Dは、カメラ5で撮像した被検査IC3の画像、特に印
刷マークの画像を前記主辞書メモリ54.55に記憶さ
れているM準の印刷マークと比較する場合において被検
査IC3が搬送ライン1上を曲がって搬送されたときm
l像した被検査IC3の画像を基準の画像と合うように
回転させてから印刷マークのパターンマツチングを行な
って印刷のマークの良否の検査を行なうための回路部で
ある。
すなわち、マーク回転検査回路部100Dは、前記多値
母子化回路部100A、固定量子化回路部100Bおよ
び中央制御部1000等により後述するように求めた被
検査IC3の印刷マークのマーク角度θdとマーク基準
角度Oaとを比較し、両者が一致する場合はすぐそのま
ま印刷マークのパターンマツチングを行なうが、一致し
ない場合にはマーク角度θdとマーク基準角度θaとの
角度差を紳出し、この角僚差分だけ被検査IC3の印刷
マークの画像を回転さ・ヒて117−クに合うようにし
ている。
そのため、マーク回転検査回路部100Dは、被検査I
C3の撮像した印刷マークを回転さゼるために、角度検
知部53、回転計算部50、回転用量子化メモリ44を
右し、角度検知部53に上記角度差、すなわち回転角度
を設定し、続いて回転51算部50に回転開始座標0(
n 、 Yn )、回転の中心座標(Xa 、 Ya 
)回転後のけ−ブ中心座標(Xc 、 Yc )を設定
し、その後火に回転用M子化メモリ44に回転対象エリ
アの画像データ、すなわち回転したいマーク画像部分の
画像データを画像処理CPU41の制御のもとにそれぞ
れ設定してから回転画像を求める。また、角度検知部5
3には回転角度θの正弦値(sinθ)を算出する正弦
値い出回路51および回転角僚θの余弦値(COSθ)
をQ出する余弦値算出回路52が接続され、これらの回
路からの正弦値および余弦値が前記回転it l’li
部50部子0ぞれ供給されている。
求められた回転画像データは多値化された回転計p部5
0から回転用多値メモリ48に記憶される。なお、この
回転後の画像の新座標は次式のとおりである。
新X座標(Xn −Xa ) *cos O+ (Yn
−Ya )*s i nθ十XC 新Y座標(Yn −Ya ) *cosθ+(Yn −
Ya )*sinθ十YC 上述したJ:うに求めた回転画像データは多値データで
あるので、回転用量子化回路部47においてスライスデ
ータ設定部46から供給されているスライスデータに基
づいて量子化し、二値画像データに変換して新たに回転
用が子化メモリ44に記憶する。なお、回転用母子化部
メモリ44および回転用多値メモリ/1.8にはそれぞ
れレレクタSを介してD子化メモリアドレスカウンタ4
5および多値メモリアドレスノJウンタ49が接続され
でいる。また、上記回転用扇子化回路部47は甲なる量
子化のみでなく、回転後の画像パターンの位置修正を行
なう(震能も有してJ3す、これは多値メモリアドレス
カウンタ/1.9に量子化開始のアドレスをブリ廿ツ1
−シ、h量子化メモリアドレスカウンタ45に開始アド
レスをブリセラ[・することにより簡単に実施できる。
J:り詳しくは、回転用多値メモリ/1.8の開始アド
レスに対して回転用母子化メモリ/I/lの開始アドレ
スを修正したい位置に相当するアドレスに設定すること
により簡単に位置修正を行なうことができる。
以上のにうに回転して求められた被検査IC3のマーク
画像を基準のマークとパターンマツチングすることによ
り被検査TC3の印刷マークの検査を行なうことができ
る。
上述したように第1の認識部100は多値母子化部回路
100Δ、固定吊子化回路部100B、中央制御部10
0CおJ:びマーク回転検査回路部1001)、辞書メ
モリ5/1.55等ににり構成されている。次に、その
作用、すなわち前記項目(1)〜(6)に示71機能の
作用を第2図乃至第22図を参照して説明する。
まず、ICの印刷マークの基準角度θaの測定および辞
書登録について説明J−る。
マーク基準角度θaの測定は、良品のIC3を前記搬送
ライン1土に搬送し、この良品IC3の画像をカメラ5
で撮像して行なう。カメラ5で撮像された良品IC3の
画像信号は増幅器24で増幅され、A/D変換器26で
256階調の多値データとして多値メモリ30に記憶さ
れるとともに、更に平均値作成部33でその水平方向の
各ライン毎の平均値が算出されてスライスメモリ34に
記憶される。多値メモリ30に記憶された多値データの
画像信号はA/Dパターン量子化部36の制御によりス
ライスメモリ34の平均値をスライスデータとして量子
化され、二値画像データどして第1の二値メモリ37に
記憶される。
このようにカメラ5で撮像され第1の二値メモリ37に
記憶されたIC3の画像情報は画像処理CPLJA 1
の制御により例えば第5図に示すように二値化画像パタ
ーンとしてディスプレイ94に表示される。
次に、このにうにして求めた良品■C3の二値画像デー
タから該ICの印刷マーク基準角度θaを求める方法に
ついて説明する。
まず、マークpJ t(f、角度θaとは、印刷マーク
の並びの角度であり、4体的には印刷マークの左上端部
と右手端部とを結ぶ線の角度である。第6図を参照して
説明すると、この図では例えば印刷マークどしてrTv
A 766 4PJが示されているが、このマークTT
A 7664Pにおいて左上端部および右下端部のそれ
ぞれ符号A、Bで示す点間を結ぶ線の基準線に対する角
度であり、第7図には更に計則に線ΔBど点線で示す基
準線との間の角度θaが示されている。
金魚A、Bの座標をそれぞれ第7図に示すようニ(Xa
 、 Ya )おにび(Xb 、 Yb ’)とし、前
記角度検知部53にこれらの座標データを供給すると、
座標差Xb−%aおよびXb−’y’aを計算し、更に
(Yb −Ya ) / (Xb −Xa ) *ta
n−1を計算することにJ−り角度θaが求められ、こ
の値がマーク基準角度Oaとして各品種のICff1に
前記辞書メモリ54.55に記憶され登録される。
また、上述したように第1の二値メモリ37に記憶され
ディスプレイ94に表示された良品ICの二値画像デー
タパターンから印刷マークのパターンを基準のマークパ
ターンとして辞書に登録するために、例えば第17図に
示すようにアイスプレイ94に表示された画像パターン
をオペレータがカーソル枠で指定し、このカーソル枠の
座標データを得ることで良品ICの印刷マークパターン
を切り出し、この切り出したマークパターンから第12
図乃至第14図にぞれぞれ示すにうな標準のマークパタ
ーン、太目のマークパターン、細目のマークパターン等
を作成し、これらの各マークパターンを例えば第21図
に示寸ようなメモリ構成により各品種のIC毎に辞書メ
リ54,55に登録しておく。
次に、良品ICの接続ビンの基準配列角度Ob。
すなわちICの接続ビンの配列の傾き角度θbの測定お
よび辞書登録について説明づる。
接続ビン基環配列角度θbの測定は、前記マークJ、l
 Qj角度Oaの測定と同様に良品のIC3を前記搬送
ライン1上に搬送し、この良品IC3の画像をカメラ5
で面像して行なう。カメラ5で面像された良品IC3の
画像信号は増幅器25で増幅され、固定研子部27でI
Cの接続ビンを強調した二値画像データに変換され、例
えば第25図に示ずJ:うに接続ビンを強調した二値画
像データが第2の二値メtす28に記憶される。例えば
、第7図に示すように、接続ビンの両端の点をC,Dと
ツると、この点C,Dの座標が上述したように求められ
るので、この座標データから前述したと同様に点C,D
を結ぶ線CDの傾き角度θb、すなわち接続ビン基準配
列角度θbが求められ、この値がビン基準配列角度θb
として各品種のIC毎に前記辞書メ七り54.55に記
憶され登録される。
また、上記線CDと線ΔBとで形成される角度θ1は角
度θaと角度θbとを合わせた角度であり、これらの各
基準角度θa、θb、θ1を例えば第22図に示71−
 、J:うに各品種のIC毎にテーブル化して辞書メモ
リ54+55に登録しておく。
以上のように、各基準データ、すなわちマーク基準角度
θa、ビン基準配列角度Ob、角度θ1、標準印刷マー
クパターン等が作成され、辞書メモリ54.55に登録
されると、次にはこの基準データをもとに各ICの実際
の検査が開始される。
なお、上述したように登録された品種の各ICについて
は以降辞書を作成する必要なく、即時検査を行なうこと
ができる。
最初に、被検査ICの接続ビンの配列角度θCおよび印
刷マーク角度θdを測定し、上基準角度θa、θbおよ
び該測定角度θC9θdから被検査ICの印刷マークの
曲がりの検査、すなわちマークが曲がって印刷されてい
るか否かを判定する検査について説明する。
被検査IC3は搬送ライン1上を搬送され、カメラ5に
よりその画像が撮像され、この画像信号は上述したよう
に一方においては増幅器24を介して多値量子化回路部
100Aで多値データに変換されて多値メモリ30に記
憶されるとともに、更に量子化されて第1の二値メモリ
37に二値画像データとして記憶され、また他方におい
ては増幅器25を介して固定諸子化回路部100Bによ
り固定量子化された接続ビンを強調した二値画像データ
として第2の二値メモリ28に記憶される。
ところで、この場合、被検査IC3は搬送ライン1上を
真直ぐに搬送されてくるとは限らず曲がって搬送されて
くることがほとんどであるとともに、基準データ作成の
場合と異なって自動的にICのマークエリアを切り出す
必要があるので、ICの位置情報を作成するが必要であ
る。ICの位置情報は第2の二値メモリ28からのリー
ドを強調した二値画像情報からICのリード、すなわち
接続ビンの位置およびその配列角度を求め、これににす
ICの傾ぎ角度を検出し、それからマークエリアを求め
ることである。
ICの接続ビンの位置検出は辞書作成時と同様にICの
接続ビンを強調した第2の二値メモリ28に記憶されて
いる二値画像情報から接続ビンのブロックを検出し、そ
のブロック情報から接続ビンの位置情報を作成し、この
情報から接続ビンの配列角度θCを求める。今、第8図
に示すJ:うに、接続ビンの両端の点をそれぞれC”、
D−とすると、線C=、D′が点線で示す基準線に対す
る角度θCがこのビン配列角度θCである。
次に、ICのマークエリアを検出するために、第1の二
値メモリ37に記憶したICの二値画像データ、すなわ
ちこの場合にはモールド画像データを画像処理メインメ
モリ43に読み取り、このモールド画像データに対して
垂直射影および水平射影を作成する。すなわち、垂直射
影および水平射影はモールド画像データを垂直方向おJ
、び水平方向から見た場合の全体的なデータの有無を垂
直側および水平側としてそれぞれ表すもので、例えば該
モールド画像データ、すなわちモールドエリア内の一部
にマークがあるとすると、該モールドエリアに対する垂
直射影および水平射影の該マークに対応する部分にはそ
れぞれマークに対応り−る情報が現われることになる。
従って、モールドエリア内にマークが印刷されていると
、該モールドエリアの垂直おJ:び水平射影を作成すれ
ば、該マークの存在位置、づ−なわちマークエリアがわ
かる。
そこで、このJ、うな垂直、水平射影から求めたマーク
エリアの」ニガ端点および下右喘点をそれぞれ点へ−9
B′どすると、これらの点を結ぶ線A−。
B′が前述したJ:うに基fp:線に対する角度が印刷
マーク角度θ(1となるのである。第8図は被検査lC
3のマークエリアの各点A−,B−を結ぶ線/M、B′
おにびその印刷マーク角度θdを示している。なお、第
10図、第11図は検知マークパターンの例を示すもの
である。
上述したように求めた被検査IC3のビン配列角度θC
および印刷マーク角度θdを加算した角度θC+θdを
前述したように求めて辞書メモリ5/1.55に記憶し
た基準角度θ1(−〇a+θb)と比較することにより
被検査IC3のマークが曲がって印刷されているか否か
が判定されるのである。なお、各角度を加算する場合、
その角度の符号は例えば第9図に示すように基準線に対
しで時計方向に増大する角度を正とし、反時甜方向に増
大する角度を負として扱う。
次に、被検査ICの印刷マークのかづ−れ、かけ等の欠
陥の検査について説明する。これは、上述したように求
めた被検査IC3のビン配列角度θCおよび印刷マーク
角度θdに基づき、該被検査IC3のマークが前述した
ように登録した基準マークとの配置角度をヂエツクする
。そして、該配置角度が一致している場合には、特に問
題なくそのまま両マークの画像データパターンのマツチ
ングを取って印刷マークの良否を判定することができる
しかしながら、被検査IC3のマークの配置角度が基準
マークの配置角度と一致していない場合には、被検査I
C3のマークを回転させて基準マークと一致するように
してからパターンマツチングを行なう。このため、前述
したにうにマーク回転検査回路部100Dに両マークの
配置角度差、すなわち回転角度、回転開始座標、回転中
心座標、回転後のセーブ中心座標、回転対象エリアの画
像情報等を設定して、Llマークに一致したマーク配量
を有ザる回転画像データを回転用多値メモリを8に多値
化して記憶する。それから、これを回転用♀子化回路部
47で二値化して回転用母子化メモリ44に二値画像デ
ータとして記憶する。そして、この回転されて配置角度
が一致するマークの二値画像データと基準マークのデー
タとのパターンマツチングを行ない、印刷マークの欠陥
検査が実施される。例えば、第18図に示すように検出
された印刷マークを第19図のように細目の基準パター
ンとパターンマツチングした結果、第20図に示すよう
なマークの欠けた不良部分が検出された場合にはマーク
不良となる。
以上のように、第1の認識部100においては良品IC
からマーク基準角度θa、ビン基準配列角1宴θbを作
成し、これを検査のために辞書として登録するとともに
、被検査ICのビン配列角度θC1印刷マーク角度θd
を検出し、両者の和と前記登録した基準角度θa、θb
の和との比較によりマークの曲がり印刷を検出し、また
更に基準の印刷マークに対する検出した印刷マークの配
置角度差を求め、この差分だけマークの画像データを回
転修正してから両画像のパターンマツチングを行なって
印刷マークの良否を判定しているのである。
第2の認識部101は、前記項目(7)に示すICのモ
ールドケースのぎず等の欠陥の検査を実施するものであ
るが、第23図に示すようにICの外観画像を撮像する
カメラ105、多値i子化回路部101A、固定母子化
回路部10113および中央制御部101Cから構成さ
れ、これらの各回路部は画像バス300を介して互いに
接続されている。
多値吊子化回路部101Aは、カメラ105からの画像
信号から多値画像データを作成記憶するとともに、これ
から二値画像データを作成記憶する回路部で、前記第1
の認識部100の多値吊子化回路部100Aと同じ構成
、機能を有し、同じ構成要素には同じ符号がイ」されて
いる。
固定量子化回路部101Bは、カメラ105からの画像
信号を固定スライスレベルで母子化して二値画像データ
を作成記憶する回路部で、前記第1の認識部100の固
定母子化回路部100Bと同じ構成、機能を有し、同じ
構成要素には同じ符号が付されている。
また、中央制御部10ICは、第2の認識部101の全
体の動作を制御する回路部であり、前記第1の認識部1
00の中央制御部100Cと同様の構成のインス1〜ラ
クション発生部40、画像処理c p U 4.1 、
プログラムメモリ42、画像処理メインメモリ43を有
する上に、サポートCPU61および該CPUのインタ
フェース63を有する構成である。
次に、以上のように構成される第2の認識部101の作
用、すなわち被検査ICのモールドケースのきず、欠(
プ、割れ等の欠陥を検査する動作について第2図、第2
3図に加えて第24図乃至第32図を参照しながら第3
3図のフローチャートによって説明する。
今、搬送ライン1上に例えば第24図に示すよ一32= うにICのモールドケース部分にきず56等が形成され
ている被検査TC3を搬送し、該被検査■C3の外観画
像をカメラ105が撮像すると、該カメラ105で撮像
したIC3の画像信号は多値量子化回路部101Aおよ
び固定量子化回路部101Bにそれぞれ供給される。多
値量子化回路部101Aにおいては、カメラ105から
の画像信号をA/D変換器26によって256階調の多
値画像データに変換して多値メモリ30に記憶するとと
もに、平均値作成部33およびA/Dパターン量子化部
36を介して該多値画像データを二値画像データに変換
し、第1の二値メモリ37に記憶する。
一方、固定量子化回路部101Bにおいて、カメラ10
5からの画像信号を固定量子部27の固定スライスレベ
ルで固定量子化してICの接続ピン、すなわちリードを
強調した二値画像データとして第2の二値メモリ28に
記憶する。
固定母子化回路部101Bにおいて固定スライスによっ
て母子化されて第2の二値メモリ28に記憶された二値
画像データの画像パターンは例えば第25図に示すJ:
うに接続ビンが強調されて表示され、また多値吊子化回
路部101Aにおいて、平均値によって母子化されて第
1の二値メモリ37に記憶された二値画像データの画像
パターンは例えば第26図に示すようにきず等も表示さ
れている。
以上のようにハード処理を行なって二値画像データを第
1の二値メモリ37および第2の二値メモリ28に記憶
すると、次に画像処理CPU41の制御により第2の二
値メモリ28に記憶されている固定スライスで母子化さ
れた二値画像データ、すなわち接続ビンを強調した画像
データを画像処理メインメモリ43に転送する(ステッ
プ31o)次に、この画像データから接続ビン、すなわ
ちリードの座標を検出し、これからモールドケース部分
の外接ラインを検出する(ステップ320)。
まず、リード座標の検出はリードが配列されている各4
つのコーナ一部の座標を検出するのであるが、これは第
29図に示すように画像処理メインメモリ43からディ
スプレイ94に表示された画像について説明すると、接
続ビンのブロック検出および切り出しを行ない、この検
出したブロックの上下左右の4つのコーナ一部分のブロ
ック61゜62.63.64の中心座標から各4コーナ
ーの位置が検出される。次に、これらの4コーナーの各
位置に基づいてICのモールドケース部分の外接ライン
は第27図において符号59により示されるように作成
される。
このようにモールドケースの外接ラインが作成されると
、次に第1の二値メモリ37に記憶されている平均母子
化された二値画像データ、寸なゎちモールドケース部分
のぎず等まで表現されている画像データを画像処理メイ
ンメモリ43に読み込む(ステップ330)。それから
、この読み込んだ二値画像データに対して上述したよう
に作成した外接ラインの外側をクリアし、これによりモ
ールドケースに相当する画像のみ残す(ステップ340
)。このクリアは第28図に示すようにモ−ルドケース
の外接ラインから1回り大きい長方形を作成し、この長
方形とモールドケースの外接ラインとの間の部分60に
対して行なう。
以上のようにして、画像処理メインメモリ43内にはI
Cのモールドケース部分に相当する画像データのみが記
憶されたことになり、これは例えば第30図で点線で囲
んで示す範囲の画像であって、この画像データの中には
きず56−等に関するデータも含まれている。従って、
この画像データからきずの有無を検出するために、点線
で示す長方形領域内の画像データの垂直射影を作成し、
この射影データ内にきずに相当する黒ブロックが存在す
るか否かをチェックする(ステップ350゜360)。
該画像データの垂直射影は第30図において符号67で
示されるが、この射影で示すように長方形領域の画像デ
ータ内のぎず56′に相当する部分に黒ブロック69.
70等が現われている。黒ブロックを検出した時にはこ
のブロック検出結果を第31図のようにデータテーブル
として作成記憶プる。このデータテーブルには開始アド
レスやブロックの長さ等の情報が設定される。
上述したように黒ブロック、すなわち不良ブロックが検
出されない場合には、該被検査IC3は良品ということ
になり、前記良品アンローダ部9aに収納されることに
なる。ここで黒ブロックの判定において1ビツトのかす
れは今まで計数したブロックの値によって同一のブロッ
クとしたり、またはノイズと見なす等適宜判定する。ま
た、ブロックの終了検知は連続した白ラインが2つ続い
た場合としている。
また、垂直射影データのチェックの結果、黒ブロックを
検出した場合には、該黒ブロックについてその範囲内の
水平射影を第30図の66.68で示すように作成し、
黒ブロックの水平射影について不良ブロックのチェック
を行なう(ステップ370)。ここで同様にしてノイズ
チェックやかすれのつなぎ等を行なうが、この時垂直r
JJ影で検出した黒ブロックの長さ1」および水平射影
で検出した黒ブロックの幅Wを加算して、ト1 +Wが
所定の規格値より小さい場合にはノイズと見なし、この
ブロックは無視するが、規格値より大ぎいブロックは大
ぎい順に数候補選択し、これらのブロックについて黒の
ビット数を計算する(ステップ380)。そして、この
計算されたビット数を所定の規格値と比較し、大きいも
のがあれば不良と判定して前記不良品収納スティック部
9bに収納し、無い場合には良品と判定して良品アンロ
ーダ部9aに収納する(ステップ390)。
なお、上記実施例においては、カメラで撮像した画像情
報の量子化回路と画像情報回転用の量子化回路とを別々
に構成したが、これに限定されるものでなく、同一のも
ので構成しても両機能を実現することは可能であり、こ
の場合には回転画像用の情報は新たに転送する必要もな
く、そのまますぐ回転開始可能である。
また、−1ニ記実施例においては、−例としてICの外
観検査について説明したが、これに限定されるものでな
く、そのイ也のものにも適用できるものである。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、撮像した被検
査体のマーク画像情報と基準のマーク画像情報とから両
画像情報の位置ずれ分波検査体のマーク画像情報を移動
させて両画像情報を座標位置上で一致させ、この移動し
た被検査体のマーク画像情報を多値化して記憶し、更に
この移動後のマーク画像情報を量子化して記憶し、この
記憶された被検査体のマーク画像情報と基準のマーク画
像情報とを比較して被検査体のマークを判定しているの
で、被検査体が例えば搬送装置等により搬送される結果
所定位置からずれていたとしても撮像した被検査体のマ
ーク画像情報をその位置ずれ分移動させて基準のマーク
画像情報と適確なマークパターンマツチングを取ってい
るため、被検査体が曲がって搬送されてきたとしても機
械的に修正する必要がなく被検査体のマークの検査を迅
速かつ正確に行なうことができ、検査の信頼性の向上お
よび経済化を図ることができる。また、移動後のマーク
画像情報を量子化して記憶する記憶開始アドレスを異な
ったアドレスに指定することによりマーク画像情報の位
置を容易に修正することができるため、パターンマツチ
ングにおいて上下、左右にずらしたパターンマツチング
も簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のクレーム対応図、第2図はこの発明
の一実施例に係わる検査装置の全体構成を示す構成図、
第3図は第2図の検査装置の制御部の構成を示すブロッ
ク図、第4図は第2図の検査装置の認識部を構成する第
1の認定部のブロック図、第5図は第2図の装置で撮像
されたICの二値画像図、第6図は第2図の装置で撮像
されたICのマークの角度検知点を示す図、第7図は第
2図の装置で撮像された良品ICから検出される基準角
度を示す図、第8図は第2図の装置で撮像されたICか
ら検出される角度を示す図、第9図は第7図および第8
図における角度の正負の方向を示す図、第10図はおよ
び第11図はそれぞれ第2図の装置で撮像されたICの
検知マークパターンを示す図、第12図乃至第14図は
第2図の装置で撮像された良品ICのマークの各種辞の
パターンを示す図、第15図は第2図の装置で撮像され
たICの多値画像図、第16図は第2図の装置で撮像さ
れたICの画像情報から平均値作成方法を示す図、第1
7図は第2図の装置で撮像された良品ICの画像情報か
ら辞書用マークエリアの切り出し方法を示す図、第18
図乃至第20図は第2図の装置で撮像されたICのマー
ク画像の不良パターンを示す図、第21図および第22
図は第2図の装置で撮像されたICの画像情報の辞書フ
ォーマットを示す図、第23図は第2図の検査装置の認
識部を構成する第2の認識部の構成を示すブロック図、
第24図は第2図の装置で撮像されたICのモールドケ
ース部に欠陥のある画像を示す図、第25図は第2図の
装置で撮像されたICのリードを強調した固定母子化に
よる画像パターン図、第26図は第2図の装置で撮像さ
れたICの欠陥のある多値画像パターン図、第27図は
第2図の装置で撮像されたICのモールドケース部の外
接ラインを示す図、第28図は第2図の装置で撮像され
たICの画像情報のクリアエリアを示す図、第29図は
第2図の装置で面像されたICのリード位置の検出を示
す図、第30図は第2図の装置で面像されたICの画像
情報の射影にJ:るブロック検出を示す図、第31図は
第2図の装置で撮像されたICの画像情報の垂直射影に
よるブロック検出結果テーブルを示す図、第32図は第
2図の装置で撮像されたICの画像情報の水平射影作成
デープルを示す図、第33図は第23図の第2の認識部
101の作用を示すフローチャートである。 201・・・テ子化記憶手段 202・・・ずれ検出手段 203・・・移動手段 204・・・多値記憶手段 205・・・移動後情報記憶手段 t−H −911,Q− 第18図 第20図 第19図 第21図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被検査体の画像を撮像し、該画像情報から得た被
    検査体のマーク画像情報を基準のマーク画像情報と比較
    して被検査体の検査を行なう検査装置において、前記撮
    像した被検査体のマーク画像情報を記憶する量子化記憶
    手段と、前記撮像した被検査体のマーク画像情報と前記
    基準のマーク画像情報とから両者間の画像情報の位置ず
    れを検出するずれ検出手段と、前記被検査体のマーク画
    像情報を前記位置ずれ分移動させる移動手段と、該移動
    手段で移動させられた被検査体のマーク画像情報を多値
    化して記憶する多値記憶手段と、該多値記憶手段に記憶
    された被検査体の移動後のマーク画像情報を量子化して
    記憶する移動後情報記憶手段と、該移動後情報記憶手段
    に記憶された被検査体のマーク画像情報と前記基準のマ
    ーク画像情報とを比較して被検査体のマークを判定する
    判定手段とを有することを特徴とする検査装置。
  2. (2)前記ずれ検出手段は、前記両者間の画像情報の位
    置ずれとしてこの画像情報の座標位置上の角度差を検出
    し、前記移動手段は、この検出された角度差分だけ前記
    被検査体のマーク画像情報を前記座標位置上で回転させ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の検査
    装置。
  3. (3)前記移動後情報記憶手段は被検査体の移動後のマ
    ーク画像情報を記憶する記憶開始アドレスとして所望の
    アドレスを指定し、該所望アドレスに相当する位置に移
    動後のマーク画像情報の位置を修正する位置修正手段を
    有することを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第2
    項に記載の検査装置。
JP61041676A 1986-02-28 1986-02-28 検査装置 Pending JPS62200248A (ja)

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Cited By (5)

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