JPH0643730Y2 - 海苔検査装置 - Google Patents

海苔検査装置

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JPH0643730Y2
JPH0643730Y2 JP1988034946U JP3494688U JPH0643730Y2 JP H0643730 Y2 JPH0643730 Y2 JP H0643730Y2 JP 1988034946 U JP1988034946 U JP 1988034946U JP 3494688 U JP3494688 U JP 3494688U JP H0643730 Y2 JPH0643730 Y2 JP H0643730Y2
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JP
Japan
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seaweed
corner
image
chipping
unit
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JP1988034946U
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JPH01137463U (ja
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恭二 宮崎
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Omron Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、海苔の形状の検査を自動的に行う海苔検査
装置に関し、詳しく言えば、海苔が搬送方向に対して傾
いている場合であっても、海苔隅部の欠けを的確に判別
することのできる装置に関する。
(ロ)従来の技術 海苔は通常所定の寸法形状に揃えて出荷されるが、海苔
の形状が不良である場合、例えば、幅が狭かったり、横
割れがあったり、あるいは隅が欠けていたりすると、商
品価値が著しく減じてしまう。そこで、海苔の形状を検
査して、形状不良のものは、排除しなければならない。
この海苔の検査を自動的に行う装置としては、搬送され
る海苔を撮像するラインセンサと、このラインセンサが
出力する画像信号を記憶するメモリと、このメモリに記
憶された海苔の画像を処理し、海苔の形状不良を検出す
る画像処理回路とを備えてなるものが知られている。
上記海苔の検査装置では、海苔の隅部の欠けを検出する
には、以下の手法が用いられている。まず、海苔Bの搬
送方向に対するスタートエッジSTと、エンドエッジEDが
検出される〔第4図(a)参照〕。
次に、海苔の中央部の所定長さM1について、ラインセン
サの視野左端L1と海苔Bの左端L1との間の距離R1が算出
され、これらの平均値AR1が算出される。同様に、視野
右端L2と海苔Bの右端E2との間の距離R2の平均値AR2
算出される。
続いて、スタートエッジSTより所定長さM2部分にあるデ
ータを各ラインごとに読み出し、視野左端L1と海苔B左
端E3との距離R33と前記平均距離AR1との差を積算し、海
苔Bの隅の欠け面積S1(斜線を付した部分)を算出す
る。同様に、視野右端L2と海苔右端E4との間の距離R
4と、前記平均距離AR2との差を積算し、海苔Bの隅の欠
け面積S2が算出される。
同様に、エンドエッジEDについても、海苔Bの隅の欠け
面積S3、S4がそれぞれ算出される。欠け面積S1、S2、S3、S4
のいずれもが、欠け判別設定値より小さければ、この海
苔Bは、欠けがないと判定される。逆に、欠け面積S1、S
2、S3、S4のいずれか1つでも、欠け判別設定値を越えれ
ば、海苔Bには欠けがあると判定される。
(ハ)考案が解決しようとする課題 上記海苔検査装置の欠け検出は、海苔Bが第4図(b)
に示すように搬送方向に対して傾いている場合には、隅
の欠けを誤って検出してしまう問題点があった。これ
は、海苔Bが傾いている場合には、海苔Bの端部E7とス
タートエッジSTとの間及び端部E8とエンドエッジEDとの
間に、三角の領域がそれぞれでき、この部分の面積S5、S
6が、前記面積、S1、S4にそれぞれ加わって、実際には海
苔Bに欠けがない、あるいは欠けが許容範囲であるにも
かかわらず、誤って欠けがあると判定される。
この考案は、上記に鑑みなされたもので、海苔が搬送方
向に対して傾いている場合でも、的確に海苔隅部の欠け
を検出できる海苔検出装置の提供を目的としている。
(ニ)課題を解決するための手段及び作用 上記問題点を解決するため、この考案の海苔検出装置
は、以下のi〜vi項記載の構成を有している。
i:搬送される海苔を撮像する撮像手段と、 ii:この撮像手段から出力される画像を記憶する記憶手
段と、 iii:この記憶手段で記憶される画像を処理し、前記海苔
の形状不良を検出する画像処理手段と、 iv:この画像処理手段で検出された、前記海苔の隅部の
欠け面積が欠け判別設定値以上である時、前記海苔の隅
部が欠けていると判定する海苔隅部欠け判定手段とを備
えてなるものにおいて、 v:前記記憶手段で記憶される画像より、前記海苔の搬送
方向に対する傾き角度を検出する海苔傾き角度検出手段
と、 vi:この海苔傾き角度検出手段で検出された角度に基づ
き、前記海苔部欠け判定手段の欠け判別設定値を補正す
る欠け判別設定値補正手段とを備えたことを特徴とする
ものである。
従って、海苔が搬送方向に対して傾いている場合には、
その角度に応じて欠け判別設定値が補正され、海苔隅部
の欠けを的確に判別することができる。
(ホ)実施例 この考案の一実施例を、第1図乃至第3図に基づいて以
下に説明する。
第2図は、本考案による海苔検査装置の一実施例を示す
ブロック図である。
この図に示す海苔検査装置は、搬送部1と、撮像部2
と、処理部3と、切換え部4と、モニタ23とを備えてお
り、海苔5が挿入されたとき、これを搬送しながら、そ
の画像を取り込んだ後、これをモニタ23上に表示すると
ともに、この画像に基づいて前記海苔5の四隅が欠けて
いるかどうかを判定し、四隅の全てが欠けていなけれ
ば、これを良品ストック部6に入れ、また四隅のいずれ
かが欠けていれば、これを不良品ストック部7に入れ
る。
搬送部1は、複数の駆動プーリ8と、これらの各駆動プ
ーリ8に対応する複数の従動プーリ9と、これら駆動プ
ーリ8と従動プーリ9との間に、各々張設されるベルト
10とを備えており、導入端側から海苔5が挿入されたと
き、これを搬送面に沿って矢印A方向に搬送する。
また撮像部2は、前記搬送部1によって搬送されている
海苔5を下から照明するランプ11と、このランプ11によ
って照明されている海苔5を上から撮像するラインセン
サ12とを備えており、海苔5を撮像して得られたシリア
ル画像が処理部3に供給される。
処理部3は、前記シリアル画像をパラレル画像(画像デ
ータ)に変換するシリアル・パラレル変換回路(S/P変
換回路)13と、このS/P変換回路13によって得られた画
像データを順次、取り込んだ後、これをモニタ23に供給
して表示させるとともに、予め決められた処理手順でこ
の画像データを処理して、前記海苔5の隅が欠けている
かどうかを判定する判定回路14とを備えており、前記海
苔5の隅が欠けている場合には、その都度、オン信号を
発生して、これを切替え部4に供給する。
この場合、CPU15と、このCPU15のプログラムや各種の定
数データ等が格納されているROM16と、前記CPU15の作業
エリアとなるRAM17と、前記CPU15の処理結果等を表示す
る表示部18と、前記CPU15と切替え部4、搬送部1、モ
ニタ23とを接続するインターフェース19とを備えてお
り、ROM16に格納されているプログラムに基づいてCPU15
が画像データをモニタ23に供給して表示させるととも
に、この画像データを順次、処理して、前記海苔5の四
隅が欠けているかどうかを判定する。
また切替え部4は、前記搬送部1の後部側に設けられる
フラッパ20と、このフラッパ20の駆動するソレノイド21
とを備えており、前記処理部3からソレノイドオン信号
が供給されていないときには、フラッパ20の先端を搬送
部1の搬送面より下になるようにして海苔5を良品スト
ック部6に導き、またソレノイドオン信号が供給された
ときには、ソレノイド21がオンしてフラッパ20を駆動
し、このフラッパ20の先端を前記搬送面上に突出させ
て、海苔5を不良品ストック部7に導く。
次に、この実施例海苔検査装置の動作を、第1図、第3
図を主に参照しながら以下に説明する。
この海苔検査装置の電源スイッチがオンされれば、CPU1
5が動作を開始して、回路各部を初期化したり、搬送部
1をオンさせたりした後、ステップ(以下STという)1
で、S/P変換回路13を介してラインセンサ12で得られた
画像データを順次取り込み、海苔5のエッジが検出され
るまで待つ。
そして、海苔5のエッジが検出された時に、CPU15は、
このST1からST2へ進み、ここで、S/P変換回路13を介し
てラインセンサ12で得られた画像データを順次取り込
み、これをRAM17に記憶させるとともに、この画像をモ
ニタ23に表示させる。
次いで、CPU15は、ST3でRAM17に記憶されている画像デ
ータを順次、読み出して、第3図(a)に示すように、
海苔5のエッジE9、E10と、スタート端L3との間の距離
Q1、Q2及び、海苔5のエッジE11、E12と、エンド端L4との
間の距離Q3、Q4をそれぞれ算出する。
ST4では、まず海苔5の左上隅近くの左端、すなわちエ
ッジE1と、視野左端L1との距離R1を所定長さM1について
求め、これら距離R1の平均値AR1を算出する。次に、海
苔5の右上隅近くの右端、すなわちエッジE2と、視野右
端L2との距離R2を所定長さM1に亘り求め、これら距離R2
の平均値AR2が算出される。さらに同様に、海苔5の左
下隅近くのエッジE3、右下隅近くのエッジE4と、視野左
端L1、視野右端L2とのそれぞれの距離R3、R4の平均値A
R3,AR4が算出される。
ST3で得られたQ1、Q2、Q3、Q4、及びST4で得れたAR1、AR2,A
R3、AR4より、各隅について頂点N1、N2、N3、N4が推定さ
れ、破線で示すように海苔5隅部の仮想エッジが求めら
れる〔ST5、第3図(b)(c)も参照〕。
次に、ST6では、AR1及びAR3(又は、AR2及びAR4)よ
り、海苔5の搬送方向Aに対する傾き角度θ(反時計回
り方向を正、第3図(b)参照)が検出される。すなわ
ち、エッジE1とE3との距離をdとすると、tanθ=(AR3
-AR1)/dとなる。
ST7では、傾き角度θに応じて、欠け判別設定値S01
S02、S03、S04を補正する。第3図(b)に示すように海
苔5が、角度θ傾いている場合には、海苔5左上隅につ
いては(海苔5右下隅についても同様)AR1及びQ1によ
り、海苔5が傾いていないものとして、仮想エッジが破
線のように定められる。
この状態で欠けの面積S1を求めると(面積S1の算出はST
8で行う)、欠けの部分の一部が、仮想エッジより外側
に出るため、実際の欠けの面積よりも小さくなってしま
う。これに対して、第3図(c)に示すように、海苔5
の右上隅(左下隅でも同じ)では、算出される欠け面積
S2が、実際の欠け面積よりも大きくなってしまう。
このままで、欠けの面積S1〜S4を、欠け判別設定値S01
〜S04と比較すると、海苔5の欠けを誤って判定してし
まう。そこで、例えば S01=S03=S0−αtanθ S02=S04=S0+αtanθ (αは定数) のように補正すれば、海苔5の欠けを的確に判断するこ
とができる。
ST8では、海苔5上端側の欠け面積S1、S2を算出する。面
積S1を算出するには、仮想エッジより所定長さM2の部分
について、データを各ラインごとに読み出し、視野左端
L1と、海苔5のエッジE5との距離R5と、前記平均値AR1
との差を積算する〔第3図(b)参照〕。同様に、視野
右端L2と海苔5のエッジE6との距離R6と、前記平均値AR
2との差を積算する〔第3図(c)参照〕。
ST9では、海苔5下端側の欠け面積S3、S4が、ST8と同様
に算出される。続くST10では、欠け面積Si(i=1、
2、3、4)がそれぞれ欠け判別設定値S0i(i=1、
2、3、4)以下であるか否かが判定される。欠け面積
Siのいずれもが、対応する欠け判別設定値S0i以下であ
る場合には、海苔5に欠けがないものとして、次の処理
に進む。欠け面積Siの一つでも、S0iを越えれば、海苔
5に欠けがあるとして、ST10に分岐する。ST11では、CP
U15がソレノイドオン信号を発生して、フラッパ20の先
端を前記搬送面上に突出させ、海苔5を不良品ストック
部7に導く。
なお、この考案は海苔隅部の欠けの判別を要部とするも
のであるから、海苔の幅、縦割れ、横割れ等の検査につ
いての説明は省略する。
(ヘ)考案の効果 以上説明したように、この考案の海苔検査装置は、記憶
手段で記憶される画像より、前記海苔の搬送方向に対す
る傾き角度を検出する海苔傾き角度検出手段と、この海
苔傾き角度検出手段で検出された角度に基づき、前記海
苔隅部欠け判定手段の欠け判別設定値を補正する欠け判
別設定値補正手段とを備えてなるものであるから、海苔
が搬送方向に対して傾いている場合であっても、的確に
海苔隅部の欠けを判別することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例に係る海苔検査装置の動
作を説明するフロー図、第2図は、同海苔検査装置の構
成を説明するブロック図、第3図(a)、第3図(b)
及び第3図(c)は、それぞれ海苔検査装置の画像デー
タ処理を説明するための模式図、第4図(a)及び第4
図(b)は、それぞれ従来の海苔検査装置の画像データ
処理を説明するための模式図である。 2:撮像部、5:海苔、 15:CPU、17:RAM。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送される海苔を撮像する撮像手段と、こ
    の撮像手段から出力される画像を記憶する記憶手段と、
    この記憶手段で記憶される画像を処理し、前記海苔の形
    状不良を検出する画像処理手段と、この画像処理手段で
    検出された、前記海苔の隅部欠け面積が、欠け判別設定
    値以上である時、前記海苔の隅部が欠けていると判定す
    る海苔隅部欠け判定手段とを備えている海苔検査装置に
    おいて、 前記記憶手段で記憶される画像より、前記海苔の搬送方
    向に対する傾き角度を検出する海苔傾き角度検出手段
    と、この海苔傾き角度検出手段で検出された角度に基づ
    き、前記海苔隅部欠け判定手段の欠け判別設定値を補正
    する欠け判別設定値補正手段とを備えたことを特徴とす
    る海苔検査装置。
JP1988034946U 1988-03-16 1988-03-16 海苔検査装置 Expired - Lifetime JPH0643730Y2 (ja)

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JPH01137463U JPH01137463U (ja) 1989-09-20
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009002764A (ja) * 2007-06-21 2009-01-08 Satake Corp 海苔の外観検査方法及びその装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009002764A (ja) * 2007-06-21 2009-01-08 Satake Corp 海苔の外観検査方法及びその装置

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