JPS5917245Y2 - 油揚食品の搬送装置 - Google Patents
油揚食品の搬送装置Info
- Publication number
- JPS5917245Y2 JPS5917245Y2 JP8924481U JP8924481U JPS5917245Y2 JP S5917245 Y2 JPS5917245 Y2 JP S5917245Y2 JP 8924481 U JP8924481 U JP 8924481U JP 8924481 U JP8924481 U JP 8924481U JP S5917245 Y2 JPS5917245 Y2 JP S5917245Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fryer
- conveyor
- fried
- conveyors
- carry
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Frying-Pans Or Fryers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はいか等を主原料とするフライ生地に衣を付して
油揚加工をする食品フライヤーに係り、適宜大きさの任
意形状に成形した偏平状のフライ素材をフライヤー内で
油揚加工するに、各フライ素材を起立して挟持しながら
油槽内を搬送して油揚加工を施すように改良考案された
油揚食品の搬送装置に関するものである。
油揚加工をする食品フライヤーに係り、適宜大きさの任
意形状に成形した偏平状のフライ素材をフライヤー内で
油揚加工するに、各フライ素材を起立して挟持しながら
油槽内を搬送して油揚加工を施すように改良考案された
油揚食品の搬送装置に関するものである。
従来、この種フライヤーにあっては、フライヤーの油槽
内を循環駆動するネット状のコンベヤーにフライ素材を
横向きに並べていたものや、フライ素材をバケヅト内に
収容し、このパケットを油槽内に移送して油揚加工を施
すものであったが、いずれも油槽内のフライ素材は横向
きに位置するために下面は揚がるも上面は下面に比べ充
分に揚がらないという揚げ斑が生じ易く、満足な油揚食
品が得られなかった。
内を循環駆動するネット状のコンベヤーにフライ素材を
横向きに並べていたものや、フライ素材をバケヅト内に
収容し、このパケットを油槽内に移送して油揚加工を施
すものであったが、いずれも油槽内のフライ素材は横向
きに位置するために下面は揚がるも上面は下面に比べ充
分に揚がらないという揚げ斑が生じ易く、満足な油揚食
品が得られなかった。
また、パケットを用いるものにあってはパケットにフラ
イ素材を人手により収容する作業の繁雑さに加えて油槽
内で浮上するフライ素材がパケットの蓋を押し上げてパ
ケットから油槽中に出てしまうものもみられるという種
々の欠点を有するものであった。
イ素材を人手により収容する作業の繁雑さに加えて油槽
内で浮上するフライ素材がパケットの蓋を押し上げてパ
ケットから油槽中に出てしまうものもみられるという種
々の欠点を有するものであった。
本考案はこれら欠点に鑑みて考案されたもので、フライ
ヤー内の一方に設は中間間隙を存置して相対しフライヤ
ーの底部に向けて傾斜する搬入コンベヤーと、フライヤ
ーの底部に設は中間間隙を存置して相対する搬送コンベ
ヤーと、フライヤー内の他方に設は中間間隙を存置して
相対しフライヤーの上部に向けて傾斜する搬出コンベヤ
ーを設け、上記各コンベヤーが同時に駆動すると共に各
コンベヤーの間にフライ素材を起立して挟持搬送するよ
う構成した油揚食品の搬送装置を目的とするものである
。
ヤー内の一方に設は中間間隙を存置して相対しフライヤ
ーの底部に向けて傾斜する搬入コンベヤーと、フライヤ
ーの底部に設は中間間隙を存置して相対する搬送コンベ
ヤーと、フライヤー内の他方に設は中間間隙を存置して
相対しフライヤーの上部に向けて傾斜する搬出コンベヤ
ーを設け、上記各コンベヤーが同時に駆動すると共に各
コンベヤーの間にフライ素材を起立して挟持搬送するよ
う構成した油揚食品の搬送装置を目的とするものである
。
次に、本考案の一実施例を示す図面について説明する。
1は下方にガス等の燃料を燃焼して油槽を加熱する加熱
部2を設けたフライヤ一本体であり、該フライヤ一本体
1の内部には適宜量の食油Oを入れる。
部2を設けたフライヤ一本体であり、該フライヤ一本体
1の内部には適宜量の食油Oを入れる。
フライヤ一本体1内の一方に設ける搬入コンベヤー3は
、中間にフライ素材aを起立して挟持するフライ素材a
の肉厚と略等しい間隙Aを直線状に存置して相対する一
対のチェーンコンベヤーからなり、各チェーンコンベヤ
ーは食油流通口5を設けた台枠4の両端部に挿通した前
後方の支軸6,7に設けたスプロケット8,8に無端の
チェーン9を掛は渡し、フライヤ一本体1の底部に向け
て傾斜するフライヤ一本体1の一方の底板上に各台枠4
を設置してなり、各チェーン9にその緊張度を調整する
テンション板10を備えると共に、前方の支軸6はユニ
バーサル・ジヨイント11を介して延びる上部に連動ス
プロケット12を設ける。
、中間にフライ素材aを起立して挟持するフライ素材a
の肉厚と略等しい間隙Aを直線状に存置して相対する一
対のチェーンコンベヤーからなり、各チェーンコンベヤ
ーは食油流通口5を設けた台枠4の両端部に挿通した前
後方の支軸6,7に設けたスプロケット8,8に無端の
チェーン9を掛は渡し、フライヤ一本体1の底部に向け
て傾斜するフライヤ一本体1の一方の底板上に各台枠4
を設置してなり、各チェーン9にその緊張度を調整する
テンション板10を備えると共に、前方の支軸6はユニ
バーサル・ジヨイント11を介して延びる上部に連動ス
プロケット12を設ける。
該搬入コンベヤー3に隣接してフライヤ一本体1内の底
板上に設ける搬送コンベヤー13は、搬入コンベヤー3
により搬入されてきたフライ素材aを起立して挟持する
だけの直線状の間隙Aを存置して相対する一対のチェー
ンコンベヤーからなり、各チェーンコンベヤーは任意数
ケ所に食油流通口15を設けた台枠14の両端部に挿通
した前後方の支軸16.17に設けたスプロケット18
゜18に無端のチェーン19を掛は渡し、フライヤ本体
1の水平状の底板上に各台枠14を設置してなり、各チ
ェーン19はその緊張度を調整するテンション板20を
備えると共に、前後方の支軸16.17の夫々には伝動
スプロケツ1−21.21と連動スブロケツ) 22.
22を各設する。
板上に設ける搬送コンベヤー13は、搬入コンベヤー3
により搬入されてきたフライ素材aを起立して挟持する
だけの直線状の間隙Aを存置して相対する一対のチェー
ンコンベヤーからなり、各チェーンコンベヤーは任意数
ケ所に食油流通口15を設けた台枠14の両端部に挿通
した前後方の支軸16.17に設けたスプロケット18
゜18に無端のチェーン19を掛は渡し、フライヤ本体
1の水平状の底板上に各台枠14を設置してなり、各チ
ェーン19はその緊張度を調整するテンション板20を
備えると共に、前後方の支軸16.17の夫々には伝動
スプロケツ1−21.21と連動スブロケツ) 22.
22を各設する。
該搬送コンベヤー13に隣接してフライヤ一本体1内の
他方に設ける搬出コンベヤー23は、中間に搬送コンベ
ヤー13から搬送されて来たフライ素材aを起立して挟
持するだけの直線状の間隙Aを存置して相対する一対の
チェーンコンベヤーかラナリ、各チェーンコンヘヤーは
食油流通口25を設けた台枠24の両端部に挿通した前
後方の支軸26.27に設けたスプロケツ) 28.2
8に無端のチェーン29を掛は渡し、フライヤ一本体1
の上部に向けて傾斜するフライヤ一本体1の他方の底板
上に各台枠24を設置してなり、各チェーン29はその
緊張度を調整するテンション板30を備えると共に、後
方の支軸27はユニバーサル・ジヨイント31を介して
延びる上部に連動スプロケット32を設ける。
他方に設ける搬出コンベヤー23は、中間に搬送コンベ
ヤー13から搬送されて来たフライ素材aを起立して挟
持するだけの直線状の間隙Aを存置して相対する一対の
チェーンコンベヤーかラナリ、各チェーンコンヘヤーは
食油流通口25を設けた台枠24の両端部に挿通した前
後方の支軸26.27に設けたスプロケツ) 28.2
8に無端のチェーン29を掛は渡し、フライヤ一本体1
の上部に向けて傾斜するフライヤ一本体1の他方の底板
上に各台枠24を設置してなり、各チェーン29はその
緊張度を調整するテンション板30を備えると共に、後
方の支軸27はユニバーサル・ジヨイント31を介して
延びる上部に連動スプロケット32を設ける。
そして上記搬送コンベヤー13の前方に支軸16の任意
−側上部にモーター(図示せず)からの駆動チェーン3
4を掛は渡した駆動スプロケット33を設け、同搬送コ
ンベヤー13の前方の両支軸16の各連動スプロケット
22と搬入コンベヤー3の前方の両支軸6に各設した連
動スプロケツI・12とに連動チェーン35を夫々掛は
渡すと共に、両支軸16の各伝動スプロケット21にた
すき掛けした伝動チェーン36を掛は渡す。
−側上部にモーター(図示せず)からの駆動チェーン3
4を掛は渡した駆動スプロケット33を設け、同搬送コ
ンベヤー13の前方の両支軸16の各連動スプロケット
22と搬入コンベヤー3の前方の両支軸6に各設した連
動スプロケツI・12とに連動チェーン35を夫々掛は
渡すと共に、両支軸16の各伝動スプロケット21にた
すき掛けした伝動チェーン36を掛は渡す。
同様に、搬送コンベヤー13の後方の両支軸17の各連
動スプロケツ1へ22と搬出コンベヤー23の後方の支
軸27に各設した連動スプロケット32とに連動チェー
ン37を夫々掛は渡し、後方の両支軸17の各伝動スプ
ロケット21にたすき掛けした伝動チェーン38を掛は
渡してなるものである。
動スプロケツ1へ22と搬出コンベヤー23の後方の支
軸27に各設した連動スプロケット32とに連動チェー
ン37を夫々掛は渡し、後方の両支軸17の各伝動スプ
ロケット21にたすき掛けした伝動チェーン38を掛は
渡してなるものである。
尚、図面中39は支枠、40は油揚加工完了後のフライ
素材aを移送するコンベヤーである。
素材aを移送するコンベヤーである。
而して、モーターの作動により搬入コンベヤー3、搬送
コンベヤー13及び搬出コンベヤー23は、駆動チェー
ン34及び連動チェーン35.37と伝動チェーン36
.38を介して食油Oを入れたフライヤ一本体1内の夫
々の設置位置にて循環駆動する。
コンベヤー13及び搬出コンベヤー23は、駆動チェー
ン34及び連動チェーン35.37と伝動チェーン36
.38を介して食油Oを入れたフライヤ一本体1内の夫
々の設置位置にて循環駆動する。
フライ生地に衣を付したフライ素材aを搬入コンベヤー
3の中間に形成する間隙Aに供給すると、フライ素材a
は搬入コンベヤー3の間に起立した状態にて挾持されつ
つフライヤ一本体1の油槽底部へ向けてすすみ、搬入コ
ンベヤー3の傾斜下端部より搬送コンベヤー13の前方
端部に受は渡される。
3の中間に形成する間隙Aに供給すると、フライ素材a
は搬入コンベヤー3の間に起立した状態にて挾持されつ
つフライヤ一本体1の油槽底部へ向けてすすみ、搬入コ
ンベヤー3の傾斜下端部より搬送コンベヤー13の前方
端部に受は渡される。
油槽中にある搬送コンベヤー13の中間に形成する間隙
Aを介して搬送コンベヤー13間に起立して挟持搬送さ
れるフライ素材aは前進する間にその両面より万遍なく
油揚加工され、搬送コンベヤー13の後方端部より搬出
コンベヤー23の傾斜下端部へ受は渡されつつ、搬出コ
ンベヤー23の間に起立した状態のまま挾持されフライ
ヤ一本体1の後方上部へ向けてすすみ、油槽上面より上
方へすすみ出たフライ素材aは揚油を切りつつ搬出コン
ベヤー23の後方端部よりフライヤ一本体1の外方に設
置した移送コンベヤー40の上へ送られるものである。
Aを介して搬送コンベヤー13間に起立して挟持搬送さ
れるフライ素材aは前進する間にその両面より万遍なく
油揚加工され、搬送コンベヤー13の後方端部より搬出
コンベヤー23の傾斜下端部へ受は渡されつつ、搬出コ
ンベヤー23の間に起立した状態のまま挾持されフライ
ヤ一本体1の後方上部へ向けてすすみ、油槽上面より上
方へすすみ出たフライ素材aは揚油を切りつつ搬出コン
ベヤー23の後方端部よりフライヤ一本体1の外方に設
置した移送コンベヤー40の上へ送られるものである。
以上述べたように構成する本考案によれば、フライ素材
を確実に起立状に立てて油揚加工できることにより、フ
ライ素材の全面を均等に揚げることができる。
を確実に起立状に立てて油揚加工できることにより、フ
ライ素材の全面を均等に揚げることができる。
また、フライ素材に対して熱が万遍なくゆき渡り揚り斑
を生じることがなく、熱効率をよくすることができる。
を生じることがなく、熱効率をよくすることができる。
更に、従来のネット状のコンベヤーやパケットを用いた
ものに比べ、短時間に大量のフライ製品を生産すること
ができると共に、油揚作業の省力化を図れる等の効果を
奏するものである。
ものに比べ、短時間に大量のフライ製品を生産すること
ができると共に、油揚作業の省力化を図れる等の効果を
奏するものである。
第1図は部分を省略して示す縦断正面図、第2図は要部
の平面図、第3図は駆動状態説明図、第4図は要部の拡
大側面図である。 図面中1はフライヤ一本体、3は搬入コンベヤー、13
は搬送コンベヤー、23は搬出コンベヤー、Aは間隙、
aはフライ素材を示す。
の平面図、第3図は駆動状態説明図、第4図は要部の拡
大側面図である。 図面中1はフライヤ一本体、3は搬入コンベヤー、13
は搬送コンベヤー、23は搬出コンベヤー、Aは間隙、
aはフライ素材を示す。
Claims (1)
- フライヤー内の一方に設は中間間隙を存置して相対しフ
ライヤーの底部に向けて傾斜する搬入コンベヤーと、フ
ライヤーの底部に設は中間間隙を存置して相対する搬送
コンベヤーと、フライヤー内の他方に設は中間間隙を存
置して相対しフライヤーの上部に向けて傾斜する搬出コ
ンベヤーを設け、上記各コンベヤーが同時に駆動すると
共に各コンベヤーの間にフライ素材を起立して挟持搬送
するよう構成した油揚食品の搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8924481U JPS5917245Y2 (ja) | 1981-06-17 | 1981-06-17 | 油揚食品の搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8924481U JPS5917245Y2 (ja) | 1981-06-17 | 1981-06-17 | 油揚食品の搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57200136U JPS57200136U (ja) | 1982-12-20 |
JPS5917245Y2 true JPS5917245Y2 (ja) | 1984-05-19 |
Family
ID=29884392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8924481U Expired JPS5917245Y2 (ja) | 1981-06-17 | 1981-06-17 | 油揚食品の搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5917245Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-06-17 JP JP8924481U patent/JPS5917245Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57200136U (ja) | 1982-12-20 |
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