JPH0634754Y2 - 油揚装置 - Google Patents
油揚装置Info
- Publication number
- JPH0634754Y2 JPH0634754Y2 JP706086U JP706086U JPH0634754Y2 JP H0634754 Y2 JPH0634754 Y2 JP H0634754Y2 JP 706086 U JP706086 U JP 706086U JP 706086 U JP706086 U JP 706086U JP H0634754 Y2 JPH0634754 Y2 JP H0634754Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil tank
- feeding conveyor
- conveyor
- height
- frying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
- Frying-Pans Or Fryers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はドーナツ、カレーパン、ねじりパン等の揚物
製品を製造する為の油揚装置に関するもので、食品製造
機械の使用、製造、販売の分野で利用される。
製品を製造する為の油揚装置に関するもので、食品製造
機械の使用、製造、販売の分野で利用される。
(従来の技術) 従来のドーナツ、カレーパン、ねじりパン等を製造する
為の油揚装置は、油槽内中央部に反転装置を設置し、該
反転装置の両側に搬送装置を隣接設置して構成されてい
る。
為の油揚装置は、油槽内中央部に反転装置を設置し、該
反転装置の両側に搬送装置を隣接設置して構成されてい
る。
前記の油揚装置では、一側の搬送装置の基端側に臨ませ
た投入コンベアを介して揚物製品のたねが供給され、該
たねは油槽の一側より反転装置を設置した中央部まで導
かれて、この間にたねの一側面が油揚される。次いで反
転装置によって、前記たねが反転された後、他側の搬送
装置によって、油揚中央部より油槽の他側まで導かれ、
この間にたねの他側面が油揚されて、完成品が油槽の他
側より順次排出されるようになっている。
た投入コンベアを介して揚物製品のたねが供給され、該
たねは油槽の一側より反転装置を設置した中央部まで導
かれて、この間にたねの一側面が油揚される。次いで反
転装置によって、前記たねが反転された後、他側の搬送
装置によって、油揚中央部より油槽の他側まで導かれ、
この間にたねの他側面が油揚されて、完成品が油槽の他
側より順次排出されるようになっている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記の油揚装置において、たねを供給する投入コンベア
は、予め定められた高さおよび角度をもって固定的に設
置されていた為、たねの投入高さを調整できない問題点
があった。たねには重いもの、軽いもの、或いは小型の
もの大型のもの等、製品の種類によって種々の重量、形
状があり、これに従って投入高を変化させる方が、装置
の運転上好都合であるとされていた。
は、予め定められた高さおよび角度をもって固定的に設
置されていた為、たねの投入高さを調整できない問題点
があった。たねには重いもの、軽いもの、或いは小型の
もの大型のもの等、製品の種類によって種々の重量、形
状があり、これに従って投入高を変化させる方が、装置
の運転上好都合であるとされていた。
(問題点を解決する為の手段) この考案の油揚装置は、油槽内に搬送装置、反転装置等
を設置してなる油揚装置において、前記油槽の一側に設
置した搬送装置の基端部上方に投入コンベアの先端部が
臨ませてあり、かつ投入コンベアには先端部の高さを変
化させる為の調整機構が設けてあることを特徴としてい
る。
を設置してなる油揚装置において、前記油槽の一側に設
置した搬送装置の基端部上方に投入コンベアの先端部が
臨ませてあり、かつ投入コンベアには先端部の高さを変
化させる為の調整機構が設けてあることを特徴としてい
る。
前記投入コンベアは、油槽の一側に斜設し、カム、クラ
ンクその他の機械要素を介して斜設角度を変化させ得る
ように構成するのが好ましいが、投入コンベアを水平或
いは所定角度で設置し、全体の高さを変化させ得るよう
にすることもできる。尤も、投入コンベアの基端側には
更に供給コンベアを連設する場合が多いので、投入コン
ベアを前記の如く斜設し、先端部の高さを変化させて
も、基端側の供給コンベアとの連続条件が変らないよう
にするのが有利である。
ンクその他の機械要素を介して斜設角度を変化させ得る
ように構成するのが好ましいが、投入コンベアを水平或
いは所定角度で設置し、全体の高さを変化させ得るよう
にすることもできる。尤も、投入コンベアの基端側には
更に供給コンベアを連設する場合が多いので、投入コン
ベアを前記の如く斜設し、先端部の高さを変化させて
も、基端側の供給コンベアとの連続条件が変らないよう
にするのが有利である。
(作用) この考案の油揚装置によれば、油槽の一側に設置した投
入コンベアの先端部の高さを変化させて、たねの油槽に
対する投入高さを変化させることができる。
入コンベアの先端部の高さを変化させて、たねの油槽に
対する投入高さを変化させることができる。
(実施例) 以下この考案の実施例を図面を参照して説明する。図中
1は、フレーム2内に設置した油槽であって、第1図
中、左右の方向に細長く構成されている。前記油槽1の
中央部に反転装置3を設け、該反転装置3の両側に被揚
物(たね)4、4の搬送装置5a、5bが設けてある。各搬
送装置5a、5bは、油槽1の長手方向と平行に所定の間隔
で並設された無端チェイン6、6の間に、一定の間隔毎
に平板状のフック7、7を架設して構成されており、被
揚物4は第1図中右側の搬送装置5aによって、油槽1の
中央部に設置された反転装置3まで移送される間に一側
面が油揚され、次いで反転装置3で反転された後、第1
図中左側の搬送装置5bによって油槽1の他側部まで移送
される間に他側面が油揚されるようになっている。
1は、フレーム2内に設置した油槽であって、第1図
中、左右の方向に細長く構成されている。前記油槽1の
中央部に反転装置3を設け、該反転装置3の両側に被揚
物(たね)4、4の搬送装置5a、5bが設けてある。各搬
送装置5a、5bは、油槽1の長手方向と平行に所定の間隔
で並設された無端チェイン6、6の間に、一定の間隔毎
に平板状のフック7、7を架設して構成されており、被
揚物4は第1図中右側の搬送装置5aによって、油槽1の
中央部に設置された反転装置3まで移送される間に一側
面が油揚され、次いで反転装置3で反転された後、第1
図中左側の搬送装置5bによって油槽1の他側部まで移送
される間に他側面が油揚されるようになっている。
前記搬送装置5a(入口側)の始端部にはフレーム2の外
側に斜設した投入コンベア8の先端部が臨ませてある。
この投入コンベア8は、基端側が支持プレート9に立設
した支持杆10を介して回動自在に支持されている一方、
中間部が支持プレート9に立設した調整支持具11を介し
て支持されている。調整支持具11は第2図に示したよう
に、その中間部に長手方向に沿って長孔12が形成してあ
り、投入コンベア8のフレーム13の中間部に植設したボ
ルト14を、所望の高さにナット15の緊締によって固定で
きるようになっている。
側に斜設した投入コンベア8の先端部が臨ませてある。
この投入コンベア8は、基端側が支持プレート9に立設
した支持杆10を介して回動自在に支持されている一方、
中間部が支持プレート9に立設した調整支持具11を介し
て支持されている。調整支持具11は第2図に示したよう
に、その中間部に長手方向に沿って長孔12が形成してあ
り、投入コンベア8のフレーム13の中間部に植設したボ
ルト14を、所望の高さにナット15の緊締によって固定で
きるようになっている。
第1図中、鎖線で示した16は、前記投入コンベア8の基
端側に連設した供給コンベアであるが、この供給コンベ
ア16は設置されない場合もある。
端側に連設した供給コンベアであるが、この供給コンベ
ア16は設置されない場合もある。
又、油槽1の第1図中左側には排出コンベア17が前記搬
送装置5b(出口側)の先端部に連設されている。図中18
は油槽1に溜めた油の油面である。
送装置5b(出口側)の先端部に連設されている。図中18
は油槽1に溜めた油の油面である。
上記の実施例において、投入コンベア8より油槽1に投
下された被揚物4は、前記の如く搬送装置5aの始端部よ
り反転装置3を経て搬送装置5bの先端部まで移送され
(連続的又は間欠的に)その間に被揚物4が油揚げされ
て、完成品が排出コンベア17によって油槽1外へと順次
排出される。
下された被揚物4は、前記の如く搬送装置5aの始端部よ
り反転装置3を経て搬送装置5bの先端部まで移送され
(連続的又は間欠的に)その間に被揚物4が油揚げされ
て、完成品が排出コンベア17によって油槽1外へと順次
排出される。
被揚物4の重量や形状が製品によって変化するが、これ
に応じて油槽1に対する投入高は、斜設した投入コンベ
ア8の基端側を支点として回動させて、所望の高さにす
ることができる。前記投入コンベア8の回動に当って
は、前記ナット15を弛めて行い、斜設角度が決ったら、
ナット15を再び緊締することは言うまでもない。
に応じて油槽1に対する投入高は、斜設した投入コンベ
ア8の基端側を支点として回動させて、所望の高さにす
ることができる。前記投入コンベア8の回動に当って
は、前記ナット15を弛めて行い、斜設角度が決ったら、
ナット15を再び緊締することは言うまでもない。
第3図および第4図は他の実施例を示すもので、第3図
は投入コンベア8のフレーム13の中間部に長孔19を、フ
レーム13の長手方向に形成すると共に、該長孔19に調整
支持具20に回転自在に設けたクランク棒21を挿通したも
のである。クランク棒21は調整支持具20に設けた一方向
クラッチ22に挿通してあり、ハンドル23によって矢示24
の方向にのみ回転可能としてある。
は投入コンベア8のフレーム13の中間部に長孔19を、フ
レーム13の長手方向に形成すると共に、該長孔19に調整
支持具20に回転自在に設けたクランク棒21を挿通したも
のである。クランク棒21は調整支持具20に設けた一方向
クラッチ22に挿通してあり、ハンドル23によって矢示24
の方向にのみ回転可能としてある。
又、第4図は投入コンベア8のフレーム13の中間部に断
面弧状の受板25を固着すると共に、該受板25を、調整支
持具26に挿通した軸27に固着したカム輪28に支持させた
ものである。図中29は軸27に固着したハンドルである。
面弧状の受板25を固着すると共に、該受板25を、調整支
持具26に挿通した軸27に固着したカム輪28に支持させた
ものである。図中29は軸27に固着したハンドルである。
第3図および第4図に示した実施例でも、ハンドル23、
29を矢示24、30の方向に回転することによって、投入コ
ンベア8を基端側を支点として回動させることができ、
前記実施例と同様に油槽1に対する被揚物4の投入高を
自由に変化させることができる。
29を矢示24、30の方向に回転することによって、投入コ
ンベア8を基端側を支点として回動させることができ、
前記実施例と同様に油槽1に対する被揚物4の投入高を
自由に変化させることができる。
(考案の効果) 以上に説明したように、この考案によれば、投入コンベ
アの先端部の高さを所望の高さに設定できるように油揚
装置を構成したので、製品によって変化する被揚物(た
ね)の重量や形状に応じて最適の作業条件が得られる効
果がある。この結果、被揚物の油槽への供給が円滑にな
るので、投入部に監視人を配置する必要もなくなり、省
人化を達成できる効果がある。
アの先端部の高さを所望の高さに設定できるように油揚
装置を構成したので、製品によって変化する被揚物(た
ね)の重量や形状に応じて最適の作業条件が得られる効
果がある。この結果、被揚物の油槽への供給が円滑にな
るので、投入部に監視人を配置する必要もなくなり、省
人化を達成できる効果がある。
第1図はこの考案の実施例の一部縦断正面図、第2図は
同じく実施例の一部拡大正面図、第3図および第4図は
この考案の他の実施例の一部拡大斜視図である。 1……油槽、3……反転装置 4……被揚物、5a、5b……搬送装置 8……投入コンベア 11、20、26……調整支持具 13……フレーム、21……クランク軸 25……受板、28……カム輪
同じく実施例の一部拡大正面図、第3図および第4図は
この考案の他の実施例の一部拡大斜視図である。 1……油槽、3……反転装置 4……被揚物、5a、5b……搬送装置 8……投入コンベア 11、20、26……調整支持具 13……フレーム、21……クランク軸 25……受板、28……カム輪
Claims (2)
- 【請求項1】油槽内に搬送装置、反転装置等を設置して
なる油揚装置において、前記油槽の一側に設置した搬送
装置の基端部上方に投入コンベアの先端部が臨ませてあ
り、かつ投入コンベアには先端部の高さを変化させる為
の調整機構が設けてあることを特徴とした油揚装置 - 【請求項2】投入コンベアは、油槽の一側に斜設してあ
り、カム、クランクその他の機械要素を介して斜設角度
を変化させ得るようにした実用新案登録請求の範囲第1
項記載の油揚装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP706086U JPH0634754Y2 (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | 油揚装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP706086U JPH0634754Y2 (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | 油揚装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62120926U JPS62120926U (ja) | 1987-07-31 |
JPH0634754Y2 true JPH0634754Y2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=30790161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP706086U Expired - Lifetime JPH0634754Y2 (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | 油揚装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0634754Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1993024040A1 (en) * | 1992-05-26 | 1993-12-09 | Vos Industries Ltd. | A cooking apparatus |
DE102012107611A1 (de) | 2012-08-20 | 2014-05-15 | Walter Maschinenbau Gmbh | Hubvorrichtung mit Kniehebelgetriebe |
-
1986
- 1986-01-21 JP JP706086U patent/JPH0634754Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62120926U (ja) | 1987-07-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5189148B2 (ja) | トルティーヤチップを積み重ねる方法および装置 | |
US6023908A (en) | Method and apparatus for folding a napkin around an eating utensil | |
DE60125680T2 (de) | Vorrichtung zur Panierung von Nahrungsmitteln | |
ES2455290T3 (es) | Máquina de empanado mejorada | |
JPH0634754Y2 (ja) | 油揚装置 | |
US5341914A (en) | Device for feeding corn | |
US7076934B2 (en) | Pattern former for wrapped bakery products | |
JPH06141985A (ja) | フライヤ用のネットコンベヤ | |
JP3379912B2 (ja) | 物品の整列供給装置 | |
US11134712B2 (en) | Adjustable breading machine and method of operation | |
US3661240A (en) | Shuffle feed mechanism | |
KR100639257B1 (ko) | 생새우의 선별장치 | |
US7434677B2 (en) | Apparatus for aligning meat products | |
JP3412041B2 (ja) | 自動焼物機 | |
CN2276251Y (zh) | 输送式玉米脱粒机 | |
KR20060091089A (ko) | 새우선별기 | |
JPS5917245Y2 (ja) | 油揚食品の搬送装置 | |
JPH0111347Y2 (ja) | ||
JPH0123279Y2 (ja) | ||
JPH0647278Y2 (ja) | レーズンブレーカー | |
JP2001122416A (ja) | ウエーブコンベア | |
JPS6023034Y2 (ja) | 果物等の選別装置 | |
JP2514919Y2 (ja) | 転り物移送用ベルトコンベヤ装置 | |
JPS63242388A (ja) | 果実等の整列移送装置 | |
JPH0510622Y2 (ja) |