JPS6332671Y2 - - Google Patents

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JPS6332671Y2
JPS6332671Y2 JP10690284U JP10690284U JPS6332671Y2 JP S6332671 Y2 JPS6332671 Y2 JP S6332671Y2 JP 10690284 U JP10690284 U JP 10690284U JP 10690284 U JP10690284 U JP 10690284U JP S6332671 Y2 JPS6332671 Y2 JP S6332671Y2
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JP
Japan
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conveyor
pot
rotary plate
frying machine
oil
Prior art date
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JP10690284U
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JPS6121429U (ja
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  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Frying-Pans Or Fryers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、薩摩揚げ、天ぷら、コロツケ等の
揚げ物を自動的に油揚げする油揚げ機に関するも
のである。
(従来技術) この種の油揚げ機の先行技術のひとつに、同一
出願人が先に提案した実公昭52−14790号公報中
に記載された油揚げ機がある。まず、この公報に
おける油揚げ機の概要について述べることにす
る。
油揚げ機の平面を略示した第7図、および同正
断面を略示した第8図において、鍋体10は、左
右に並設された第1鍋11と第2鍋12とからな
り、その各鍋11,12内にそれぞれ食用油FO
が貯溜されているとともに、各鍋11,12の下
方には燃焼装置(図示省略)が装設されている。
各鍋11,12は、円形部13とその円形部13
から側方(図示右側)に連続する長形部14とで
槽状に形成されている。第1鍋11の円形部13
の底部には回転板15が水平回転可能に設けら
れ、この回転板15はその軸16を介して連繋さ
れた回転駆動源(図示省略)によつて平面におい
て右回り方向(第7図中矢印a参照)へ積極回転
される。
そして、第1鍋11の円形部13と長形部14
との連設部分の上部における同第1鍋11の側壁
17と仕切板18との間には、羽根車19〜19
が第8図において反時計回りの方向へ積極回転可
能に配設されている。第1鍋11の長形部14に
は引上げコンベヤ20が配設されている。引上げ
コンベヤ20は、傾斜部21と水平部22とを有
するように、ローラ23〜26に網ベルト27を
張設してなる。この引上げコンベヤ20の傾斜部
21の上方には、引上げコンベヤ20との協同作
用で素材Aを引上げるべく、押えコンベヤ28が
設けられている。押えコンベヤ28はローラ29
〜31に網ベルト32を張設してなる。引上げコ
ンベヤ20と押えコンベヤ28は相互に対向する
ベルト面が下方から上方へ進行するように、図示
しない駆動装置により駆動される。引上げコンベ
ヤ20の水平部22の終端部には、そのコンベヤ
20によつて移送された素材Aを第2鍋12の円
形部13に反転投入させるための誘導板33が配
置されている。
さらに、前記の第2鍋12は、第1鍋11と同
様に、その円形部13の底部には回転板34が水
平回転可能に設けられ、この回転板34はその軸
35を介して連繋された回転駆動源(図示省略)
によつて平面において左回り方向(第7図中矢印
b参照)へ積極回転される。第2鍋12の円形部
13と長形部14との連設部分の上部における同
第2鍋12の側壁36と仕切板37あるいは側壁
38との間には、羽根車39〜39が第8図にお
いて反時計回り方向へ積極回転可能に配設されて
いる。第2鍋12の長形部14には搬出コンベヤ
40が配設されている。搬出コンベヤ40は、ロ
ーラ41,42に網ベルト43を張設してなる。
この搬出コンベヤ40の上方には、搬出コンベヤ
40との協同作用で素材Aを引上げるべく、押え
コンベヤ44が設けられている。押えコンベヤ4
4は、前記の押えコンベヤ28と同様に、ローラ
45〜47に網ベルト48を張設したものであ
る。搬出コンベヤ40と押えコンベヤ44は相互
に対向するベルト面が下方から上方へ進行し、素
材Aを図示右方へ排出するようになつている。
上記した構成の油揚げ機において、第1鍋11
の円形部13の前部において食用油FO中に投入
されたフライ、薩摩揚げ等の素材Aは、回転板1
5の回転により平面において右回り方向へ移送さ
れかつ羽根車19〜19により右方へ直線状に移
送されながら油揚げされたのち、引上げコンベヤ
20により第1鍋11から引上げられ、そして、
誘導板33によつて第2鍋12の円形部13へ反
転投入され、さらに回転板15の回転により平面
において左回り方向へ移送されかつ羽根車39〜
39により右方へ直線状に移送されながら油揚げ
されたのち、搬出コンベヤ40により排出され
る。
しかして、上記した油揚げ機にあつては、第1
鍋11の回転板15と引上げコンベヤ20との間
に、鍋底が露呈する三角形状の空間Sが存在して
いる。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した油揚げ機にあつては、素材Aが前記の
空間Sに至るまでに食用油FO中を浮上すれば何
ら問題は生じないが、ときに、素材Aによつては
食用油FO中を沈降したままになる場合があると、
同素材Aが空間Sに滞留してしまうことがあつ
た。このため、素材Aの型くずれや生産性の低下
などの不都合がおこるという問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 上記した問題点を解決するためのこの考案は、
食用油を貯溜する鍋体と、鍋体を加熱する加熱装
置と、鍋体の底部に水平状に回転可能に設けられ
た回転板と、回転板により移送されながら油揚げ
された素材を食用油中より引上げる引上げコンベ
ヤとを備えた油揚げ機であつて、しかも前記の引
上げコンベヤの下部を、前記の回転板の下方に位
置するように、水平方向へ延出せしめて受承部と
成したことを要旨とするものである。
(作用) 上記した手段によれば、回転板による移送後に
おいても、食用油中を沈降したまま(半浮遊状態
も含む。)で、空間の鍋底に滞留しようとする素
材は、引上げコンベヤの受承部によつて受承さ
れ、同引上げコンベヤの移送作用により次工程の
所定の移送がなされることになる。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面にしたがつて
説明する。なお、本例は前述した油揚げ機におけ
る引上げコンベヤ20を改良したものであるか
ら、同一部位には同一符号を付すことによりその
説明を省略し、異なる部位についてのみ詳述す
る。
要部を断面で略示した第1図およびその平面を
略示した第2図において、引上げコンベヤ20
は、前述のローラ23〜26の他、二つのローラ
50,51が付設され、これらのローラ23〜2
6,50および51に網ベルト27を張設して、
傾斜部21と水平部22に加えて、同傾斜部21
の下部より水平方向に延出されて前記の回転板1
5の下方に位置する受承部52を形成したもので
ある。なお、傾斜部21の下部上側に位置するロ
ーラ51は、ベルト面上の両端部に配置されてい
て、素材Aの移送を妨げないようになつている。
また、引上げコンベヤ20の受承部52は、第1
鍋11の鍋底の凹部11a内に収容されている。
上記した油揚げ機によれば、回転板15により
移送されてきた素材Aのうち、まだ食用油FO中
に沈降したままの素材Aは、回転板15上から引
上げコンベヤ20の受承部52上にのることによ
り、同コンベヤ20の移送作用により次工程の所
定の移送がなされる。
なお、上記実施例における羽根車19〜19に
代えて、次に述べるような移送コンベヤ53を採
用すると良い。すなわち、第3図および第4図に
示すように、第1鍋11の側壁17と仕切板18
との間に駆動軸55と従動軸56を平行に架設
し、この各軸55,56上のスプロケツト57〜
57にチエーン58,58をそれぞれ掛装し、両
チエーン58,58間には垂れ幕部材59〜59
を有する網ベルト60が懸吊状に架設され、さら
に、第1鍋11の円形部13における下流側に位
置するチエーン58に素材Aが当接しうるガイド
部材61〜61が配設されたものである。チエー
ン58,58は、図示しない駆動源により駆動さ
れる駆動軸55を介して、第4図において反時計
回り方向へ積極回転される。このガイド部材61
は、第5図および第6図に示すように、チエーン
58を構成する連結片62〜62のうち、2〜3
個毎に位置する連結片62の下端に形成した取付
け部62aに対しビス64およびナツト65にて
取着された支持部66と、同支持部66に連続し
て下方へ折曲された垂下部67と、同垂下部67
から側方へ延出されかつその先端が反進行方向へ
湾曲されたガイド部68とからなる。
上記の移送コンベヤ53によれば、回転板15
の回転により移行されてきた素材Aのうち、同回
転板15の回転および食用油FOの流れによる回
転方向の移行力にてその方向へ流れようとする素
材Aは、ガイド部材61〜61の各ガイド部68
にてガイドされてスムーズに移送される。なお、
ガイト部材61と回転板15との間隔は少なくす
ることが望ましい。
(考案の効果) すなわち、この考案は前述した「問題点を解決
するための手段」の欄に記載した構成を要旨とな
し、回転板による移送後においても、食用油中を
沈降したまま(半浮遊状態も含む。)で、空間の
鍋底に滞留しようとする素材は、引上げコンベヤ
の受承部によつて受承され、同引上げコンベヤの
移送作用により次工程の所定の移送がなされるも
のであるから、従来のものにおける鍋体の回転板
と引上げコンベヤとの間に存在する空間Sでの素
材の滞留が解消され、よつて素材の型くずれや生
産性の低下などを防止して高品質の製品が得られ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の一実施例を示
すもので、第1図は油揚げ機の要部の略示正断面
図、第2図はその略示平面図、第3図〜第6図は
実施例の変更例を示すもので、第3図は油揚げ機
の要部を略示した平面図、第4図はその略示正断
面、第5図はガイド部材の斜視図、第6図は同一
部破断側面図、第7図および第8図は従来例を示
すもので、第7図は油揚げ機の略示平面図、第8
図はその略示正断面図である。 10……鍋体、15……回転板、20……引上
げコンベヤ、52……受承部、FO……食用油、
A……素材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 食用油を貯溜する鍋体と、鍋体を加熱する加熱
    装置と、鍋体の底部に水平状に回転可能に設けら
    れた回転板と、回転板により移送されながら油揚
    げされた素材を食用油中より引上げる引上げコン
    ベヤとを備えた油揚げ機であつて、しかも前記の
    引上げコンベヤの下部を、前記の回転板の下方に
    位置するように、水平方向へ延出せしめて受承部
    と成したことを特徴とする油揚げ機。
JP10690284U 1984-07-14 1984-07-14 油揚げ機 Granted JPS6121429U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10690284U JPS6121429U (ja) 1984-07-14 1984-07-14 油揚げ機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10690284U JPS6121429U (ja) 1984-07-14 1984-07-14 油揚げ機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6121429U JPS6121429U (ja) 1986-02-07
JPS6332671Y2 true JPS6332671Y2 (ja) 1988-08-31

Family

ID=30666176

Family Applications (1)

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JP10690284U Granted JPS6121429U (ja) 1984-07-14 1984-07-14 油揚げ機

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JP (1) JPS6121429U (ja)

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Publication number Publication date
JPS6121429U (ja) 1986-02-07

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