JPS6031618Y2 - 昇降式連続フライヤ− - Google Patents

昇降式連続フライヤ−

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Publication number
JPS6031618Y2
JPS6031618Y2 JP18620881U JP18620881U JPS6031618Y2 JP S6031618 Y2 JPS6031618 Y2 JP S6031618Y2 JP 18620881 U JP18620881 U JP 18620881U JP 18620881 U JP18620881 U JP 18620881U JP S6031618 Y2 JPS6031618 Y2 JP S6031618Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
oil pan
frame
oil
transmission
Prior art date
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Expired
Application number
JP18620881U
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English (en)
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JPS5891333U (ja
Inventor
庸行 福原
Original Assignee
株式会社ツジ・キカイ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ツジ・キカイ filed Critical 株式会社ツジ・キカイ
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はエンドレスに掛は回した伝送コンベアがオイル
パンから浮上し又は沈降して、オイルパンが自由に開放
しえてその掃除等を容易にした油の揚げ物食品を大量生
産するための昇降式連続フライヤーに関するものである
一般にコロッケその他の揚物からなる惣菜を大量生産す
るにはオイルパン内を移動するコンベアの始端に原材料
を載せ、終端部において取り出すようにして行っている
この場合、コンベアはオイルパンと一体的に構成されて
いるのが通常であって、オイルパンとコンベアとを容易
に分解できる構造となっていない。
一方、この種の食品加工は衛生が最も考慮されなければ
ならず、また油の品質の劣化を防止腰かつ良質の揚物を
得ることが大切である。
しかるに、オイルパンとコンベアとが一体構成されてい
ると、例えばオイルパン又はコンベアの掃除が極めて困
難で細部に及び清潔な状態を保てない。
またオイルパン全体の油を取り替える必要があってもコ
ンベアが邪魔になり、また通常コンベアがチェーンと金
網、棒等からなるのでそれらに古い油が耐着したまま残
るため、劣化した油が新しい油と混在して、製品の品質
を低下させる。
本考案はこのような事情に鑑みて、この種の連続式フラ
イヤーにおける欠点を改良せんとするもので、オイルパ
ンとコンベアとを分離可能として、コンベアを支持する
枠体がコンベアとともにオイルパン上を上下動しうるよ
うにしたものである。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は昇降式連続フライヤーの中央縦断側面を表わし
、地上又は床上に固定するフレーム1にオイルパン2が
水平に支持固定されており、このオイルパン内に大部分
が浸漬する枠体4が内装され、この枠体4の両端部に設
けたスプロケット5.5を介して伝送コンベア6が移動
自在に、かつ枠体4の底部を水平に移動しうるようスプ
ロケット7.7に接している。
伝送コンベア6は無端であって、一対のチェーンベルト
間に多数の棒を架は渡して格子状構成としたもので、ス
プロケット5,5からオイルパン2を出てそれぞれフレ
ームに回転自在に軸支したスプロケット8,8に架け、
更にループ9.9を形成して回転するウェイト10を吊
架させ、スプロケット8,8と同一レベルに軸支したス
プロケット11.11及びフレーム1の底部に軸支した
スプロケット12.12を経てエンドレスに結ばれてい
る。
ウェイト10は両端にチェーンと噛合する輪体を備えた
胴状体であってもよくこのウェイト10の重さは、伝送
コンベア6全体を緊張させるに十分のものである。
そしてまた、前記枠体4には、伝送コンベア6と平行し
て移動しうる押えコンベア13が一対のローラ14=1
4間にエンドレスに掛は回され、ローラ14.14の一
方が伝送コンベア6の移動と連動して回転される。
15は伝送コンベア6を駆動するモータで、枠体4の一
端に搭載され、駆動ベルト16によってスプロケット5
を回転させる一方、駆動ベルト17によってローラ14
を回転させるギア18を回転させるようになっている。
そして、フレーム1には四本の直立した柱19.19が
設けられ、この柱19,19上に枠体4を上下動させる
装置が設けられている。
20は巻上げ用モータ、21は減速機、22は減速機に
て回転するベベルギア、23はベベルギア22と噛合す
る歯車で、その軸24は他方の柱体19における前記構
成と同じ構成の歯車23の軸と連結され一体となってい
る。
ベベルギア22.22の軸はそれぞれ横巾方向に伸びて
、前方と後方とのベベルギア22及び歯車23,23の
連動を可能にしている。
第2図において、ベベルギア22゜22の軸25,25
はそれぞれ二つのスプロケット26,26を有し、この
スプロケット26,26にそれぞれチェーン27.27
を捲きその端部を垂下させて枠体4に係着28,28し
てある。
したがって、吊上げ用モータ20を捲くとスプロケット
26が同時に連動回転し、枠体4を水平に上下動させる
ようになっている。
なお、29は枠体4の上部に覆い被せるフードであって
、複数個に分割された箱体がそれぞれ単独に着脱自在に
冠せられている。
また、30は枠体4を吊下しオイルパン2に適当に浸漬
し揚げ物作業が可能な位置で固定させるストッパでそれ
ぞれの柱19に上方開口のカギ状に取りつけられ、この
ストッパ30に係合する突杆31が枠体4の側面に設け
られている。
32は熱油の流入口、33は排油口であり、油は熱油源
(図示略)とオイルパン2とを循環する形式であるが、
オイルパン2内に溜めた油をオイルパン2底外にバーナ
ーを設けて直接加熱するようにしてもよい。
34は排油煙筒である。
以上の構成に係る昇降式連続フライヤーの動作を説明す
ると、駆動用モータ15を回転駆動して伝送コンベア6
を図面の左方から右方へと移動させる。
駆動用モータ15の回転により駆動ベルト17が押えコ
ンベア13を伝送コンベア6の移動方向と同方向に移動
する。
したがって伝送コンベア6の左端から揚げ物原料を伝送
コンベア6上に載せると押えコンベア13との間に挾ま
れてオイルパン2内の熱油中を移動し乍ら右端に至り、
シュート35から排出される。
一方、オイルパン2の掃除などを行う場合には、捲上げ
用モータ20を駆動して枠体4を上昇させる。
この場合、伝送コンベア6はループ9,9が上昇しウェ
イト10.10が上昇することにより、枠体4がオイル
パン2から持ち上げられ、オイルパン2と伝送コンベア
6及び枠体4は完全に分離することができる。
なお、フード29は分割された箱体がそれぞれ枠体4上
に載置されているだけであるから、簡単に取り外せるも
のである。
このように持ち上げた枠体4を元位置に復すときは、捲
き上げたチェーン27.27を捲き戻せば枠体4は下降
し、かつ伝送コンベア6と係合するウェイト10.10
が自重で下降し、駆動に支障を生じない。
ウェイト10はスプリングに代えてもよい。
以上記載した本考案によると、オイルパンと伝送コンベ
アとが完全に分離しうるから、オイルパンのみ又は伝送
コンベアのみの単独の掃除が楽にでき、特にオイルパン
は取外し可能にフレームに取付けおくと、オイルパンの
み交換することもでき、しかもこのような分離をするに
当り、各部をボルトやネジをゆるめて分解するなどの面
倒や大掛かりな準備をすることなく、極めて簡単に操作
しえて再び元の状態にすることも容易である。
更に掃除を目的とする場合に限らず、揚げ物製造中に異
物が混入しまたは不良製品が発見されたときこれを途中
で回収するため、枠体を上昇させオイルパンの油面に浮
上させるようにすることもできる。
また、伝送コンベアをオイルパンの外部に回すことによ
ってオイルパンの容積を高めることができるから、オイ
ルパン中の油量を実質的に減らすことができ、したがっ
て常に新鮮な油を確保することができる一方、油を加熱
するエネルギーも節約することが可能である。
しかも、上記伝送コンベアが無端であって少なくとも−
ケ所においてオイルパンの外部でループを形成しつつ回
動可能に設けられ、かつ該ループした伝送コンベアに回
動自在でかつ上下移動の自在なウェイトを吊架したこと
から、枠体を上下動させると、ウェイトも上下動し、か
つ伝送コンベアの張設がウェイトによって保持された状
態のままである。
従って、枠体の上下動によっても伝送コンベアと動力源
とが連結状態にあって、オイルパンから枠体を浮上させ
た時においても、動力源により伝送コンベアを駆動でき
、特に、枠体をオイルパンより浮上させて上記伝送コン
ベアを回動させながら掃除や保守点検を行わねばならな
い時がしばしば必要とし、又このような回動しながらの
保守点検が極めて有利で故障発見などの有力な手段であ
って、これを総て満足し得る等実用上類る便利である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は中央縦
断側面図、第2図はオイルパンと伝送コンベアとの関係
を示す分解図である。 1・・・・・・フレーム、2・・・・・・オイルパン、
4・・・・・・枠体、5,7,8,11,12・・・・
・・スプロケット、6・・・・・・伝送コンベア、9・
・・・・・ループ、10・・・・・・ウェイト、13・
・・・・・押えコンベア、15・・・・・・駆動モータ
、19・・・・・・柱、20・・・・・・捲上げ用モー
タ、26・・・・・・スプロケット、27・・・・・・
チェーン、28・・・・・・チェーンの係着部、29・
・・・・・フード、30・・・・・・ストッパ、31・
・・・・・ストッパ受ケ突杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. オイルパンに沈降し又は浮上可能にフレームに対し上下
    動自在に支承された枠体と、該枠体の両端部に掛は回し
    て枠体の底部を回動する伝送コンベアと、該コンベアの
    上方において枠体に挿着され、かつ伝送コンベアと連動
    して回動しうる押えコンベアとを有し、前記伝送コンベ
    アが無端であって少なくとも−ケ所においてオイルパン
    の外部でループを形成しつつ回動可能に設けられ、かつ
    該ループしたコンベアに枠体外に据え置きの動力源を介
    在させると共に、回動自在でかつ上下移動の自在なウェ
    イトを吊架してなることを特徴とする昇降式連続フライ
    ヤー。
JP18620881U 1981-12-14 1981-12-14 昇降式連続フライヤ− Expired JPS6031618Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18620881U JPS6031618Y2 (ja) 1981-12-14 1981-12-14 昇降式連続フライヤ−

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JP18620881U JPS6031618Y2 (ja) 1981-12-14 1981-12-14 昇降式連続フライヤ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5891333U JPS5891333U (ja) 1983-06-21
JPS6031618Y2 true JPS6031618Y2 (ja) 1985-09-21

Family

ID=29987952

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18620881U Expired JPS6031618Y2 (ja) 1981-12-14 1981-12-14 昇降式連続フライヤ−

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JPS5891333U (ja) 1983-06-21

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