JPH0442249Y2 - - Google Patents

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JPH0442249Y2
JPH0442249Y2 JP1986145283U JP14528386U JPH0442249Y2 JP H0442249 Y2 JPH0442249 Y2 JP H0442249Y2 JP 1986145283 U JP1986145283 U JP 1986145283U JP 14528386 U JP14528386 U JP 14528386U JP H0442249 Y2 JPH0442249 Y2 JP H0442249Y2
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JP
Japan
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guide
plate
rear end
mesh plate
horizontal
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JP1986145283U
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JPS6352810U (ja
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  • Chain Conveyers (AREA)
  • Frying-Pans Or Fryers (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は天ぷら、さつま揚げ等の揚物放冷機、
練製品加熱装置等の食品処理機において原料を上
段移送コンベヤから下段移送コンベヤに移行させ
る装置に関するものである。
従来の技術 天ぷら、さつま揚げ等の揚網放冷機において多
段状又は蛇行状の移送コンベヤの各段を移送面に
形成して移送コンベヤを効率良く使用して揚物を
放冷することが実公昭55−26791号公報等で知ら
れているが、従来の方式は移送コンベヤを構成す
る網板が回動して原料を下段移行部に落下移行さ
せるときに、隣接する網板に跨つた原料が軸杆側
の網板端部に引懸り、下段に落下しないまま移送
され不良品となつてしまうと共にこの附着した不
良品の取外しも極めて面倒となる欠陥がある。
考案が解決しようとする問題点 本考案者はこのように原料が網板の回動時に引
懸ることを防止する手段について種々研究した結
果、先にチエーンに前端を軸着した網板の後端を
扛上して原料を網板から落下させてから網板後端
を前記扛上方向と逆方向に回動して網板を垂下し
ながら移動させることを開発した。(実願昭60−
37278号) しかしながらこのような方式は原料全部を網板
上に載置したまま扛上するため、移送コンベヤの
チエーンに大きな引張力を要し移送装置の駆動動
力が大きくなる。
本考案は網板上の原料のうち落下可能な原料は
先に落下させ軸杆側の網板端部に引懸る原料のみ
を網板を反対方向に扛上して落下させるようにし
て移送コンベヤのチエーンの引張力を軽減し駆動
動力の節減を図るようにしたものである。
問題を解決するための手段 本考案は前記目的を達成するための構成とし
て、多段状に張設された左右一対のチエーン間に
多数の軸杆を回動自在に並列状に軸架し、各軸杆
に後端にコロを有する網板を設けると共に前記コ
ロを水平ガイドで支承して網板を水平状態に保持
して網板上で原料を載置移送するようにした食品
処理機において、原料の下段移行部分の水平ガイ
ドに網板後端を下方に傾斜せしめてから水平に復
帰せしめる落下案内ガイドと網板の後端を水平移
送位置より上方に扛上せしめる扛上ガイドとを順
次連設せしめると共に前記扛上ガイドの下方部に
は先端に前記軸杆の衝接する爪と後端に前記爪の
作動により網板後部を扛上する押上片とを有する
カムを軸支し移送される軸杆が爪に衝接するとカ
ムが回動して押上片が網板を扛上してコロを落下
案内ガイドから扛上ガイドに移行するようにした
ことを要旨とするものである。
本考案の実施例を図面について説明すると、下
部に断熱板1を介して洗滌タンク室2を設けた放
冷筐体3内には左右一対のチエーン4,4がスプ
ロケツト5及び案内枠6によつて上部から下部に
向け蛇行状に張架されると共にその下部は筐体3
の製品取出孔7から筐体3外のスプロケツト8に
張架され、次いで洗滌タンク室2内を通り案内ス
プロケツト9を介して再び筐体3上部に循環する
ように張架されている。
また前記一対のチエーン4,4間には多数並列
状にかつ回動自在に軸杆10が軸架され、各軸杆
10には両側に側板11を有する網板12が設け
られると共に網板12の後端部に設けられた支杆
13両端のコロ14が水平ガイド15上に支承さ
れ、一対のチエーン4,4の水平部分においては
水平ガイド15によつて各網板12を水平状に保
持して網板12上に原料である揚物Aを載置移送
できるように構成されている。
しかして各張架されたチエーン4,4の移送終
端部における水平ガイド15には下方に彎曲する
落下案内ガイド16と上方に山形状に形成された
扛上ガイド17とが連設されており、前記落下案
内ガイド16は網板12の後端部をコロ14を介
して略垂下状態近くまで下方に傾斜回動せしめた
後反対方向に回動して再び水平状態に復帰するよ
うに構成され、また前記扛上ガイド17はコロ1
4を介して網板12の後端を上方に略直角近くま
で扛上した後反対方向に回動して再び水平状態に
復帰せしめるように構成されている。
また前記扛上ガイド17の下方部には先端に爪
18を後端に押上片19を夫々有するカム20が
軸支され、移送される軸杆10が爪18に衝接す
るとカム20が回動して押上片19が側板11を
扛上してコロ14を落下案内ガイド16から扛上
ガイド17に移行するように構成されている。
なお21は原料供給孔、22は清掃装置、23
はカムストツパーである。
作 用 本考案実施例は上記のように構成されているか
ら、原料供給孔21から天ぷら、さつま揚げ等の
揚物Aを網板12上に供給すると、揚物Aは水平
ガイド15で水平状に保持された網板12面上を
移送され、下段移行部に来ると、網板12の後端
部はコロ14が落下案内ガイド16で案内される
ことにより第5図の如く時計回り方向に下方に回
動され網板12上の原料A′を下段の網板12上
に落下させた後、再び反対方向に回動して水平状
態に復帰する。
次いで網板12はその軸杆10が爪18に衝接
してカム20を回動し押上片19は側板11を介
してコロ14を扛上ガイド17上に移行させるの
で、網板12はその後端が扛上ガイド17により
軸杆10を中心に反時計回り方向に扛上され網板
12の前端部に引懸つている原料A″を下段の網
板12上に落下せしめ後、扛上ガイド17は網板
12を再び水平状態に復帰せしめてこれを水平ガ
イド15に移行せしめるものである。
このようにして下段に移送された揚物Aは順次
同様の作用を繰返して蛇行状の各段の水平部を網
板12で移送されて、製品取出孔7から取出され
るものであり、製品を送出した網板12は洗滌タ
ンク室2、洗滌装置22で清掃された後再び原料
供給孔21部分に循環される。
上記実施例は一対のチエーン4,4を蛇行無端
状に張架したものについて説明したが、無端チエ
ーンを複数多段状に設置して各無端チエーンの上
行部及び下行部に夫々移行部を設けることもで
き、また網板12に代えて多孔板を使用すること
もでき、更に側板11を省略してカム20の押上
片19で直接網板12を扛上させることもできる
ものであり、なお揚物放冷機について例示した
が、練製品その外の食品の加熱、冷却、乾燥等に
おける食品の移行装置に利用できることは勿論で
ある。
考案の効果 本考案は蛇行状又は多段状に張設された一対の
チエーン間に軸杆を回動自在に軸架し軸杆に後端
にコロを有する網板を設け、前記コロを水平ガイ
ドで支承して水平状の網板に原料を載置移送する
ようにした食品処理機の下行移行部において、水
平ガイドに、網板後端を下方に傾斜せしめてから
水平に復帰せしめる落下案内ガイドと網板後端を
水平移送位置により上方に扛上する扛上ガイドを
連設すると共に扛上ガイドの下方部には網板の軸
杆で作動し前記コロを落下案内ガイドから扛上ガ
イドに移行せしめるカムを設けたので、軸杆側の
網板に載置された原料でも網板端部に引懸ること
なく円滑確実にこれを下段の網板上に落下移行さ
せることができ、従来のような軸杆側の網板端部
に原料が絡まり不良品となつたり、その取外しが
面倒となることがないことは勿論、特に扛上ガイ
ドを落下案内ガイドの後部に設けて大部分の原料
は落下せしめ軸杆側の網板の端部に引懸つた原料
だけを網板と共に扛上するためチエーンの引張力
は軽減されチエーン駆動力を節減できると共に網
板の落下案内ガイドから扛上ガイドへの移行もチ
エーンがあつても網板の移送作用を利用して自動
的かつ円滑容易にでき構成も簡易化できる優れた
特徴と実用性を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の縦断正面図、第2図は同要部
の一部切欠側面図、第3図乃至第5図は夫々同作
動態様を示す正面図、第6図は第3図−線断
面図、第7図は第5図−線断面図である。 4,4……チエーン、10……軸杆、12……
網板、14……コロ、15……水平ガイド、16
……落下案内ガイド、18……爪、19……押上
片、20……カム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多段状に張設された左右一対のチエーン間に多
    数の軸杆を回動自在に並列状に軸架し、各軸杆に
    後端にコロを有する網板を設けると共に前記コロ
    を水平ガイドで支承して網板を水平状態に保持し
    て網板上で原料を載置移送するようにした食品処
    理機において、原料の下段移行部分の水平ガイド
    に網板後端を下方に傾斜せしめてから水平に復帰
    せしめる落下案内ガイドと網板の後端を水平移送
    位置より上方に扛上せしめる扛上ガイドとを順次
    連設せしめると共に前記扛上ガイドの下方部には
    先端に前記軸杆の衝接する爪と後端に前記爪の作
    動により網板後部を扛上する押上片とを有するカ
    ムを軸支し移送される軸杆が爪に衝接するとカム
    が回動して押上片が網板を扛上してコロを落下案
    内ガイドから扛上ガイドに移行するようにした食
    品処理機の原料の下段移行装置。
JP1986145283U 1986-09-22 1986-09-22 Expired JPH0442249Y2 (ja)

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JP1986145283U JPH0442249Y2 (ja) 1986-09-22 1986-09-22

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JPS6352810U JPS6352810U (ja) 1988-04-09
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JPS6352810U (ja) 1988-04-09

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