JPS598646Y2 - 多段式自動揚機 - Google Patents

多段式自動揚機

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Publication number
JPS598646Y2
JPS598646Y2 JP1977144313U JP14431377U JPS598646Y2 JP S598646 Y2 JPS598646 Y2 JP S598646Y2 JP 1977144313 U JP1977144313 U JP 1977144313U JP 14431377 U JP14431377 U JP 14431377U JP S598646 Y2 JPS598646 Y2 JP S598646Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
conveyor
oil
stage
oil tank
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977144313U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5469184U (ja
Inventor
弘 塩浜
Original Assignee
山崎工機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 山崎工機株式会社 filed Critical 山崎工機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は魚肉を主とした練製品、コロッケ、惣菜等の揚
物をわずかな設置面積にて自動的にしかも色艶良好にな
さんとする多段式自動揚機に関するものである。
従来斯種の自動揚機に於ては揚物が十分に加熱されるよ
う長尺な天ぷらの油槽内をコンベア等にて物品が油中に
浸るようにしてその始端側より終端側へ移送させている
従ってこの方法では油槽が長尺となるのでその設置面積
が多大となると共に物品の一面が常に下になりこの面が
変更されることがないので油槽内における油温の変化に
て揚物の加熱が均一に行われ難い。
またこれを改善すべく二条のエンドレスベルトを互いに
対向し、且この両ベルトの対向面を油中でコ字形として
対向するベルト間にて物品を誘導させ物品の両面が均一
に加熱される方法(特開昭50−82264号)が提案
されている。
しかし之等いずれの方法も製品が常に油中にひたって空
気と接触しないので製品表面の色艶が余り芳ばしくない
等の欠点がある。
さらに揚げ物を移送用羽根の回転により油槽内を移送せ
しめる方法が特開昭51−101142号公報に開示さ
れている。
しかしこの方法では油槽内をその始端より他端に向って
一回しか移送できないので油槽が長くなると共に揚物の
初期では充分な移送が行えない欠点がある。
しかもこの方法によるときは、投入される製品相互の表
面が硬化されていないので、ゆ着するおそれがあり、こ
のためゆ着防止手段を設ける必要がある。
本考案は斯る点に鑑み、先づ油中に於てコンベア装置に
より略々油槽全長に亙り往復移行せしめると共に反転す
ることにより上下両面より加熱し、内部まで充分加熱し
、効果的な揚げ作用を行わしめると共に、表面に所要硬
度を付与し、これによって製品相互のゆ着を防止し、次
いで油面に添って配した搬送パドルにより空気と反覆接
触せしめることにより、表面の色艶を良くシ、芳ばしい
揚物を自動的且つ効果的に得る多段式自動揚機を提供せ
んとするもので、以下図面に示す実施例に基づいて説明
する。
図に於て1は揚物に十分な加熱を行ない、且一度に複数
の製品を自動的に製するに必要な大きさ特に長さと深さ
とを有する油槽で、この油槽1の下底部にバーナBを設
置し、油槽内に満した天ぷら油を適温に加熱する。
又この油槽1の内底部には魚肉を主体とした練製品、コ
ロッケ、惣菜等の製品素材を油中を移送せしめるための
コンベア装置2を配設する。
このコンベア装置2は第2図に詳記する如く三条のエン
ドレス状のコンベア(ネット等)を互に揚物製品Gの大
きさに応じて所要の間隔をおいて上下に配し、第1段目
のコンベア2aの上面と2段目のコンベア2bの下面と
の間を製品往行通路とし、夫々同一方向に、又第2段目
と第3段目のコンベアの対向側間を製品復行通路とし同
様に上記第1段、第2段目ど反対方向に折り返して上下
に設け之等の各コンベアを夫々同期し且つ同一速度にて
駆動するようにし、これにより第1、第2段目の隙間即
ち製品通路を揚物製品は油槽の始端側より他端側へ油中
にひたりながら移送される。
このとき製品の浮上力は上位のコンベア即ち第2段目の
コンベア2bにて抑止される。
そして製品が終端部まで移送されると次に第2,3段の
コンベア間に移される。
このとき製品は第1段目のコンベア2aの端部が屈曲し
ているので反転させられ、製品の上下面が変る。
このようにして上述と同様にしてコンベア2b,2C間
の油中を移送されこれにより製品は上下両面より均一に
加熱せしめられ、所要の表面硬度となり製品の外形は略
定まり、妄りに変形しないようになる。
そしてこのコンベア2b,2Cにてその端部まで移送さ
れるとコンベアから離れ、その浮上力にて油面上まで製
品が浮上する。
この製品浮上位置には油槽の油面上にその長手方向に亙
って多数の搬送パドル3が配設されているので、浮上し
た製品は油槽上部をこの駆動される搬送パドルにて反転
と共に空気と油と接触しつつ浮上位置より順次他端側に
向って移送させられ製品表面の色艶を良くするようにな
す。
又この油槽の終端部には搬送パドル3と隣接し、且この
パドル下方にその一端が位置するようにして排出コンベ
ア4を設け、これにより揚げられた製品Gを油槽外へ放
出せしめるものである。
尚この搬送パドルは昇降装置5にて必要に応じて昇降せ
しめるようになすこともある。
而して本考案によるときは、油槽内油中にて製品を反転
して略々油槽全長に亙り往復移送することにより上下両
面より加熱され、芯部まで充分加熱されると共に表面に
所゛定硬度を付与される故、油面に浮上したとき、相互
にゆ着を生ずることがなく、搬送パドルによる空気との
反覆接触が支障なく且つ効果的に行うことができ、しか
も油槽の略々全長に亙り油槽底部より油面までを有効に
利用する故、従来に比して短かい油槽にて表面の色艶の
良い、芳ばしい揚物を自動的に連続して製造することが
できる等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は平面図、第2図は縦断正面図である。 1・・・・・・油槽、2・・・・・・コンベア装置、2
a・・・・・・第1段目のコンベア、2b・・・・・・
第2段目のコンベア、2C・・・・・・第3段目のコン
ベア、3・・・・・・搬送パドル、4・・・・・・排出
コンヘア、B・・・・・・ハーナ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下底部より加熱される油槽内に製品を油中にて反転して
    往復搬送すべく、略々油槽全長に亙る長さを有する三条
    の無端コンベアを上下に配し、最下段の第1段コンベア
    上面とその上部の第2段コンベア下面どの間に製品往行
    通路を、又第2段コンベア上面とその上方の第3コンベ
    ア下面との間に製品復行通路を夫々形威し、且つ第1段
    コンベアは製品往行通路終端に於で第2段コンベア上方
    へ折り返し、製品を反転して復行通路に移行する如くな
    し、次いで前記製品を反覆して空気と接触せしむべく、
    上記無端コンベア上方に位置し油面に添って複数個の搬
    送パドルを配し、該パドル終端には揚物製品を槽外へ排
    出する排出コンベアを具備せしめて戊る多段式自動揚機
JP1977144313U 1977-10-27 1977-10-27 多段式自動揚機 Expired JPS598646Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977144313U JPS598646Y2 (ja) 1977-10-27 1977-10-27 多段式自動揚機

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977144313U JPS598646Y2 (ja) 1977-10-27 1977-10-27 多段式自動揚機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5469184U JPS5469184U (ja) 1979-05-16
JPS598646Y2 true JPS598646Y2 (ja) 1984-03-17

Family

ID=29122809

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977144313U Expired JPS598646Y2 (ja) 1977-10-27 1977-10-27 多段式自動揚機

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JP (1) JPS598646Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5082264A (ja) * 1973-11-29 1975-07-03
JPS51101142A (ja) * 1975-02-28 1976-09-07 Kibun Kk

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5082264A (ja) * 1973-11-29 1975-07-03
JPS51101142A (ja) * 1975-02-28 1976-09-07 Kibun Kk

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Publication number Publication date
JPS5469184U (ja) 1979-05-16

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