JPH0439215Y2 - - Google Patents

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JPH0439215Y2
JPH0439215Y2 JP1986010174U JP1017486U JPH0439215Y2 JP H0439215 Y2 JPH0439215 Y2 JP H0439215Y2 JP 1986010174 U JP1986010174 U JP 1986010174U JP 1017486 U JP1017486 U JP 1017486U JP H0439215 Y2 JPH0439215 Y2 JP H0439215Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、食品加工業界において物品に移送に
使う装置。詳しくはバケツト内の物品が蓋や抑え
手段を用いなくても浮上しないで処理液中を送ら
れる移送装置に関する。
(従来の技術) 従来、食品加工業界において、容器詰食品の加
熱、殺菌、冷却等を行なう場合、対象となる物品
が水に浮くものが多い。このため処理装置として
実開昭57−24207号公報に示される通り、物品の
処理液を満たした処理槽内の下部に物品の移送コ
ンベヤを配設し、この移送コンベヤの上側に前部
を物品の導入斜面とした物品の抑えコンベヤを配
設し、前記両コンベヤで送込部材により供給され
る物品を移送させて処理を行なうものが使われて
おり、このものは移送コンベヤの上側に抑えコン
ベヤを位置させて、物品の浮き上がりを防止した
から、水に浮く物品を処理液中に保持して確実な
処理を施することができるものであつた。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、前記した従来の装置は、物品の浮き上
がり防止するために大掛りなコンベヤを使用する
から、装置の設備費が非常に高くついて、動力費
をかかるため不経済である問題点があつた。
本考案は前記した従来の問題点を解決するため
になされたもので、ガイドにより無蓋の揺動バケ
ツトの向きを制御させることにより、至つて簡単
な構造により物品の浮き上がりを防止させた構成
のものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の無蓋バケツトによる物品移送装置は、
上側に位置する第1の液槽と、この第1液槽の下
側に位置する第2の液槽と、この第2の液槽内と
前記第1の液槽内を通過するように配置された無
端状のコンベヤチエンと、このコンベヤチエンへ
底部の枢軸により取り付けた断面略コ字状の揺動
バケツトと、この揺動バケツトのコ字状の先端に
設けたローラと、前記揺動バケツトの開口を物品
の供給時は上に、前記第1の液槽内の移送中は、
前記開口を第1の液槽進行方向後方に向けて、前
記第2の液槽内の移送中は、前記開口を進行方向
後方に向けて、前記物品の搬出時は、下に向ける
ように前記ローラと係合するガイドとを設けたも
のである。
(作用) 前記のように構成される装置は、コンベヤ4を
運転すると、これに枢着した揺動バケツト9は順
次に第1の液槽、例えば、殺菌用処理槽1の入口
a側に達し、此処で図面第3図に示すようにガイ
ド13の隆起部eにより開口10が上へ向くよう
に起こされる。そこで供給手段14によりバケツ
ト9内へ物品を供給すると、バケツト9は供給後
にガイド13の隆起部eより離れ、コンベヤ4と
平行する部分に係合して開口10を横、即ち、コ
ンベヤ4と平行する方向に向け、下向き傾斜とな
つている処理槽1の入口a側を第1図に示すよう
に開口10を斜め上に向けて下降し処理槽1内へ
入る。
処理槽1内ではコンベヤ4が水平に進行するか
ら、バケツト9は第1図に示すように処理液中を
水平に潜行移動し、内部の物品に浮力が作用して
も、バケツト9が開口10を横に向けて側壁によ
る物品を抑えているから、物品は浮き上がらずに
処理液中を潜行移送され、確実に殺菌処理を施さ
れる。
こうして殺菌処理が終われば、バケツト9は処
理槽1の出口b側に達し、この部分が上り傾斜と
なつているため、第4図に示すように開口10を
斜め下に向けて進み、これに伴い内部の物品は開
口10より滑り出すが、後隣のバケツト9の底が
これを止めるため、物品はバケツト9内に保持さ
れたまま処理槽1より送り出され、コンベヤ4の
戻り側においてはバケツト9が第5図に示すよう
に反転して上下及び向きが反対となり、前記した
コンベヤ4の戻り側が通る第2の液槽、例えば、
冷却用の処理槽2内へ入り込み、前記殺菌用処理
槽1の場合と同様に処理槽2の内部で横を向くバ
ケツト9により浮き上がりを防止されて確実に処
理液中を潜行移送され、この間に冷却の処理を終
了すると、処理槽2より送り出されて前記殺菌用
処理槽1へ戻るから、この戻り部のガイド13に
降下部fを設けて置けば、バケツト9は第6図に
示すようにこの降下部fにおいて開口10が斜め
下をむくように垂下し、内部の物品を搬出手段1
5へ滑り出させて空になり、殺菌用処理槽1へ戻
つて次の処理物品を供給され、前記同様の殺菌冷
却処理を繰り返すものである。
(実施例) 以下に本考案に関する装置の実施の一例を図面
に基づいて説明する。
第1図において1,2は、第1の液槽(例え
ば、殺菌用処理槽1)、第2の液槽(例えば、冷
却用の処理槽2)で、フレーム3の上と下に支持
させ、上側の処理槽1は殺菌用でその中に熱水を
収容し、下側の処理槽2は冷却用で冷水を収容し
てあり、これら二つの処理槽1,2は設備床面積
を小さくするため上下に重設したが、設備面積に
余裕があれば前後に並設してもよい。
4はコンベヤチエンで、第1図のように上側の
殺菌用処理槽1内へ入口a側から下向き傾斜で入
り、処理槽1の内部を水平に進行し、出口b側か
ら上向き傾斜で出ると、下側の冷却用処理槽2へ
入口c側から下向き傾斜で入り、処理槽2内を水
平に進行し、出口d側から上向き傾斜で出て、前
記殺菌用処理槽1内へ戻るように鎖車5,6等に
懸張し、前記鎖車5,6へ減速機モータ7の動力
を伝動軸8により伝達して、コンベヤチエン4を
一定方向へ所望速度で回転させる。
尚、このコンベヤチエン4は、処理槽1,2を
前後に並設する場合は、両槽1,2内を進行して
その下方を戻るように懸張するものとする。
9は物品を移送させる断面略コ字状の揺動バケ
ツトで、処理液の流通を自由にするため第2図に
示すように網、穿孔板等により形成し、その開口
10を前記コンベヤチエン4の進行方向後方に向
け、底部に設けた枢軸11により前記コンベヤチ
エン4へ取付けて、この枢軸11を中心とした上
下の揺動を自在とし、該バスケツト9の開口10
側の先端に後記するガイドへ係合し、開口10の
向きをガイドによつて制御されるローラ12を第
1〜第6図に示すように揺動バケツト9のコ字状
の先端に取付けてある。
13は前記ローラ12を係合させるガイドで、
第1図に示すように殺菌用の処理槽1における入
口aの物品供給部は、バケツト9の開口10を上
へ向かせるため第3図に示すように隆起部eと
し、他の部分はバケツト9の開口10を横に向か
せて置くためコンベヤチエン4と平行させてあ
り、物品を輩出させる部分はバケツト9を斜め下
向かせて中の物品を後記する搬出手段へ滑り出さ
せるため、第4図に示すように降下時fとしたも
のである。
14は前記したバケツト9へ物品を供給する手
段で、他の送り込み手段(図面は省略)により物
品が送り込まれると、バケツト9へ向かつて傾
き、物品をバケツト9へ一度に送り込んで元の位
置に戻り、次の物品を受け入れるようにしてあ
る。
15は処理物品の搬出手段で、バケツト9が斜
め下向いて物品を滑り出させる位置の下方に配設
し、排出物品を受けて次行程へ搬送させるもので
ある。
前記実施例に示した装置は、コンベヤチエン4
を運転すると、これに取付けたバケツト9が殺菌
槽1と冷却槽2内を移動し、物品供給部において
ガイド13の隆起部eにより一時的に開口を上に
向けられた時物品を受入れ、以後はガイドにより
開口を横に向けられて側壁により物品を抑えるか
ら、蓋なしのバケツト9でも物品は浮き上がら
ず、バケツトの中に保持されて処理液中を潜行移
送れ、殺菌冷却の処理を確実に施された。
(考案の効果) 本考案の無蓋バケツトによる物品移送装置は、
上側に位置する第1の液槽と、この第1の液槽の
下側に位置する第2の液槽と、この第2の液槽内
と前記第1の液槽内を通過するように配置された
無端状のコンベヤチエンと、このコンベヤチエン
へ底部の枢軸により取り付けた断面略コ字状の揺
動バケツトと、この揺動バケツトのコ字状の先端
に設けたローラと、前記揺動バケツトの開口を物
品の供給時は上に、前記第1の液槽内の移送中
は、前記開口を第1の液槽進行方向後方に向け
て、前記第2の液槽内の移送中は、前記開口を進
行方向後方に向けて、前記物品の搬出時は、下に
向けるように前記ローラと係合するガイドとを設
けたから、以下の効果を奏する。
上下に配置した第1の液槽・第2の液槽の中を
コンベヤチエンを通過させるようにして垂直方向
のスペースを利用して装置全体のコンパクト化を
図り、しかも、第1の液槽内の移送中は、断面略
コ字状の揺動バケツトの開口を第1の液槽進行方
向後方に向けて、第2の液槽内に移送中は、前記
開口を進行方向後方に向けて無蓋でも内部の物品
を浮き上がらせずに、第1の液槽・第2の液槽の
中を通過させ、更に、揺動バケツトの開口を物品
の供給時は上に、物品の搬出時は、下に向かせ
て、物品の供給と排出を自動的に行わせることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に関する装置の実施の一例を示
す縦断側面図、第2図は同上における揺動バケツ
トのコンベヤチエンへの取付け状態とガイドへの
係合状態を示す拡大斜視図、第3図は同上におけ
る揺動バケツトがガイドの隆起部に係合して開口
を上に向けて物品を受け入れる状態の拡大側面
図、第4図は同上における揺動バケツトが上向き
傾斜を移動しても物品が脱落しない状態の拡大側
面図、第5図は同上における揺動バケツトが反転
して移動する状態の拡大断面図、第6図は同上に
おける揺動バケツトがガイドの下降部に移動して
開口を斜め下に向け、物品を滑り出させる上状態
の拡大側面図である。 図において4はコンベヤチエン、9は揺動バケ
ツト、10は開口、11は枢軸、13はガイド、
eはガイドの隆起部、fは降下部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上側に位置する第1の液槽と、この第1液槽の
    下側に位置する第2の液槽と、この第2の液槽内
    と前記第1の液槽内を通過するように配置された
    無端状のコンベヤチエンと、このコンベヤチエン
    へ底部の枢軸により取り付けた断面略コ字状の揺
    動バケツトと、この揺動バケツトのコ字状の先端
    に設けたローラと、前記揺動バケツトの開口を物
    品の供給時は上に、前記第1の液槽内の移送中
    は、前記開口を第1の液槽進行方向後方に向け
    て、前記第2の液槽内の移送中は、前記開口を進
    行方向後方に向けて、前記物品の搬出時は、下に
    向けるように前記ローラと係合するガイドとを設
    けたことを特徴とする無蓋バケツトによる物品移
    送装置。
JP1986010174U 1986-01-27 1986-01-27 Expired JPH0439215Y2 (ja)

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JP1986010174U JPH0439215Y2 (ja) 1986-01-27 1986-01-27

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JPS62121206U JPS62121206U (ja) 1987-08-01
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JP5264580B2 (ja) * 2008-08-08 2013-08-14 株式会社マルゼン エプロン式コンベアフライヤ

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JPS4919071A (ja) * 1972-06-12 1974-02-20

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