JP3016465U - 遠赤外線加熱による連続フライヤー - Google Patents

遠赤外線加熱による連続フライヤー

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JP3016465U
JP3016465U JP1995004346U JP434695U JP3016465U JP 3016465 U JP3016465 U JP 3016465U JP 1995004346 U JP1995004346 U JP 1995004346U JP 434695 U JP434695 U JP 434695U JP 3016465 U JP3016465 U JP 3016465U
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JP
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steel belt
fried
product
oil
infrared heating
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JP1995004346U
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Inventor
英明 落合
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テーピ工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、スチールベルトを利用した遠赤外線
による連続式フライヤーに関する。 【構成】処理槽1の油中においてエンドレスのスチール
ベルト6を回転駆動ローラー3によって移動させ、スチ
ールベルト上に被揚げ製品を載せ、遠赤外線加熱によっ
て連続して揚げるフライヤー。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スチールベルトを利用した遠赤外線による連続式フライ ヤーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の連続フライヤーの搬送方法としてはワイヤーネットタイプに よる搬送、ブレードタイプによる搬送、キャタピラタイプによる搬送 等が開発されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、これらの搬送手段には次のような欠点がある。即ち、 (イ)ワイヤーネットタイプの搬送は、揚げ製品の衣がネットの網目に 詰り易いため揚げ製品の種類を限定する必要がある。 (ロ)ブレードタイプの搬送は、ブレードの取付けピッチによって揚げ 製品のサイズが限られてしまう。またブレードによって強制的に押 されるため揚げ製品の形状を壊し易い。 (ハ)キャタピラタイプの搬送は、コンベアー部が重量物のためスペー スを多く必要とし、さらに熱エネルギーの消費が多い。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、このような従来の搬送手段による欠点を解消するため開 発されたもので、コンベアーが軽量であり、コンベアー表面への揚げ 製品の衣の付着がなく、しかも揚げ製品の形状および種類に限定され ないという多用途のフライヤーを提供するものである。
【0005】
【作用】
本考案は、スチールベルトによって揚げ製品を搬送するため、揚げ 製品の衣がコンベアーの表面に付着せず、しかも揚げ製品の形状を壊 さないばかりか、コンベアーが軽量のため熱エネルギーの消費を低く 抑えられる。
【0006】
【実施例】
添付図面により本考案のフライヤーを説明すると、図1は側面図で あり、図2は横断面図を示し、図を参照して揚げ油の入った処理槽( 1)の中に設けられた回転駆動ローラー(3)と回転従動ローラー( 2)とからなり、この両ローラー間にスチールベルト(6)を張設し 、処理槽(1)の出口上部に設けてある駆動モーター(7)により回 転駆動ローラー(3)へ回転が伝達され、張設されているスチールベ ルト(6)は矢印Aの方向(図中の右から左)に回転移動する。
【0007】 スチールベルト(6)の張りは2本の回転張りローラー(4)の押 圧によって維持される。
【0008】 揚げ油の油面(11)には浮き上る揚げ製品(図示していない)を 排出側に送り込むための潜行ワイヤーコンベアー(10)が設けてあ って、回転駆動ローラー(3)に連動するローラー(12)により回 転が伝達されて矢印A方向に浮き上る揚げ製品を抑えながら回転移動 する。
【0009】 上下のスチールベルト(6)間には投げ込みタイプの遠赤外線シー ズヒーター(8)が多数水平に列設されていて揚げ油を均一に直接加 熱する。
【0010】 回転駆動ローラー(3)から製品排出コンベアー用ローラー(5) へ回転が伝達され、排出コンベアー(9)が矢印B方向に移動し、製 品は排出コンベアー(9)に乗り移り回収される。
【0011】
【考案の効果】
本考案のフライヤーは上述の通りであり、その効果を列挙すると次 の通りである。 (イ)板状のスチールベルトのため練り製品等の揚げ物でもベルトの表 面へ衣の付着がなく搬送でき製品の形状を壊さない。 (ロ)板状のスチールベルトのため揚げ製品の衣を傷めず、揚げカスが 出にくい。 (ハ)軽量で薄いスチールベルトのため熱エネルギーの消費を低く抑え られる。 (ニ)遠赤外線シーズヒーターを使用しているため温度制御が容易であ り、油温度を一定できて均一な製品を揚げることができる。 (ホ)処理槽の外側からの加熱と違い槽内で油を直接加熱するため、熱 エネルギーのロスが少くて済み、油の酸化も少い。 (ヘ)油を遠赤外線シーズヒーターによって直接加熱するため少い熱エ ネルギーで加熱でき、油煙が出にくく作業環境が良い。 という従来のフライ装置に比較して多くの作用効果を奏するものであ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案装置の側面図
【図2】 本考案装置の横断面図
【符号の説明】
(1)…処理槽 (2)…回転従動ローラー (3)…回転駆動ローラー (4)…回転張りローラー (5)…ワイヤーコンベアー用ローラー (6)…スチールベルト (7)…駆動モーター (8)…遠赤外線シーズヒーター (9)…排出ワイヤーコンベアー (10)…潜行ワイヤーコンベアー (11)…揚げ油の油面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理槽(1)の油中において、エンドレス
    のスチールベルト(6)を回転駆動ローラー(3)によ
    って移動させ、スチールベルト(6)の面上に被揚げ製
    品を載せ、遠赤外線加熱によって連続して揚げるフライ
    ヤー。
JP1995004346U 1995-03-31 1995-03-31 遠赤外線加熱による連続フライヤー Expired - Lifetime JP3016465U (ja)

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