JPS59168042A - 樹脂組成物 - Google Patents
樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS59168042A JPS59168042A JP4335283A JP4335283A JPS59168042A JP S59168042 A JPS59168042 A JP S59168042A JP 4335283 A JP4335283 A JP 4335283A JP 4335283 A JP4335283 A JP 4335283A JP S59168042 A JPS59168042 A JP S59168042A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diameter
- resin
- metal filler
- filler
- small
- Prior art date
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- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
ハイパワー素子等電子部品のヒートシンクや放熱板など
の成形に用いられる樹脂組成物に関するものである。
の成形に用いられる樹脂組成物に関するものである。
樹脂に金属つイラーを混入することによって、熱や電気
の良伝導性成形物用の樹脂組成物が得られることが従来
より知られており、この組成物が電子部品のし一トシシ
クや放熱板を成形するために用いられている。しかしな
がら樹脂に金属フィラーを混合すると成形時の流動性が
悪くなるために金属フィラーを多量に配合することが難
しく、熱や電気の伝導性を向上させるために金属フィラ
ーを樹脂組成物の全量に対して90重量%以上もの大量
に配合することは実用上不可能なものであった。
の良伝導性成形物用の樹脂組成物が得られることが従来
より知られており、この組成物が電子部品のし一トシシ
クや放熱板を成形するために用いられている。しかしな
がら樹脂に金属フィラーを混合すると成形時の流動性が
悪くなるために金属フィラーを多量に配合することが難
しく、熱や電気の伝導性を向上させるために金属フィラ
ーを樹脂組成物の全量に対して90重量%以上もの大量
に配合することは実用上不可能なものであった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであって、大量
の金属フィラーを配合しても成形時の流動性を損うこと
がない樹脂組成物を提供することを目的とするものであ
る。
の金属フィラーを配合しても成形時の流動性を損うこと
がない樹脂組成物を提供することを目的とするものであ
る。
しかして本発明に係る樹脂組成物は、粒径が20〜10
00ミクロンの球形の金属フイラーの金属フィラーとが
併用されて樹脂に配合されて成ることを特徴とするもの
で、以下本発明の詳細な説明する。
00ミクロンの球形の金属フイラーの金属フィラーとが
併用されて樹脂に配合されて成ることを特徴とするもの
で、以下本発明の詳細な説明する。
金属フィラーとしては粒径(平均粒径)が20〜工OO
〇ミクロンの球形の金属フィラー(以下の粒径(平均粒
径)の金属フィラー(以下小径金属フィラーという)と
を併用する。大径金属フィラーの粒径が1000ミクロ
ンを超える大きさであると、樹脂への混合が均一に行な
われず、また成形時のゲートづまりの原因にもなるため
に1000、l:クロシ径よりも小さくする必要があり
、また大径金属フィラーの粒径が2o三りDン未満であ
ると金属フィラーの嵩が大きくなって(小径金属フィラ
ーはこれよりももっと小さいためこの傾向が増長される
)多量の金属フィラーの樹脂への混合が困難になるため
に20三クロシ径よりも大きくする必要がある。大径金
属フィラーの粒径としては特に50μ程度が好ましく、
均一な分散のために粒径の分布の巾が小さい方が好まし
い。また、大径金属フィラーに対して小径金属フィラー
は5〜55重爪%混合して用いるのがよい。この金属フ
ィラーとしては、鉄粉、銅粉、アルミニウム粉などを用
いることができる。
〇ミクロンの球形の金属フィラー(以下の粒径(平均粒
径)の金属フィラー(以下小径金属フィラーという)と
を併用する。大径金属フィラーの粒径が1000ミクロ
ンを超える大きさであると、樹脂への混合が均一に行な
われず、また成形時のゲートづまりの原因にもなるため
に1000、l:クロシ径よりも小さくする必要があり
、また大径金属フィラーの粒径が2o三りDン未満であ
ると金属フィラーの嵩が大きくなって(小径金属フィラ
ーはこれよりももっと小さいためこの傾向が増長される
)多量の金属フィラーの樹脂への混合が困難になるため
に20三クロシ径よりも大きくする必要がある。大径金
属フィラーの粒径としては特に50μ程度が好ましく、
均一な分散のために粒径の分布の巾が小さい方が好まし
い。また、大径金属フィラーに対して小径金属フィラー
は5〜55重爪%混合して用いるのがよい。この金属フ
ィラーとしては、鉄粉、銅粉、アルミニウム粉などを用
いることができる。
しかして、樹脂に金属フィラーその他必要に応じて硬化
促進剤等を配合して混合することにより樹脂組成物を得
るものであるが、樹脂としてはエボ+シ樹脂、フェノー
ル樹脂にユリア樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポリエステ
ル樹脂等の熱硬化性樹脂、塩化ビニル樹脂、スチレン樹
脂、スルホシ樹脂等の熱可塑性樹脂を用いることができ
、特に限定されるものではない。そしてこのものにあっ
て、金属フィラーは大径金属フィラーの粒子間の間隙に
小径金属フィラーが入り込A7だ状態で樹脂中に混在し
ていることになり、大量の金属フィラーを均一に樹脂中
に分散させることができて樹脂組成物の成形時の流動性
を向上させることができるのである。従って大径金属フ
ィラーの粒子間に小径金属フィラーを入り込ませる大き
な間隙を形成させるために、大径金属フィラーは球形で
ある必要を有するものである。小径金属フィラーにおい
て)この必要がなく形状は特に限定されず任意である。
促進剤等を配合して混合することにより樹脂組成物を得
るものであるが、樹脂としてはエボ+シ樹脂、フェノー
ル樹脂にユリア樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポリエステ
ル樹脂等の熱硬化性樹脂、塩化ビニル樹脂、スチレン樹
脂、スルホシ樹脂等の熱可塑性樹脂を用いることができ
、特に限定されるものではない。そしてこのものにあっ
て、金属フィラーは大径金属フィラーの粒子間の間隙に
小径金属フィラーが入り込A7だ状態で樹脂中に混在し
ていることになり、大量の金属フィラーを均一に樹脂中
に分散させることができて樹脂組成物の成形時の流動性
を向上させることができるのである。従って大径金属フ
ィラーの粒子間に小径金属フィラーを入り込ませる大き
な間隙を形成させるために、大径金属フィラーは球形で
ある必要を有するものである。小径金属フィラーにおい
て)この必要がなく形状は特に限定されず任意である。
また上記したように小径金属フィラーは大径金属フィラ
ーに対して5〜55重量%を用いるが、5重量%未満で
あると小径金属フィラーを大径金属フィラーの粒子間に
入り込ませることによる効果が十分発揮されずまた小径
金属フィラーの減量分大径金属フィラーを多量に用いる
必要が生じるため、流動性の向上の効果を十分に得るこ
とができない。逆に55重量%を超えると、小径金属フ
ィラーの量が多すぎて大径フィラーの粒子の間隙にすべ
てを入り込ませることができなくなり、流動性の向上の
効果が期待できないばかりでなく樹脂との混合も困難に
なる。そして同様に、小径金属フィラーの粒径が大径金
属フィラーの粒土 径の−よりも大きいと、小径金属フィラーは大径金属フ
ィラーの粒子間の間隙に入り込むことが困AjEになる
ため、流動性の向上の効果が期待できなく、樹脂との混
合が困難になる傾向が生じる。
ーに対して5〜55重量%を用いるが、5重量%未満で
あると小径金属フィラーを大径金属フィラーの粒子間に
入り込ませることによる効果が十分発揮されずまた小径
金属フィラーの減量分大径金属フィラーを多量に用いる
必要が生じるため、流動性の向上の効果を十分に得るこ
とができない。逆に55重量%を超えると、小径金属フ
ィラーの量が多すぎて大径フィラーの粒子の間隙にすべ
てを入り込ませることができなくなり、流動性の向上の
効果が期待できないばかりでなく樹脂との混合も困難に
なる。そして同様に、小径金属フィラーの粒径が大径金
属フィラーの粒土 径の−よりも大きいと、小径金属フィラーは大径金属フ
ィラーの粒子間の間隙に入り込むことが困AjEになる
ため、流動性の向上の効果が期待できなく、樹脂との混
合が困難になる傾向が生じる。
次に本発明を実施例及び比較例によって具体的に説明す
る。
る。
硬化剤含有エポ士シ樹脂10重量部にイミジリール系硬
化促進剤0,1重量部、天然ワックスO,’7MM、部
及び金属フィラーを配合して混合することにより樹脂組
成物を調製した。ここで金属フィラーとしては50μ径
の球状銅(福山金属箔粉工業製Cu−Q)、5μ径の微
粉銅(福田金属箔粉工渠製 電解銅粉CE−1110)
、微粉アルミニウム(東洋アルミニウム社製AC−5
000)を次表の配合量及び配合割合で混合して用いた
。このようにして得た樹脂組成物の流動性をスパイラル
フロー(17℃)で測定し、また成形品の熱伝導率をム
リ定した。結果を次表に示す。
化促進剤0,1重量部、天然ワックスO,’7MM、部
及び金属フィラーを配合して混合することにより樹脂組
成物を調製した。ここで金属フィラーとしては50μ径
の球状銅(福山金属箔粉工業製Cu−Q)、5μ径の微
粉銅(福田金属箔粉工渠製 電解銅粉CE−1110)
、微粉アルミニウム(東洋アルミニウム社製AC−5
000)を次表の配合量及び配合割合で混合して用いた
。このようにして得た樹脂組成物の流動性をスパイラル
フロー(17℃)で測定し、また成形品の熱伝導率をム
リ定した。結果を次表に示す。
以下余白
上表の結果、本発明に係る実施例1,2.3のものでは
良好な流動性を得ることができるのに対し、小径金属フ
ィラーの割合が小さすぎる比較例1のもの、小径金属フ
ィラーの割合が大きすぎる比較例2のもの、大径金属フ
ィラーのみを用いた比較例凸のもの、小径金属フィラー
のみを用いた比較例会のものではいずれも良好な流動性
が得ら〔発明の効果〕 上述のように本発明によれば、大径の球状の金属フィラ
ーと小径の金属フィラーとの併用によって、樹脂組成物
の流動性を悪くすることなく金属フィラーを大量に配合
することを可能にし、熱や電気の伝導性に優れた成形品
が得られる樹脂組成物を得ることができるものである。
良好な流動性を得ることができるのに対し、小径金属フ
ィラーの割合が小さすぎる比較例1のもの、小径金属フ
ィラーの割合が大きすぎる比較例2のもの、大径金属フ
ィラーのみを用いた比較例凸のもの、小径金属フィラー
のみを用いた比較例会のものではいずれも良好な流動性
が得ら〔発明の効果〕 上述のように本発明によれば、大径の球状の金属フィラ
ーと小径の金属フィラーとの併用によって、樹脂組成物
の流動性を悪くすることなく金属フィラーを大量に配合
することを可能にし、熱や電気の伝導性に優れた成形品
が得られる樹脂組成物を得ることができるものである。
代理人 弁理士 石 1)長 七
307−
Claims (2)
- (1)粒径が20〜1000ミクロシの球形の全以下の
粒径の金属フィラーとが併用されて樹脂に配合されて成
ることを特徴とする樹脂組成物。 - (2)粒径が20〜l0cIO三クロンの球形の金属フ
ィラーに対してこの球形の金属フィラーの直%配合され
て成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の樹
脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4335283A JPS59168042A (ja) | 1983-03-15 | 1983-03-15 | 樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4335283A JPS59168042A (ja) | 1983-03-15 | 1983-03-15 | 樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59168042A true JPS59168042A (ja) | 1984-09-21 |
Family
ID=12661456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4335283A Pending JPS59168042A (ja) | 1983-03-15 | 1983-03-15 | 樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59168042A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62131033A (ja) * | 1985-12-03 | 1987-06-13 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 熱可塑性樹脂成形品 |
JPH01304150A (ja) * | 1988-06-01 | 1989-12-07 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 金属粉含有エポキシ樹脂組成物 |
US5057903A (en) * | 1989-07-17 | 1991-10-15 | Microelectronics And Computer Technology Corporation | Thermal heat sink encapsulated integrated circuit |
US5232962A (en) * | 1991-10-09 | 1993-08-03 | Quantum Materials, Inc. | Adhesive bonding composition with bond line limiting spacer system |
US7214761B2 (en) | 2004-05-14 | 2007-05-08 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Highly thermal-conductive resin composition |
-
1983
- 1983-03-15 JP JP4335283A patent/JPS59168042A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62131033A (ja) * | 1985-12-03 | 1987-06-13 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 熱可塑性樹脂成形品 |
JPH01304150A (ja) * | 1988-06-01 | 1989-12-07 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 金属粉含有エポキシ樹脂組成物 |
US5057903A (en) * | 1989-07-17 | 1991-10-15 | Microelectronics And Computer Technology Corporation | Thermal heat sink encapsulated integrated circuit |
US5232962A (en) * | 1991-10-09 | 1993-08-03 | Quantum Materials, Inc. | Adhesive bonding composition with bond line limiting spacer system |
US7214761B2 (en) | 2004-05-14 | 2007-05-08 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Highly thermal-conductive resin composition |
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