JPS5916721A - インフレ−シヨンフイルム成形装置 - Google Patents
インフレ−シヨンフイルム成形装置Info
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- JPS5916721A JPS5916721A JP57127058A JP12705882A JPS5916721A JP S5916721 A JPS5916721 A JP S5916721A JP 57127058 A JP57127058 A JP 57127058A JP 12705882 A JP12705882 A JP 12705882A JP S5916721 A JPS5916721 A JP S5916721A
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/88—Thermal treatment of the stream of extruded material, e.g. cooling
- B29C48/911—Cooling
- B29C48/9115—Cooling of hollow articles
- B29C48/912—Cooling of hollow articles of tubular films
- B29C48/913—Cooling of hollow articles of tubular films externally
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/03—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the shape of the extruded material at extrusion
- B29C48/09—Articles with cross-sections having partially or fully enclosed cavities, e.g. pipes or channels
- B29C48/10—Articles with cross-sections having partially or fully enclosed cavities, e.g. pipes or channels flexible, e.g. blown foils
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はインフレーションフィルム成形装置に係る。詳
しくは、バブルを安定化させ、高速成形、高ブローアツ
プ比を可能とし、厚みむらのない透明性の極めて優れ九
フィルムを高能率に製造し得るインフレーション7・イ
ルム成形装置に関するものである。
しくは、バブルを安定化させ、高速成形、高ブローアツ
プ比を可能とし、厚みむらのない透明性の極めて優れ九
フィルムを高能率に製造し得るインフレーション7・イ
ルム成形装置に関するものである。
従来インフレーション成形、すなわち、円形スリットを
有するダイから溶融樹脂を筒状に押出し、この筒状体の
内部に空気等の気体を吹き込んで膨張させ、筒状のフィ
ルムを得ることが行なわれている。
有するダイから溶融樹脂を筒状に押出し、この筒状体の
内部に空気等の気体を吹き込んで膨張させ、筒状のフィ
ルムを得ることが行なわれている。
そして、このダイから押出され丸筒状フィルムをダイの
近傍に設けられたエアーリングにより冷却することも知
られている。
近傍に設けられたエアーリングにより冷却することも知
られている。
しかしながら、このような従来のインフレーションフィ
ルム成形装置はバブルを安定化するのがまだ充分で々く
、高速成形、高ブローアツブ成形等には使用し得ない。
ルム成形装置はバブルを安定化するのがまだ充分で々く
、高速成形、高ブローアツブ成形等には使用し得ない。
特に密度0.27以上の高密度ポリエチレンや近年注目
を集めてbる線状低密度ポリエチレン等の溶融張力の低
い熱可塑性合成樹脂を使用してフィルムインフレーショ
ン成形することは大変難かしかった。
を集めてbる線状低密度ポリエチレン等の溶融張力の低
い熱可塑性合成樹脂を使用してフィルムインフレーショ
ン成形することは大変難かしかった。
本発明者は、このような現状に鑑み、高密度ポリエチレ
ンや線状低密度ポリエチレン等を用いて高速成形、高ブ
ローアツプ成形が行ない得るインフレーションフィルム
成形装置を提供するべく鋭意検討を行なった結果、エア
ーリングを特殊な構造とすることによp問題を解決し本
発明を完成した。
ンや線状低密度ポリエチレン等を用いて高速成形、高ブ
ローアツプ成形が行ない得るインフレーションフィルム
成形装置を提供するべく鋭意検討を行なった結果、エア
ーリングを特殊な構造とすることによp問題を解決し本
発明を完成した。
すなわち、本発明の要旨は1円形スリットを有するイン
フレーション成形用ダイと、該ダイの円形スリットを囲
繞するように設けられたエアーリングとからなり、該エ
アーリングの空気吹出口を円形スリットから押出された
筒状フィルムの引取方向に向って拡径されたテーパー面
を有する外側リップと該外側リップよシダイ側に設けら
れた内ill IJツブとの間に形成し、該内側リップ
とダイとの間には空気吸引孔を形成L7該空気吸引孔は
、その開口部を筒状フィルムの引取方向に向って開口さ
せたことを特徴とするインフレーションフィルム成形装
置に存する。
フレーション成形用ダイと、該ダイの円形スリットを囲
繞するように設けられたエアーリングとからなり、該エ
アーリングの空気吹出口を円形スリットから押出された
筒状フィルムの引取方向に向って拡径されたテーパー面
を有する外側リップと該外側リップよシダイ側に設けら
れた内ill IJツブとの間に形成し、該内側リップ
とダイとの間には空気吸引孔を形成L7該空気吸引孔は
、その開口部を筒状フィルムの引取方向に向って開口さ
せたことを特徴とするインフレーションフィルム成形装
置に存する。
本発明装置に適用し得る熱可塑性合成樹脂としてはポリ
エチレン、ポリプロピレン、王手しンープロピレン共重
合体、ポリブテンl、工千しンー酢酸ビニル共重合体等
のオレフィン系樹脂、ポリス千しン、アクリロニトリル
ースチレン共重合体、アクリロニトリルーブタジエンー
スチレン三元共重合体等のスチレン系樹脂、ナイロン6
、ナイロン6−6、ナイロン6−io。
エチレン、ポリプロピレン、王手しンープロピレン共重
合体、ポリブテンl、工千しンー酢酸ビニル共重合体等
のオレフィン系樹脂、ポリス千しン、アクリロニトリル
ースチレン共重合体、アクリロニトリルーブタジエンー
スチレン三元共重合体等のスチレン系樹脂、ナイロン6
、ナイロン6−6、ナイロン6−io。
ナイロンii、ナイロン/−2等のアミド系樹脂。
ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体等の塩化ビニル系樹脂、ポリエチレン
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のエス
テル系樹脂等、 通常インフレーション成形に用いられ
る熱可塑性合成樹脂が適用し得るが、中でもポリオレフ
ィン 3− 系樹脂が好適であや、更に好ましくは高密度ポリエチレ
ン、線状低密度ポリエチレン等の溶融張力の低いポリエ
チレンが良く、特に線状低密度ポリエチレンが最適であ
る。
酸ビニル共重合体等の塩化ビニル系樹脂、ポリエチレン
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のエス
テル系樹脂等、 通常インフレーション成形に用いられ
る熱可塑性合成樹脂が適用し得るが、中でもポリオレフ
ィン 3− 系樹脂が好適であや、更に好ましくは高密度ポリエチレ
ン、線状低密度ポリエチレン等の溶融張力の低いポリエ
チレンが良く、特に線状低密度ポリエチレンが最適であ
る。
線状低密度ポリエチレンとけ、王手レンと他のα−オレ
フィンとの共重合物であり、従来の高圧法によシ製造さ
れた低密度ポリエチレン樹脂とは異なる。線状低密度ポ
リエチレンは、例、tは王手しンと、他のα−オレフィ
ンとしてブテン、ヘキセン、オクテン、デセン等との共
重合体であり中低工法高密度ポリエチレン製造に用いら
れる千−グラー型触媒又はフィリップス型触媒を用いて
製造されたものであシ、従来の高密度ポリエチレンを共
重合成分によシ短い枝分かれ構造とし、密度もこの短鎖
枝分かれを利用して適当に低下させθ、りl〜0゜り1
910J程度としたものであり、従来の低密度ポリエチ
レンよ?)直鎖性があシ、高密にポリエチレンより枝分
かれが多い構造のポリエチレンである。
フィンとの共重合物であり、従来の高圧法によシ製造さ
れた低密度ポリエチレン樹脂とは異なる。線状低密度ポ
リエチレンは、例、tは王手しンと、他のα−オレフィ
ンとしてブテン、ヘキセン、オクテン、デセン等との共
重合体であり中低工法高密度ポリエチレン製造に用いら
れる千−グラー型触媒又はフィリップス型触媒を用いて
製造されたものであシ、従来の高密度ポリエチレンを共
重合成分によシ短い枝分かれ構造とし、密度もこの短鎖
枝分かれを利用して適当に低下させθ、りl〜0゜り1
910J程度としたものであり、従来の低密度ポリエチ
レンよ?)直鎖性があシ、高密にポリエチレンより枝分
かれが多い構造のポリエチレンである。
以下本発明の装置の一例につき図面を用いて−番 −
更に詳細に説明する。
第1図は本発明の装置の一例を示す縦断面図、第2図は
第1図に示した装置の一部を拡大して示す縦断面図、第
3図は本発明の装置の他の一例を示す縦断面図である。
第1図に示した装置の一部を拡大して示す縦断面図、第
3図は本発明の装置の他の一例を示す縦断面図である。
図中lはエアーリング、−2はダイ、3は外側リップ、
μは内側リップ、jは空気吹出口、6は空気吸引孔、6
′は空気吸引孔開口部、7は減圧発生カバー、lは空気
導入口、りは整流板、IOは筒状フィルム、/lはスペ
ーサーをそれぞれ示す。
μは内側リップ、jは空気吹出口、6は空気吸引孔、6
′は空気吸引孔開口部、7は減圧発生カバー、lは空気
導入口、りは整流板、IOは筒状フィルム、/lはスペ
ーサーをそれぞれ示す。
第1図に示すようにエアーリングlは円形スリットを有
するダイの上部に円形スリットを囲繞するように設けら
れている。
するダイの上部に円形スリットを囲繞するように設けら
れている。
エアーリングlには外側リップ3と内側リップ参が設け
られており、外側リップ3の内面はダイ20円形スリッ
トから押出された筒状フィルム10の引取方向に向って
拡径されたテーパー面とされており、内側リップ参はこ
の外側リップの下方であってダイ側に設けられている。
られており、外側リップ3の内面はダイ20円形スリッ
トから押出された筒状フィルム10の引取方向に向って
拡径されたテーパー面とされており、内側リップ参はこ
の外側リップの下方であってダイ側に設けられている。
内側リップ弘の内面は外側リップ3と同様に筒状フィル
ムの引取方向に向って拡径されているのが良いが拡径さ
れていなくとも使用できる。
ムの引取方向に向って拡径されているのが良いが拡径さ
れていなくとも使用できる。
外側リップ3と内側リップμとの間には間隙が形成され
ておシ、この間隙が空気吹出口jとされる。空気吹出口
jは、該吹出口5から吹出された空気が、外側リップ3
のテーパー面と筒状フィ化ムの間をスムーズに流れるよ
うに筒状フィルムIQの引取方向に向いて開孔されてい
るのが良い。このような方向に冷却空気を吹出すことに
より、空気流が筒状フィルムに沿って流れるので、多量
の空気を吹出しても筒状フィルムを変形させたり、揺ら
したシすることがなく、大変冷却効巡が良くなる。
ておシ、この間隙が空気吹出口jとされる。空気吹出口
jは、該吹出口5から吹出された空気が、外側リップ3
のテーパー面と筒状フィ化ムの間をスムーズに流れるよ
うに筒状フィルムIQの引取方向に向いて開孔されてい
るのが良い。このような方向に冷却空気を吹出すことに
より、空気流が筒状フィルムに沿って流れるので、多量
の空気を吹出しても筒状フィルムを変形させたり、揺ら
したシすることがなく、大変冷却効巡が良くなる。
ダ1
気を吸い込むことにより筒状フィルムlθとエアーリン
グlとの間に減圧域を形成する。このためエアーリング
lとダイスとの間には減圧を阻害するような大きな隙間
が形成されないように1通常は密着されて設けられてい
る。エアーリングlの位置を調節したい場合にはエアー
リングlとダイとの間に設けるスペーサー//の厚さを
変えれば良い。
グlとの間に減圧域を形成する。このためエアーリング
lとダイスとの間には減圧を阻害するような大きな隙間
が形成されないように1通常は密着されて設けられてい
る。エアーリングlの位置を調節したい場合にはエアー
リングlとダイとの間に設けるスペーサー//の厚さを
変えれば良い。
上記したテーパー面及び減圧域による作用を空気の流れ
に従い説明する。
に従い説明する。
空気導入口tから導入された空気は邪魔板により整流さ
れ空気吹出口jに向って送られる。
れ空気吹出口jに向って送られる。
送られた空気は第2図に示すように空気流路に開口した
空気吸引孔乙の上方を通過する。この空気吸引孔乙の上
側の空気流路中には、該開孔に被さるように減圧発生カ
バー7が設けられており、空気流路を流れる空気及び減
圧発生カバー7によるベンチュリー効果によりこの空気
吸引孔6内が減圧状態となり、筒状フィルム10と内側
リップ弘との間に減圧域が発生する。減圧発生カバー7
の先端部は空気吹出口jの近傍まで達していることが望
ましく、このようにすることによりベンチュリー効果が
安定して良好に発生する。空気吹出口から吹出された空
気は。
空気吸引孔乙の上方を通過する。この空気吸引孔乙の上
側の空気流路中には、該開孔に被さるように減圧発生カ
バー7が設けられており、空気流路を流れる空気及び減
圧発生カバー7によるベンチュリー効果によりこの空気
吸引孔6内が減圧状態となり、筒状フィルム10と内側
リップ弘との間に減圧域が発生する。減圧発生カバー7
の先端部は空気吹出口jの近傍まで達していることが望
ましく、このようにすることによりベンチュリー効果が
安定して良好に発生する。空気吹出口から吹出された空
気は。
7−
筒状フィルムlθと外側リップJのテーパー面との間全
通り、外方に逃げる。
通り、外方に逃げる。
この空気の流れに伴う筒状フィルムlOO状説
態を鮮明すれば、ダイスから押出された筒状フィルムi
oは減圧域で外方に吸引されるためにある根朋その径が
拡径され上方に送られる。上方に送られた筒状フィルム
IOは空気吹出口jから吹出される空気により冷却され
ながら外側リップ3のテーパー面に沿って拡径されつつ
、最終的に筒状フィルムの内部に封入された空気等の気
体の圧力により所望の径まで拡径される。
oは減圧域で外方に吸引されるためにある根朋その径が
拡径され上方に送られる。上方に送られた筒状フィルム
IOは空気吹出口jから吹出される空気により冷却され
ながら外側リップ3のテーパー面に沿って拡径されつつ
、最終的に筒状フィルムの内部に封入された空気等の気
体の圧力により所望の径まで拡径される。
整流板りは空気の流れをできるだけ筒状フィルム/θに
沿った流れとするべく設けられているものであり、これ
によシ筒状フィルムの安定化が行なわれる。
沿った流れとするべく設けられているものであり、これ
によシ筒状フィルムの安定化が行なわれる。
すなわち、筒状フィルムlOはダイから押出された直後
に減圧域である桿度拡径され、また外側リップ3のテー
パー面に沿って更に拡径される。このテーパー面に沿っ
ての拡径はテーパー面と筒状フィルムIOとの間が狭い
ため空気 8− 流の働きによジこの間がベンチュリー効果により若干減
圧状態となり、筒状フィルム10がテーパー面に引き付
けられて拡径するものと考えられる。
に減圧域である桿度拡径され、また外側リップ3のテー
パー面に沿って更に拡径される。このテーパー面に沿っ
ての拡径はテーパー面と筒状フィルムIOとの間が狭い
ため空気 8− 流の働きによジこの間がベンチュリー効果により若干減
圧状態となり、筒状フィルム10がテーパー面に引き付
けられて拡径するものと考えられる。
四に、上記したような減圧域による拡径は、あまシに強
い減圧度としてしまうと筒状フィルムioが内側リップ
等に接触してしまうことが考えられるが減圧発生カバー
7と空気吸引孔6との間隔を調節することで減圧度は調
節し得る。
い減圧度としてしまうと筒状フィルムioが内側リップ
等に接触してしまうことが考えられるが減圧発生カバー
7と空気吸引孔6との間隔を調節することで減圧度は調
節し得る。
減圧域の減圧度は、樹脂の種類、所望ブローアツプ比等
により異なるが、通常0.j〜−20am水柱、好まし
くは/ ” / j W水柱の減圧度とされるのが望ま
しい。減圧度及び空気吹出口!からの空気吹出量等を調
節することにより、空気吹出口jから内側リップ弘と筒
状フィルム10との間を通シ空気吸引孔6に至る下向き
の空気流がわずかながら生じ、この空気流が防御膜とな
り、筒状フィルムIOが内側リップ≠と接触するのが防
止できる。外側リップ3と筒状フィルムIOとの間の空
気流にも同様にフィルムとすツブとの接触を防止する働
きがあるのは勿論である。
により異なるが、通常0.j〜−20am水柱、好まし
くは/ ” / j W水柱の減圧度とされるのが望ま
しい。減圧度及び空気吹出口!からの空気吹出量等を調
節することにより、空気吹出口jから内側リップ弘と筒
状フィルム10との間を通シ空気吸引孔6に至る下向き
の空気流がわずかながら生じ、この空気流が防御膜とな
り、筒状フィルムIOが内側リップ≠と接触するのが防
止できる。外側リップ3と筒状フィルムIOとの間の空
気流にも同様にフィルムとすツブとの接触を防止する働
きがあるのは勿論である。
また、本発明の装置においては、空気吸引孔乙の開口部
が樹脂の押出方向に向って開口しているものであるから
、空気を吸引する方向が筒状フィルムにほぼ沿った方向
となり、吸引によって筒状フィルムの安定を乱すような
ことがなく、筒状フィルムの安定化の上から大変良好な
減圧域を形成し得るものである。
が樹脂の押出方向に向って開口しているものであるから
、空気を吸引する方向が筒状フィルムにほぼ沿った方向
となり、吸引によって筒状フィルムの安定を乱すような
ことがなく、筒状フィルムの安定化の上から大変良好な
減圧域を形成し得るものである。
第3図に示したものは本発明装置の他の一例テアシ、ダ
イ2の円形スリットの外側を一段下がった段状と1−1
ここにエアーリングlを設ケたもので、このようにする
ことにより空気吸引孔の開ロ部ヲ笑質的に筒状フィルム
lθの引取方向に向って開口させたものであり、本発明
の装置にはこのような変形例も包含するものである。
イ2の円形スリットの外側を一段下がった段状と1−1
ここにエアーリングlを設ケたもので、このようにする
ことにより空気吸引孔の開ロ部ヲ笑質的に筒状フィルム
lθの引取方向に向って開口させたものであり、本発明
の装置にはこのような変形例も包含するものである。
なお、第1図、第3図に示すように外側リツ甥
プ3はエアーリング/に一合等の手段により取付け、上
下動可能としておくことにより空気吹出口jからの吹出
量や、空気吸引孔乙の減圧度等を調節し得るようになさ
れているのが望ましい。
下動可能としておくことにより空気吹出口jからの吹出
量や、空気吸引孔乙の減圧度等を調節し得るようになさ
れているのが望ましい。
また、外側リップ3、整流板りの筒状フィルムIOに面
した側面は、(通常は内側リップ弘の側面も)筒状フィ
ルム10の引取方向に向って拡径されたテーパー面とさ
れているものであるが、外側リップ3の傾斜度は内側リ
ップ弘の傾斜度より大きく(すなわち、より水平方向に
近く)、整流板りの傾斜度は外側リップ3の傾斜度より
大きく、すなわち段階的に傾斜度が大きくされているの
が望ましく、このようにすることにより筒状フィルムl
θの膨張、安定化に良好に寄与する。
した側面は、(通常は内側リップ弘の側面も)筒状フィ
ルム10の引取方向に向って拡径されたテーパー面とさ
れているものであるが、外側リップ3の傾斜度は内側リ
ップ弘の傾斜度より大きく(すなわち、より水平方向に
近く)、整流板りの傾斜度は外側リップ3の傾斜度より
大きく、すなわち段階的に傾斜度が大きくされているの
が望ましく、このようにすることにより筒状フィルムl
θの膨張、安定化に良好に寄与する。
傾斜度としては、内側リップ弘は筒状フィルムの引取方
向に対しO〜i sQ、外側リップ3は5〜800、整
流板りは/ 0−4tj’程度とするのが良い。
向に対しO〜i sQ、外側リップ3は5〜800、整
流板りは/ 0−4tj’程度とするのが良い。
更に、空気吸引孔6は第1図〜第、−図に示したように
空気流路に開孔させてベンチュリー効11− 果により減圧するのが機構的に簡便であり好ましいが、
例えば空気吸引孔乙に外部に設けた吸引装置(図示せず
)等を接続し、これによシ減圧としても良い。
空気流路に開孔させてベンチュリー効11− 果により減圧するのが機構的に簡便であり好ましいが、
例えば空気吸引孔乙に外部に設けた吸引装置(図示せず
)等を接続し、これによシ減圧としても良い。
このように、本発明の装置によれば、筒状フィルムio
が、減圧域による減圧、テーパー面と筒状フィルムの間
に生ずるベンチュリー効果等により段階的に拡径されて
いくものであるから高いブローアツプ比にすることが可
能であり、かつ大変冷却動車が良いので透明性の優れた
フィルムが得られ、また、筒状フィルムが減圧域、テー
パー面の減圧効果等により外方に吸引された状態となシ
、かつ、その間には空気流が連続的に流れているもので
あるから筒状フィルムが極めて安定して成形し得る効果
を奏する。これにより高速成形が可能となシ、夾用土大
変優れた装置である。
が、減圧域による減圧、テーパー面と筒状フィルムの間
に生ずるベンチュリー効果等により段階的に拡径されて
いくものであるから高いブローアツプ比にすることが可
能であり、かつ大変冷却動車が良いので透明性の優れた
フィルムが得られ、また、筒状フィルムが減圧域、テー
パー面の減圧効果等により外方に吸引された状態となシ
、かつ、その間には空気流が連続的に流れているもので
あるから筒状フィルムが極めて安定して成形し得る効果
を奏する。これにより高速成形が可能となシ、夾用土大
変優れた装置である。
次に冥施例により本発明の装置を更に説明するが、本発
明は、その要旨を越えない限り以下の冥施例に限定され
るものではない。
明は、その要旨を越えない限り以下の冥施例に限定され
るものではない。
12−
実施例
低密度ボリエ千しン(三菱化成工業■製、ツバチック−
L L/16. メルトインデックス(lり0℃)
: a、o 、9// o分、密度:0.?コj、9
/CI/l)(ツバチックは三菱化成工業■の商標)を
用い、インフレーション成形機(モダンマシナリー社1
f!&KA−グO型押出機(弘0鰭φ1L/D : 2
6、圧縮比: 3.2 )にスパイラル型インフレーシ
ョンダイ(リップ間隔20jtm。
L L/16. メルトインデックス(lり0℃)
: a、o 、9// o分、密度:0.?コj、9
/CI/l)(ツバチックは三菱化成工業■の商標)を
用い、インフレーション成形機(モダンマシナリー社1
f!&KA−グO型押出機(弘0鰭φ1L/D : 2
6、圧縮比: 3.2 )にスパイラル型インフレーシ
ョンダイ(リップ間隔20jtm。
円形スリット径:lootm)を取付は九装置)により
、樹脂温1t、0℃、押出量/ I kg / hrと
して成形した。
、樹脂温1t、0℃、押出量/ I kg / hrと
して成形した。
エアーリングは第1図に示したと同様の構造のエアーリ
ングを用い、第1表に示した70ストライン高さになる
よう空気吹出口からの風量を調節した。筒状フィルムの
膨張比及び引取速度を変化させ、フィルムの成形安定性
、フィルムの透明度、空気吸引孔内の減圧度を測定した
。
ングを用い、第1表に示した70ストライン高さになる
よう空気吹出口からの風量を調節した。筒状フィルムの
膨張比及び引取速度を変化させ、フィルムの成形安定性
、フィルムの透明度、空気吸引孔内の減圧度を測定した
。
0 フィルムの成形安定性は次記の通り判定した。
○:筒状フィルムの蛇行、ゆれ及びしわの発生等がなく
、大変安定して成形が行なえた。
、大変安定して成形が行なえた。
△:筒状フィルムに蛇行、ゆれ、及びし2わの発生等が
見られた。
見られた。
×:筒状フィルムの蛇行、ゆれ、及びしわの発生が激し
く、連続成形不能であった。
く、連続成形不能であった。
0 フィルムの透明度(ヘイズ)は次記の通り測定した
。
。
JIS K67/<4に準拠し1日本軍色社製ヘーズ
メーターを用いて測定し、ヘイズ(% )で表わした。
メーターを用いて測定し、ヘイズ(% )で表わした。
0 空気吸引孔内の減圧度は次記の通や測定した。
エアーリングの空気吸引孔内に銅製の細いパイプを挿通
し、これを透明な合成樹脂製、U字管に赤インキで着色
した水を入れた装置に接続し、大気圧との差圧を水柱の
高さの差(鴎)として測定した。
し、これを透明な合成樹脂製、U字管に赤インキで着色
した水を入れた装置に接続し、大気圧との差圧を水柱の
高さの差(鴎)として測定した。
Oフロストラインの高さは次記の通シ測定した。
筒状フィルムが白化する点(フロストライン)のダイの
表面からの距離を物差により測定した。
表面からの距離を物差により測定した。
結果を第1表に示す。
比較例1−≠
エアーリングを通常の上吹き型エアーリングとした以外
は実施例/−4と同様にインフレーション成形した。
は実施例/−4と同様にインフレーション成形した。
測定結果を第1表に示す。
第1表
15−
実施例j−f
線状低密度ポリエチレン(メルトインデックス(lり0
℃) : /、0 / 9 / / 0分、密度:θ
、り2og/crll)を用い、インフレーション成形
機(モダンマシナリー社裂、デルサーjO型プ間隔λ、
Om%円形スリット径:100vaa)を取付けた装置
)により樹脂温−200℃、押出量tr#t/’nrh
膨張比2.0 として成形した。
℃) : /、0 / 9 / / 0分、密度:θ
、り2og/crll)を用い、インフレーション成形
機(モダンマシナリー社裂、デルサーjO型プ間隔λ、
Om%円形スリット径:100vaa)を取付けた装置
)により樹脂温−200℃、押出量tr#t/’nrh
膨張比2.0 として成形した。
エアーリングは第1図に示したと同様の構造のエアーリ
ングを用い、第2表に示した70ストラインになるよう
空気吹出口からの風量を調節した。
ングを用い、第2表に示した70ストラインになるよう
空気吹出口からの風量を調節した。
引取速度を変更し成形安定性の評価及びその他の物性等
を測定した。
を測定した。
結果を第2表に示す。
比較例よ−ざ
エアーリングを通常の上吹き型エアーリングとした以外
は実施例j〜tと同様にインフレー1ロー ション成形した。
は実施例j〜tと同様にインフレー1ロー ション成形した。
測定結果を第2表に示す。
第2表
第1図は本発明装置の一例を示す縦断面図、第1図は第
1図に示し九装置の一部を拡大して示す縦断面図%第3
図奢÷チ齋≠蝉は本発明装置の他の一例を示す縦断面図
である。 図中lはエアーリング、−2はグイ、Jは外側リップ、
μは内側リップ、よけ空気吹出口、6は空気吸引孔、6
′は空気吸引孔開口部、7け減圧発生カバー、rは空気
導入口、りは整流板。 iohm状フィルム、//はスペーサーをそれぞれ示す
。 出 願 人 三菱化成工業株式会社 代 理 人 弁理士 要否用 −(ほか1名) 19− メ 1 図 第 2 図 x 3図
1図に示し九装置の一部を拡大して示す縦断面図%第3
図奢÷チ齋≠蝉は本発明装置の他の一例を示す縦断面図
である。 図中lはエアーリング、−2はグイ、Jは外側リップ、
μは内側リップ、よけ空気吹出口、6は空気吸引孔、6
′は空気吸引孔開口部、7け減圧発生カバー、rは空気
導入口、りは整流板。 iohm状フィルム、//はスペーサーをそれぞれ示す
。 出 願 人 三菱化成工業株式会社 代 理 人 弁理士 要否用 −(ほか1名) 19− メ 1 図 第 2 図 x 3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ill 円形スリットを有するインフレーション成形
用ダイと、該ダイの円形スリットを囲繞するように設け
られたエアーリングとからなり。 該エアーリングの空気吹出口を、円形スリットから押出
された筒状フィルムの引取方向に向って拡径されたテー
パー面を有する外側リップと該外側リップよりダイ側に
設けられた内側リップとの間に形成し、該内側リップと
ダイとの間に空気吸引孔を形成し、該空気吸引孔は、そ
の開口部を筒状フィルムの引取方向に向って開口させた
ことを特徴とするインフレーションフィルム成形装置。 (2) 空気吸引孔はエアーリングの空気流路に開孔
シており、ベンチュリー効果により、減圧状態とされ、
内側リップとダイとの間の空気を吸引するようにしたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57127058A JPS5916721A (ja) | 1982-07-21 | 1982-07-21 | インフレ−シヨンフイルム成形装置 |
KR8204843A KR880001768B1 (ko) | 1981-10-30 | 1982-10-28 | 인플레이션필름 성형장치 |
GB08231002A GB2110159B (en) | 1981-10-30 | 1982-10-29 | Cooling blown films |
FR8218189A FR2515571B1 (fr) | 1981-10-30 | 1982-10-29 | Appareil pour former des pellicules soufflees |
DE19823240212 DE3240212A1 (de) | 1981-10-30 | 1982-10-29 | Vorrichtung zum herstellen von schlauchfolien |
US06/624,791 US4505657A (en) | 1981-10-30 | 1984-06-26 | Apparatus for forming blown films |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57127058A JPS5916721A (ja) | 1982-07-21 | 1982-07-21 | インフレ−シヨンフイルム成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5916721A true JPS5916721A (ja) | 1984-01-27 |
JPH0124058B2 JPH0124058B2 (ja) | 1989-05-10 |
Family
ID=14950546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57127058A Granted JPS5916721A (ja) | 1981-10-30 | 1982-07-21 | インフレ−シヨンフイルム成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5916721A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6166628A (ja) * | 1984-09-10 | 1986-04-05 | Asahi Chem Ind Co Ltd | インフレ−シヨンフイルムの冷却方法及びその装置 |
JPS6455372A (en) * | 1987-08-26 | 1989-03-02 | Sumitomo Jukikai Chutan Kk | Manufacture of composite cutting edge |
WO2011054715A1 (de) * | 2009-11-09 | 2011-05-12 | Windmöller & Hölscher Kg | Vorrichtung und verfahren zur herstellung von folienschläuchen |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57115320A (en) * | 1980-06-30 | 1982-07-17 | Union Carbide Corp | Method and apparatus for cooling film bubble of low strain curing polymer |
-
1982
- 1982-07-21 JP JP57127058A patent/JPS5916721A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57115320A (en) * | 1980-06-30 | 1982-07-17 | Union Carbide Corp | Method and apparatus for cooling film bubble of low strain curing polymer |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6166628A (ja) * | 1984-09-10 | 1986-04-05 | Asahi Chem Ind Co Ltd | インフレ−シヨンフイルムの冷却方法及びその装置 |
JPS6455372A (en) * | 1987-08-26 | 1989-03-02 | Sumitomo Jukikai Chutan Kk | Manufacture of composite cutting edge |
JPH0349658B2 (ja) * | 1987-08-26 | 1991-07-30 | Sumitomo Jukikai Chutan Kk | |
WO2011054715A1 (de) * | 2009-11-09 | 2011-05-12 | Windmöller & Hölscher Kg | Vorrichtung und verfahren zur herstellung von folienschläuchen |
US9327440B2 (en) | 2009-11-09 | 2016-05-03 | Windmoeller & Hoelscher Kg | Device and method for producing film tubing |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0124058B2 (ja) | 1989-05-10 |
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