JPS5916580B2 - 有機液体中の染料又は顔料の分散液 - Google Patents

有機液体中の染料又は顔料の分散液

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JPS5916580B2
JPS5916580B2 JP50112514A JP11251475A JPS5916580B2 JP S5916580 B2 JPS5916580 B2 JP S5916580B2 JP 50112514 A JP50112514 A JP 50112514A JP 11251475 A JP11251475 A JP 11251475A JP S5916580 B2 JPS5916580 B2 JP S5916580B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、分散剤の存在における有機液体中の’0 固
体、とくに染料又は顔料の分散液に関する。
従来、インキ及びペイント製造工業においてインキもし
くはペイント製造業者が実施したのは、顔料製造業者か
らインキ用色料を乾燥状態で、特定の重要な顔料の場合
には半製品のいわゆる色素i5の形で購入することであ
つたが、この形では色料の微粒子(普通1μ以下)は著
しく再凝集するので、凝集体を破壊するためにインキの
製造中にさらに粉砕することが必要である。このような
事情では顔料及びインキ製造業者の両者がしばしば粉i
0砕装置を必要とし、また若干の工程で細分された顔料
を乾式処理することが必要であるが、これはこのような
操作に固有のすべての環境汚染の問題を伴なう。最近、
これらの欠点を克服するため特定の顔料i5製造業者の
一部に、インキ製造業者に適当な有機溶剤中の顔料の濃
分散液を供給し、インキ又はペイント製造業者は該分散
液をたんに、バインダ、7ウー濃稠化剤、樹脂等と混合
することによりこれらの欠点を克服しようとする運動が
存在した。
この運動により、インキもしくはペイント製造業者の磨
砕装置の必要性が減少し、細かく粉砕された乾燥色料を
取扱う必要性が回避される。このような運動は若干の技
術的問題を提起し、インキ装置中に稀釈のため有機溶剤
中の顔料の高濃度(40%まで)分散液を得ることが必
要であつた。
ときどき克服すべき他の問題は、微細な粉砕(これはな
お顔料製造業者による乾燥色料の取扱いを包含する)に
先立ち、あらかじめ費用のかかるソルトミリング工程も
しくは酸沈澱工程を必要とすることであつた。しかしな
がら、直接に粗製顔料から解凝集せる安定な分散液を製
造でき、こうして費用が著しく減少しかつ、細分された
形の顔料を製造するのが容易となる新しい分散剤が開発
された。厳しい技術的問題は克服されたが、新規分散液
はしばしば非常に濃稠であり、このため取扱い及びそれ
とともにインキ及びペイントの製造のため稀釈するのが
困難であつた。
同様の欠点は、ペイント及びインキ工業において使用さ
れる多数の常用の分散剤、例えばアルキド樹脂及びポリ
マーを、有機液体中の固体の分散液をつくるのに使用す
る場合、ことに分散された固体の濃度が高いときにしば
しば経験する。ところで意外にも、溶剤中の固体及び分
散剤の分散液に、粉砕する前に、下記に記載するような
、アミンもしくは第四アンモニウム塩と色素酸との反応
によつてつくられる特定の塩を加えることにより、流動
性の著しく増加した分散液を製造しうることが判明した
本発明によれば、 (1) 20μよりも小さい平均粒径を有する細分され
た顔料又は塗料(ト)ポリマーもしくは樹脂質分散剤 (1ii)色素酸の置換アンモニウム塩であつて、置換
アンモニウムイオンのN原子に結合せる少くとも3つの
連鎖中に19〜60の炭素原子が含有されて存在する流
動化剤、及び(V)有機液体 を含有する組成物が得られる。
細分された顔料又は塗料(そのすぐれた平均粒径は10
μ以下、とくに1μ以下である)は有利に、有機液体に
実質的に不溶の染料又は顔料である。
分散剤は、有機液体中の顔料、染料及び他の固体の分散
液の製造に普通に使用される任意のもの、ことにインキ
及びペイントの製造に使用されるものである。
すぐれた分散剤は、直接に粗製染料又は顔料から顔料及
び染料の非水性濃分散液を製造するために開発されたも
のである。流動化剤は有利に、各置換アンモニウムイオ
ンの窒素原子に結合せる少くとも4つの有機連鎖を有し
、これら連鎖は有利に合計で19個、ことに25〜40
個の炭素原子を含有する。
さらに、少くとも1つ、有利には2つの連鎖が少くとも
8個、有利には少くとも12個の炭素原子を有するアル
キル又はアルケニル基であり、ことに12〜20個の炭
素原子を含有するアルキル又はアルケニル基であるのが
すぐれている。色素酸は、スルホン酸又はカルポリ酸基
を含有する任意の顔料又は染料であつてもよく、必要に
応じ固体がすでに酸基を含有する場合には分散すべき固
体であつてもよく、分散すべき固体が酸基を含有しない
場合には、該固体は1以上の酸基を導入することによつ
て変性したものであつてもよい。
しかしながら、色素酸は、−SO3H及び一COOHの
ような、アミンもしくは第四アンモニウム塩と反応して
色素酸の置換アンモニウム塩をつくる酸基を含有するア
人アントラキノンもしくはフタロシアニン系の化合物で
あるのが有利である。色素酸がことにフタロシアニン系
の多環式芳香族物質、とくに銅フタロシアニンのモノ一
及びジースルホン酸もしくはこれらの混合物であるのが
有利である。
多くの流動化剤は有機液体にかなり可溶であるが、これ
らが僅かに可溶である以上に可溶であることは重要でな
く、実際に僅かに可溶の流動化剤は低下した泣き出しの
傾向を有するのですぐれている。
上記流動化剤は、このような塩を製造するための任意の
常法により、例えば遊離の色素酸を適当なアミンもしく
は置換水素化アンモニウムで中和するかもしくは色素酸
のアルカリ金属塩と適当な置換ハライドとの反応によつ
て製造される。
2つの反応体を化学量論的割合に混合することもできる
が、これば本発明の目的には重要でなく、アミン、置換
アンモニウム塩もしくは色素酸(又はそのアルカリ金属
塩)のいずれかを過剰に用いても良好な結果を得ること
ができる。
有機液体は分散すべき固体が実質的に不溶である任意の
ものであつてもよいが、液状の芳香族炭化水素もしくは
液状の脂肪族又は芳香族塩素化炭化水素を使用するのが
有利である。
本発明による組成物は、分散液を製造するための常用か
つ周知の任意方法によつて得ることができる。
それで、固体(即ち顔料又は塗料)、有機液体、流動化
剤及び分散剤を任意の順序で混合し、次いで混合物に、
固体の粒径を減少させるために機械的処理を、例えばボ
ールミル粉砕、ビードミル粉砕又はグラベルミル粉砕に
より、固体の粒径が10μよりも小さく、有利に1μよ
りも小さくなるまで行なうことができる。また分散剤及
び流動化剤が有機液体に完全に可溶である場合には、固
体をその粒径を減少させるため、単独かもしくは有機液
体かもしくは分散剤と流動化剤のいずれか又はその両方
との混合物で処理し、次いで1種以上の他の成分を加え
、引続き混合物を撹拌することによつて分散液を得るこ
とができる。
この方法で得られる、細分された形の固体及び分散剤及
び流動化剤を含有する組成物は、本発明の他の特徴であ
る。
分散剤の量は固体の重量に対して例えば5〜100重量
%に相当し、流動化剤の量は例えば固体の重量に対して
1〜50重量%に相当し、すぐれた範囲はそれぞれ10
〜30%及び5〜15%である。
該組成物は有利に、組成物の全重量に対して固体5〜7
0重量%を含有する。本発明による組成物をつくるのに
使用しうる固体の例としては、アゾ、アントラキノン、
チオインジゴ、アンタントロン、イソベンゾアントロン
、インダントロン及びトリフエンジオキサジン系の有機
顔料、キナクリドン顔料、酸性、塩基性及び媒染染料の
レーキ及びトナー、ことに銅フタロシアニン及びその核
ハロゲン化及びフエニル化誘導体のようなフタロシアニ
ン顔料、鉄、鉛、亜鉛及びチタンの酸化物、鉛、亜鉛、
バリウム及びカルシウムのクロム酸塩を包含するクロム
顔料及びその種々の混合物及び変性物、例えばプリムロ
ーズ、レモン、ミドル、オレンジ、スカーレツト及びレ
ツドクロムの名称で帯緑黄色ないし赤色顔料として市場
で入手しうるもの及びプルシアンブルー、硫化カドミウ
ム、朱、ウルトラマリン及びことにカーボンブラツクの
ような無機顔料が挙げられる。
このような顔料は例えば、1971年に刊行された“カ
ラー・インデックス(以下C.I.と略記)、第3版、
1顔料゛の項及びそれに続くその訂正部に記載されてい
る。固体がβ型の銅フタロシアニンである場合には、普
通の゜゜色素゛型の銅フタロシアニンであつてもよいし
粗製銅フタロシアニンであつてもよい。本発明による
組成物中に分散されうる固体の他の例としては、例えば
“カラー・インデツクス”第3版に記載されているよう
な任意の公認された部類の染料(但しこれら染料は有機
液体に実質的に不溶であるものとする)が挙げられる。
すぐれた部類の染料は分散染料を包含し、得られる組成
物は転写色刷法において使用される転写紙の製造に有用
である。分散すべき固体がアゾ系からの顔料である場合
には、流動化剤を色素酸と第四アンモニウム塩との反応
によつて形成するのが有利である。本発明による組成物
において使用しうる分散剤の例としては、英国特許明細
書第1393401号、同第1373660号、同第1
313745号、英国特許出願第39428/73号、
米国特許第3741941号、同第3788996号、
同第3704255号、同第3817944号及び同第
3654771号、及び西ドイツ国特許出願第2350
454号忙記載されている分散剤、アクリレート及びメ
タクリレートポリマー及びコポリマー、アルキド樹脂、
ポリエステル樹脂、変性アルキド樹脂、ウレタン、ウレ
タン油、タール及びピツチ、例えば新聞印刷インキの製
造に使用されるギルソナィト等が挙げられる。
英国特許第1393401号には、次の部類の各々から
の1種以上の化合物の付加物である分散剤を溶解含有す
る有機液体中に固体が細かく分配されている分散液より
なる組成物が記載されている:(a) 2個以上のイソ
シアネL卜基を含有する有機化合物、(b) イソシア
ネート基と反応する基2個以上を含有する有機化合物、
及び(c) 次式の化合物: 式中zは−0H又は−NHRを表わし、Rぱ一価の炭化
水素基であり;Xは場合により置換された二価の炭化水
素基であり;Tぱ二価の炭化水素基であり; nは正の整数であり; Qは場合により置換された一価の炭化水素基であり;か
つEは−C−0一又は−C−N一基であり、R1は水素
原子又は一価の炭化水素基であり、DはC−0一基であ
るが、但しEとDの1つだけはD及びEに存在するカル
ボニル基の炭素原子を介してTに結合しており、X.T
.Q.R及びR′により表わされる基の少くとも1つは
少くとも5個の炭素原子を有する炭素鎖を有するものと
する。
英国特許第1373660号には次式の分散剤が記載さ
れている:式中zは酸素又は窒素原子を介してカルボニ
ル基に結合している二価の橋かけ基であり、Rぱ第一、
第二又ぱ第三アミノ基もしくはそれと酸との塩、もしく
は第四アンモニウム塩の基であり、Yは−CO一基と一
緒に式:〔式中Xは少くとも8個の炭素原子を有する二
価の飽和又は不飽和の脂肪族基であり、かつヒドロキシ
基とカルボン酸基との間に少くとも4個の炭素原子が存
在する〕のヒドロキシカルボン酸もしくはこのようなヒ
ドロキシカルボン酸とヒドロAシ基を有しないカルボン
酸との混合物から誘導されるポリエステル鎖の残基であ
る。
英国特許第1313745号には、実質的に塩基性アミ
ノ基を有せず、少くとも2個の尿素基を有しかつ少くと
も2個の基はそれぞれ少くとも8個の炭素原子を有する
アルキル、アルケニル又はアルカポリエニルであるポリ
尿素(該ポリ尿素は有機溶剤に可溶である)を含有する
有機液体中の固体の分散液よりなる組成物が記載されて
いる。
英国特許出願第39428/73号には、次の部類の各
々からの1種以上の付加物である分散剤が記載されてい
る:(a) 2個以上のイソシアネート基を含有する有
機化合物、(b)イソシアネート基と反応する基2個以
上を含有する有機化合物、及び(c)ヒドロキシ基を含
有する付加重合体。
米国特許第3741941号には、次式のポリマー物質
が記載されている:式中Aは 又は であり: Zはジカルバメート基であり; Xは炭素原子2〜18のアルキレン基であり;Dは水素
原子、炭素原子1〜18のアルキル基であり;nは10
〜500の数である。
米国特許第3788996号には、次の構造式によつて
表わされる線状ポリマー物質を含有するコーテイング組
成物が記載されている:一S+CH2+NCOOH(n
は1〜3である)又はであり; Yはジ一、トリ一又はテトライソシアネート基の残分で
あり、Xは−S−R−D−であり、Rは炭素原子1〜6
のアルキレン基であり、Dは−0− −S− −C−0
一又は−NH一であり;Bはアクリル酸又はメタクリル
酸と炭素原子1〜18のアルカノールとのエステル;ス
チレンリアクリロニトリル;エステル部が2〜18の炭
素原子を有するビニルエステル;もしくはビニルエーテ
ルのポリマーセグメントであり;かつm及びnは1、2
又は3であり(合計4を越えない);但しnが2又は3
である場合にはAの1つだけは上記のものであることが
必要である。
米国特許第3704255号には、次式のポリマー物質
が記載されている:式中Rはポリヒドロキシ化合物から
の残基であり;Aは 又は であり(式中 R1、R2、R3及びR4は水素又は−COOHであり
;zは−C CH2− −S− −0−、又は−SO2−である);
Xはフエニレン基もしくは炭素原子2〜18のアルキレ
ン基であり;Yは炭素原子2〜18のアルキレン基であ
り;Dはフエニル基もしくは炭素原子1〜18の直鎖又
は分枝鎖のアルキル基であり;aは2〜6の数であり;
かつ nは10〜500の数である。
米国特許第3817944号には、次の構造式によつて
表わされるポリマー物質が記載されている:式中Aはポ
リカルボン酸、メルカプトカルボン酸、ヒドロキシカル
ボン酸もしくはアミノカルボン酸からカルボキシル、メ
ルカプト、ヒドロキシル基もしくはアミノ水素を除いて
得られる残部であり(これら残部は1〜6のPka価を
有する);Yはジ一、トリ一又はテトライソシアネート
基から2個以上の−NCO基を除いて得られる残部であ
り;Bは末端ヒドロキシル基を有するカルボン酸ポリエ
ステルもしくはコポリエステルからヒドロキシル水素を
除いて得られる残部であり;m及びnは1、2又は3で
あり(合計4を越えない);但しmが2又は3である場
合にはAの1つは上記のものであることが必要である。
米国特許第3684771号には、次式のポリマー物質
が記載されている:式中 Rは炭素原子2〜10のアルキレン基、フエニレン、ト
リレン、であつてもよく; Qは 又は であつてもよく、式中 Dは炭素原子1〜18のアルキル基であつてよく;X及
びYはフエニレン基もしくは炭素原子218のアルキレ
ン基であつてもよく:nは10〜500の数である。
西ドイツ国特許出願第2350454号に本一する米国
特許第3884713号には、安定斉して、有機溶剤可
溶性基を含有し、1個以上の”5”0 ゛5 の レタン基を含有しかつ有効割合の塩基性アミノ基を含有
しない物質を含有する凝集防止性分散液が記載されてお
り、この場合該安定剤は分散液中の粒状固体に対して5
〜200重量%の範囲内にあり、かつ該粒状固体は分散
液の全重量に対して10〜60重量%の範囲内にある。
しかしながらすぐれた分散剤は英国特許明細書第137
3660号及び同第1393401号及び米国特許出願
第39428/73号に記載されたものである。
流動化剤をつくるのに使用しうるアミンもしくは置換ア
ンモニウム塩の例としては、N−N−ジメチルオクタデ
シルアミン、セチルートリメチルアンモニウムプロミド
、ジドデシル−ジメチルアンモニウムクロリド及びジオ
クタデシルジメチルアンモニウムクロリドのような第三
アミン及び第四置換アンモニウム塩が挙げられる。
また、該アミンもしくは第四アンモニウム塩は、英国特
許明細書第1373660号に記載されたアミン及びア
ミン塩、ことにアルキルアミンとポリヒドロキシステア
リン酸との反応によつてつくられるポリエステルアミン
付加物のようにポリエステル鎖を有していてもよい。
アミン及び置換アンモニウム塩は環化されていてもよく
、この場合少くとも2個の有機連鎖が結合して、置換ア
ンモニウムイオンの電荷中心を形成する窒素原子を有す
る環を形成する。
こうして形成した環は、ピペリジンのような脂肪族環も
しくはピリジンのような芳香族環であつてもよく、この
ようなアミンもしくは塩の例としてはN−セチルピリジ
ニウム塩及びN−セチルピペリジンが挙げられる。アミ
ンもしくは置換アンモニウムイオンのN原子に結合せる
有機連鎖の1個以上は、フエニル基及び酸基を有しない
置換フエニル基のような芳香族基によつて置換されてい
てもよい(例えばベンジルジメチルオクタデシルアンモ
ニウムクロリド)。
また、有機連鎖の1個以上はヒドロキシ基のような他の
非酸性置換基(例えばオクタデシル−ビス一(2−ヒド
ロキシエチル)アミン)、アミノ基又は置換アミノ基(
例えば3−(N−オクタデシル−N−ヒドロキシエチル
アミノ)プロピル−N′・N!−ビス(2−ヒドロキシ
エチル)アミン)を含+1ノtノ1L) ν?1ノイ^
1↑?7爪1^)′合計少くとも16個の炭素原子を有
する少くとも3個の有機連鎖が結合しているポリアミン
が形成する。流動化剤をつくるために使用しうる色素酸
の例としては、銅フタロシアニンモノスルホン酸、銅フ
タロシアニンジスルホン酸及びこれらの混合物、ことに
銅フタロシアニン分子1個につき平均約1.3個のスル
ホン酸基を有するもの、銅フタロシアニントリスルホン
酸、スルホン酸基及び/又はカルボン酸基を有するアゾ
及びアントラキノン染 1料、例えばテトラゾ化ベンジ
ジン2・2′−ジスルホン酸を2分子割合のフエニルメ
チルピラゾロンとカツプリングするかもしくはカルボニ
ルJ酸を2分子割合のジアゾ化4−アミノアゾベンゼン
3・4′−ジスルホン酸、1−アミノ−4−アニリノア
lントラキノン一2−スルホン酸ナトリウムとカツプ
リングすることによつてつくられる染料、C.l.アシ
ツド・ブルー1(C.I.42O45)、C.I.アシ
ツド・ブルー59(C.I.5O3l5)、C.I.ア
シツド・ブルー90(C.I.42655)2及びC.
I.アシツド・オレンジ33(C.I.2478O)が
挙げられる。
上記の色素酸は、流動化剤の製造に使用するのに適当な
広範囲の色素酸の例を示すにすぎず、その限定を意図す
るものではない。
2本発明の分散液を形成するために
使用されうる有機液体の例としては次のものが挙げられ
る。エステル類例えばジアルキルフタレート、アルキド
樹脂及び印刷ワニス媒体として使用される加熱されたア
マニ油、脂肪族アルコール類例えばエタノ 3ール及び
プロパノール、ケトン類例えばアセトン、メチルエチル
ケトン及びジエチルケトン、脂肪族炭化水素例えば沸点
60〜200℃の石油フラクシヨン、白ガソリン、n−
ヘキサン、シクロヘキサン及び鉱油例えば新聞印刷イン
キの製造に使用 3されるスピンドル油(Spindl
eOil)及びスンプ油(SumpOil)。しかしな
がら、有利な有機液体は、芳香族炭化水素例えばベンゼ
ン、キシレン、メシチレン及び特にトルエン及び塩素化
された炭化水素例えばクロルベンゼン、四塩化炭素及び
過 41クロルエチレンである。次に実施例につき本発
明を説明するが、本発明はこれのみに限定されるもので
はなく、例中「音則及び「%」は「重量部」及び「重量
%」を表わす。
A剤銅フタロシアニン核1個当りスルホン酸基平均1.
3個を有する銅フタロシアニンスルホン酸85.6部を
有する濾滓300部を水3700部中に含有するスラリ
に、70〜75℃でトリエタノールアミン56部を加え
、引続き、市販のイソプロパノール中のジドデシルジメ
チルアンモニウムクロリドの75%溶液〔オーカード(
Arquad)2C/75、RTM〕78,6部を徐々
に加える。
この添加が終つたら、34%酢酸50部を加え、沈澱を
濾取し、水で洗浄し、乾燥させる。生成物は、トルエン
中に僅かに可溶である。B剤 A剤を得るために用いは銅フタロシアニンスルホン酸濾
滓30部と水200部との混合物を攪拌し、その間ジオ
クタデシルージメチルアンモニウムクロリド75%とイ
ソプロパノール25%との市販混合物(オーカード2H
T−75、RTM)7.6部を加える。
90〜100℃で2時間攪拌の後に、固体を濾取し、洗
浄し、かつ乾燥させる。
これは、トルエン中に非常に僅かに可溶である。C剤水
2200部中の市販品質銅フタロシアニンジスルホン酸
ナトリウム100部の溶液を75℃で攪拌し、その間イ
ソプロパノール95部中のオーカード2H−75(RT
M)95部の溶液及び水95部を58℃で徐々に加える
濃塩酸11.6部で酸性にした後、沈澱を濾取し、水で
洗浄し、乾燥させる。これは、トルエン中に僅かに可溶
である。D剤 水220部中の市販品質銅フタロシアニンジスルホン酸
ナトリウム10部の溶液に75℃で酢酸1部を加え、引
続き8,2%酢酸中のN−N−ジメチルオクタデシルア
ミンの16.4%溶液20部を加え、濾過し、洗浄し、
かつ乾燥させる。
これはトルエン中に非常に僅かに可溶である。E剤 水1200部中の市販品質銅フタロシアニントリスルホ
ン酸ナトリウム50部の溶液を85℃で攪拌し、その間
市販のセチルトリメチルアンモニウムプロミドの温(5
5℃)7.2%溶液200部を加える。
塩酸で酸性にした後、固体を濾取し、洗浄し、乾燥させ
る。これはトルエン中に非常に僅かに可溶である。F剤 水150部中の市販品質銅フタロシアニンジスルホン酸
ナトリウム7部の溶液を75℃で撹拌し、その間下記の
溶液44部を徐々に加える。
固体を濾取し、水で洗浄し、次いで熱アセトンで洗浄し
、乾燥させる。これはトルエン中に僅かに可溶である。
前記使用溶液は次のようにして作る。
市販品質12−ヒドロキシステアリン酸565部、ステ
アリン酸391部、3−ジメチルアミノプロピルアミン
164部、トルエン52部及びテトラブチルチタネート
2部の混合物を、水除去のためのトラツプを用い、かて
還流保持のために更にトルエン30部を加えながら、1
90〜199℃で還流下に12時間撹拌する。
窒素気中で冷却の後に、ペーストが形成される。酸価は
20.3ηKOH/7である。酢酸5部及びイソプロパ
ノール132部中にペースト10部を溶かすことにより
溶液を製造する。G剤 ホスゲン及びアミノアゾ化合物(これは、pーフエニレ
ンジアミンをジアゾ化し、o−クレソチン酸とカツプリ
ングさせて製造される)から製造した尿素のナトリウム
塩15部を水1200部に溶かした溶液を60℃で攪拌
し、その間市販品質セチルトリメチルアンモニウムプロ
ミドの7.2%温(55℃)溶液200部を加える。
固体を濾取し、水で洗浄し、乾燥させる。これはトルエ
ン中に非常に僅かに可溶である。H剤 熱水1250部中の市販品質1−ヒドロキシ5・8−ビ
ス(2′−ベンジルシクロヘキシルアミノ)アントラキ
ノンジスルホン酸ナトリウム20部の溶液を、ジオクタ
デシルジメチルアンモニウムクロリド75%とイソプロ
パノール25%との市販混合物(オーカード2HT−7
5、RTM)14部の添加により、沈澱させる。
冷却後に、タール状物を単離し、水で洗浄しかつ乾燥さ
せる。I剤銅フタロシアニン核1個当りスルホン酸基平
均1.3個を有する銅フタロシアニンスルホン酸28.
5%を含有する濾滓15部を熱水180部及びトリエタ
ノールアミン1.8部に溶かした溶液を、ベンジルジメ
チルオクタデシルアンモニウムクロリド2.5部の添加
により沈澱させる。
塩酸で酸性にした後、固体を濾過し、洗浄し、かつ乾燥
させる。J剤 同じ銅フタロシアニンスルホン酸のセチルピリジニウム
塩を同様にして製造する。
K剤 テトラゾ化されたベンジジン一2・2′−ジスルホン酸
1モル分とフエニルメチルピラゾロン2モル分とのカツ
プリングにより得た染料のナトリウム塩(市販品質)5
0部を熱水4000部中に溶かした溶液を、オーカード
2HT−75(RTM)40部の添加により沈澱させる
冷却後に粘稠性の固体を、単離し、水で洗浄し、かつ乾
燥させる。L剤ジアゾ化された4−アミノアゾベンゼン
−3・l−ジスルホン酸2モル分とカルボニルJ一酸1
モル分とのカツプリングにより得た染料のナトリウム塩
(市販品質)50部を熱水1500部中に溶かした溶液
を、オーカード2HT−75(RTM)45部の添加に
より沈澱させる。
冷却後に固体を濾取し、洗浄し、かつ乾燥させる。M剤 ジアゾ化されたアニリン2モル分とカルボニルJ一酸1
モル分とのカツプリングにより得た染料のナトリウム塩
(市販品質)5部を熱水400部中に溶かした溶液を、
オーカード2HTで沈澱させ、濾過し、洗浄しかつ乾燥
させる。
N剤 市販品質1−アミノ−4−アニリノアントラキノン−2
−スルホン酸ナトリウム5部を熱水100部に溶かした
溶液をオーカード2HTで沈澱させる。
粘稠性固体を単離し、洗浄しかつ乾燥させる。O剤 C.I.アシド・ブルー(AcidBlue)1(C.
l.42O45)5部を熱水100部に溶かした溶液を
、オーカード2HTで沈澱させる。
固体を濾取し、洗浄しかつ乾燥させる。P剤 C..アシド・ブルー90(C.I.42455)5部
を熱水100部に溶かした溶液を、オーカード2HTで
沈澱させる。
粘稠性固体を単離し、洗1ソ浄しかつ乾燥させる。
Q剤 C.I.アシド・ブルー59(C.I.5O3l5)5
部を熱水100部に溶かした溶液をオーカード2HTで
沈澱させる。
固体を濾過し、洗浄しかつ乾燥させる。R剤 C.I.アシド・オレンジ(AcidOrange)3
3(C.I.2478O)5部を熱水100部に溶かし
た溶液をオーカード2HTで沈澱させる。
固体を濾取し、洗浄しかつ乾燥させる。S剤 銅フタロシアニン核1個当りスルホン酸基平均1.3個
を有する銅フタロシアニンスルホン酸28.4%を含有
する濾滓22部を水50部に懸濁させた懸濁液を撹拌し
、その間、6%酢酸7.6部及び水10部中のエトメー
ン(EthOmeen)T/12〔RTMl市販品質の
オクタデシル−ビス(2−ヒドロキシエチル)アミン〕
2.64部の溶液を加える。
90〜100℃で3時間撹拌の後に、固体を濾取し、洗
浄しかつ乾燥させる。
T剤 これは、エトメーンT/12溶液の代りに、エトメーン
T/1218.8部、アセトン27.6部及び硫酸ジメ
チル6.76部の混合物を2時間還流させることにより
製造した溶液7.5部を加える点を除き、S剤の記載と
同様にして製造する。
U剤これは、エトメーンT/12溶液の代りにエトメー
ンT/13(RTM、市販品質3−オクタデシルアミノ
プロピルアミンと3モル分のエチレンオキサイドとから
の付加生成物)28.6部、アセトン39.5部及び硫
酸ジメチル13.52部の混合物を2時間還流させて製
造した溶液5.7部を加える点を除いて、S剤の記載と
同様にして製造する。
例1沸点100〜120℃の石油フラクシヨン中の英国
特許第1393401号明細書記載のI剤の49.2%
溶液1.22部、前記のA剤0.3部、トルエン5.4
8部及びβ一型銅フタロシアニン3部の混合物を16時
間ボールミル粉砕してグラビア印刷インキ中での使用に
好適な顔料の流動性分散液を得る。
A剤が除かれると、粘稠性分散液が得られる。ZU 分散剤1 トリレンジイソシアネート30.4部、塩化ベンゾイル
0.006部及び石油フラクシヨン0.7部の混合物を
55℃で撹拌し、その間にヒドロキシエステルA5l.
8部とアセチルアセトン0.2部の緊密な混合物を加え
る。
温度を110℃に高めかつ1時間保持する(この段階で
混合物のイソシアネート含有率はNCO基11.7%で
ある)。混合物を50℃に冷却し、アセトン40部、1
・6−ヘキサンジオール15.3部及びジアザビシクロ
オクタン0.1部を加え、かつ混合物を還流冷却器下、
沸点で1時間攪拌する。メタノール0.8部を加えかつ
混合物を還流下に更に2時間沸点で撹拌する。石油フラ
クシヨン22部を加え、その後で混合物を蒸留するが、
蒸気の温度が101℃に達するまで石油フラクシヨンを
加えることにより容量を一定に保持する。その後、残渣
を石油フラクシヨンで希釈して、生成物の49.2%溶
液を生成する。赤外線スペクトルはウレタン基の存在に
より3320、173011530、1230及び10
700−1で帯の存在を示す。ヒドロキシエステルA ヘキサデカノール27%及びオクタデカノール73%を
含む脂肪アルコール631部、市販級の12−ヒドロキ
システアリン酸(酸価182ηKOH/7及びヒドロキ
シ価160ηKO…/7を有する)685部及びチタン
酸テトラブチル0.24部の混合物を190〜200℃
で5時間加熱し、反応中に形成される水を窒素流により
除去する。
冷却すると、ろう状物が得られる。これは酸価0.23
ヮKOH/7を有する。例2 沸点100〜120℃の石油フラクシヨン中の分散剤1
の49.2%溶液1.22部、前記のC剤0.3部、ト
ルエン5.48部及びβ一型銅フタロシアニン3部の混
合物を16時間ボールミル粉砕してグラビア印刷インキ
中での使用に好適な顔料の流動性分散液を得る。
C剤をオーカードSからの銅フタロシアニンジスルホネ
ートで代える際にも流動性分散液が得られるが、C剤を
オーカード12、ドデシルアミン、オクタデシルアミン
、トリブチルアミン又はtオクチルアミンからの銅フタ
ロシアニンジスルホネートで代える際には得られない。
オーカードS及びオーカード12(商品名)は、+構造
RN(CH3)3C1−の4級アンモニウムクロリドで
ある。
オーカードSの場合はRが大部分オクタデセニル基及び
オクタデカジエニル基である。オーカード12の場合に
、基Rは大抵ドデシ※くルである。次表に更に表の第2
欄に記載の顔料及びその量、表第3欄及び第4欄に記載
の剤及びその量及び全重量10部に達するのに充分な量
の表第5欄に記載の有機液体を一緒にミリングすること
により得られる本発明の流動性分散液の例を示す。
分散剤2 ヒドロキシエチテルC5l.8部をトリレンジイソシア
ネート30.4部に55℃で徐々に加え、その後で混合
物を110℃で1時間攪拌する。
混合物を50℃に冷却しかつアセトン59部中のジプロ
ピレングリコール17.4部の溶液を加え、引続いてア
セトン9.9部中のジアザビシクロオクタン0.5部の
溶液を加える。混合物を55℃で30分間攪拌し、その
後で蒸気の温度が101℃に達するまで混合物を蒸発さ
せるが、その間、容量は石油フラクシヨンの添加により
一定に保持する。その後、混合物を石油フラクシヨンで
希釈して、生成物の37.7%溶液を生成する。ヒドロ
キシエステルC 市販の、ヒドロキシ基6.9%を含む直鎖状第一級脂肪
アルコール1635部、市販級の12−ヒドロキシステ
アリン酸1775部及びチタン酸テトラブチル5.5部
の混合物を190〜200℃で6時間加熱し、反応で形
成された水を窒素流で除去する。
冷却すると、ろう状物が得られる。これは酸価0,15
Tf19K0H/7を有しかつヒドロキシル基含有率は
2.88%である。分散剤3 ポリエステルAl6OO部及び3−ジメチルアミノプロ
ピルアミン102部の混合物を還流冷却器でかつ窒素流
中で160℃で2%時間攪拌する。
その後に、混合物10容量部を留去し、温度を20分間
で190℃に高めかつ2時間45分、190〜200℃
に保持する。形成される淡コハク色の粘稠な液体は冷却
で部分的に固化する。生成物の赤外線分析は、1655
及び1540?−1で吸収帯を示し、これは−CONH
一基の存在に一致する。生成物を過塩素酸で、ホルムア
ルゴレ【0s?一汁ハイJl /7斗ムム4,休Lメ1
f億±斗?ZOと、生成物10007当り0.557当
量の第三アミノ基の存在が認められる。
この生成物の酸価は12.3η(KOH)/7である。
ポリエステルA キシレン348部及び市販級の12−ヒドロキシステア
リン酸(酸価182TIV?(KOH)/7及びヒドロ
キシル価160W19(KOH)/7を有している)3
350部の混合物を190〜200℃で22時間攪拌し
、反応で形成される水を、次に反応媒体中にもどされる
留出物中のキシレンから分離する。
水152部を捕集した後で、キシレンを窒素流中で20
0℃に加熱することにより除去する。生じる淡いコハク
色の液体は酸価35.0η(KOH)/7を有する。分
散剤4 ポリエステルAl6OO部及び3−ジメチルアミノプロ
ピルアミン102部の混合物を還流冷却器でかつ窒素流
中で160℃で2%時間撹拌する。
その後で、混合物10容量部を留去し、温度を20分間
で190℃に高めかつ2時間45分、190〜200℃
に保持する。形成される淡コハク色の粘稠な液体は冷却
で部分的に固化する。生成物の赤外線分析は、1655
及び1540?−1で吸収帯を示し、これは−CONH
一基の存在に一致する。生成物を過塩素酸で、ホルムア
ルデヒドを使つてもしくはそれを使わずに滴定すると、
生成物10007当り0.557当量の第三アミノ基の
存在が認められる。この生成物の酸価は12.3TI1
9(KOH)/7である。この生成物183部に硫酸ジ
メチル13.5部を44℃で添加すると、混合物の温度
は72℃に高まる。
次に、その混合物を90〜100℃で1%時間攪拌する
。この生成物は淡コハク色の粘稠液体であり、これは冷
却の際にゴム状物を形成する。この生成物の赤外線分析
は、ClI3SO4−アニオンの存在による75011
015、1062及び1240CTfL−1で吸収帯を
示し、かつCONH基による1545及び16600!
TL−1で吸収帯を呈示する。分散剤5 白ガソリン81.5部中のアルメーン(Armeen)
2S20.3部及びデユオメーン(DuOmeen)T
29.8部の溶液を50〜55℃で攪拌し、その間、白
ガソリン19.2部中のトリレンジイソシアネート17
,4部を徐々に加える。
冷却時に所望のポリ尿素(赤外線吸収スペクトル163
0、1520及び1490?−1の存在で確認)42.
1%を含有する澄明溶液が残つた。例40 C.I.ピグメント・イエロ一黒310.7部、ホワイ
ト・スピリツト中の長鎖の油状空気乾燥アルキド樹脂の
20%溶液19.7部及びG剤0.214部から成る混
合物をボールミルで粉砕して、顔料の流動性分散液を生
ぜしめる。
これはアルキド樹脂溶液及び乾燥剤で稀釈した際、改良
された染色強度及び光沢を有するペイントを生じる。同
じ結果はG剤の代りにK剤を使用した際にも得られる。
例41 粗製β一型の銅フタロシアニン64部、英国特許第13
93401号明細書に記載されたI剤の、100〜12
0℃で沸騰する石油フラクシヨン中における49.2%
溶液32.5部、B剤6.4部及び100〜120℃で
沸騰する石油フラクシヨン97.1部から成る混合物を
216時間ボールミルで粉砕する。
生成物は実際に3μよりも大きな粒子を含まない流動性
の解こう分散液であり、大部分は1μよりも小さい。こ
の分散液はグラビア印刷インキで使用するのに適してお
りかつβ一型銅フタロシアニンの常用の分散液に比して
増大された強度を示す。
例42 カーボンブラツク顔料〔レガール(Regal)300
,.RTMとして市販〕45部、スピンドル油65部、
英国特許第1393401号明細書に記載されたI剤の
、スピンドル油中における48%溶液4.45部及びC
剤0.55部から成る混合物を3本ロールミルに通して
、顔料を十分に分散させる。
更にスピンドル油185部を分散液に緊密に混合すると
、活版印刷法により新聞を印刷するのに適した流動性組
成物が生じる。例43 カーボンブラツク顔料(レガール300、RTMとして
市販)15部、スピンドル油83.5部、英国特許第1
393401号明細書に記載されたI剤の、スピンドル
油中における48%溶液1.333部及びC剤0.16
7部から成る混合物を16時間ボールミルで粉砕すると
、活版印刷法で新聞を印刷するのに適した流動性分散液
が生じる。
例44メチレート化1・5−ジアミノ−4・8−ジヒド
ロキシ−アントラキノン80部、英国特許第13934
01号明細書に記載されたI剤の、100〜120℃で
沸騰する石油フラクシヨン中における50%溶液32部
、ここに記載されたようなB剤4部及びトルエン84部
を16時間グラベルミルで粉砕する。
次いで混合物をトルエン120部で稀釈し、取り出すと
、3μ以上の粒子を含まない流動性分散液が生じ、その
大部分は1μよりも小さい。この分散液は特に紙を印刷
する※〈ためのグラビア印刷インキ及び丸スクリン印刷
インキに使用するのに適し、これにより転写印刷法でポ
リエステル繊維材料に施すのに適した転写紙が生じる。
次表(第2表)は、ここに定義したような流動化剤の存
在が分散液の流動性を改良する、本発明による組成物の
他の例を示すもので、該組成物は表の第2欄に掲げた顔
料及びその部数、表の第3及び4欄に掲げた剤及びその
部数、並びに表の第5欄に掲げた有機液体の十分量(全
重量が10部になる量)を一緒にミリングすることによ
り得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1(i)20μよりも小さい平均粒径を有する細分され
    た顔料又は染料5〜70重量%、(ii)顔料又は染料
    の重量に対して5〜100重量%のポリマーもしくは樹
    脂質分散剤(iii)顔料又は染料の重量に対して1〜
    50重量%の、スルホン酸又はカルボン酸基を有する顔
    料又は染料の置換アンモニウム塩であつて、置換アンモ
    ニウムイオンのN原子に結合せる少くとも3つの連鎖中
    に19〜60の炭素原子が含有されて存在する流動化剤
    及び(iv)有機液体 を含有することを特徴とする有機液体中の顔料又は染料
    の分散液。
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