JPS60124657A - アゾ顔料組成物 - Google Patents

アゾ顔料組成物

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JPS60124657A
JPS60124657A JP58231554A JP23155483A JPS60124657A JP S60124657 A JPS60124657 A JP S60124657A JP 58231554 A JP58231554 A JP 58231554A JP 23155483 A JP23155483 A JP 23155483A JP S60124657 A JPS60124657 A JP S60124657A
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船津 武徳
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三樹夫 林
Yoshitaka Otomo
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は各種の用途、特に流動性、非凝集性に優れた印
刷インキおよび塗料を与えるアゾ顔料組成物に関する。
ナフトール系アゾ顔料は印刷インキおよび塗料等の製造
に広範に使用されている。しかしながら、たとえば印刷
インキの貯蔵時に、顔料と、インキ中に存在する溶剤お
よびバインダーとの物理化学的相互作用により望ましく
ない顔料粒子の結晶成長および凝集が起り、その結果と
してインキの粘度上昇、ゲル化等のレオロジー的准質の
低下、不透明化、他顔料との混合時における色分れ等が
生加、各種樹脂や界面活性剤による顔料の表面処理方法
が行なわれてきたが、これらの方法では上記欠点を解決
するには至らなかった。
他の解決方法として、特公昭44−18588号公報に
見られるように、ナフトールAs類のフタルイミドメチ
ル化およびその加水分解により得られたカルボン酸化合
物、または硫酸との反応によって得られるスルホン酸化
合物、あるいはそれらのアルカリ土類金属塩あるいは有
機アミン塩を用いることで、印刷インキ、塗料の低粘度
化、かつ貯蔵中の粘度上昇を防止することが示されてい
るが、顔料粒子の結晶成長および凝集性を箸しくは防げ
ることはできず、その結果レオロジー的性度の低下、色
調の不鮮明化等を十分に解決するまでには至っていない
。一方特公昭55−10.630号公報において酸性基
を有するカップリング成分との混合カップリングは印刷
インキ中でのモノアゾ顔料の再結晶安定性を改良する方
法が記載されているが、この方法によっても十分な改善
がなされているとは言い難い。
本発明者等は、上記の如き従来技術の欠点を解決すべく
鋭意研究を重ねた結果、ナフトール系アゾ顔料(1)お
よび、アミノ基に対しメタまたはパラ位にカルボン酸基
またはスルホン酸基を有するベンゼン系アミンのジアゾ
ニウム塩をジアゾ成分とし、β−オキシナフトエ酸をカ
ップラー成分としてカップリングしてなる化合物あるい
はその金属塩もしくは有機アミン塩(I)、からなるア
ゾ顔料組成物とすることにより、上記欠点が解決できる
ことを見い出したものである。
すなわち、アミン基に対してはメタまたはパラ位にカル
ボン酸基またはスルホン酸基を有し、そのベンゼン核水
素原子がノ・aゲン原子、ヒドロキシル基、ニトロ基、
メチル基またはメトキン基等の置換基で置換されてもよ
いベンゼン系アミンのジアゾニウム塩をジアゾ成分とし
、β−オキシナフトエ酸をカップラー成分としてカップ
リンクしてなる化合物あるいはその金属塩もしくは有機
アミン塩(0)をナフトール系アゾ顔料(I)、たとえ
ば標準基IJ 7−ルvソ)”(C,1,15630)
、レーキレッドC(C,1,15585)、レーキレッ
ドI)(C,1,15500)で代表されるI−ナフト
ール系アソm1’)、ハーマネントヵーミンF B’ 
(C,1,124’90 )、ブリリアントファースト
スヵーレノト(C,1,12315)、パーマネントレ
ッドli’GR(C01,12370)で代表されるす
7トールAs系アゾ顔料、好ましくはブリリアントヵー
ミy6B(C,1,15850)、ウォソチャンクレノ
ド(C5■、15865)、ボルドー10B(C,1,
15880)で代表されるβ−オキシナフトエ酸系アゾ
顔料に対し、通常0.5〜20モルチ、好ましくは1〜
10モルチ混合することで上記欠点が解決できることを
見い出した。なおりル所ン酸基またはスルホン酸基がオ
ルソ位に位置した場合はその効果は全く認められなかっ
た。その瑠由は明らかではないが、カルボン酸基または
スルホン酸基が隣接するアゾ基との水素結合等の相互作
用のため効果がなくなったものと推察される。
本発明をさらに詳細に説明すると、本発明において使用
するメタあるいはパラ位にカルボン酸基またはスルホン
酸基を有するベンゼン系アミンは公知のものであり、カ
ルボン酸基を有するものとしては2−アミノ安息香酸、
3−アミノ安息香酸、2−ヒドロキシ−3−アミノ安息
香酸、2−ヒドロキシ−5−アミノ安息香酸、3−アミ
ノ−4−ヒドロキシ安息香酸、3−アミノ−4−メトキ
シ安息香酸、3−アミノ−4−クロロ安息香酸、3−ク
ロロ−4−アミノ安息香酸、2−クロロ−4−アミノ安
息香酸、3−アミノ−4−メチル安息香酸、2−ニトロ
−4−アミノ安息香酸、2−二トロー5−アミノ安息香
酸、3−アミノ−4−アセチルアミノ安息香酸等があげ
られる。
一方、スルホン酸基を有するものとして、3−アミンベ
ンゼンスルホン酸、4−アミンベンゼンスルホン(77
/、3−7ミノー4−クロロベンゼンスルホン酸、2−
クロロ−5−7ミノベンゼンスルホンtit、2.5−
):90ロー4−アミノベンゼンスルホン酸、3−アミ
ノ−4−ヒドロキシベンゼンスルホン酸、2−ヒドロキ
シ−5−アミノベンゼンスルホン酸、2−ヒドロキシ−
4−アミノベンゼンスルホン酸、2−ヒドロキシ−3−
アミノ−5−Iロロベンゼンスルホン酸、3−メチル−
4−アミンベンゼンスルホン酸、3−アミノ−4−メチ
ルベンゼンスルホ7m、2−1’f)L−−4−アミノ
ベンゼンスルポン酸、2−メチル−5−アミンベンゼン
スルホンfL2,4−ジメチル−5−アミンベンゼンス
ルホン酸、2−メチル−3−クロロ−5−アミンベンゼ
ンスルホン酸、2−メチル−4−アミノ−5−ヒドロキ
シベンゼンスルホン酸、3−ニトロ−4−アミノベンゼ
ンスルホン酸、2−ニトロ−4−アミンベンゼンスルホ
ンd、3−アミノ−4−ヒドロキシ−5−二トロベンゼ
ンスルホン酸、2−ヒドロキシ−3−ニトロ−5−アミ
ンベンゼンスルホン酸、3−アミノ−4−メトキシベン
ゼンスルホン酸、2−メトキン−5−アミンベンゼンス
ルホン酸、3−メトキシ−4−アミンベンゼンスルホン
酸、2−メチル−4−アミノ−5−メトキシベンゼンス
ルホン酸、2−ヒドロキシ−3−アミノ−5−メトキシ
ベンゼンスルホン酸、3−アセチルアミノ−5−アミン
ベンゼンスルホン酸、3−アセチルアミノ−5−アミノ
−6−キドロ干シベンゼンスルホン酸寺ヲアけることが
できる。本発明に使用されるカルボン酸基、スルホン酸
基は遊離の酸性基が望ましいが、水溶性の化合物あるい
は耐水性が要求されるものについてd金属塩または有機
アミン塩として、不溶化したのち使用することが好まし
い。金属塩としては、アルミニウム、亜鉛、マンガン等
をあけることができるが、好ましくはカルシウム、バリ
ウム、ストロンチウム、マグネシウムのアルカリ土類金
属である。有機アミンは、特に制限されることはないが
、好ましくはR−Nll、(式中Rは炭素数8〜24個
を有するアルキル基)で表わされる脂肪族第一級アミン
である。具体的にはカプリルアミン、オクチルアミン、
ラウリルアミン、ステアリルアミン等をあけることがで
きる。
これら金属あるいは有機アミンは酸性基に対し化学量論
的な割合で使用することができるが、過剰または過少で
も構わない。
本発明による上記(It)の製造方法は水性媒体中、公
知の方法で行なわれる。すなわち前記のメタあるいはパ
ラ位にカルボン酸基またはスルホン酸基を有するベンゼ
ン系アミンを当モルの水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム等のアルカリ金属水酸化物、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウム等のアルカリ金属炭酸塩と共に水に溶解したのち
、倍モル以上の塩酸、ぎ酸、酢酸等の酸で酸性化し、5
℃以下に冷却後、亜硝酸ソーダ当モルを加えジアゾ化を
完了する。一方、β−オキシナフトエ酸ヲ2モル以」二
のアルカリ金属水酸化物捷たはアルカリ金属炭酸塩とと
もに水に溶解したものをカップラー成分として前述ジア
ゾ成分をこのカップラー成分に徐々に添加し、カンブリ
ング反応を終了させる。ベンゼン系アミンの酸性基が特
にカルボン酸基の場合、カップIJ 7グ液を酸性化す
ることによって化合物は析出するため、その取出しは容
易となる。酸性基がスルホン酸基の場合、スルホン酸基
の位置およびベンゼン系アミンの置換基の種類により、
酸性化することによって析出するが、一部の化合物は溶
解状態であるため反応液をアルカリとしたのち、金属ま
たは有機アミン塩として不溶化するのが望ましい。もち
ろんカルボン酸基の場合も同様に金属塩または有機アミ
ン塩とすることも可能である。また生成された化合物の
ろ過性を良好にするため、あるいは金属塩または有機ア
ミン塩化を促進するため、カップリングiを加熱処理し
てもよい。また、このカップリング反応においてジアゾ
成分中、カップラー成分中、カンプリング時およびカッ
プリング終了後に各種の樹脂、界面活性剤およびその他
の添加f41を加えることもできる。
こうして得られた化合物(n)はナフトール系アゾ顔料
とスラリー状態で混合するか、あるいは乾燥状態で混合
される。この方法によると多種にわたる印刷インキおよ
び塗料に応じ本発明に係わる化合物(I[)を種々の顔
料(I)に任意に混合することが可能となるため、汎用
型となり、下記混合カップリング法とは異なり工業的な
顔料製造方法としては極めて好適である。
また、本発明のアゾ顔料組成物は、混合カップリングと
称される方法によっても製造できる。すなわち、化合物
(I+)のジアゾ成分を顔料(I)のジアゾ成分と共に
カップリング反応に使用する。
なお、本発明−の組成物は単なる混合物は勿論、混晶の
ような形態をとることも含まれる。
ナフトール系アゾ顔料(1)に対し、化合物(U)は通
常05〜20モルチ、好ましくは1〜10モルチ配合さ
れる。1モルチ、特に05モルチ未満では効果が少なく
、10モル、特に20モルチを越えると、印刷インキ等
の用途において、所望の色相のインキが得られないばか
りか、ブリード等の問題が発生し易くなる。なお、ナフ
トール系アゾ顔料(1)と化合物(11)とは、場合に
よっては印刷インキ、塗料等の製造工程において配合す
ることも可能である。
以上のような方法で製造したアゾ顔料組成物は混合され
ないアゾ顔料に比べ印刷インキや塗料に使用されたとき
に発生する着色力の低下、色調の変化、不透明化、流動
性不良、特に長時間の貯蔵中に発生する増粘およびゲル
化の諸問題の欠点が著しく改良されている。また、水系
の印刷インキおよび水系塗料用の顔料としても流動性が
改良され、かつ経時による粘度上昇が少ないことが見い
出された。
以上、本発明のアゾ顔料組成物は、高品質な印刷インキ
および塗料等を製造できる極めて有効なアゾ顔料組成物
である。
以下、実施例をあげて本発明を具体的に説明するが、本
発明は実施例により規制されるものではない。なお、文
中の「部」または「チコは重量基準である。ただし、「
モルチ」は除く。
実施例1 3−メチル−4−アミンベンゼンスルホン酸18.7部
を水400部および水酸化ナトリウム4部とともに室温
で30分間攪拌し完全に溶解させる。
35チ塩酸23部を加え酸性化したのち、氷200部を
加え、0ないし3℃に冷却する。水50部に溶解した面
硝酸ソーダ7部を加え、5℃以下で1時間情拌を続Cた
ものをジアゾ成分とする。一方β−オキシナフトエ酸1
9部を水1000部、水酸化ナトリウム85部、炭酸ナ
トリウム4部とともに室温で20分間攪拌し完全に溶解
させたものをカップラー成分とする。このカップラー成
分に、」二記ジアゾ成分を30分要し滴下したのち、さ
らに1時間攪拌を続はカップリング反応を完結させる。
なおりノブリング液のPHは8.5であった。
次いでIO%塩化カルシウム水溶液60部を加え80℃
に加熱後、ろ過、水洗してカルシウム塩を得た。熱風循
環型オープン中80 ”Cで1夜乾燥し赤色顔料44部
を得た。
実施例2 実施例1と同様に作成したPH8,5のカップリングダ
族を35多塩酸でPH2に調整したのち、80℃に加熱
、ろ過、水洗、乾燥して赤色顔料38部を得た。
実施例3 実施例1において、カルシウム塩に変えてマンガン塩と
した。
実施例4 実施例1において、カルシウム塩に変えて水に溶解した
ステアリルアミン酢酸塩33部を加え、有機アミン塩と
した。
実施例1〜4で作成した顔料をブリリアントカーミン6
Bに5モル係混合した本発明顔料組成物および混合しな
い従来顔料(比較例1)をポリアマイド系ビヒクルに2
0時間ボールミルで分散した。この時の分散体の顔料分
は10チである。得られた分散体’klケ月経時させた
ときの着色力、色調の変化、透明性は従来顔料に比べ本
発明顔料組成物が皆しく優れていた。また表−1の如く
初期粘度および1ケ月経時の粘度も本発明顔料組成物は
極めて良好であった。
3−アミノ−4−メトキン安息香酸16.7部を水40
0部および水酸化ナトリウム4部とともに攪拌しながら
50℃に加熱し完全に溶解させる。
35チ塩酸23部を加え酸性化したのち、氷200部を
加え0ないし3℃に冷却する。水50部に溶解した亜硝
酸ノーグア部を加え、5℃以下で1時間攪拌を続けたも
のをジアゾ成分とする。
一方、β−オキシナフトエ酸19部を水1000部、水
酸化ナトリウム95部とともに室温で20分間攪拌し、
完全に溶解させたものをカップラー成分とする。このカ
ップラー成分に上記ジアゾ成分を20分要し滴下したの
ち、さらに1時間攪拌を続はカップリング反応を完結さ
せる。なお反応液のpHは9.0であった。次いで塩化
バリウム31部を加え、80℃に加熱し顔料分51部の
スラリーを得た。
実施例6 実施例5と同様に作成したp )I 9.0のカップリ
ング液を35−塩酸でp H1,5に調整したのち、ろ
過、水洗、乾燥して赤色顔料36部を得た。
実施例7 実施例5において、バリウム塩に変えてストロン燥状態
あるいはスラリー状態で7モルチ混合した本発明顔料組
成物および混合しない従来顔料(J+較例2)を、それ
ぞれニトロセルロース系ビヒクルにボールミルで分散し
た。この時の分散体の九料分は10%である。得られた
分散体を1ケ月f時させたときの着色ツバ色調の変化、
透明性は、従来顔料に比べ本発明顔料組成物が優れてい
た。
i fc表−2の如く、初期粘度および1ケ月経時C粘
度も本発明顔料組成物は良好であった。
実施例8 実施例1と同様な方法で、ただし3−メチル−4−アミ
ンベンゼンスルホン73118.7 nB ’e 、3
−アミノ−4−メトキシベンゼンスルホンv 20.3
 部を使用してマンガン塩の乾燥顔料455部を得た。
実施例9 実施例8において、マンガン塩に変えてラウリルアミン
塩としだ。
実施例8.9で作成した顔料をパーマネントカーミンF
 13に3モル%混合した本発明顔料組成物および混合
しない従来顔料(比較例3)を、それぞれアルキッド樹
脂ラッカー中でペイントコンディショナを使用して分散
した。この時の分散体の顔利分は6%である。従来顔料
に比べ本発明顔料組成物を使用した分散体は初期粘度お
よび1ケ月経時の粘度がいずれも良好であり、経時によ
る着色力、色調の変化、透明性はいずれも優れていた。
以下に実施例1〜9と同様な方法で行った実施例を表−
3に示す。得られた顔料組成物はいずれのナフトール系
アゾ顔料と組合せても、また各種ビヒクルに対し、いず
れもほぼ同様な優れた諸性質を示した。
表−3 実施例23 2−7ミ/−4−1’ロロ−5−メチルベンゼンスルホ
ノ酸178部(95モル%)、2−メチル−5−アミン
ベンゼンスルホンfil O,9ffB (’ 5モル
%)を水400部および水酸比ナトリウム4部とともに
40°Cで30分間攪拌し完全に溶解させる。
35係塩酸23部を加え酸性化したのち、氷200部を
加え、0ないし3 ”Cに冷却する。次に水50、SB
に溶解した亜硝酸ノーグア部を加え、5℃以下で1時間
攪拌を続けたものをジアゾ成分とする。
一方、β−オキシナフトエ酸19部を水1000791
S、水酸化ナトリウム8.5部、炭酸ナトリウム4部と
ともに室温で20分間攪拌溶解したものをカップラー成
分とする。このカップラー成分に、ジアゾ成分を30分
要し滴下したのち、さらに1時間攪拌を続はカップリン
グ反応を完結させる。次いで10φ塩化カルシウム水溶
液60部を加え、60 ”Cに加熱後、ろ過、水洗、乾
燥して赤色顔料44部を得た。
比較例3 実施例23と同一の方法により比較顔料を製造するが、
ジアゾ成分には2−アミノ−4−クロロ−5メチルベン
ゼンスルホン酸のみを187部使用した。
比較例4 実施例23と同一の方法により比較顔料を製造するが、
ジアゾ成分には2−アミノ−4−クロロ−5−メチルベ
ンゼンスルホン酸のみを18.7部、カップリング成分
にはβ−オキシナフトエ酸17.8部(95モル%)、
2−ナフト−ル−3,6−ジスルホン酸1部(5モル%
)を使用した。実施例23および比較例3.4で作成し
た顔料を、スチレン−アクリル酸共重合体水溶性樹脂ワ
ニスにサンドミル分散した。その時の分散体の顔料分は
15%である。得られた分散体を1ケ月経時させたとき
実施例23で製造された顔料を用いた水性フレキソイン
キは、比較例3.4で製造サレに顔料を用いたインキに
比べ着色力、色調の変化、透明性は著しく優れていた。
また初期粘度および1ケ月経時の粘Ifも皆しく1憂れ
ていた。
特許出願人 東洋インキ製造株式会社 一手続補正書(自発) 昭和59年 2月い(日 特許庁長官 殿 ■、事件の表示 昭和58年特許願第231554号2
、発明の名称 アゾ顔料組成物 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 5、補正の内容 (1)明細書第6買上から10行目

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 す7トール系アゾ顔料(1)および、アミン基に
    対しメタまたはパラ位にカルボン酸基またはスルホン酸
    基を有するベンゼン系アミンのジアゾニウム塩をジアゾ
    成分とし、β−オキシナフトエ酸をカッグラ−成分とし
    てカップリングしてなる化合物あるいはその金属塩もし
    くは有機アミン塩(■)、からなることを特徴とするア
    ゾ顔料組成物。 2 ナフトール系アゾ顔料(I)に対し、上記(It)
    を05〜20モルチ配合してなる特許請求の範囲第1項
    記載のアゾ顔料組成物。 3、 ナフトール系アゾ顔料(1)に対し、上記(…)
    を1〜10モルチ配合してなる特許請求の範囲第2項記
    載のアゾ顔料組成物。 4 ベンゼン系アミンのベンゼン核水素原子が、ハロゲ
    ン原子、ヒドロキシル基、ニトロ基、メチル基、および
    メトキシ基から選ばれる少なくとも1種の置換基で置換
    されてなる特許請求の範囲第1項〜第3項いずれか記載
    のアゾ顔料組成物。 5、上記(I)の金属塩がアルカリ土類金属を用いてな
    る特許請求の範囲第1項〜$4項いずれか記載のアゾ顔
    料組成物。 6、上記(n)の有機アミン塩が脂肪族第一級アミンを
    用いてなる特許請求の範囲第1項〜第4項いずれか記載
    のアゾ顔料組成物。 7、 ナフトール系アゾ顔料(1)がβ−オキシナフト
    エ酸系アゾ顔料である特許請求の範囲第1項〜第6項い
    ずれか記載のアゾ顔料組成物。
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