JPS6361347B2 - - Google Patents

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JPS6361347B2
JPS6361347B2 JP56209271A JP20927181A JPS6361347B2 JP S6361347 B2 JPS6361347 B2 JP S6361347B2 JP 56209271 A JP56209271 A JP 56209271A JP 20927181 A JP20927181 A JP 20927181A JP S6361347 B2 JPS6361347 B2 JP S6361347B2
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JP56209271A
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JPS58111049A (ja
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Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/09Colouring agents for toner particles
    • G03G9/0906Organic dyes
    • G03G9/091Azo dyes

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は金属錯塩化合物およびこの化合物の使
用法に関する。 さらに詳細には、本発明の第一の発明は、一般
(式中、X1およびX2は水素原子、低級アルキル
基、低級アルコキシ基、ニトロ基またはハロゲン
原子を表わし、X1とX2は同じであつても異なつ
ていてもよく、mおよびm′は1〜2の整数を表
わし、R1およびR3はハロゲン原子を表わし、R1
とR3は同じであつても異なつてもよく、nおよ
びn′は1〜3の整数を表わし、R2およびR4は水
素原子またはニトロ基を表わし、Mはクロムまた
はコバルト原子を表わし、K は水素ナトリウ
ム、カリウムまたはアンモニウムイオンを表わ
す。但し、非対称錯塩化合物を表わす場合は、n
およびn′は1〜2の整数である。)で表わされる
新規な金属錯塩化合物である。さらに、第二の発
明は、この化合物を含有する電子写真トナーであ
る。 本発明の第一の発明の金属錯塩化合物は、下記
一般式 (式中、R1、R2、R3、R4、nおよびn′は、前に
定義した通りである。)で表わされるジアゾ成分
を常法によりジアゾ化し、このジアゾ化物を、下
記一般式 (式中、X1、X2、mおよびm′は前に定義した通
りである。)で表わされるアゾ成分と常法に従い
カツプリングすることにより、下記一般式 (式中、X1、X2、R1、R2、R3、R4、n、n′、m
およびm′は前に定義した通りである。) で表わされるモノアゾ化合物を合成し、次にこの
モノアゾ化合物を水あるいは有機溶媒中常法によ
りクロム化付与剤あるいはコバルト化付与剤で加
熱処理することにより、高収率で得ることができ
る。本発明で用いられる上記一般式(2)で表わされ
るジアゾ成分としては、例えば3−クロロ−2−
アミノフエノール、4−クロロ−2−アミノフエ
ノール、5−ブロム−2−アミノフエノール、4
−ヨード−2−アミノフエノール、3,5−ジク
ロロ−2−アミノフエノール、4,6−ジクロロ
−2−アミノフエノール、3,4,6−トリクロ
ロ−2−アミノフエノール、6−クロロ−4−ニ
トロ−2−アミノフエノール、4−クロロ−5−
ニトロ−2−アミノフエノール、4−クロロ−6
−ニトロ−2−アミノフエノール、6−ブロム−
4−ニトロ−2−アミノフエノール等があげられ
る。 本発明の第2の発明は、下記一般式 (式中、R1、R2、R3、R4、X1、X2、m、m′、
n、n′、MおよびK は上で定義した通りであ
る。)で表わされる金属錯塩化合物を含有する電
子写真用トナーである。 金属錯塩化合物を含有する電子トナーについて
は、例えば、特公昭41−20153、特公昭43−17955
および特公昭43−27596号公報等により既知であ
るが、本発明の一般式(1)で表わされる金属錯塩化
合物を含有するトナーはこれら公報に記載のもの
に比較して、帯電性において優れており、また変
異原性試験(エームズテスト)においても陰性を
示すものである。さらにまた本発明の金属錯塩化
合物は、耐熱性、耐水性、耐光性に優れているこ
とから各種樹脂の着色剤および木工等の塗料とし
て好適に使用することができる。 以下実施例により本発明を詳細に説明するが、
部とは、重量部である。 実施例 1 14.4部の4−クロロ−2−アミノフエノールを
26部の濃塩酸および水400部と共にかきまぜた後、
氷冷し0〜5℃とし、亜硝酸ナトリウム6.9部を
加え、同温で2時間かきまぜてジアゾ化した。こ
のジアゾ化物を0〜5℃で水300部、10部の水酸
化ナトリウムおよび29.3部の3−ヒドロキシ−2
−ナフト−0−アニシジツドの混合液に注入しカ
ツプリング反応を行つた後、次の構造式を有する
モノアゾ化合物を単離した。 このモノアゾ化合物のペーストを120部のエチ
レングリコールに溶解し、5部の水酸化ナトリウ
ムおよび17.4部のクロムサリチル酸ナトリウムを
加え、110〜120℃で3時間かきまぜクロム化を行
つた後、50℃まで冷却し、内容物に10部の塩酸を
加え、コンゴレツド酸性として常温で生成物をロ
別単離し、50〜60℃減圧乾燥して下記式で示され
る黒色微粉末のクロム錯塩化合物48部を得た。 このクロム錯塩化合物をジメチルホルムアミド
に溶解させると黒色(最大吸収波長568nm)を
呈した。 このクロム錯塩化合物を電子写真トナーの着色
および電荷制御剤として用いたところ、このトナ
ーからは、カブリのない鮮明な画像、長期間にわ
たるくり返し使用にも変化のない安定な複写画像
を得ることができた。 またポリスチレン系、ポリエステル系、ポリエ
チレン系樹脂の着色剤として使用した場合、耐水
耐光性に富み、鮮明な色調を有する黒色の着色樹
脂を得ることができた。 実施例 2 次の構造式 のモノアゾ化合物46部を250部のエチレングリコ
ールに溶解し、20部の濃硫酸および49部の40%硫
酸クロム水溶液を加え、95〜110℃で2時間かき
まぜクロム化を行つた。 次に内容物を室温まで放冷し、この中に実施例
1で得たモノアゾ化合物44部および水酸化ナトリ
ウム80部を加え、95〜100℃で3時間かきまぜ、
実施例1に準じ後処理を実施して下記式で示され
る黒色微粉末のクロム錯塩化合物90部を得た。 このクロム錯塩化合物をジメチルホルムアミド
に溶解させると黒色(最大吸収波長575nm)を
呈した。 このクロム錯塩化合物を電子写真トナーの着色
および電荷制御剤として用いたところ、このトナ
ーからは、カブリのない鮮明な画像、長期間にわ
たるくり返し使用にも変化のない安定な複写画像
を得ることができた。 またポリスチレン系、ポリエステル系、ポリエ
チレン系樹脂の着色剤として使用した場合、耐
水、耐光性に富み、鮮明な色調を有する黒色の着
色樹脂を得ることができた。 以下本実施例と同様の方法によつて、金属錯塩
化合物を得た。
【表】
【表】 実施例 10 18.9部の5−ニトロ−4−クロロ−2−アミノ
フエノールを実施例1と同様にしてジアゾ化し、
26.3部の3−ヒドロキシ−2−ナフトアニリドと
カツプリングして次の構造式を有するモノアゾ化
合物を単離した。 得られたモノアゾ化合物のペーストを実施例1
と同様に処理して下記式 で示される黒色微粉末のクロム錯塩化合物45部を
得た。 このクロム錯塩化合物をジメチルホルムアミド
に溶解すると黒色(最大吸収波長589nm)を呈
した。 このクロム錯塩化合物をポリスチレン系、ポリ
エステル系、ポリエチレン系、ポリアクリル系、
ポリウレタン系樹脂の着色剤として使用した場
合、耐水、耐光性に富み、鮮明な色調を有する黒
色の着色樹脂を得ることができた。 またこのクロム錯塩化合物を電子写真用トナー
の着色および電荷制御剤として用いたところ、こ
のトナーからは、カブリのない鮮明な画像、長期
間にわたるくり返し使用にも変化のない安定な複
写画像を得ることができた。 以下、本実施例と同様の方法によつて、金属錯
塩化合物を得た。
【表】
【表】
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記一般式 (式中、X1およびX2は水素原子、低級アルキル
    基、低級アルコキシ基、ニトロ基またはハロゲン
    原子を表わし、X1とX2は同じであつても異なつ
    ていてもよく、mおよびm′は1〜2の整数を表
    わし、R1およびR3はハロゲン原子を表わし、R1
    とR3は同じであつても異なつていてもよい。n
    およびn′は1〜3の整数を表わし、R2およびR4
    は水素原子またはニトロ基を表わし、Mはクロム
    またはコバルト原子を表わし、K は水素、ナト
    リウム、カリウムまたはアンモニウムイオンを表
    わす。但し、非対称錯塩化合物を表わす場合は、
    nおよびn′は1〜2の整数である。)で表わされ
    る金属錯塩化合物。 2 下記一般式 (式中、X1およびX2は水素原子、低級アルキル
    基、低級アルコキシ基、ニトロ基またはハロゲン
    原子を表わし、X1とX2は同じであつても異なつ
    てもよく、mおよびm′は1〜2の整数を表わし、
    R1およびR3はハロゲン原子を表わし、R1とR3
    同じであつても異なつていてもよい。nおよび
    n′は1〜3の整数を表わし、R2およびR4は水素
    原子またはニトロ基を表わし、Mはクロムまたは
    コバルト原子を表わし、K は水素、ナトリウ
    ム、カリウムまたはアンモニウムイオンを表わ
    す。但し、非対称錯塩化合物を表わす場合は、n
    およびn′は1〜2の整数である。)で表わされる
    金属錯塩化合物を含有することを特徴とする電子
    写真用トナー。
JP56209271A 1981-12-25 1981-12-25 金属錯塩化合物および該化合物を含有する電子写真用トナ− Granted JPS58111049A (ja)

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JPS58111049A JPS58111049A (ja) 1983-07-01
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61101558A (ja) * 1984-10-23 1986-05-20 Hodogaya Chem Co Ltd 金属錯塩化合物および電子写真用トナ−
JPS61155464A (ja) * 1984-12-28 1986-07-15 Hodogaya Chem Co Ltd 金属錯塩化合物および電子写真用トナ−
JPS6311952A (ja) * 1986-07-03 1988-01-19 Canon Inc 乾式電子写真用磁性トナー
JPH0791492B2 (ja) * 1986-09-18 1995-10-04 保土谷化学工業株式会社 静電塗装用樹脂粉体組成物
DE3829518A1 (de) * 1988-08-31 1990-03-01 Basf Ag Verfahren zur herstellung von loesungen von 1:2-chromkomplex-azofarbstoffen
US7094513B2 (en) 2002-12-06 2006-08-22 Orient Chemical Industries, Ltd. Charge control agent and toner for electrostatic image development
US9056884B2 (en) 2012-12-13 2015-06-16 Hodogaya Chemical Co., Ltd. Process for producing a charge control agent

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