JPS5916576B2 - 難燃性ポリフエニレンエ−テル組成物 - Google Patents

難燃性ポリフエニレンエ−テル組成物

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JPS5916576B2
JPS5916576B2 JP8175577A JP8175577A JPS5916576B2 JP S5916576 B2 JPS5916576 B2 JP S5916576B2 JP 8175577 A JP8175577 A JP 8175577A JP 8175577 A JP8175577 A JP 8175577A JP S5916576 B2 JPS5916576 B2 JP S5916576B2
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潤 杉山
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、難燃性ポリフエニレンエーテル樹脂組成物に
関する。
更に詳しくは、本発明は、ポリフエ三レンエーテル又は
、スチレン系化合物をグラフト共重合せしめたポリフエ
ニレンエーテルに、スチレン系重合体を添加した樹脂組
成物に対して、新規なる有機リン化合物を混合した難燃
性樹脂組成物に関する。ポリフエニレンエーテルは、機
械的性質、電気的特性、耐薬品性、耐熱性などがすぐれ
ており、しかも吸水性が低く寸法安定性が良いなどの性
質を備えているために、近年、非常に注目されている樹
脂である。
更にまた、ポリフエニレンエーテルは、すぐれた遅燃性
を有し、ASTM試験法D635および、アンダーライ
メーズラボラトリーズの規格A6.94(以下UL−9
4と略記する)によつて、自己消火性と非トリップ性に
格付けられる。しかし、ポリフエニレンエーテルの加工
性が良くないことは早くから指摘されているところであ
り、最大の欠点であつた。その改良方法として、スチレ
ン系重合体を添加する方法も数多く知られている。例え
ば、特公昭43−17812号公報、アメリカ特許第3
383435号明細書等には、ポリフエニレンエーテル
とスチレン系重合体とのブレンド組成物が開示されてい
る。また、特公昭47−1210号、特公昭46−27
809号、特開昭49−98446号、特開昭5051
150号各公報、アメリカ特許第3586736号、ア
メリカ特許第3929931号明細書等には、ポリフエ
ニレンエーテル上へのスチレン系化合物のグラフト共重
合体を含む樹脂組成物が開示されている。
しかるに、これらのポリフエニレンエーテルの加工性を
改良した樹脂組成物は、スチレン系重合体が自己消火性
も、非トリップ性もなく、点火すると完全に燃焼してし
まう樹脂であるために、燃焼性の点で、広範囲の工業的
用途に不適当な材料になるという欠点を有する。
本発明の目的は、加工法及び難燃性の改良されたポリフ
エニレンエーテル樹脂組成物を提供することにある。
すなわち、本発明は、 一般式 (R1、 R2、 R3、 R4、R5、R6は同一又は異る アリール基、ハロゲン、水素等の一価の残基であり、R
5、R6は同時に水素ではない。
を繰返し単位とし、構成単位が〔1〕、又は〔1〕及び
〔〕からなるポリフエニレンエーテル成分が20〜80
重量%(樹脂部重量基準)の割合となる様に、ポリフエ
ニレンエーテル又は、スチレン系化合物をグラフト共重
合せしめたポリフエニレンエーテルとスチレン系重合体
とを混合した樹脂部分80〜98重量%(全組成物基準
)と、一般式(ここに、Arは、 「 、イ }、 L 』 より選ばれる三官能性残基 を示し、Z.Z′は、水素、炭素数1〜4のアルキル基
、炭素数6〜10のアリール基、NH2−YXy基より
選ばれる一官能性残基を、Xは、一般式(0なる残基を
、R3、R4.R5は、水素、ハロゲン、炭素数1〜8
のアルキル基、アラルキル基、シクロヘキシル基、フエ
ニル基より選ばれる一官能性残基をそれぞれ示し、xは
1又は2、yは011又は2の整数を示す)で表わされ
る有機リン化合物からなる群より撰ばれた少くとも一種
の化合物2〜20重量%とより実質的になることを特徴
とする難燃性ポリフエニレンエーテル樹脂組成物を提供
する。
本発明のポリフエニレンエーテルの単独重合体の代表例
としては、ポリ(2・6−ジメチル−1・4−フエニレ
ン)エーテル、ポリ(2−メチル−6−エチル−1・4
−フエニレン)エーテル、ポリ(2・6−ジエチル−1
・4−フエニレン)エーテル、ポリ(2−エチル−6−
nプロピル−1●4−フエニレン)エーテル、ポリ(2
・6−ジ一nプロピル−1・4−フエニレン)エーテル
、ポリ(2−メチル−6−nブチル−1・4−フエニレ
ン)エーテル、ポリ(2−エチル−6−イソプロピル−
1・4−フエニレン)エーテル、ポリ(2−メチル−6
−クロル−1・4−フエニレン)エーテル、ポリ(2−
メチル−6−ヒドロキシエチル−1・4−フエニレン)
エーテル、ポリ(2メチル−6−クロロエチル−1・4
−フエニレン)エーテル等のホモポリマーが挙げられる
ポリフエニレンエーテル共重合体は、一般式(ここにR
3、R4、R5、R6はTert−ブチル基を除く炭素
数1〜4のアルキル基、アリール基、・・ロゲン、水素
等の一価の残基であり、R,、R6は同時に水素ではな
い。)で表わされる2・3・6−トリメチルフエノール
等又はo−クレゾールなどのアルキル置換フエノールと
共重合して得られるポリフエニレンエーテル構造を主体
としてなるポリフエニレンエーテル共重合体を包含する
。本発明の目的に最も好都合なポリフエニレンエーテル
は、ポリ(2・6−ジメチルフエニレン一1・4−エー
テル)である。このポリマーは、スチレン系重合体との
混合性にすぐれ、各種の割合の樹脂組成物が作り易いば
かりでなく、有機リン化合物との相乗作用による難燃性
の付与にもすぐれた効果を発揮する。本発明を実施する
に際して好ましいポリフエニレンエーテルの数平均分子
量は、6000〜30000更に好ましくは、7000
〜25000の範囲から選ばれる。
数平均分子量が6000以下のポリフエニレンエーテル
を用いると、樹脂組成物の物性、特に、クリープ特性が
著しく低下するので好ましくなく、30000以上の高
分子量体を用いると加工性が著しく低下し、スチレン系
重合体の劣化などを起して物性バランスが保てず好まし
くない。本発明に用いるスチレン系化合物をグラフト共
重合せしめたポリフエニレンエーテルにおいて、スチレ
ン系化合物とは、スチレン及びスチレンのアルキル化物
、ハロゲン化物などの誘導体を含み、それらの具体例と
しては、スチレン、α−メチルスチレン、2・4−ジメ
チルスチレン、モノクロルスチレン、ジクロルスチレン
、p−メチルスチレン、エチルスチレン等が挙げられる
これ等は、重合に際して共重合可能なビニル化合物例え
ばメチルメタクリレート、アクリロニトリル、メタクリ
ロニトリル、ブチルアクリレートなどを併用することも
可能であり、またスチレン系化合物を二種以上共存せし
めて共重合グラフトしたものでもよい。
本発明の組成物に用いるグラフト共重合体の組成として
好ましいのは、ポリフエニレンエーテル100重量部に
対して20〜200重量部の範囲でスチレン系化合物を
グラフト重合させたものである。
20重量部以下のものは、ポリフエニレンエーテルホモ
ポリマ一と大差なく、200重量部以上グラフト重合せ
しめると、組成物物性、特に衝撃強度の低下をもたらす
ので好ましくない。
本発明にいうスチレン系重合体とは、数平均分子量が好
ましくは50000〜200000更に好ましくは60
000〜150000の範囲であるスチレン系化合物を
主体としてなる重合体を指す。ここにいうスチレン系化
合物は、前記のグラフト共重合に際して用いうる化合物
と同一のものを示し、更にスチレン系重合体には、通常
知られているゴム補強された樹脂も包含される。たとえ
ば、ゴム補強ポリスチレン樹脂、アクリロニトリル−ブ
タジエン−スチレン共重合樹脂なども本発明の範囲に含
まれる。スチレン系重合体の全樹脂部分中に占める割合
(この中には、グラフト共重合によりポリフエニレンエ
ーテル上に化学的に結合しているものも含めて示す)は
、20〜80重量%、更に好ましくは、25〜75重量
%の範囲から選ばれる。20重量%未満の含有量では組
成物に対して充分な加工性を付与することができず、ま
た、80重量%より多く加えると、本発明の有機リン化
合物との混合によつては、難燃性組成物とすることが困
難である。
スチレン系重合体の数平均分子量が50000以下では
、樹脂の物性、特に衝撃強度、クリープ特性などが低下
するので好ましくなく、200000以上になると、成
形加工性に良くない影響があられれ、加工時の組成物の
熱劣化や、残留歪による成形品の衝撃抵抗の低下など好
ましくない現象につながる。一般式(8)で示される本
発明の有機リン化合物中に含まれるX成分〔一般式(0
で示される〕の具体例を、以下に構造式で示す。
♂明の一般式(B)において、 Arの具体例とし 一〔7ゝ旺−ー一o などが挙げられる。
又、一般式(B)の有機リン化合物はxが1又は2、y
がO、1又は2の有機リン化合物の一種単独又は二種以
上の混合物の状態で使用される。
二般式(3)であられされる有機リン化合物は、Ar基
に直接結合したアミノ基を有する芳香族アミノ化合物と
、一般式で表わされる有機リン化合物(特公昭50一1
7979号公報参照)とを脱水縮合せしめる方法或いは
、Ar基に直接結合1−たメチロール化アミノ基又はエ
ーテル化したメチロール化アミノ基を有する芳香族化合
物と、一般式で表わされる有機リン化合物(特公昭49
−45397号公報参照)とを脱水(又は脱アルコール
)縮合せしめる方法によつて製造される。
本発明の効果を発揮する有機リン化合物の含有量は、全
組成物に対して、2〜20重量%、好ましくは、3〜1
5重量%の範囲から選ばれる。有機リン化合物の量が2
%より少ない時は、UL94の試験法で、自己消火性お
よび非トリップ性となる性能を付与することが困難なの
で好ましくない。また20%より多く添加すると、樹脂
物性、特に熱変形温度および衝撃強度を実用的に使用し
うる範囲に保持しえず、好ましくない。本発明の組成物
を得るための方法には格別の制限はなく、如何なる方法
によつて混合しても差支えない。
好ましい方法の一例を挙げれば、組成物を形成すべき樹
脂および有機リン化合物をドライブレンダ一でよく混合
した後、押出機を用いて溶融混練し、ペレツト状に切断
する。本発明の組成物には、必要に応じ、他の添加剤、
例えば、可塑剤、顔料、補強剤、充填剤、増量剤、安定
剤などを含有させうることは勿論である。
以下、実施例により、本発明を更に詳しく説明する。実
施例中、部及び%は、それぞれ重量部及び重量%を表わ
す。実施例 1 次式で示すリン化合物85部とメタフエニレンジアミン
15部とを、攪拌機、温度計を付した四ツロフラスコに
入れ、油浴上で加熱して内温を180℃まで上げる。
撹拌しつつ、1時間かけて、内温を更に230℃まで上
げ、減圧下(内圧401LmHg)に生成した水を除去
する。2時間、230℃、減圧下に反応させると水が溜
去しなくなるので、生成物を取出し、冷却粉砕する。
生成物は:M.P.ll9℃を示し、赤外線吸収スペク
トル及び元素分析から、次式の有機リン化合物が得られ
ていることが確認された。数平均分子量が、18000
であるポリ(2・6−ジメチルフエニレン一1・4−エ
ーテル)65部、スチレン15部およびジ一t−ブチル
パーオキサイド1.0部を良く混合した後190〜23
0℃に保持されている押出機を通し、重合反応せしめる
と同時にペレツト化した。
得られたグラフト共重合体中のポリスチレンの含有量は
17.7%であつた。この重合体2.0f7を40dの
塩化メチレンに溶解し、30℃に一昼夜放置したが、析
出物は全く認められず、ポリフエニレンエーテルのホモ
ポリマーは残存しないことが確かめられた。このグラフ
ト共重合体50部、40%のポリブタジエンを含有する
スチレングラフトポリブタジエン20部および数平均分
子量が85000のポリスチレン30部よりなる樹脂部
分に、本実施例に製法を示した有機リン化合物6部を、
よくブレンダ一で混合した後、200〜240℃に保持
した押出機を用いて溶融混練した。
この樹脂組成物は、220℃、450kg/C7lの条
件で射出成形することができ、その物性は、引張強度4
40kg/0111、アイゾツト衝撃強度18.5kg
・C7!L/鑞、熱変形温度107℃であつた。UL−
94による燃焼テストでは、燃焼時間の最大が、7.5
秒、平均が、3.9秒で、V−0グレードに格付けされ
た。実施例 2次式で示すリン化合物72部と、ビス(
メトキシメチル)パラフエニレンジアミン28部とを、
攪拌機、温度計を付した四ツロフラスコに入れ、油浴上
で加熱して内温を160℃まで上げる。
撹拌しつつ、1時間かけて内温を更に220℃まで上げ
、減圧下(内圧3071tmHg)に生成したメタノー
ルを除去しつつ反応せしめる。250℃まで上げ、メタ
ノールが溜出しなくなつた後、生成物を取出し、冷却粉
砕する。
生成物は、152℃のM.p.を示し、赤外線吸収スペ
クトル及び、元素分析から、次式の有機リン化合物が得
られていることが確認された。この有機リン化合物3.
5部、実施例20で得たスチレングラフトしたポリフエ
ニレンエーテル70部、40%のポリブタジエンを含有
するスチレングラフトポリブタジエン20部および数平
均分子量が92000のポリスチレン10部をプレンダ
一で良く混合した後210〜260℃に保持した押出機
を用いて溶融混練した。
この樹脂組成物は、240℃、550kg/Cdの条件
で射出成形することができ、その物性は、引張強度52
0kg/(7A)アイゾツト衝撃強度23.5kg・
C!RL/Cfn、熱変形温度224℃であつた。UL
− 94による燃焼テストでは、燃焼時間の最大が、6
.5秒、平均が3.8秒で、V−0グレードに格付けさ
れた。実施例 3〜5ビス(メトキシメチル)パラフエ
ニレンジアミンの代りに、表−1に示す芳香族アミノ化
合物誘導体を用いて、実施例2を繰返した。
得られた樹脂組成物のUL−94による燃焼テスト結果
を示す。実施例 6〜8メタフエニレンジアミンの代り
に、表−2に示すジアミンを用いて、実施例1を繰返し
た。
得られた樹脂組成物のUL−94による燃焼テスト結果
を示す実施例 9〜12 リン化合物及び芳香族アミノ化合物誘導体の組合せを変
えて、実施例2を繰返した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 〔 I 〕▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕▲数
    式、化学式、表等があります▼(R_1、R_2、R_
    3、R_4、R_5、R_6は同一又は異るtert−
    ブチル基を除く炭素数1〜4のアルキル基、アリール基
    、ハロゲン、水素等の一価の残基であり、R_5、R_
    6は同時に水素ではない。 )を繰返し単位とし、構成単位が〔 I 〕、又は〔 I 〕
    及び〔II〕からなるポリフェニレンエーテル(PPE)
    20〜80重量%とスチレン系重合体20〜80重量%
    とよりなる混合樹脂の80〜98重量%と、一般式▲数
    式、化学式、表等があります▼(B)(ここにArは▲
    数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等
    があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲
    数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表
    等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、
    ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼より選ばれる三官能性残基を示し、Z
    、Z′は、水素、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数6
    〜10のアリール基、−NH_2_−_yX_y基より
    選ばれる一官能性残基を、Xは、一般式(C)▲数式、
    化学式、表等があります▼(C)なる残基を、R_3、
    R_4、R_5は、水素、ハロゲン、炭素数1〜8のア
    ルキル基、アラルキル基、シクロヘキシル基、フェニル
    基より選ばれる一官能性残基をそれぞれ示し、xは1又
    は2、yは0、1又は2の整数を示す)で表わされる有
    機リン化合物からなる群より選ばれた少くとも一種の化
    合物2〜20重量%とより実質的になることを特徴とす
    る難燃性ポリフェニレンエーテル組成物。 2 特許請求の範囲第1項記載の一般式(C)において
    、R_3、R_4、R_5が、いずれも水素である組成
    物。 3 特許請求の範囲第1項記載の一般式(C)において
    、R_4とR_5が塩素、R_3が水素である組成物。 4 特許請求の範囲第1項記載の一般式(C)において
    、R_3、R_4、R_5が、いずれもt−ブチル基で
    ある組成物。 5 特許請求の範囲第1項記載の一般式(C)において
    、R_5がフェニル基、R_3とR_4が水素である組
    成物。 6 特許請求の範囲第1項記載の一般式(C)において
    、R_3とR_5がメチル基で、R_4がt−ブチル基
    である組成物。 7 特許請求の範囲第1項記載の一般式(B)において
    、xが1又は2、yが0、1又は2の有機リン化合物の
    混合物である組成物。 8 特許請求の範囲第1項〜第7項のいずれかの項にお
    いて、一般式〔 I 〕のR_1とR_2がいずれもメチ
    ル基である組成物。 9 一般式 〔 I 〕▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕▲数
    式、化学式、表等があります▼(R_1、R_2、R_
    3、R_4、R_5、R_6は同一又は異るtert−
    ブチル基を除く炭素数1〜4のアルキル基、アリール基
    、ハロゲン、水素等の一価の残基であり、R_5、R_
    6は同時に水素ではない。 )を繰返し単位とし、構成単位が〔 I 〕、又は〔 I 〕
    及び〔II〕からなるポリフェニレンエーテル(PPE)
    100重量部上へ20〜200重量部のスチレン系化合
    物をグラフトせしめたグラフト共重合体と、スチレン系
    重合体とから成り、ポリフェニレンエーテル成分が、2
    0〜80重量%(樹脂部重量基準)である樹脂部80〜
    98重量%と、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(B)(ここに、A
    rは▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学
    式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等がありま
    す▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化
    学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があり
    ます▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、
    化学式、表等があります▼より選ばれる三官能性残基を
    示し、Z、Z′は水素、炭素数1〜4のアルキル基、炭
    素数6〜10のアリール基、−NH_2_−_yX_y
    基より選ばれる一官能性残基を、Xは、一般式(C)▲
    数式、化学式、表等があります▼(C)なる残基を、R
    _3、R_4、R_5は、水素、ハロゲン、炭素数1〜
    8のアルキル基、アラルキル基、シクロヘキシル基、フ
    ェニル基より選ばれる一官能性残基をそれぞれ示し、x
    は1又は2、yは0、1又は2の整数を示す)。 で表わされる有機リン化合物からなる群より選ばれた少
    くとも一種の化合物2〜20重量%とより実質的になる
    ことを特徴とする難燃性ポリフェニレンエーテル組成物
    。 10 特許請求の範囲第9項記載の一般式(C)におい
    てR_3、R_4、R_5が、いずれも水素である組成
    物。 11 特許請求の範囲第9項記載の一般式(C)におい
    て、R_4とR_5が塩素、R_3が水素である組成物
    。 12 特許請求の範囲第9項記載の一般式(C)におい
    て、R_3、R_4、R_5が、いずれもt−ブチル基
    である組成物。 13 特許請求の範囲第9項記載の一般式(C)におい
    て、R_5がフェニル基、R_3とR_4が水素である
    組成物。 14 特許請求の範囲第9項記載の一般式(C)におい
    て、R_3とR_5がメチル基で、R_4がt−ブチル
    基である組成物。 15 特許請求の範囲第9項記載の一般式(B)におい
    て、xが1又は2、yが0、1又は2の有機リン化合物
    の混合物である組成物。 16 特許請求の範囲第9項〜第15項のいずれかの項
    において、一般式〔 I 〕のR_1とR_2がいずれも
    メチル基である組成物。
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